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年初に購入したモンテクリストのシガリロ3点の内の最後「ミニ・ブルー」を吸います。 今回は事前に加湿するだけでなく、加湿後に数日そのまま保管した後に吸ってみます。 加湿した容器内の香りは、ちょっとクリームっぽい風味がある葉巻の香りで、バージニアを強く意識させる紙巻煙草の「ピース」に良く似た香りを放っていた「ミニ・レッド」と大分違います。 着火して吸い始めますと、葉巻らしいスモーキーなコクの中に適度に酸味と甘味があり、味の構成は「ミニ・レッド」よりも複雑です。逆に、ハッキリとした輪郭という意味では「レッド」の方が分かりやすいような気がしますし、どちらが美味しいかについては意見が分かれそうです。辛味については「レッド」と同様にほとんど感じません。 という事で、「レッド」と「ブルー」はそれなりに味わいの違いがある事が分かりました。ですからバニラ着香の「ミニ・アロマ」と合わせて、これらの三つの銘柄はちゃんと違うシガリロに仕上がっているようです。しかも、どれもシガリロにしては辛味がなく、それぞれが美味しく吸いやすいです。 価格もそれほど高くありませんし、ショートスモーク用に三つとも常備して、気分によって吸い分けるというのもアリかも知れません。こういう上質なシガリロをこの価格で出せるとは、さすがハバナ五大シガーブランドの一角を占めるモンテクリストです。[さすがの煙草ブログは此方 Click!]
2016.02.14
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年始に購入したモンテクリストのシガリロ3点の内の2点目のレポートです。今回は「ミニ・レッド」となります。 先回の「ミニ・アロマ」の際に加湿が必須だと感じたので、今回は事前に丸一日加湿してから吸ってみます。 加湿に使用した容器の蓋を開けますと、JTのピースに良く似た良質のバージニア系の香りが来ました。ピースの熟成具合は比較的浅く、葉巻系はもっと深く熟成をさせるものだと認識していたので、今回の「ミニ・レッド」がピースの香りに似ていたのには少し驚きました。 で、着火して吸い始めますと、葉巻らしい乾いた焚火臭の中に、ちょっと砂糖黍のような植物的甘さが微かに混ざった喫味が来ました。これはなかなか美味しいです。シガリロに有りがちな小ささ故の辛味とかも特には感じられず、非常に吸いやすいです。このサイズでこれだけの味わいが出るのであれば、もっと大きいサイズだと随分と美味しいのだろうなと思うのですが、昔吸ったモンテクリストの4番にはそれほど良い印象を持った覚えがありません。葉組みが違うのでしょうから、シガリロから一般的なサイズの葉巻の味を想像する方が間違っているかとは思うのですが、それにしてもこの印象の違いは何処から来るのでしょう? まぁ、それほどこのシガリロは予想外に美味しいという事です。 吸い終わった後に口内にスパイス的な刺激が残りましたので、喫煙中もそういう刺激があったのだろうと思うのですが、甘味を引き出すのに夢中だったので、喫煙中はスパイス的な部分には気付きませんでした。それと残り香は非常に葉巻らしい威圧的な香りでした。 先回の「ミニ・アロマ」に続き、今回の「ミニ・レッド」もサイズの割りにマイルドで吸いやすい美味しいシガリロでした。価格的にも購入しやすいですし、デイリーで楽しむには丁度良さそうです。後、気になるのは、もう一つの「ミニ・ブルー」との違いです。同じ非着香で、どのような味の違いを出しているのか、とても興味深い所です。次の「ミニ・ブルー」を吸う時には、この点に特に注目したいと思います。[注目したい煙草ブログは此方 Click!]
2016.01.31
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もう完全にパケ買いです。新年最初の買出しで、カッコイイ缶とモンテクリストの名前に惹かれて、シリーズ3銘柄全部を買ってしまいました。シガリロを吸うのは本当に久し振りで、しかもキューバのモンテクリストとなれば期待が膨らみます。で、今回は「ミニ・アロマ」です。 サイズは上の写真の通り、普通の紙巻煙草のサイズのシガリロです。見た目にはシート煙草は使っていないようで、なかなかシッカリしたシガリロのようです。名前に「アロマ」とあるように、一瞬でそれと分かるバニラ香が着香してあり、吸った際の香りが想像されます。 で、着火して吸い始めたのですが・・・、しまった、事前に加湿しておけば良かった。orz ちょっと辛味が強くて、あまり楽しめません。カラカラの割りには草木系の硬質なコクがあって良いとは思うのですが、何しろ甘味らしき味が来ません。バニラ香も、思ったほど強くなく、鼻が慣れてしまうと殆ど非着香に近い感じがします。 やっぱりこれは湿度が足りていないようです。加湿してから出直す事にしました。 で、密閉容器で二日間ほど加湿した後に吸ってみます。そうしますと、辛味がすっかり消え、微妙な砂糖っぽい甘味が出てきました。これに草木系のマイルドなコクが加わり、シガリロの割りにはしっかりした味わいがあります。一方、バニラ香は加湿中にかなり飛んでしまったようで、開封時ほど強くはありません。まだ何となく残っているかなぁ程度です。 シガリロでこれだけ真面目な味わいが出せるというのは、かなり立派な方だと思います。 という事で、さすがハバナ五大シガーブランドの一角モンテクリストのシガリロだと感じさせる喫煙となりました。これで10本入り420円なら、納得のプライスと言えるのではないでしょうか。ただし、加湿は必須かと思われます。[期待が膨らむ煙草ブログは此方 Click!]
2016.01.20
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以前JTから販売されていた紙巻煙草の「ジョーカー」は、当時の日本製紙巻煙草としては唯一の120mm超ロングサイズで、一部の愛好家によって嗜まれていたのですが、残念ながら2001年に廃止になりました。けれども、煙草屋さんのお話では、最近になっても「ジョーカー」を吸いたくて探しているという人が結構いて、年に何回かは問い合わせがあるようです。私も昨年だったか、「ジョーカーって煙草ありませんか」と店員さんに聞いているお客さんと煙草屋さんで居合わせた事があります。 で、その「ジョーカー」が、この度、リトルシガーとして復活しました。 現在日本では、120mmサイズの紙巻煙草は販売されていませんが、これは紙巻煙草1本は煙草葉1g分の煙草税を課すという日本の煙草税制の関係で、煙草葉1g以上の紙巻煙草が財務省に認可されない事が理由であろうと思われます。煙草葉1gの紙巻煙草は、「ショート・ピース」や「アメスピ」ぐらいですから、あの量を120mmにまで引き伸ばすと、かなりスカスカになりそうです。 一方、葉巻であれば、煙草税は使用される煙草葉の実測値に基づいて課税されますから、どんな長さ・太さで作っても問題がない訳です。このため、120mmという超ロングサイズが大きな特徴である「ジョーカー」は葉巻として分類されるリトルシガーという形でしか復活できなかったのでしょう。 という事で、その復活した新「ジョーカー」を買ってみました。 パッケージは、女性ユーザーを強く意識したデザインになっていて、私が購入したパッケージには、タロット占いシールなんていうオマケも貼り付けてありました。明確に女性をターゲットにしたリトルシガーというのは、日本初なのではないでしょうか。 開封時の香りは、かなり強いメープルシロップ・チョコレートで、長さは120mm太さ7mmのスリム&超ロングという、かなりオシャレな外観です。巻紙に相当する部分は、リトリシガーなのでシートタバコが使用されており、色は濃い目の茶色です。 で、早速着火して吸い始めますと、香りには巻紙臭さはなく、メープルシロップ・チョコレート系の甘い香りで良いのですが、味がほとんど来ません。それもそのはず、この新「ジョーカー」のフィルターは長さが35mmもあり、新「ジョーカー」全長120mmの1/3近くあります。しかも煙を薄める空気穴まで開いています。フィルター素材がチャコールではなくプレーン・フィルターなのは良いのですが、流石に35mmもの長さと空気穴があると、超薄味になってしまいます。 そこでフィルターを2/3ほどハサミで切り取ってから改めて吸うと、それでやっと味が楽しめるレベルまで濃くなりました。120mmサイズが特徴の煙草なのに、フィルターを20mmも切ってしまわないと楽しめないなんて「どういうこっちゃ?」って感じですが、近年の低タール&薄味嗜好に合わせた仕様なのでしょう、ちょっと残念です。 一方、この新「ジョーカー」には燃焼剤は使われていないようで、勝手に燃え進む感じがなく、油断すると立ち消えもします。その分、副流煙が少なく、火種も小さくなりますので、クール・スモーキングは紙巻煙草より簡単です。この辺は葉巻類らしい良い特徴であると思います。 個人的にはスリムサイズではなく、普通の太さで出して欲しかったのですが、そうすると葉の量が増えて価格が高くなったでしょうし、スリム&超ロングのスタイリッシュな雰囲気が薄れていた事でしょうから、まぁ、しょうがないかなと思います。 少なくとも、巻紙が燃える臭さから逃れられる煙草が、身近な存在として広く販売されるのであれば、非喫煙者が抱く煙草のイメージも変わってくるでしょうし、こういう銘柄が出てきたのは歓迎すべき事ではないでしょうか。 販売店さんのお話では、この新「ジョーカー」の売れ行きは好調のようで、日本市場に於けるリトルシガーとしては最大のヒット商品になるかも知れません。少なくとも、そういう事を期待させる出来になっていると思います。[期待の煙草ブログは此方 Click!]
2014.07.27
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今回がリトルシガー「キース」シリーズのレポートの最後になります。吸ってみる銘柄は、太くて長い「キース・マイルド」の「アロマロースト」です。 開封時の香りは、予想よりも弱く、ちょっとコーヒー牛乳のような香りです。 で、着火して吸い始めますと、やはり開封時と同じようなコーヒー牛乳的な味と香りが来ます。ただ、甘味はやや抑えられているような雰囲気で、その分ロースト感が強まっているように感じます。 ふむふむ、これはこれでなかなか良いです。 長さと太さは普通のキングサイズと同等で、1本吸った後の満足感は「キース・スリム」シリーズよりも大きいです。はやり、このサイズが私にとってはミニマムなのでしょう。 また、デフォルトの状態でも十分に満足できる喫味だと感じたので、加湿実験は行わない事にしました。 という事で、これでリトルシガー「キース」全銘柄を試した事になりますが、私としては「キース・マイルド」の非メンソール銘柄2種が気に入りました。これらなら常喫でも行けそうですし、キセルよりも少し長いショート・スモーク用としてキセル喫煙との棲み分けも視野に入ってきます。 今後はちょくちょく買う事になるかも知れません。[満足できる煙草ブログは此方 Click!]
