全2件 (2件中 1-2件目)
1
午前0時をまわってまもなく、真夜中のことです。わが家の玄関ノブをガチャガチャさせる音がしました。ノーチャイムだし何だろうと玄関の灯りをスイッチオンして「どなたですか!?何か御用があるのですか!?」とドア越しに声をかけてみましたら「道に迷って家に帰れないんです」と助けを求めるかのようだったのでドアを開けて玄関で事情を聞いてみることにしました。どこから来たのか尋ねたら、5分位歩いてきたと言う。歩き始めたら方角がわからなくなって帰れなくなってしまったと。住所を聞くと安積町としか覚えていない高齢のご婦人でした。名前を名のり、年齢は昭和8年生まれの87歳と答えられた。世帯主の名前も訊いたが答えられず、私と苗字が違うとおっしゃる。自宅電話番号も覚えておらず、名札等も身につけておらず、これは警察に連絡を入れて確認してもらうしかないと判断して電話を入れる。警察なら戸別の住民台帳があるはずだから調べられるだろうし、もしかして捜索願いもきてるかもと推察したわけです。10分ほどしてパトカーに乗った警察官2名がやってきて引き渡し、あとは任せました。ちょうど1ヶ月前、暗闇の国道で雨に濡れたまま歩いていた老人を介護した経験が、今回どう対応したらいいかのシュミレーションになっていた。玄関の前の電柱街灯で夜中でも明るくなっているので玄関が道路から見えたのだろう。真夜中に突然、前触れもなく玄関ノブがガチャガチャ音がするのは、初めてのことだったので、何事か少し緊張が走った出来事だった。歳をとると記憶脳が退化し認知症が発症するとこのようなことが起こることもあることを体験しました。今日の午後はタイミングよく、あさかの学園大学で郡山市地域包括ケア推進課からの講師のもと認知症を含めた包括ケアシステムの学習です(15研修クラブ)アルツハイマー型認知症だったかも。今まで日常生活でできたことが少しずつできなくなっていきます。新しいことが記憶できない、思い出せない、時間や場所がわからなくなるなどが特徴的です。また、物盗られ妄想や徘徊などの症状が出ることがあるそうな。場所がわからなくなり、自宅に帰れなくなり徘徊モードとなってしまうわけですね。だいたいにおいて、あの時間に外を出歩く事自体、普通の人はやらないわけです。家族の方が住所氏名、電話番号を衣服に縫い付ける、あるいはGPSを持たせるかの対策が必要だろう。
2020/12/08
コメント(0)
午後5時からの詩吟、合吟チームの練習を休む。介護ベッドの搬入と、包括支援センターからのケアマネジャーとの打合せが午後1時に急遽決まった。詩吟は遅れて参加も考えたが30分で打合せが終わるとは思えなかったので「都合で不参加になります」とメール連絡を入れた。つれあいの身体の動きが思わしくなく、階段の昇り降りが危なっかしくなった。原因は頚部ヘルニアで椎間板が神経を圧迫しているのがレントゲン写真とMRA画像で見てとれた。15日(日)見るからに歩き方がぎこちなくなってきた。16日(月)に総合病院に出向き医師から画像を見ながら病状の説明を受けた。18日(水)夕方に介護ベッド導入を決めたわけです。手術をいつできるか、病院と詰めていかねばならない状況にあります。
2020/11/19
コメント(2)
全2件 (2件中 1-2件目)
1