君の中で僕は…

君の中で僕は…

Dec 13, 2005
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カテゴリ: 日記
カレが帰ってから、母親が帰ってきました。
私はなにもいわずに、いつも通りPCに向かっていました。
姫のことを考えないように、日常を過ごしていました。


だけど、母親は口に出します。
姫のことを、いつもより静かだね、等を。
あのコがいないだけで、こんなに寂しいんだね、と。
気持ちはわからなくもないから、なにもいいませんでした。


ただ、わざわざ口に出される苛立ちがありました。
意地でも母親の前で涙を見せたくない私は、



次の日、九日ですね。
母親は区役所で姫を「処分」することにしたみたいです。
区役所の人がくるまで、母親は待てませんでした。
仕事に行く、と静かに眠っている姫を一撫でして、会社に向かいました。


私はネカフェで私の傍にずっといてくれるカレと話しながら、
新しくできた友達と一緒に遊んでいました、眠る姫を視界に入れないように。
お別れが済んだとはいえ、視界にいれるのは、すごく辛いんです。
「処分」のため、姫はダンボールにいれられましたし。
モノ扱いされているような姫を見るには、強くありませんでしたしね。



そして、とうとう区役所の人がやってきました。
私はカレと友人に一言いって、扉を開け、区役所の方と対面しました。

ただ、挨拶だけをいって、なにもいわない区役所の方に、
私は早々に頷いて、部屋に戻ると、姫の入った箱を抱きかかえ、玄関に向かいました。
ドアを開ける前に、姫の亡骸を見て、短く黙祷しました。
最後に箱の蓋を閉め、ドアをあければ、
別れを短く済ませるためか、片方のおじさんが箱を持って早々と階段を降りていき、



未だに母親は顔を会わせるたびに姫のことを言ってきます。
新しく仔犬を飼う?とまで言ってきます。
私はその言葉に、また一匹死んだらね、と答えます。
それは、酷な言葉で、私の感情を殺す言葉です。







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Last updated  Dec 13, 2005 11:38:46 AM
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