2014.07.06
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「キース」シリーズの試喫レポートです。今回は「スリム」の「アロマメルティ」です。いかにも甘甘な名前が、美味しい味を期待させます。 開封時の香りは、良くプリンの上に乗っているカラメルに似ていて、如何にも甘そうな感じがします。で、実際に着火して吸ってみますと、まぁ、そこまで甘くはないのですが、それでも確かにカラメルっぽい甘さが感じられます。なかなか悪くないです。 ただ、やっぱり「スリム」なので、細くて短い分だけ吸い応えが物足りません。立て続けに2本くらいは吸わないと、満足感がありません。この物足りなさは他の「キース・スリム」系全部でも感じましたから、こういう物だという事なのですが、チェーンスモークしてしまう事を考えると、「スリム」ではない方が消費本数は減りそうです。つまり、「スリム」じゃない方が安上がりになるのではないかという事です。 という事で、味は悪くないですが、それだけ余計に物足りなさの残る銘柄だというのが、私の感想です。 どうなんでしょうねぇ。[なかなかな煙草ブログは此方 Click!]
2014.06.16
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リトルシガーの「キース」シリーズの今回のレポートは、「キース・スリム・アロマフレッシュ」です。この銘柄は以前は「アップルチェリー」と呼ばれていました。 開封時の香りは、完全に青リンゴで、それほど強くはありませんが、なかなか良い香りです。ところが、1本取り出して鼻を近付けてみると、青リンゴの香りよりコーヒーのような香りの方が強く感じられます。これは吸ってみたらどうなるのでしょう。 で、さっそく開封直後の状態で着火しますと、確かに甘めの青リンゴの香りもするのですが、やはりコーヒーのような香りが前に出て、そこまで特殊な煙草ではない事が分かります。また、デフォルト状態でも、そこそこの甘味があり、特に加湿が必要な感じがありません。 ふむふむ、これもなかなかの喫味だと思います。 ただ、やはりスリムで且つ少し短いので、1本吸った後の満足感は高くはありません。続けて2本くらいは普通に吸いたくなります。この辺は他の「キース・スリム」と同じようです。 後味には少し青リンゴの感じが残り、それも捨て難い魅力ではあるので、この味のままで普通のキングサイズが発売されれば、私としてはかなり心が揺れる銘柄になりそうです。 という事で、ちょっとだけ煙草を吸いたい時には、かなり有力な候補になるリトルシガーだという感想を持ちました。そういう時のために常備しても良いかも知れません。[心が揺れる煙草ブログは此方 Click!]
2014.06.02
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キース・シリーズのレポート4銘柄目は「スリム・アロマミント」です。「キース・スリム」のメンソール銘柄という事になります。 開封時の香りは、微妙にメンソール臭がありますが、大筋でノーマルの「キース・スリム」と同じです。つまり、ほとんど香りらしい香りはありません。 まずは開封直後にデフォルト状態で吸いますと、予想外にメンソールが弱く、ちょっと肩透かしを食らいました。ミント系のメンソールであるのは確かなのですが、非常に弱いので、ほとんど柑橘系の着香のようにも感じられます。で、その部分以外は基本的に「キース・スリム」そのままなのですが、メンソールが微妙にある分だけ、むしろ甘味が良く目立つように感じられます。これなら、加湿しないでもそこそこ楽しめそうです。 ただし、1本吸った後の満足度は高くなく、チェーンスモークしたくなります。やはり細くて短いのがネックです。これなら、少々単価が高くても、普通の太さの「キース」を選択した方がトータルで安上がりになるかも知れません。 さて、今回は加湿してからのインプレッションはなしです。加湿しなくても甘味を楽しめましたし、メンソール銘柄なので、加湿して長期保管すると、メンソールが飛んでしまって、正当なインプレッションが出来そうにないからです。 この銘柄は、開封後にさっさと吸い切ってしまうのが良さそうです。 という事で、頻繁に吸う習慣がある方に向いている銘柄かなと思われます。[目立つ煙草ブログは此方 Click!]
2014.05.25
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リトルシガーの「キース」シリーズのインプレッション第三弾は、「キース・スリム(オリジナル)」です。直径が7mmと少し細いのに加えて、全長も80mmとなっており、普通のキングサイズよりも全体的に一回り小さい仕様になっています。 開封時は特に強い香りは感じませんが、1本を取り出して鼻に近付けると、砂糖を焦がしたカラメルのような香りがしますので、甘い喫味が期待されます。 で、開封直後のこれに着火して吸い始めますと、意外に甘味が来ません。乾燥による甘味の少なさだけではなく、細い分だけシート煙草の割合が高く、それで甘味が少なくなっている印象です。甘味の種類としては、砂糖入り紅茶のようなのですが、どうも薄味です。 また、細くて短いので、前に試した「キース・マイルド」に比べて喫煙時間が短く、ちょっと物足りない気がします。 次に加湿してから吸ってみます。 丸一日以上加湿してから吸いますと、甘味が少し増えました。ただ、それほど劇的に増えた訳ではなく、それなりという感じで、少し太い「キース・マイルド」に比べるとまだまだです。でも、まぁ、加湿しないよりはイイかな。 また、加湿後の容器内の香りは、アンモニア臭が非常に少なく、「煙草の匂い」として許せる範囲でした。この辺は、加湿すると異常にアンモニア臭くなった「ブラックストーン」とは好対照で、この「キース」の方がより取っ付きやすいリトルシガーであると言えます。 という事で、今回の「キース・スリム(オリジナル)」は、少し細くて短い分だけ、煙草としての楽しみも少なくなっているという印象でした。もっとも、価格も少し安いので、納得できる範囲ではあると思います。[期待の煙草ブログは此方 Click!]
2014.05.12
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リトルシガーの「キース」シリーズの二つ目は「マイルド・メンソール」です。 開封時の香りは弱く、微妙にバニラ・チョコレート系です。中身の見た目は普通の「キース・マイルド」とほとんど同じで、箱がなければ区別がつきません。 で、まずは普通に吸ってみます。そうしますと、葉巻と紙巻を足して2で割ったような喫味に、弱いメンソールが加わり、更にちょっとバニラで味付けしたような喫味が来ました。私は基本的にメンソールが得意ではないのですが、ちょっとしたアクセント程度にしか効いていない本銘柄のメンソールは、私でも抵抗なく吸える悪くない強さです。 バニラ系の着香は、「キース・マイルド」より弱く感じるのですが、それはメンソール着香による影響かも知れません。メンソールの刺激によって、ベタベタし過ぎない程良い甘さになっているようにも思えます。 次に、数時間ほど加湿した状態を吸ってみます。 ほんの数時間の加湿で、容器の中ではコーヒーとかチョコレートのようなローストした香りが出てきました。そして微かにアンモニア臭もします。 で、着火して吸ってみますと、・・・う~ん、予想していたよりメンソールの抜けは少ないようにも思いますが、まぁ、最初から強いメンソールではないので、気になりません。メンソール以外の部分の味は、少し葉巻っぽさが強まったようにも感じられますが、どちらかと言うと加湿後の方がちょっとマイルドになったでしょうか。燃え進みは明らかに遅くなっています。 という事で、全体的に見ると、メンソールが苦手な私でも抵抗なく吸えるメンソール・リトルシガーである事が分かりました。加湿については、まぁ、した方が良いとは思いますが、さほど大きな差にはならないので、そのまま吸っても悪くないと思います。 よろしいんじゃないでしょうか。[程良い煙草ブログは此方 Click!]
2014.05.07
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リトルシガーの「キース」シリーズ全7銘柄を入手したので、これから順次レポートしたいと思います。 まずは、最もベーシックな銘柄「マイルド」です。 開封時の香りは非常に弱いのですが、微妙にバニラ・チョコレートのような香りがします。外観は、巻紙の代わりにシートタバコが使われているだけで、ほとんど普通のキングサイズの紙巻煙草と同じです。ですから、ほとんど紙巻煙草と同じ感覚で吸う事が出来そうです。 で、まず最初は、開封直後のデフォルトの状態で吸ってみます。そうしますと、微かなバニラ系の香りと、かなり紙巻煙草っぽい薄い甘さが最初に来ます。巻紙の代わりにシートタバコが使われているだけあって、(シートタバコ自体もそれほど美味しい物ではないのですが)巻紙が燃える臭さや粉っぽいザラザラ感がなく、紙巻煙草よりは断然煙草らしい美味しさを楽しめます。一方、葉巻的な喫味はほとんどなく、やはり喫味の方向性としては紙巻煙草に近いです。 う~む、この程度の喫味が出せるのなら、巻紙特有の不味さがない分だけ、紙巻煙草よりも随分と楽しめる煙草だと思います。 燃焼剤については、入っていないか、又は非常に少ないように思われます。紙巻煙草のように目に見えて勝手にドンドン燃え進むという事はないのですが、かと言って立ち消えが頻繁に起こるという事もありません。 次に、数時間ほど加湿してから吸ってみます。 加湿後の容器内の香りは、特に強まったようでもなく、葉巻でありがちなアンモニア臭もありませんでした。この辺は、かなり紙巻煙草的です。 吸ってみますと、少し甘味が増しており、なかなか良い感じです。逆に香りに関しては、バニラ香が少し抑えられているように感じます。この辺は、味を取るか香りを取るかで、加湿具合を各人で調整すれば、ベストの結果が得られるのではないでしょうか。 という事で、紙巻煙草に近い感覚で吸えるにも関わらず、紙巻煙草特有の巻紙の不味さがない煙草である事が良く分かりました。価格も、一般的な紙巻煙草よりも少し安いですし、もっと人気が出ても良さそうな気がします。また、他のリトルシガー=「キャプテンブラック」や「ブラックストーン」と比べると、それらの銘柄よりも更に紙巻煙草に近い雰囲気があり、そういう意味では非常に取っ付きやすい煙草だと思います。 う~む、こういう内容なら、外出時に吸う煙草として、キセルと「キース」を併用しても良いような気がしてきました。キセルでは人目が余りに気になる場合は「キース」にするという吸い方です。「キース」の外観は、色が茶色なだけで形状は完全に紙巻煙草と同一ですから、ほとんど人目を気にする必要がありません。 手元に常備しておいても損はなさそうな気がします。[楽しめる煙草ブログは此方 Click!]
2014.04.28
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一週間以上タッパの中で調湿した「メハリス・ブラジル」を吸ってみます。 保管中の湿度は65~75%程度で、時々タッパ内の空気の入れ替えを行いました。 その調湿後のタッパ内の香りは、微妙に柑橘系の香りが混ざりますが、基本は例の葉巻特有のドライな熟成臭でした。ただし、全体として香りは強くありません。 で、この「メハリス・ブラジル」に着火して吸い始めますと、調湿前よりも少しコクが増しているように感じます。以前に感じた果物系・柑橘系の喫味が弱まり、ナッツ系の油分混じり喫味が増しているようです。また、甘味も程よく出ており、このサイズにしては辛味がなくて非常に吸いやすく美味しいです。 ただ、調湿前と比べて格段に美味しくなったかと言うと、そうでもありません。と言うより、調湿前もかなり美味しかったので、どちらも甲乙付け難いといった感じです。もし、柑橘系の軽快な喫味が好みであれば、むしろ調湿前の方が良いかも知れません。 喫煙後半になると、少々渋味が出てきますが気になる程ではなく、持てなくなるまで快適に吸えます。また、その喫煙終盤では、鰹出汁系のコクが微妙に現れ、それはそれで美味しく感じられました。 という事で喫煙終了。調湿前とは微妙に喫味が違うのですが、今回も美味しく吸えたと思います。この感じですと、買って直ぐに吸っても、調湿してから吸っても、どちらでもかなり楽しめるのではないかと思います。 今回の「メハリス・ブラジル」とは偶然の出会いだったのですが、良い出会いだったと思います。[格段に美味しい煙草ブログは此方 Click!]
