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2006年08月25日
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テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: Essay



 夏も終わりに近づいたようだ。

 それなのに、電車の中でふと……。
 夏の始まりに、いつもわくわくした夏蒲団を思い出した。
 タオルケットが主流ではなかった小学生の頃、薄い夏用の布団があった。
 いつもは妹と一緒にかけていたのだけれど、その年はそれぞれに一枚ずつ買ってくれたのだ。
 淡いピンクの、夢のような小花柄だった。

 家中の布団はすべて母の手作りだったのに、その夏蒲団は既製品だった。

 もしかしたら、母が多忙で縫う暇がなかったのかもしれない。
 けれどその夏蒲団は、今までとはがらりと違って、とてもきれいで可愛かった。
 わたしは大好きだった。
 化繊なので少しも肌に馴染まなかったのに、何故かわくわくするのだった。

 厚い冬布団と引き換えにこの夏蒲団が出てくると、わたしは今年も夏が来たのだと。
 そう思って嬉しくなるのだった。
 素敵な夢がたくさん見える気がしたりして……。

 夏も終わりに近づいて、唐突にこのピンクの夏蒲団が鮮明に浮かんだ。
 しかも通勤途上の電車の中で。
 つくつくぼうしも鳴いたというのに……。








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最終更新日  2006年08月25日 23時27分37秒
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Re:夏の終わりに(08/25)  
Ryuji5106  さん
こんにちは。標題に惹かれます。この二、三日は季節の変化が感じられますよね。 (2006年08月26日 04時11分47秒)

Re[1]:夏の終わりに(08/25)  
Ryuji5106さん

本当に秋が来ちゃいましたね。
でも、季節は良いね。
ちゃんと巡ってくるものね。^^ (2006年09月03日 09時44分15秒)

Re:夏の終わりに(08/25)  
れいき8508  さん
 母のつくった夏布団に再びあうことは、もうない。寒蝉の声を、最後に聞いたのは、子どもの頃?

久しく、そういう土地柄だったのに。今年は、蜩の鳴くのを全く聞いてない。
 みんみん蝉だけ鳴いて、それも、鳴かなくなった。このまま、秋から冬になりそうな気がする。
 昨年も、木の葉が落ちず、紅葉もしないうちに、記録的な豪雪となった。隣は、2月、入院して、そのままもどらない。その隣は、8月、入院して、すぐ亡くなられた。ひっそりと、内々の葬儀が行われて、線香をあげにいってない。
 この春、子ども会がなくなった。近隣に、子どもの遊ぶ声が聞かれる日は、まずこないだろう。 (2006年09月09日 12時33分23秒)

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