日々おだやかに、心豊かに

日々おだやかに、心豊かに

2023.03.09
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カテゴリ: 備えるもの
3月なのに、半袖で歩いている子どもたちを見ました。
反対に、この冬の寒かったこと。
波のように異常に暖かい日と寒い日が交互に周期的にやってくる。
これこそが温暖化の怖いところです。

寒い時は寒く、暑い時には暑い
だからこそ植物は育った。
けれども、人間がこのジェットコースター気象で調子を崩すように
作物もまた異常を起こし始めています。



だからといって、米がなくなることはないし
ましてや食糧難なんて・・・(笑)。



私の周囲では、誰もがそういう反応をします。

でも

本当にそうでしょうか。




かつて、 本当に日本から米がなくなったことがありましたよね。
戦後とか明治・大正時代とかそんな昔ではありません。
ほんの三十年前ですから
三十代後半以上の年齢の方なら覚えているはずですし、
誰もが経験してきたはずです。


そう、平成5年の米騒動。

かつてないほどの冷夏に見舞われ、梅雨は明けず、大凶作に。
米を求めてみな走り回り、取り合いになり、大騒動になりました。
国の米蔵も底をつき、タイから緊急にタイ米を輸入、
「タイ米を美味しく食べる工夫」がテレビや雑誌で話題になりました。

でも、喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうのが人間です。



そしていま、
その再来を危惧している人たちがいます。
それは、現場の米作りのプロたちやJAです。

過去ブログ:​ 「来年は米がなくなる」とJAが警告している


平成5年の時は幸い、次の年には豊作となり、
まるでなかったことのようにいつもの美味しい米が食べられるようになりました。


が、


いまは違います。
米が余っているという理由で減反政策はガンガン進み、
作付け面積は激減、
さらに農薬や肥料、農機具を動かす燃料の高騰、
農家の高齢化、後継ぎ不足で農業従事者も一気に減少しています。

もし、
そこに追い打ちをかけるように冷夏が重なったら。




前回はタイから半ば強引に輸入したそうで、タイ国民が困ったという話があります。
もし世界同時期に凶作になれば
外国が米を分けてくれるでしょうか。
誰もが自国がいちばん大事なはずです。





ちょうど3年前、
私たちはマスクと消毒液の不足に大変な思いをしました。

一度品物がなくなると、回復するには数カ月以上かかることが
痛いほど分かりました。

マスクは自分で縫えばなんとかなりましたが
米は無くなればどうすることもできません。
農耕を熟知した作り手と、自然の恵みと、膨大な時間は
誰も手に入れることはできないのです。




「今日食べる米がない」と
長蛇の列の中に並ぶことのないよう
せめて
数か月分は自力で備え、なんとかしたいものです。




​「想定外だった」​
天災の折、何度となく聞こえてきたのは、この言葉でした。
起きてしまったら、どうすることもできません。

しかし、逆に言えば
「想定していれば」なんとかなることもあるかもしれません。


私は3年前、家にアルコール消毒液5リットル瓶を常時備えていたので
何もあわてなくて済みました。

​備えあれば患いなし​ 、だったのです。



とはいえ
米は生鮮食品 です。
買いだめしてそのへんに置いておけば、酸化します。
気温15~16℃以上あれば 虫がわきます
せっかくの米が台無しです。


長期で保管するなら、米用の冷蔵庫が必須です。
米用冷蔵庫は十万円以上します。
さらに高騰する電気代が一年中必要です。
屋外に雨風しのげるコンクリート打ちっぱなしの倉庫&電源の確保も必要です。

かなりハードルが高いです。



それなら誰もが手軽に備えられる
他の方法はないだろうか。

いろいろ調べました。


すると、
1年くらいなら、なんとかなる方法がありました。
​​ 米を真空パックにする ​​ のです。
空気を遮断することによって酸化と虫を防ぎます。


ただ、真空パックにするには
真空パック機とパック専用袋と脱酸素剤が必要です。
やり方にもちょっとしたコツがあり、慣れも必要です。

少なくとも準備だけで力尽きそうです。
費用も最低限のもので1万円強は必要です。

↓こういうやつ



さらに
パック機を買ったとしても
現状でも忙しい毎日の中で
自分自身の手で果たしてコツコツと真空パックする
時間と心の余裕がある人が果たしてどれくらいいるだろうか?




私だったら、
すでに真空パックになっている米を買います。
​買って、届いたら押し入れに入れておくだけ。​
それなら誰でもできそうです。


真空パック米は、割高 です。
​けれども、 冷蔵庫代、電気代、真空パック機代、労働力、安心力 を考えれば​
どうでしょうか。



↓真空パック米とはこういうやつ
最近では、長期備蓄に特化した分厚い袋でパックしてくれるお店も。
これは3~5年OKと書いてあります。


岐阜県産 あきたこまち 玄米 30kg (5kg×6袋)令和4年産【送料無料 精米無料 真空パック無料】【7種から選べる無料精米】米の備蓄に最適な真空パック(特許取得済み)ですので長期保存が可能です 備蓄 米 備蓄米




​​さらに、 ​5年​ 間常温備蓄 できるという​​
夢のような米もあります。
大学の研究室とのコラボによって生まれた特殊保存袋での真空パック米。
いまのところ、5年もつ米はこれら2種くらいしか見当たりません。
(あったら教えてくださいね!)

昨年春頃から需要が高まり、いまでは数カ月待ちになりますが、
順番を待てば届きます。





これは2キロずつの少量パック。
こちらも5年保存可能。






防災備蓄って、期限が過ぎると無駄にしてしまう、
なんてことも多いかも知れませんが、
米なら必ずどこの家庭でも消費するものですから
時が経てば食べればよいだけです。
数十キロくらいすぐに消費できます。
無駄にはなりません。


ちなみに、ワタシは上の備蓄王を
かなり期限過ぎた後でも食べて大丈夫でした(^0^)
過去ブログ:​ 10年前の「備蓄王」を食べてみた



お米は、
お米だけは
なくならないうちに。

お米の国の人だもの。










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Last updated  2023.03.09 19:40:06


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