2014.04.13
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昨年後半ぐらいに発売になったばかりかと思いますが、シガリロの「メハリス・ブラジル」を入手したので、レポートしたいと思います。ブラジル産のラッパーを使用したシガリロなのだそうです。 写真のように緑色のパッケージは紙製で、ビニール包装の類はありません。開封してみると、チョコレート色ぐらいの濃さのシガリロが10本入っています。乾燥が進んでいるのか、香り立ちは非常に弱く、手触りも少し硬いです。着火前の香り自体は、アンモニア的な匂いよりも、ある程度熟成が進んだ葉巻らしい香りではあります。 まずはこれを開封直後にそのまま吸ってみます。 吸い始めて最初に感じるのは、シガリロにしては辛味がなく、良い感じの甘味が出ている事です。ネットショップ等の情報では、ナッツ系の味があるとの事なのですが、そのナッツ系もさることながら、果物系・柑橘系の甘味と酸味を伴った喫味も感じられます。葉巻らしい粉っぽい喫味もあるにはありますが、それほど強くはないので、ナッツ系・果物系の喫味に気持ちを集中させる事ができます。 う~む、これはなかなか美味しいです。 乾いた煙草に特有の鼻への刺激は僅かにありますが、これだけカラカラの状態でこの喫味が出せているのは、かなり素晴らしいと思います。 喫煙中盤で、ややナッツ系の喫味が強まりますが、果物系の味もまだ残ります。そして、この果物系の喫味が、全体の味を軽快なものにしています。 喫煙終盤でさすがに微妙に渋味が出ますが、それでも気になる程ではないので、美味しく最後まで吸えます。 で、余りに美味しいので、最後はキセルに挿して、1mmも残さず吸い切ったのですが、そういう吸い方でもナッツ系&果物系の喫味は維持され、非常に美味しく楽しむ事が出来ました。 という事で喫煙終了。後味はナッツ&果物で、残り香はスモーキーな中にも甘さが感じられるものでした。 全体的に見て、シガリロにありがちが辛味がほとんどなく、最後までナッツ&果物の軽快な甘さとコクを楽しめる良質のシガリロだったように思います。加湿しない状態でこれぐらいの味が出せるのであれば、買って直ぐに吸っても良さそうです。 で、これを適度に加湿したらどうなるかについては、また後日ご報告したいと思います。[良質の煙草ブログは此方 Click!]
2014.04.05
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このヘンリー・ウィンターマンズ「ハーフ・コロナ」を買って、加湿保管を始めてから8ヶ月が経過しました。1本目の喫煙は購入後1週間ほどで行いました。2本目は購入から3週間ほど後で、3本目は購入から2ヶ月後、4本目は4ヵ月後でした。今回は、5本パックだったこの葉巻の最後の1本ですが、過去の4本と比べてどのように変化しているのでしょうか。 容器内の匂いは、まだまだアンモニア臭が残り、少し鰹節的な匂いの要素はそれほど強くはなっていません。まだ「臭い」という範疇です。葉巻本体に鼻を近付けて匂っても、だいたいそんな感じです。この状況は、前回の4本目と同じです。 保管容器内の空気を時々入れ替えながら8ヶ月経過しても、まだアンモニア臭が出続けているという事は、葉巻としての熟成はまだ途中だと考える事ができます。 着火して吸い始めますと、前回の4ヶ月時とは違い、出し汁的なコクよりも、やや砂糖的な甘味を強く感じます。当たりがソフトで角がなく、随分と穏やかな喫味なのは前回同様です。強めに吸い込むと、何かの香草を焦がしたようなエグ味が出て、逆に普通に吸っている分には、平和に美味しく吸えるという部分も前回同様です。 喫煙中盤も喫味に特段の変化がないように感じます。ただちょっと薄味でしょうか。喫煙直前の容器内の湿度が70%を越えていましたから、少し加湿が強過ぎたかも知れません。 終盤になってくると少し苦味が出てきて、少々味が乱れますが、不味くて吸えないという程でもありませんし、葉巻らしい甘味は継続しますので、特に問題はないです。 という事で喫煙終了。ちょっと湿度が高めだったのが災いして、前回ほど豊かな味わいはなかったように思います。前回の4ヶ月時の喫味は、出汁系のコクが良く出ていて美味しかった記憶がありますが、今回はその出汁系の旨さは少なく感じました。 ですから、この葉巻は、数ヶ月程度の加湿・保湿保管で美味しくなるのは確かですが、保管湿度は70%より少し低めの方が良さそうです。少なくとも喫煙直前には65%程度に調湿すべきかも知れません。 という事で、これまで8ヶ月に渡ってドライシガーの熟成変化を追いかけてきましたが、自分としてはそれなりに興味深い結果が得られたと感じています。ドライシガーであっても、加湿・保湿保管をすれば、数ヶ月の単位で味の熟成変化があり、それは主に出汁系のコクが増すという方向になります。ただ、喫煙直前の湿度の状態はかなり大きく喫味に関与し、長く熟成をかけても直前の湿度が適切でなければ、良い結果は得られません。 ドライシガーの価格は、プレミアムシガーに比べると高くはありませんから、それなりに本数を確保して長期間の熟成を図るのは、経済的に難しい事ではありません。とは言え、手軽さもドライシガーの良さではありますから、それに熟成という手間隙をかける事は賛否の分かれるところかも知れません。 どうなんでしょう、手間隙をかけて葉巻を育てるというのも葉巻趣味の楽しい一部分だと考えると、それを低価格で実行できるドライシガー熟成というのもアリなのではないでしょうか。 でも、とりあえずちゃんとしたヒュミドールは欲しいかな。(笑)[コクのある煙草ブログは此方 Click!]
2013.06.07
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最近、NHKの衛星放送で「刑事コロンボ」の再放送が行われているので、Youtubeでもコロンボの動画を漁ってみました。そうしたら、こんなシーンが出てきました。 一度はパンチカッターで葉巻の吸い口を作っておきながら、それによる喫味に満足しなかったコロンボは、結局は自分の歯で葉巻を噛み切って吸い口を作り、それで満足そうに葉巻を吸いながら去っていきます。せっかくのパンチカッターは、相手に進呈してしまったようです。 このシーンは、日常的に葉巻に接していないと、細かいニュアンスが伝わりにくいのだろうなと感じます。逆に、幾らかは葉巻を知ってるつもりの我々にしてみれば、このシーンでコロンボの人柄や、葉巻が身近にあった当時の米国の雰囲気が色濃く感じられて、思わずニヤッとしてしまいます。 煙草がらみで人物の人柄や場面の雰囲気が伝わるこうしたシーンが、これから減っていくのだとしたら、大変残念な事だと思います。文化の一つの断面が消えていくのは、できるだけ避けたいものだと思っています。[身近な煙草ブログは此方 Click!]
2013.03.09
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「ミニシガリロ」とは言え、シガー界の最高級ブランド・コイーバを吸うのは、これが初めてになります。購入してから湿度70~80%で1週間ほど加湿保管してから最初の1本を吸いました。 これまで吸ってきたシガリロに比べると、茶色が濃く、葉脈が目立つ荒々しい外観です。着火前の匂いは、割りと普通に葉巻っぽいアンモニア臭で、特に深い熟成は感じられません。 着火して吸い始めますと、まずは植物系のコクが来ます。葉っぱと言うより、香りの良い何かの木を舐めているような喫味で、甘味はほとんど感じません。コクの部分は、シガリロらしからぬ角の取れたソフトさがあり、昆布出汁のような深みも感じられます。 う~む、なるほどコクの旨味という意味では、今までに試した安いシガリロよりは上を行っているようです。ただ、同じく高級ブランドのダビドフのシガリロと比べてどうかまでは自信を持って言及できません。ダビドフのシガリロを吸ったのは、もうかなり以前なので、その喫味を良く舌が覚えていないからです。 半分くらいまで吸い進んでくると、やや苦味が出てきたので、シガレットホルダーに挿して吸いました。そうすると、苦味が消えて、コクだけを再び楽しめる状態になりました。 このパターンも、なかなか良いです。 という事で、喫煙終了。全体的に、甘味ではなく昆布出汁的なコクで楽しめるシガリロでした。喫煙途中で何度か立ち消えしましたから、湿度はやや過剰だったようで、甘味のなさは乾燥によるものではなさそうです。きっとこういう葉巻なのでしょう。 フルサイズのコイーバを吸った事がないので比較のしようがないのですが、シガリロとして見れば、旨味の良く出た美味しい煙草だと思います。フルサイズのコイーバもこんな感じなのでしょうか。 シガリロのサイズであるにも関わらず、コクの旨さで吸わせるところは、流石コイーバといった所でしょうか。良い煙草だと思います。[旨味の良く出た煙草ブログは此方 Click!]
2013.02.21
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このヘンリー・ウィンターマンズ「ハーフ・コロナ」を買って、加湿保管を始めてから4ヶ月が経過しました。1本目の喫煙は購入後1週間ほどで行いました。2本目は購入から3週間ほど後で、3本目は購入から2ヶ月後でした。それらの時と比べて、今回はどのように変化しているのでしょうか。 容器内の匂いは、まだまだアンモニア臭が残り、少し鰹節的な匂いの要素はそれほど強くはなっていません。まだ「臭い」という範疇です。葉巻本体に鼻を近付けて匂っても、だいたいそんな感じです。 着火して吸い始めますと、何だか随分と出し汁的なコクが強まっているような気がします。当たりがソフトで角がなく、随分と穏やかな喫味です。強めに吸い込むと、何かの香草を焦がしたようなエグ味が出ますが、普通に吸っている分には、平和に美味しく吸えます。 2ヶ月前との比較でいけば、コクと円やかさが更に増したような気がします。 喫煙中盤になっても、今回は喫味に特段の変化がないように感じます。更に吸い進んで終盤になってくると、流石に苦味が出てきて、少々味が乱れる感じがありますが、それまでは総じて出し汁系のコクで美味しく吸えます。甘味の部分も上手くコクの中に組み込まれている雰囲気です。 という事で喫煙終了。う~む、角の取れたコクのある旨味は、更に深まったように思えます。加湿・保湿保管4ヶ月でこういう風になるのであれば、本当に数年単位の加湿・保湿保管をすると、かなり化けそうな気がします。 ドライシガーでも、その気になれば育てられるのかも知れません。 このヘンリー・ウィンターマンズ「ハーフ・コロナ」は、残り後1本あります。これは今から更に4ヶ月後、即ち購入して加湿・保湿保管を始めてから8ヶ月後に吸う予定です。 果たして、どのような変化がありますでしょうか。楽しみです。[コクのある煙草ブログは此方 Click!]
