PR
Keyword Search
Calendar
Category
Comments
ドンキーベースは屋内なので、暑さで倒れる事はないが、エアコンは設置されていないので、それなりに暑い。頼りの綱は業務用扇風機1機のみだ。早速、ホイストで車体を吊り上げリアホイールを外す。ハブに付いたドリブンスプロケットとブレーキディスクを外すのが面倒なので、タクトの古タイヤ2本を重ね、更に外したホイールその上に重ねるとスプロケットとディスクを浮かす事ができた。
タイヤの空気を抜いて、ビードを落とすのだが、ビードブレーカーが無いので、タイヤレバーで格闘すると既に汗が噴き出る。タイヤレバーで周囲をコジてもなかなか落ちない。色々と試行錯誤を繰り返す内に、1本のレバーをリムに掛け、タイヤを凹ますようにして、もう一本をその近くに深く挿し込みビードをリムから離すようにコジるとポコッという音と共にやっと落ちた。反対側も同じように落とし、後はタイヤレバー2本でホイールからタイヤを抜き取る。
折角ホイール単体になったので、写真屋に行ってホイールバランサーを借りてきた。このホイールは以前ゴールドのアルマイト加工に出すために一度スポークを外しているので、ホイールバランスが狂っている可能性大なのだ。バランサーにホイールをセットして回してみたら、何とビックリ。振れが殆ど無く、芯出しもOKだった。スポークを張る時にニップルを同じ締め具合にしたのが良かったのか。それとも偶然なのか分からないが、これは触らない方が良いと判断してタイヤの組み込みに掛かる。黄色の〇をバルブに合わせ、タイヤの回転方向を確認してビードにシリコンスプレーをたっぷり吹いて片面を嵌める。ひっくり返して反対面を嵌めるのだが、最後の30センチ程が硬くて中々嵌まらない。二本のタイヤレバーで両側を押さえて置き、3本目のレバーで少しずつビードを入れて行くと最後はすんなり入った。流石新品タイヤだ。
後は、エアーコンプレッサーでタイヤに空気を入れるだけなので、楽勝と思えたのだが、バルブにエアーノズルをあてがい空気を入れるとタイヤが膨らみ…。膨らまない。何故だ?長く空気を入れ続けても一向に膨らまない。よく見るとエアーチャックガンのホースから勢い良くエアーが漏れていた。穴開きだ。これでは膨らむ訳がない。仕方が無いのでエアーツールをエアーガンに取り替えてバルブコアを抜き取ってガンの先をバルブに直接押し付けてエアーを注入。今度は大丈夫だろうろと思いきやタイヤは膨らまない。何故だ?ホイールとタイヤををよく見てみたら、両側ともビードが落ちてしまっていて、ホイールとの間に隙間が出来ていたので、タイヤを転がしたり、トントンと落として衝撃を与えたりしながら、なるべくビードとホイールを密着させ、特にバルブの辺りは、タイヤの上から乗ってビードを広げるようにしながらエアーを注入すると膨らんだ。
エアーチャックガンのメーターが壊れているので何キロ入ったかは分からないが、入れ続けると片側がパンという音と共にビードが上がり更に入れ続けるともう片方もパンという音と共にビードが上がった。ガンを抜くとバルブコア無いのでたちまちエアーは抜けてしまったが、ビードは両方とも上がっているので、後はエアーチャックガンとエアーゲージを買ってから
適正空気圧にするだけだ。やれやれである。気が付いたら汗びっしょり。このままでは熱中症になってしまうので、早速、冷凍庫でキンキンに冷やしたビールで喉を潤したのは言うまでも無い。
すり減ったダンロップのトライアルタイヤ
IRCのTRー011ツーリスト 4.00-18/64P
古いダンロップと新品IRC
ホイールバランサーにセットしたリアホイール
ホイールに嵌めたIRCのトライアルタイヤ
テスト走行でやらかしてしまった顛末 2023.08.21 コメント(3)
セローのリアタイヤ交換2 2023.08.19
リアキャリア装着 2021.01.27