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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2017年01月26日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ハッピーアワー.jpg
【スタッフ】
監督=濱口竜介  脚本=濱口竜介、野原 位、高橋知由
撮影=北川喜雄  録音=松野 泉  照明=秋山恵二郎
音楽=阿部海太郎

【キャスト】
田中幸恵 =あかり  菊池葉月 =桜子  三原麻衣子=芙美   
川村りら =純    申 芳夫 =良彦  三浦博之 =拓也 
謝花喜天 =公平   柴田修兵 =鵜飼  出村弘美 =日向子  

渋谷采郁 =柚月   福永祥子 =ミツ  伊藤勇一郎=河野   
殿井 歩 =葉子   椎橋怜奈 =こずえ

【解説】(公式サイトから)
演技経験のない4人の女性たちがロカルノ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞し話題と
なった本作は、市民参加による「即興演技ワークショップ in Kobe」から誕生した
大半の登場人物は演技未経験者、総尺5時間17分の大作で 監督はトータル7時間
を超える東北記録映画三部作など 常に挑発的な作品づくりを続けてきた「濱口竜介」

30代後半の女性たちを主人公に、4人夫々の家庭や仕事、人間関係を丁寧に描きながら
濱口竜介は、どこにでもいる“普通”の女性たちが抱える不安や悩みを、緊張感あふれる
ドラマとして見事に表現してみせた「今の私は本当になりたかった自分なのか?」

彼女たちの一言一言が、観ている者にスリリングな感動を届けてくれる・・・・
ロカルノでも大きな反響を呼んだ、いまもっとも注目すべき話題作

【あらすじ】
4人の女性たちが直面するそれぞれの人生の岐路
30代も後半を迎えた、「あかり」「桜子」「芙美」「純」の4人は、

「純」の秘密を知るまでは・・・・・

中学生の息子がいる「桜子」は、多忙な夫を支えながら家庭を守る
平凡な暮らしにどこか寂しさを感じていた

編集者である夫をもつ「芙美」もまた、真に向き合うことのできない
うわべだけ良好な夫婦関係に言い知れぬ不安を覚えていた

「あかり」はバツイチ独身の看護師 できの悪い後輩に手を焼きながら
多忙な日々を過ごし、病院で知り合った男性からアプローチを受けるも
今は恋愛をする気になれずにいる

「純」の現状を思わぬかたちで知った彼女たちの動揺は、いつしか
自身の人生をも大きく動かすきっかけとなっていく

つかの間の慰めに4人は有馬温泉へ旅行に出かけ楽しい時を過ごすが、
「純」の秘めた決意を3人は知る由もなかった

やがてくる長い夜に彼女たちは問いかける
「私は本当になりたかった私なの?」
   ----------------------------
5時間17分は流石に長く 色々日常の作業をこなしつつ 二日かけての
観賞となったが ほぼ釘付けだった 

映画常識からいえば 無駄と思える様なシーンが 何度となく 長々と続く
だけど オイラ目線で言えば いつでも不可解な女性(それも40前後の)
思考回路やその言動の謎を理解するには その長々しいシーンも実は大切で

朗読会の感想で「公平」に言わせる「小説の主人公を通じて まるで温泉の
女湯に入っている疑似体験 をしているよう」と そう未だ知らぬ女の領域

その長々しいシーンは 冒頭の四人でのピクニックでの一部始終に始まり
介護士「あかり」の病院でのセクハラ患者や 新米看護師とのやり取り
「鵜飼」が主宰する『重心に聞く』という胡散臭いワークショップでの
人と人がふれあい 解り合おうと試みるパフォーマンス 
「純」と「公平」の離婚裁判と 二人の不毛で かみ合わない会話
「桜子」の中二の息子が同級生を妊娠させてしまった事の顛末
短編小説を最初から最後まで作者自身が朗読をし質疑応答するトークイベント

我々観客は それらの事柄の経緯に絡まり参加して 一つ一つの問題について
一緒になって考えさせられるのである

これらの出来事は 彼女たちの職場やプライベートでその場の空気を読んだり
面倒を起こさないよう嫌なことを我慢したりするのが 当たり前になっていて
そんな4人の閉塞した現実をあぶり出し 日頃の忍耐が限界に達し、張りつめて
いた何かが切れ、内からせり上がってくる得体の知れない不安や痛みが噴出し

「私の人生、何かが間違ってる?」「そもそも私とは誰なの?」という疑問に
ぶち当たってしまった彼女たちが、友情と孤独の狭間で宙ぶらりんとなり、
もがき、傷つき、慈しみ合う姿を 淡々とした長回しで 映し出して・・・・

こんな 長い作品であるが、物語の流れを前後させたり、パズル的な仕掛け等
一切なく わずかに小さな伏線があるくらい 徹底して、現実の日本の風景の中で
現実の日本人女性の姿を写し取る 何所にでも居そうな 素人ポイ役者のたどたど
しいセリフも 芝居をしない自然な演技も生きいきとして響き 新鮮に映る

オイラ的に気になったのは 言いにくいのだけれど この主人公4人の女性への 
夫や彼氏 周りにいる男たちの 強烈な男としての能力や 人間的な魅力が希薄
というか無いという事が何よりの問題であって・・・・・

そう 男がビッシっとしてさえいれば 女はなんの不安もなく・・・・
など と 強がってみた 男らしくもなく情けないオイラの独り言でした








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最終更新日  2017年02月02日 08時57分15秒 コメントを書く


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