2013.02.01
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オニキス灰皿 赤 商品の広報とか広告・PRで使われる写真というのは、その商品の外観を単に見せるという役割の他に、実際に使うとどのようになるのかという説明の役割も担っていたりしますが、このシガー用灰皿の商品写真はいかがなものでしょう。 いやぁ、シガー用灰皿の商品写真で、紙巻煙草を使うのって、「なし」でしょ。何か、シガー用灰皿が一気に貧相に見えてしまいます。どうして紙巻煙草の代わりに葉巻を使わなかったのでしょう。 同様の写真は他では見ませんから、この写真はお店が撮影した物と思われます。でも、商品ページを見ると、他のシガー用灰皿と一緒に並んでいるので、この灰皿がシガー用である事はお店の方も理解しているようです。 何か、詰めが甘いですよねぇ。それとも、喫煙具(ライター)専門店でもおかしな写真を撮ってしまうほど、紙巻煙草以外の煙草分野というのは、世間的な認知度が低いという事なのでしょうか。 こういう写真を見ると、ちょっと悲しくなってしまいます。(TT)[役割を担った煙草ブログは此方 Click!]
2012.12.21
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これを「ノーブル」と表記すべきか、はたまた「ノーベル」と表記すべきかは置いといて・・・。(笑) この「ノーブル・プティ」シリーズのシガリロは、比較的名前を聞く事の多い人気の銘柄だと思います。今回はそのシリーズの中でも、最も売れていると思われる「ピュア・ハバナ・フィラー」です。フィラーにハバナ葉を使用しているとの事です。 購入して1週間ほど加湿調整した上で、まずは最初の1本を吸ってみます。 見た目の巻きの状態は割りとラフで、フィラーがピッタリ密着せずに浮いている所があったりします。また、葉脈ではなく、巻きの荒さから来るフィラーの皺も散見されます。ですから、見た目はあまり高級そうには見えません。 加湿中の容器内の匂いは、若い葉巻らしいアンモニア臭がそれなりに出ていました。 着火して吸い始めますと、いきなり序盤からかなりの甘さが来ます。煙草らしい紅茶的で軽快な甘さで、それでいて角が立っていない良い甘さです。香りは、若い葉巻らしい内容ですが、さすがにシガリロだけあって圧倒するほどの香り立ちという訳ではありません。この程度であれば、喫茶店ぐらいなら吸っても問題なさそうです。 細くて短いシガリロだけに、もうちょっと辛味と渋味が強く出る喫味を想像していたのですが、そんな事もなく非常に美味しく吸えます。熟成感とか重量感はあまり感じませんが、むしろその方がシガリロとしては適当なのではないかと思わせます。 喫煙中盤になって、植物系の渋味が少し出てきますが、飽きさせない味の変化として歓迎できる範囲です。また、少し酸味も出てきているように思います。 喫煙終盤では渋味が先行し、楽しめる甘味は随分と減ってくるのですが、その段階では持っているのも難しい程に吸い進んでいるので、そろそろ喫煙終了のサインと見るべきでしょう。 という事で、喫煙終了。後味には軽い甘味が残り、残り香は若い葉巻の香りが弱めに漂います。 全体的に見て、非常に良く出来たシガリロだと思います。細さや短さから来る辛味や刺激の強さはほとんどなく、しっかりと甘味を楽しみながら吸えました。こういうシガリロなら、常喫にしたり、コーヒーとかのお供にちょうど良いかも知れません。 同シリーズの他の銘柄との比較もしてみたい所ではありますが、少なくともこの銘柄に限って言えば、人気があるのも頷けるだけの内容はあるように思います。 良く出来た美味しいシガリロです。[圧倒する煙草ブログは此方 Click!]
2012.12.20
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このヘンリー・ウィンターマンズ「ハーフ・コロナ」を買って、加湿保管を始めてから2ヶ月が経過しました。1本目の喫煙は購入後1週間ほどで行いました。2本目は購入から3週間ほど後でした。その時と比べて、今回はどのように変化しているのでしょうか。 容器内の匂いは、まだまだアンモニア臭が残るのですが、少し鰹節的な匂いの要素が強くなっているようで、「臭い」という雰囲気が弱まっています。葉巻本体に鼻を近付けて匂っても、だいたいそんな感じです。 着火して吸い始めますと、・・・おや? 何だかちょっとイイ感じのコクがきます。ちょっと出し汁的でもあり、何かの香草っぽくもあります。ベースに甘味がありますが、それよりもコクの方が前面に出てきているように思います。 あれぇ、この葉巻、こんな味だったっけか? 2本目を吸った時は、少し過加湿気味になっていたので、今回の喫味と違うのは当然だとしても、加湿保管して1週間ほどの1本目の時とも違った喫味に感じます。 1本目の時のレポートを読み返してみると、あの時に感じた植物系の香りと軽快な甘味は確かに今回も感じますが、もう少し円やかになったと言うか、角が取れたと言うか、コクが増して重厚感が出てきたように思います。 喫煙中盤で、喫味は更に落ち着きを増し、やや動物的なコクも微妙に感じられます。舌に残る味は、砂糖入りの紅茶のような軽快さがありますが、煙を口に含んでいる時の感触が、少しネットリしています。 う~む、これはなかなか良い喫味です。 喫煙終盤で、やや渋味が出てきたり、ちょっとアンモニア臭が鼻を掠める瞬間もあるのですが、大筋で良い吸い応えです。 という事で喫煙終了。 全体的に見て、1本目や2本目の時よりもコクが増して落ち着きが出てきているように感じられました。植物的なコクに加えて、少し動物的で重厚なコクが微妙に感じられ、葉巻としてのグレードが高まったように思われます。 2ヶ月程の加湿保管でこんな感じなら、もっと長く保管したら更に良くなるような気がします。ただ、このような数ヶ月単位の事を「熟成」と呼んで良いのかどうか少々疑問ではあります。 で、それを確かめるために、残る2本は今から更に2ヶ月経過してから吸いたいと思います。果たして、どのような変化がありますでしょうか。[熟成された煙草ブログは此方 Click!]
2012.12.02
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ほほぅ、新しい葉巻のカット方法とな。 う~む、要は途中から味が重くなり過ぎた時に、カット面積を広げて、外気も一緒に吸うようにするという事ですな。紙巻煙草の空気穴と同じ発想です。 私は葉巻の経験が浅いですし、今ちょうど手元にロングフィラーの葉巻がないので、この吸い方の是非については何とも言えないのですが、葉巻の愛好家の皆さんは、この吸い方をどのように評価なさるのでしょうか。 葉巻の世界というのは、ほぼ完成されてしまっていて、色々と新たに弄る余地はほとんどないと思っていたのですが、案外そうでもないのかも知れません。色々な発想で、少しずつでも改良・進化していくのは、良い事だと思います。 プレミアム・シガーをたんまりと買い込んで吸うような段階に至ったら、私もこの吸い方を試してみたいと思います。[進化していく煙草ブログは此方 Click!]
2012.11.07
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この葉巻が手元に来てから3週間程が過ぎました。で、最初の1本目を吸ってレポートしてからも2週間が過ぎました。そろそろ5本パック中の2本目を吸ってみようという事で、加湿容器から取り出しました。 この3週間は湿度計で常に湿度を70~80%程度に保つように管理し、空気の入れ替えもしてきました。現状の設備でできる最高の管理はしてきたつもりです。 着火前の葉巻には、まだ少しアンモニア臭≒ウ○コ臭さが残りますが、だいぶ薄まっていて、普通に我慢できる程度です。 火を点けて吸い始めますと、・・・う~む、少し過加湿気味かなぁ、ちょっと味が水っぽいです。ただ、煙草らしい植物的な甘味は良く出ていて、非常に美味しいです。ただ、過加湿気味な分だけ、ややドローが重く、吸い込みには少し気を使います。 喫煙中盤まで来ると、植物系のコクが増えてきて、序盤の水っぽさがなくなってきます。やはりこの段階が一番美味しいように思います。 ここで、前回の1本目のレポートを読み返してみたのですが、前回感じた花のような香りは、今回は特には感じません。その原因が過加湿にあるのか、加湿保管の長さにあるのかは分かりませんが、味の複雑さに於いて一歩後退したとも取れるので、少々残念な事ではあります。ただ、それでも美味しくスムーズに吸える葉巻である事は確かです。 喫煙終盤になって少し渋味が出ますが、1本目の時よりは少しソフトになっているように思えなくもないです。ですから前回同様に、持てなくなるまで美味しく快適に吸えます。 という事で、喫煙終了。1本目との差は非常に微妙ですが、全く同じかと言うとそうでもないです。また、どっちが美味しいかという面においては、ほとんど甲乙つけ難いです。 多分、加湿保管の2週間程度の違いだと、味の変化は気のせいの範疇だという事なのだろうと思うのですが、逆にどれくらいの期間なら明確な差が出てくるのか調べてみたいという気持ちもあります。 次の3本目は、購入から2ヶ月以上経過してから吸ってみたいと思います。[確かな煙草ブログは此方 Click!]
2012.10.23
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葉巻の記事を書くのは、随分と久し振りになってしまいました。今回試すのは、ヘンリー・ウィンターマンズの「ハーフ・コロナ」です。ネット上でかなり好評なようなので、試してみる事にしました。 上の写真は購入直後のものなのですが、多くのお店の商品写真とは違っています。つい最近までは、この葉巻の1本毎の包装はアルミ箔だったようですが、いまはビニール包装になっています。そのビニール包装は、如何にも機密性が低そうで、中の葉巻の乾燥が早く進みそうな感じがします。この包装の変更は、色んな所で不評を買っているようです。ヘンリーウィンターマンズ ハーフコロナ [5本入り] さて、今回の試喫では開封直後に直ぐに吸うという事はせずに、包装から全部出して1週間ほど加湿保管した後に吸う事にしました。保管にはプラスチック製のお茶容器を使い、保管湿度が70~80%程度になるように湿度計で管理しました。 加湿保管中の容器内の匂いは、軽く干物系なのですが、以前に「ブラック・ストーン」を加湿保管した時よりも穏やかな匂いでした。 さて、加湿保管して1週間ほど経過してから吸いますと、これがなかなか美味しいです。喫煙序盤では、加湿し過ぎたかと思うほど薄い味なのですが、植物系の爽やかな香りと、軽快な甘味が楽しめます。何かの花のような香りも少し混ざり、随分と美味しいなと感じます。 喫煙中盤になって、味と香りに少し重厚感が出てきて、且つ、あの花のような香りも少し目立つようになります。この段階では、味にも香りにも希薄な感じがなくなり、丁度良い吸い応えになります。 喫煙終盤に差し掛かりますと、味にも香りにも若い葉巻らしい渋味が強く出るようになってきます。雑味が増えるとも言えるかも知れません。ただ、不味くなるというレベルでもなく、持てなくなるまで普通に吸えます。 という事で喫煙終了。喫煙時間は40分程でした。 全体的に見て、確かに非常に美味しいドライ・シガーだと思います。喫煙終盤で味も香りもやや乱れるような所はありますが、序盤から中盤にかけての軽快な美味しさを考えると、許容範囲でしょう。流石、ネット上で好評なだけの事はあります。 個人的な好みからすると、これまでに試したドライ・シガーの中ではビリガー「エクスポート」の次に美味しかったように思います。価格は「エクスポート」より少し安いので、そういう意味では価格なりに随分と良い線を行っていると思います。 間違いのない選択です。[好評な煙草ブログは此方 Click!]
2012.10.08
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先日、イムコのオイルライターを楽天上で検索していて気付いたのですが、最近、超豪華なヒュミドールが数多く楽天で販売されるようになったようです。(7~8週間でお届け) 3つの特典付き♪ シガー キャビネット式 ヒュミドール Luxury-1 5000本収納! 特典1: 選べる、電子制御式加湿器付き 特典2:選べるデジタル湿度計付き 特典3:配送料0円!!(7~8週間でお届け) 3つの特典付き♪ シガー・ヒュミドール Luxury-8 4000本収納! 特典1:ヒュードラ製 電子制御式加湿器付き 特典2:選べるデジタル湿度計付き 特典3:配送料0円!(7~8週間でお届け) 3つの特典付き♪ シガー キャビネット式 ヒュミドール Luxury-3 5000本収納! 特典1: 選べる、電子制御式加湿器付き 特典2:選べるデジタル湿度計付き 特典3:配送料0円!(7~8週間でお届け) 3つの特典付き♪ シガー キャビネット式 ヒュミドール Luxury-2 5000本収納! 特典1: 選べる、電子制御式加湿器付き 特典2:選べるデジタル湿度計付き 特典3:配送料0円!(4~5週間でお届け) 3つの特典付き♪ シガーキャビネット・ヒュミドール タワー アンティーク・イングリッシュ *便利なバラ収納棚付き 3000本収納! 特典1: 選べる、電子制御式加湿器付き 特典2:選べるデジタル湿度計付き 特典3:配送料0円!(4~5週間でお届け) 3つの特典付♪ シガーキャビネット・ヒュミドール オールド・イングリッシュ(彫刻有) 便利なバラ収納棚付き 3000本収納! 特典1: 選べる、電子制御式加湿器付き 特典2:選べるデジタル湿度計付き 特典3:配送料0円!(4~5週間でお届け) 3つの特典付き♪ シガーキャビネット・ヒュミドール ホームタワー イエロー *便利なバラ収納棚付き 3000本収納! 特典1:ヒュードラ製 電子制御式加湿器付き 特典2:選べる デジタル湿度計付き 特典3:配送料0円!(4~5週間でお届け) 3つの特典付き♪ シガーキャビネット・ヒュミドール ホームタワー チェリー *便利なバラ収納棚付き 3000本収納! 特典1:ヒュードラ製 電子制御式加湿器付き 特典2:選べるデジタル湿度計付き 特典3:配送料0円! 凄いですねぇ。楽天上には他にも色々あって、こういう立派なヒュミドールが日本でも販売されるようになると、日本の葉巻市場も成熟してきたのかも知れないと思ってしまいます。 私、個人的には、こういった前開きタイプ・キャビネット型のヒュミドールが欲しいと思っています。ただ、こうした価格帯の品物はおいそれとは買えませんし、今はここまで大量に葉巻をストックするような状態でもありません。 でも、そうしたキャビネットが家にあると、如何にもディープなマニアって感じがしてイイですよね。 将来の目標の一つにしておきましょう。(笑)[凄い煙草ブログは此方 Click!]
2012.07.30
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テレビドラマの主人公で、葉巻が良く似合うと言えば、やはり「刑事コロンボ」なのではないかと思っています。 登場する際は、ほとんど必ず吸いかけの葉巻を手にしていますし、吸う時は実に美味しそうに吸います。今は、こんな主人公はほとんど有り得ないのではないかと思われます。 最近でもNHKの衛星放送で再放送されたりしますが、これほど喫煙シーンが多い作品は、真夜中以外の地上波では二度と放送されないのだろうなと思います。同様に、パイプ喫煙が重要な要素になるシャーロック・ホームズ関連作品も、現代風にリメイクされたような作品以外は絶望的です。 とは言え、映像メディアがこれだけ多様化してくると、手間をかけて探せば、喫煙シーンの多い作品は意外と視聴できたりもします。ですから、煙草愛好家がそういう作品を視聴するのは、全く不可能という訳でもありません。 これからの時代は、煙草が登場する映像作品は、わざわざ探して視聴する物となるのでしょう。特に煙草を愛好する趣味人だけの楽しみになっていくのかも知れません。[煙草愛好家のブログは此方 Click!]
2012.06.05
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私が欲しいと思っているヒュミドールは左の写真の品で、ドイツのアドリーニ社製「キャンティ・ミディアム・デラックス」という名前です。同じくドイツのヒュミドール専門ネットショップ「ヒュミドール・ディスカウント」で売られています。ショップが日本語対応なのが嬉しいですね。 このヒュミドールであれば、湿度のチェックが外からできて、かつ前開きのキャビネットなので上に物が置けます。扉はガラス張りですが、中は引き出し式なので、葉巻に直射日光が当たる事はありません。素材も、ちゃんと西洋杉(スペイン杉)が使われています。 このヒュミドールは、このショップで売られているアドリーニ社製ヒュミドールの中では2番目に人気のある商品のようで、実に400件近いユーザーコメントが世界中から寄せられています。 ・・・何だか、最近話題のステマっぽくなってますが。(笑) 或いは、似たようなタイプは、米国ebayでも売っています。 こういうタイプのヒュミドールは、部屋が狭く、多くの物を収納するには上に積み上げるしかない日本の家屋には適していると思うのですが、不思議と日本の市場では滅多に見る事がありません。 日本の葉巻市場は、まだまだ未成熟であるという事かも知れません。[人気の煙草ブログは此方 Click!]
2012.05.02
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【エントリーでポイント10倍以上!(4/29 10:00~5/2 23:59)】LIEBHERR ( リープヘル ) シガー ( 葉巻 ) 専用キャビネット「 Humidor ( ヒュミドール ) ZKes 453 」 【10P20Apr12】【RCPapr28】 葉巻をちゃんと楽しめるようになるには、やはりヒュミドールは必須だと痛感した私は、色々と物色を始めました。 もちろん理想は、オートマチックで湿度と温度を管理してくれる一番上の物なのですが、おいそれと手が出せるような物でもありません。 で、すこし妥協するとして、次の条件としては、上に物が置ける前開きのヒュミドールで、外から湿度計が見える物です。キャビネット式ヒュミドール HL201 33~39本 湿度計・加湿器付き 楽天で販売されている右写真の物は、前開きで、湿度計を外から見られるようになっているのですが、側面3面がガラス張りというのが気になります。中に光が入るという事は、日光等を受けると、内部温度がかなり上がる事が予想されますし、紫外線がスカスカと葉巻に照射される状態というのは、あまり良くないような気がします。★送料無料★【葉巻 ヒュミドール】コンパクトヒュミ もっと妥協して、前開きも諦めると、左写真のような物もあります。これを何個か積み上げるようにストックしていけば、それなりの本数をストックして、長期保管ができそうな気もします。湿度計も外から見えますので、湿度チェックがしやすいです。最初は、この辺かなぁ・・・。 でも、実は海外に目を向けると、良さそうなヒュミドールが結構あるんです。それは又、次回。[理想の煙草ブログは此方 Click!]
2012.05.01
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できるだけ長く保管して、少しでも熟成させようとしたアジオ「ハーフコロナ」なのですが、結局は2ヶ月も経たない内に5本全部を吸ってしまいました。orz と言いますのも、最後に残していた3本の内の1本から、青カビらしき物が発生しつつあったのです。青白い粉状の物が直径5mmくらいの範囲で2箇所ほど吹き出てきているようでした。 それを発見する前の数日間は、容器内湿度が80%近くになっていたので、もしかしたらヤバイかもと思っていたのですが、やっぱりヤバかったです。 で、その青カビらしき物を払って落として、吸ってみたのですが、二日経った現在も特に体調は崩していません。ですから、青カビではなかったのかも知れませんし、微量だったので大丈夫だったのかも知れません。 まぁとにかく、この三日間で1日1本ずつ吸って、消費し切ってしまいました。青カビが生えまくって、如何にも吸えなくなって捨ててしまうよりかはマシでしょう。 でも、やはりプラスチック容器での長期保管は止めた方が良さそうです。湿度管理が難しいです。少し加湿すれば、あっと言う間に湿度80%を超えて行きますし、逆に加湿を怠ると、湿度60%を簡単に割り込みます。 西洋杉のように調湿機能がある素材でできた保管箱(ヒュミドール)なら、容器素材の性能に助けられて、湿度調節が容易になるのでしょう。その方が、長期保管には向いていると思います。 因みに、最後に吸った1本では、吸う前の香りは魚の干物系で、吸った味は甘味が以前よりも少し増えたような気がします。ただ、「気がする」という程度の差ですので、本当は何も変わっていなかったかも知れません。大きな変化を実感できる程には、2ヶ月程度では足りないという事でしょう。 長期保管に挑戦するのは、ちゃんとしたヒュミドールを買ってからにします。[ちゃんとした煙草ブログは此方 Click!]
2012.04.30
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キューバ産の煙草葉を原材料として使う造形作家さんの映像です。凄いですねぇ。 葉っぱは着色しているようには見えないのですが、違和感のない見た目に仕上がっています。葉脈の凸凹や皺が、逆にリアルさを強調しているようにも見えます。 こうした作品を部屋に一つ飾れたら、煙草ファンとしては最高なのではないでしょうか。 ・・・これを輸入したら、煙草税がかかったりするんでしょうか。単なる枯葉芸術品として税関を通過できないでしょうか。 ・・・これらの置物って、もしかして葉巻と同じような保管環境が必要なのでしょうか。そうであれば、日本では梅雨時ぐらいしか飾って置けない・・・。いや、コレクション・ディスプレイ用のガラスケースを使えば、湿度管理しながら飾って置けるかも。 ・・・飾るのに飽きたら、葉巻やパイプ煙草として吸ってしまえば良い訳で、なかなか楽しそうです。 できれば、1個欲しいですよね。[凄い煙草ブログは此方 Click!]
2012.04.22
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ちょっと前にレポートしたアジオ「ハーフコロナ」は、購入してから1週間ほど加湿保管した物でした。その時は1本だけ吸ってレポートし、残った4本は、継続して保湿保管し続けました。保管湿度は70%から80%ぐらいで、1日に何回か中の空気の入れ替えを行いました。アジオ ハーフコロナ [5本入り] 現在、購入してから約3週間が経過した訳ですが、アジオのアンモニア臭は以前より強くなっているような気がします。ウ○コ臭いようでもあり、魚の干物の匂いのようでもあり、如何にも「熟成過程でございます」といった匂いです。 実は、魚の干物のような匂いというのは、だいぶ前に「ブラックストーン」というリトル・シガーを試した際にも感じた匂いです。「ブラックストーン」では、開封直後は着香されたバニラの匂いが強かったのですが、加湿保管をしている内に魚の干物の匂いが次第に強くなって、最後の1本を吸う頃には、バニラの香りはほとんどなくなっていたように記憶しています。 リトル・シガーやドライ・シガーのような安葉巻では、出荷前の熟成が浅いので、購入して保管している最中も熟成がどんどん進行し、その過程で出てくる匂いも強いのだろうと考えています。 で、まぁ、この段階のアジオ「ハーフコロナ」を1本吸ってみた訳です。 そうしますと、レポートを書いた時と大筋で同じ味わいなのですが、今回は何かのハーブのような、もしくは薬品的な清涼感を感じました。この感じは、最初の1本目では、それほど感じなかったように思います。植物系の軽快な甘さとか、香り立ちの弱さなどは1本目と同じだと思うのですが、この不思議な清涼感だけが少し強くなっている気がします。 ただ、基本的には1本目と大した違いはありません。これくらいの期間では、熟成変化の度合いは極めて少ないという事なのでしょう。やはり最低でも数ヶ月単位で寝かさないと、熟成変化の様子を感じ取れるまでには至らないのでしょう。何だか凄く遠い道のりに思えます。 吸いたい時に吸いたいだけ葉巻を吸って、それでも長期熟成ができるほどのストックというのは、いったいどれ位の本数なんでしょう? 本数とその購入金額を想像すると、ちょっと気が遠くなりそうです。私はまだまだ修行が足りません。orz[熟成された煙草ブログは此方 Click!]
2012.04.03
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見た目の割りに価格が安いアジオの「ハーフコロナ」を買ってみました。一箱5本入りで650円です。 で、以前少しご報告しましたが、買って直ぐに吸うのもアレですので、一週間ほど湿度70~80%程度で加湿保管しました。保管の際は、パッケージから出し、ビニールの包みも取り払って行いました。 一週間後に1本を取り出して匂いを嗅いでみますと、まだ微妙にアンモニア臭さが残っており、本来はもっと長期間保管する必要がある事が分かります。ですが、私も我慢が効かない人間なので、とりあえず1本はこの段階で吸ってみる事にします。 アジオ「ハーフコロナ」は全長95mm、直径14mmほどのドライシガーで、ラッパーはシートではなくナチュラルに見えます。巻きが甘いのか、保管中にラッパーの一部が浮いてくる個体がありました。 吸い口は最初から切られており、シガーカッターは不要です。手触りは少し柔らかめに感じます。 着火して吸い始めますと、序盤からなかなか美味しい甘味が来ます。紅茶に入った砂糖のような甘さで、雑味のようなものは感じません。やや植物系でしょうか。香り立ちは強くはないですが、葉巻らしい香りで、臭みのような物は感じません。香り立ちの弱さは、ちょっと加湿が強過ぎたせい知れません。 喫煙中盤に差し掛かると、味にやや渋みが出てきますが、甘味の邪魔になるほどではありません。微かな酸味もあり、香草的な喉へのちょっとした刺激も感じます。ただ短いだけに、味の変化は少ない方だと思います。 終盤になると、少し渋みが先行するようになり、甘味が抜け気味になります。吸い口近辺も湿気でフニャフニャになってきますし、あまり最後までしつこく吸い続けるような葉巻ではないかも知れません。 という事で喫煙終了。喫煙時間は30分ほどで、後味は比較的軽快です。砂糖を1杯だけ入れた紅茶の後味に雰囲気が似ています。残り香は弱いですが、葉巻らしい香りです。 全体的に、価格の割りには美味しい葉巻だったと思います。価格も考えると、かなり気楽に安心して吸えると思います。まぁ、日常的に吸うとしたら、これぐらいで十分ではないかと思わせるだけの内容はあると思います。 よろしいんじゃないでしょうか。[十分な煙草ブログは此方 Click!]
2012.03.23
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先日通販でドライ・シガーを買ったのですが、これを何時吸うかで迷っています。安いシガーなので、もったいぶらずにサッサと吸ってしまって良いとは思っているのですが、一方で、それでもなるだけ最高の状態で吸いたいという気持ちもあります。 ディープな葉巻ファンの皆さんは、買った葉巻をヒュミドールの中で何ヶ月から何年も寝かしてから吸っていらっしゃるようで、何本もストックしている葉巻を写真で公開なさっている方もいらっしゃいます。私も大きなヒュミドールを購入して、お気に入りの葉巻を何十本もストックして、熟成させつつ吸っていきたいという欲望があるのですが、どうにも我慢が効かず、ついついサッサと吸ってしまいます。 ヒュミドールを持っていないので、せいぜい加湿するのがいい所で、長期保管が出来るような体制になっていないという事もあるのですが、せめてアンモニア臭が消えるくらいまでは保管した方が良いような気もします。 某ブロガーさんがおっしゃるには、ヒュミドールを買ってしまうと、そのヒュミドールを常に一杯にしておきたくなるので、経済的な意味で非常に危険(笑)なのだそうです。確かに、大きなパイプスタンドを買うと、それが全部埋まるまでパイプを買い足してしまうという経験をしていますので、某ブロガーさんのお話ももっともな事だと思います。ですから、ヒュミドールの購入には、まだ二の足を踏んでいます。 とりあえず、今回の葉巻は最低一週間は加湿保管し、それ以降はなるだけ我慢して、吸っていくペースを抑えたいと思います。 ・・・バカスカ吸っても長期熟成ができるほど大量に葉巻が買える経済力があれば、問題は一気に解決するんですが。orz[熟成された煙草ブログは此方 Click!]
2012.03.16
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さて、密閉容器の中で一晩ほど加湿した「カフェクレーム・アロマ」ですが、やはりかなり良くなりました。 まず着火前の葉の香りに、熟成感・重量感が出てきました。 そして火を着けて吸い始めますと、開封直後よりも明らかに甘味とコクが増していて、かなり美味しく吸えます。燃焼が遅くなって、その分燃焼温度も下がっているようで、葉巻らしさが強くなっていますし、着香分の香りも加湿前より強まっています。 喫煙途中で立ち消えが1回あり、また、灰皿に置いておくと、それほど燃え進まずに消えましたので、燃焼が遅くなっているのは確かで、副流煙も減りました。 持てない所まで燃え進んで消えた吸殻を、キセルに挿して再着火して吸いますと、また更に甘味の良く出た味を楽しむ事ができました。ほとんどバニラ・チョコレートのような味です。 喫煙時間は、キセルに挿して吸い切った分を含めて20分を越え、十分な喫煙時間となりました。 う~む、やはりシガリロでも加湿してから吸うと随分と違います。燃焼剤が入っているのではないかと思う程の先日の早い燃え進み方も、加湿前の過乾燥が原因だったのかも知れません。 価格等も含めて手軽さが売りの一つである「カフェクレーム・アロマ」も、一手間掛けて加湿すると、十分に楽しめる煙草になりました。\(^o^)/[一手間かけた煙草ブログは此方 Click!]
2012.01.15
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先日注文したシガリロ「カフェクレーム・アロマ」です。 薄い缶に70mm程の長さのシガリロが10本入っています。開封時の香りは、ほとんどバニラチョコレートなのですが、葉巻類特有のアンモニア臭らしき匂いも少し混ざります。 太さは普通の紙巻煙草と同じくらいで、シート・ラッパーではなくナチュラル・ラッパーのように見えます。いや、もしかしたら皺の入ったシートかも知れません。 まずは、開封直後に吸ってみました。 予想よりも渋みが少なく、割と素直に吸えますが、開封時のような香りは煙の中には余り強くは感じません。ですから、非着香に近い感覚で吸えます。甘味は少し感じますが、やや湿度が足りないのか、それほど濃厚な味には感じません。葉巻特有の風味はしっかりとあって、熟成感はやや薄いでしょうか。 う~む・・・、何だか普通に吸えちゃいます。気構えがいらない感じです。価格も考えると、常喫には確かに向いています。 ちょっと気になったのは、灰皿に置いている時の副流煙の多さです。灰皿に置いた状態で、どんどん燃え進んでいくので副流煙が多くなっているようなのですが、もしかしたら燃焼剤が添加されているのかも知れません。残り1.5cmほど残して灰皿に置いておりましたら、残り5mmくらいになるまで燃え進んでから消えました。 吸い終わった後の後味は意外に軽いですが、残り香は熟成の浅い葉巻らしいものです。喫煙時間は10分程で、やはりちょっと燃えるのが早い気がします。 という事で、例によって一晩ほど加湿してみる事にしました。つづく[しっかりした煙草ブログは此方 Click!]
2012.01.14
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手軽なリトルシガーの内、日本で一二を争うほどメジャーなのではないかと思われるのが「キャプテン・ブラック」のリトルシガーです。今回は、そのシリーズの中から「クラシック」を吸ってみました。 開封時の香りは、チョコレートの香りが微かに漂い、如何にも甘そうな雰囲気です。ところが普通に火を着けて吸ってみますと、葉巻っぽい味の中に確かにチョコレート系の甘さは感じるのですが、それほど強い甘さではありません。パイプ煙草の甘さに私が慣れてしまっているせいか、少し薄味に感じるのです。フィルターのせいもあるかもしれません。 そこで、フィルターを折り取って吸ってみましたら、少し味が濃くなって、美味しさが増したようになりました。更に、吸い進んで短くなったところでキセルに挿して吸ったところ、チョコレート味にミルクのような甘さが加わり、更に甘く美味しくなりました。キセルによる煙の冷却効果が非常に高い事が分かります。 次に、密封容器に移し替え、一晩ほど加湿してみました。 加湿後の容器内の香りは、「ブラック・ストーン」の時のような「魚の干物」的匂いは比較的弱く、一本一本を取り出して匂ってみると、ちゃんとチョコレートのような甘い香りがします。 フィルターを折り取って吸ってみますと、加湿前より甘味が増し、キセルに挿さなくてもミルク・チョコレートのような味と香りが強まっています。このリトル・シガーは加湿後の味の変化が比較的大きく出るようです。 もちろん、短くなってからキセルに挿して吸えば、甘味は更に強まり、非常に美味しく吸えます。 因みに、吸ってる最中に一度も立ち消えをしませんでしたから、シートにはやはり少量の燃焼剤が入っているようです。また、「ブラック・ストーン」で感じた、フィルターに触れた唇に残る甘味はありませんでした。 という事で、この「キャプテン・ブラック」も、加湿するとなかなかのリトル・シガーでした。よろしいんじゃないでしょうか。[慣れた煙草ブログならココ Click!]
2011.08.27
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とある人気マンガに登場した事で巷の若者の間で人気があるらしい「ブラック・ストーン バニラ」というリトル・シガーを買ってきました。パッケージには「WONDERFUL AROMA OF PIPE TOBACCO」とあり、どうやらパイプ煙草を使っているようです。パイプ・スモーカーとしては要チェックなリトル・シガーかも知れません。 開封時の香りは予想していたよりも弱く、パイプ煙草のようにぷ~んと香ってくる類の物ではありません。乾き切った状態でしょうから、香りが弱いのは当り前かも知れません。 事前着火で先端を一度炭化させてから本着火し、吸ってみました。弱くドローし、時たま吹き戻しも加えるという、私がいつも葉巻でやっているのと同じ吸い方で、もちろん口腔喫煙です。 吸ってみますと、バニラとビターチョコレートに、シートラッパーの味と香りを混ぜたような感じで、パイプ煙草というより、やはり着香系のシガリロの方に近い感じがします。 唇に甘い蜂蜜系の味が移りましたので、巻紙に何か甘い物を塗っているようです。また、立ち消えしませんでしたから、シートには少々燃焼剤が入っているようです。鼻から入った煙にツンとした物がありましたので、その事からも燃焼剤の存在が推測されます。 甘味は意外に少ない感じがします。香りは甘い系統なのですが、それに見合うほどの甘い味にはなっていないような気がします。乾燥とフィルターのせいかもしれません。 そこで、ちょっと加湿してみることにしました。プラスチック容器に移し、アルミ加湿器2個で一晩加湿です。 そうしますと、香りと言うより匂いが容器の中に充満するようになりました。魚の干物の匂いにシートラッパーの匂いを足したような匂いです。こういう匂いは煙草では初めてです。 匂いは妙でしたが、味は良くなりました。加湿したブラック・ストーンを、フィルターを折り取って吸いますと、開封直後よりも少し美味しくなっていたのです。ビターチョコレートの味に少し甘味が加わり、風味に奥深さが増したような感じです。劇的な変化ではありませんが、だいぶ良いです。 また、吸い進んで短くなってきたところで、キセルに挿して吸いますと、更に美味しくなりました。角が取れてまろやかになった割りには、味が薄まる訳でもなく、この煙草の吸い方としては私のベストと言えるかも知れません。 という事で、それなりに美味しく吸えるリトル・シガーだと思います。パイプ煙草のアロマかと言われると、う~ん、そうかもしれないなぁとは思いますが、パイプ煙草と全く同じ感覚で吸える訳ではありません。ま、当り前と言えば当り前ですね。 なかなか良い煙草だと思います。[奥深い煙草ブログならココ Click!]
2011.08.15
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キューバのとある葉巻工場には、労働者のために新聞等を朗読する担当者がいるそうです。音楽を聴きながら作業するのではなく、新聞記事を聴きながら作業するという事のようです。 この映像で見ると、プレミアム・シガーを手で巻く仕事というのは、かなりキツそうです。こういう仕事を毎日毎日何時間もやっていると、自然と体が動くようになって、頭の中が真っ白になってくると思うのですが、そういう状態で音楽やラジオを聴きながら作業すると、意外と効率良く作業が進んだりします。 それで、聴く内容が新聞記事だったりすれば、確かに自分で新聞を読む必要もなくなりますし、悪くないと思います。できれば、事故とか犯罪のニュースではなく、明るい話題ばかりであれば良いですが。 でも、まぁ、こうして改めて動画で視ると、プレミアム・シガーの工場というのは、ある意味凄い場所ですよね。市場に出回っている大量のプレミアム・シガーがこうして作られているかと思うと、本当に1本1本を大事に吸いたいなと思います。 ベテランのオバサンが上手に作った葉巻と、若いお姉さんがたどたどしく巻いた下手糞な葉巻と、どっちか選べと言われたら、ちょっと迷いそうですね。(笑)[上手な煙草ブログならココ Click!]
2011.08.13
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有名どころのプレミアム・シガーを久し振りに吸いたくなったので、「ロメオ No.2」を買ってきました。キューバ物の本格プレミアム・シガーとしては、だいぶ前にモンテの4番を試して以来ですから、やっと2回目ということになります。 まずは買ってきてチューボから出し、10日間ほどタッパで加湿保管しました。これはちょっと失敗だったようで、湿度計で測ってみると80%位になっていたのです。そのためか、シロカビがポツポツと発生してしまいました。また、保管期間としては、まだまだ短かったようで、少しアンモニア臭が残ったままでした。 とは言え、シロカビは特には問題にならないと聞いてますし、気になるほどのアンモニア臭でもないので、そのまま喫煙しました。 湿度をあて過ぎたせいか、喫煙序盤でドローが少しきついです。また、透き通った適度な甘みが美味しいのですが、やはり少し味が薄く、煙量も少ないです。当然、燃え進みもかなり遅く感じます。 加湿のし過ぎが、予想外に効いている感じです。ロメオYジュリエッタ No.2 [チューブ入り] [キューバ産] 雑味の類はほとんど感じられません。全体的に非常に軽やかな味わいで、ざらつき感がなく、クリアーに感じられます。ちょっと酸味があるでしょうか。かなり美味しいシガーだなと思います。 喫煙中盤になって、味にやや重みが増したように思われますが、相変わらず雑味もなく、美味しく吸い続けられます。 ただ、どうも味が薄い感じが拭えず、ちょっと物足りない気がします。パイプの癖でドローが弱いのか、灰を落とすと、断面が凹み気味に燃え進んでいます。この辺も影響しているのかもしれません。 ドローはまだ重いです。 リングを外す位まで進んでくると、やっと微かな渋みが出てきます。煙量も序盤よりは多くなってきます。ドローはまだ重いです。 と、いうことで、喫煙終了。約80分でした。 実を言うと、何時までもドローがきついので、しんどくなって、いつもより長めに残して早めに吸うのを止めたような感じです。巻きが硬いのか、湿度のあて過ぎか、それとも両方か。 最初から最後まで、味としては非常に美味しいと思うのですが、薄味に感じたのと、ドローのきつさで、全体的なイメージはあまり良くありませんでした。ちょっと不本意な結果のような気がしますので、いつか再チャレンジする必要がありそうです。[上手な葉巻吸いのブログなら Click!]
2011.06.14
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前に試したビリガー「エクスポート」が良かったので、他のビリガーも試してみることにしました。今度は「プレミアム・キューバ」です。ビリガー プレミアム キューバ 1本 チューボから出し、梱包のビニールも取って、数日間ほどタッパの中で加湿保管してから吸いました。 大きさは細めのコロナサイズで、ラッパーは少しだけオイリーな艶のある茶色で、薄くもなく濃くもなくと言ったところでしょうか。ちょっと筋張ってて、色にムラもありますが、価格を考えれば悪くない線ではないでしょうか。 喫煙序盤は、クリーミーと言うかオイリーと言うか、角の取れた甘みを感じながら、スムーズに喫煙が進みます。葉巻葉巻した香りは、やや弱いです。 喫煙中盤に入ってくると、コクと言うか、オイリーさが増して、序盤からの甘みに加えて少し重量感のある喫煙を楽しめます。先が尖るほど急いで吸った訳ではないのですが、少し燃焼が速いような気がします。ちょっと細いからなのか、葉の密度が低いからなのか・・・。 煙は葉巻にしては少し多めでしょうか。 終盤に差し掛かっても、中盤からの味の傾向はほとんど変化してないような気がします。甘みは少し感じ難くなってるかもしれません。コクの部分はしっかりあります。 バンドの辺りまで進むと、さすがにちょっと苦味が出てきますが、イヤらしい感じではありません。そのまま指が熱くなるまで吸って、喫煙終了。 喫煙時間は40分ぐらいでした。 あの軽快で美味しかったエクスポートと比べると、全体的にオイリーで丸みとコクがあるような味わいです。これはこれでイイですね。私はまだ経験が浅いので、キューバ産の葉が云々というような事は何も言えないのですが、なかなか美味しい葉巻でした。 例えば、お金はあまり出せないけど、それなりのプレミアム・シガーが吸いたい時とか、ドライシガーの常喫の間に挟むとか、そういう吸い方に適しているような気がします。 あ、あと、チューボを買うのは初めてなのですが、コレって、やっぱり持ち運びに便利ですね。捨てるのがちょっと勿体ないので、取っとく事にします。(笑)[本格シガーのブログはコチラ Click!]
2011.05.10
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キングエドワードの「スペシャル」を試しました。値段の割りに悪くないですねぇ。 ネット上で、この葉巻を常喫しているという記事をいくつか見たような気がしたので、試しに吸ってみることにしたのです。 一晩ほどタッパーで加湿して吸いました。 序盤に、煙草の甘みの中に塩っぽい味を感じました。この味は何だろうと思いながら中盤まで吸うと、やがてその塩味は消えましたが、もしかしたら自分の唇に何か付いていたのかもしれません。 太く大きい葉巻ではないので、喫煙中の味の変化は乏しいですが、喫煙時間自体も短いので飽きるということもなかったです。 味の特長は、・・・う~ん、特に際立ったところを感じずに、スルッと吸えてしまったので、美味しい部類に入るんじゃないでしょうか。香りも、葉巻らしい普通の香りで、特筆すべき悪い点はないです。 シートラッパーということで、手触りがちょっと硬い感じで、「葉巻吸ってるぜ!」感とは少し異質な感触なのですが、5本入り550円という価格を考えると、良くやっていると言えるのではないでしょうか。 うむ、これも常喫としては「有り」だと思います。[本格シガーのブログならココ Click!]
2011.05.03
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木製のシガーケースです。素材は、長らく桐だと思っていたのですが、ケヤキと言ってるショップさんもあるようです。 大小二つのサイズがあって、写真は大きい方の物です。葉巻のサイズとしては、チャーチルサイズが1本入る程度だそうなのですが・・・。恥ずかしながら、私、まだチャーチルサイズの葉巻を買ったことがないので、確認してません。(笑) 因みに、小さい方はロブストサイズが入るそうです。【10%OFF】葉巻 シガーのこだわり ウッドシガーケース 木筒 Mサイズ【10%OFF】葉巻 シガーのこだわり ウッドシガーケース 木筒 Lサイズ たまに葉巻を持って出る時に使っていますが、意外に嵩張るので、小さい方も買っておこうかなと思っています。何しろ、シガーケースとしては多分最も低価格なので、割と気軽に買えます。 物の出来としては、まぁ、価格なりのシガーケースです。蓋と本体の合わせ目が甘く、密閉度は低いです。使っていくうちに、その合わせ目は磨耗していきますので、そのうち簡単に蓋が抜けるようになってきます。木工用接着剤や糊とかで合わせ目を補修しながらでないと、シガー運搬中に蓋が抜けて、中身をぶちまけることになります。 木製素材ということで、このケース自体に調湿能力があるような気もしますが、密閉が甘いので頼りにはできません。まぁ、朝持って出て、夜に中身を吸うぐらいの感じだったら、特に問題なく使えると思いますが、数日に渡って保管するのには向いていないと思います。ですから、旅行とかで使うのは避けた方が良いと思います。 そんなチープなシガーケースですが、やっぱり木の雰囲気ってのは悪くないです。私の好きな無塗装・無ワックスなので、手にした時の感触も好きです。 とにかく安いので、色々な用途があるかもしれません。例えば、知り合いに葉巻を進呈する際に、これに入れて渡すと、かなり様になるのではないでしょうか。そういう意味で、何本か手元に置いておいても良いような気がします。 次にプレミアム・シガーを買う時に、ついでに買い足しとこうかな・・・。[本格シガーのブログなら Click!]
2011.04.20
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今使っているシガーカッターはコレです。いわゆる二枚刃のギロチンカッターで、ヘアライン仕上げの質感がなかなか良い感じです。さびに強いオールステンレス製葉巻カッター シガーカッター ステンレス オーバル (22mm) 価格の割には良い感じだとは思いますが、切れ味の方は・・・。いやぁ、何せ初めてのシガーカッターなので、比較のしようがないです。 ただ、物凄い切れ味の刃物で感じるような、あの吸い込まれていくような感触はありませんし、実際に葉巻を切ってみても、切り口は必ず猫目になります。ですから、それほど良いモノでもないのでしょう。★送料無料★【葉巻 シガーカッター】ジカー361ブラック21mm 煙草屋さんで相談した時は、「それなりの値段が出せるなら」という前提で、ジカーのカッターを薦められました。何でも、その煙草屋さんでは10年来使っているが切れ味が落ちてないそうです。う~む・・・。 一方、Youtubeでは、ベスト・シガーカッターとして、あの三枚刃のシガーカッターが紹介されています。トリプルブレード シガーカッター この三枚刃は、構造的に少々複雑になるので、長期間使用し続けることに対する耐久性という部分で、本当に大丈夫なのかなという思いがあります。それに、やはり少々嵩張りそうです。 でも、動画を見る限り、切り口は綺麗に真円を保っているようですし、いとも簡単にザックリ切れているように見えます。なかなか良さそうです。う~む・・・。 何れにしても、次のシガーカッターを買うのは、もう少し本格的に葉巻を吸うようになってからにしようと思っていますし、パンチカッターも試してみたいところではあります。 ま、今のうちに色々勉強しておきます。[名作葉巻ブログならコチラ Click!]
2011.04.15
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ビリガーのエクスポート・マデューロを試しています。(写真前の茶色い箱)ビリガー・エクスポート マデューロ 5本入ノーマルと基本的には同じ感じのドライシガーですが、マデューロだけに、やはり少しコクがあるような気がします。・・・が、目隠しして、いきなり1本だけ吸ったら、判別できないかもしれません。ってか、私、基本的に味音痴なので、その程度の感覚しか持ち合わせていないというのが実情でして。ははは・・・。ただ、以前、ダビドフのプリメロス・マデューロを吸った時と比べると、マデューロらしい重厚さや渋さが薄いような気はします。エクスポートがドライシガーだということで、葉巻らしさという意味では、元々薄いので、マデューロでもそうなっているという事かもしれません。ま、でも、やはり美味しいドライシガーであることは確かですし、価格から考えても、常喫はもうこれでもいいかなと思えるような出来です。ノーマルとマデューロで違いが僅かなので、どちらを選んでも、ほとんど間違いはないという感じでしょうか。ノーマルとマデューロを交互に吸うと面白いかもしれません。[やはり葉巻ブログの方がパイプブログよりも優勢か? Click!]にほんブログ村
2011.03.29
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何か写真が、間違い探しみたくなってますが。(笑)珪藻土の玉でドライシガーの加湿を行ってみました。実験に使ったドライシガーは、今の私のお気に入り「ビリガー・エクスポート」です。[実験9]ドライシガー加湿十分に加水した玉2個で、「ビリガー・エクスポート」5本(一箱分)を加湿する。エクスポートは箱から出すが、包装紙はそのままで、箱から出した直後に容器に入れる。同時に玉も投入する。●実験開始時:容器内湿度50%●1時間後:63%●2時間後:67%●3時間後:69%●4時間後:70%●5時間後:72%●6時間後:72%●7時間後:72%●12時間後:76%●24時間後:78%やはり70%近い湿度で安定する時間帯があります。「小粋」3個よりも安定する時間が短いのは、「エクスポート」5本の方が、煙草の葉の量(重量)として単純に少ないからでしょう。湿度をキープできる容量が少ないということだと思います。感じとしては、エクスポート5本程度の加湿は、玉2個で4~5時間といったところでしょうか。もちろん、容器が小さければ、もっと短時間で十分な湿度に達すると思われます。で、その後丸一日放置しても、致命的な程には過加湿にはならないようです。実際、24時間経過後(湿度78%)に、すぐに1本吸いましたが、とても美味しく吸えました。次は、新しい刻み煙草「宝船」の保湿実験です。[人気煙草ブログはコチラ]にほんブログ村
2011.03.08
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ビリガーエクスポート 5本入いつもの煙草屋さんで、レジ横にばら売りされていたので、1本だけ買ってきました。煙草屋さんお勧めのドライシガー「ビリガー・エクスポート」です。包装紙を取ると、チョコレートのような外観の四角い葉巻が出てきます。キットカットの巨大なヤツみたいな風貌です。ヘッドもフットもなく、両切り煙草状態なので、本当にチョコレートか角材か? ってな形です。折角なので、一晩タッパ内で加湿して吸ってみました。一口吸って・・・、これは美味しい!爽やかな甘みと軽めのコク、やや少な目の葉巻特有の香りのバランスが、私の好みに非常に近いです。あの美味しかったダビドフ「プリメロス」以来の、「ほぉ、これはなかなか・・・。」と呟かせる味です。中盤にかけて、ややコクが強くなり、最終盤では、さすがに渋みが出ますが、その頃にはそろそろ指が熱くなるくらいですので、終了の合図だと思えばいいのかなと。5本入りで800円、つまり1本160円でこの味なら、かなり良い感じです。ダビドフの「クラブ」や「ミニシガリロ」よりも良いかもしれません。何と言っても、割とまともな葉巻の太さがありますから、シガレットサイズの「ミニシガリロ」等よりも、「葉巻吸ってるぜー!」感が強くて、楽しいです。これは良いものと出会いました。にほんブログ村
2011.03.05
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ダビドフは美味しいのですが、やはり価格的に厳しいものがあります。また、ダビドフのシガリロ系統も、大きさの割りには高いという感じです。ですから、ここで考えるのは当然のこと、所謂マシンメイドの葉巻はどうなんだろうかということです。フィリーズ ブラント バニラ [5本入り]早速買ったのが、フィリーズの5本入り1,000円の葉巻です。(写真はバニラですが、実際に買ったのはハニーです。)まぁ、着香モノということで、アンモニア臭も気にならず、それなりに美味しく吸えました。時々口の中に葉の欠片が入ると、それがものすごく甘くて、ビックリします。葉巻らしいサイズなので、シガリロ系のような物足りなさはなく、「葉巻吸ってるぜ!」感があってイイです。(笑)で、1,000円で5本なので、1本200円ということになります。1本の喫煙時間が30分強という感じでしょうか。・・・う~ん、ランニングコストとか、喫煙時間あたりのコストという観点からすると、こういう安葉巻でもパイプ喫煙には適わないような気がします。例えば、私が常備しているパイプ煙草「ラールセン ファイン&エレガント」は、1,250円で50g入りです。これで10回以上のパイプ喫煙ができ、かつ各喫煙時間は1時間半を余裕で越えます。で、安葉巻の美味さの程度が、そのコスト高に見合うものなのかと言うと・・・。う~ん・・・。昔から、葉巻はお金持ちの喫煙方法でした。それに対してパイプはどちらかというと庶民の喫煙方法・・・。根本的にランニングコストに差が出るのは当たり前なんでしょうね。美味い葉巻を常備するという野望は、未だ達成されてません。にほんブログ村
2011.02.16
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ダビドフ「プリメロス」の美味しさに感動した私は、その美味しさをもっと経済的に負担が少なく、気軽に頻繁に楽しめないかと考え、価格の安いダビドフを試してみることにしました。つまり、ダビドフのシガリロに挑戦してみた訳です。ダビドフ クラブ [10本入り] [缶入り] [ドミニカ産]まず試してみたのは、ダビドフの「クラブ」10本入り2,300円です。味わいとしては、少し硬い感じでしょうか。プリメロスのような爽やかな甘みは、あまり感じませんでした。美味しいことは美味しいのですが、少し方向性が違う気もします。ダビドフ [ミニシガリロ] [10本入り]次に試したのが、ダビドフ「ミニシガリロ」10本入り1,700円です。これは、なかなか良いです。「クラブ」よりも甘さを感じることができますし、値段もかなり安いですし。頻繁に吸うのだとしたら、こちらの方がいいような気がします。ただ、まぁ、この二つのシガリロなんですが・・・、経済的な部分と、手軽で短時間で吸えるということ以外には、特に大きなメリットがないな、というのが実感です。あの「プリメロス」を吸った時ほどの幸せ感はありません。当たり前なんですが。(笑)それに、安い方のダビドフ「ミニシガリロ」でも一箱1,700円、パイプ煙草だと50gの定番物が余裕で買える値段です。パイプ優先の現状では、少し負担が大きい感じです。やはり、この系統は、何か特別なことがあった時のスペシャルご褒美的な吸い方になっちゃうのかなと感じます。いや、待てよ。プレミアムシガーの系統ではなくて、マシンメイドの安葉巻はどうなんだ?にほんブログ村
2011.02.15
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本当に「これは美味い!」と感じる葉巻との出会いは、2本目のプレミアムシガーでした。ある日、自分の守備範囲を広げるためということもあって、地元のシガーバーを調べて行ってみることにしたのです。そこは、若い女性がオーナーをしていると言う小さなバーで、実際に行ってみると、なかなかイイ雰囲気です。で、そこでたまたま選んだ葉巻がこれでした。ダビドフ プリメロス 【バラ売り】 プリメロスサイズ [ドミニカ産]ダビドフの小さなシガー「プリメロス」(ドミニカ産)です。1本1,000円ですし、サイズも小さいので手軽でいいなと思って、そのシガーバーで選んだのです。まぁ、バーで飲んでる酒でバイアスがかかっていた可能性はありますが、この「プリメロス」は本当に美味いと思いました。甘みも香りも爽やかな感じで、序盤からとても気持ち良く吸えます。後半は、少し重みが出てきますが、嫌な感じはしません。パイプ煙草で言うと、良質のバージニアブレンドのような感じです。本当に美味しかったです。まぁ、ただ、いくら安い方と言っても、そこはそれ、さすがにダビドフのプレミアムシガーです。1本1,000円というのは、安いパイプ煙草なら1パウチ50gが買えます。そうそう度々買って吸うのは勇気が要ります。それで、この系統の味をもっと手軽に楽しめないかと思って、ダビドフのミニシガリロを探ってみることにしました。にほんブログ村
2011.02.14
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パイプで奥深い煙草の世界を垣間見た私は、葉巻=プレミアムシガーも試してみることにしました。ネットを徘徊していると、最初に吸うのはコレがいいということで、「モンテクリストNo.4」、いわゆる「モンテの4番」が紹介されていて、まずはこれを吸ってみることにしました。モンテクリスト 【No.4】 [キューバ産]例の煙草屋さんで1本だけ購入し、家に帰ってさっそく吸ってみたのですが・・・。正直に言うと、あまりピンときませんでした。いや、不味かったわけではないです。美味しいことは美味しいのですが、パイプの時ほどの衝撃的な出会いではなかったのです。味の好みが少し合わなかったのかもしれません。「これは美味い!」という葉巻との感動的な出会いは、2本目のプレミアムシガーまで待たなければなりませんでした。にほんブログ村
2011.02.13
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