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TLM50のスイングアーム(PLではリヤーフォークと呼ぶ)の錆落としに掛かるのだが、錆を落とす前にオイル汚れを落とす必要がある。オイル汚れの上からブラストしても汚れが下地を保護してブラスト出来ないのだ。パーツクリーナーとブラシでオイル汚れを落とすのだが、塊になった汚れは精密ドライバーで削り落として行く。次ぎにスイングアームカラーを取り出して、ブラストの砂が入るのを防ぐため、両側の穴を小さく切ったウエスで塞ぐ。綺麗になったところで、狭い錆の部分をブラストして行く。広い所はグラインダーで削る。フレームと同様に錆だけ落として、塗装は大まかに落とすだけにして、サンドペーパーでプラサフの足付けを作る。このスイングアームは50ccの割に重い。TLR200のスイングアームの方が軽いので、ホイールと共に入れ替えている者もいるほどだ。パーツが手に入ったらやってみたい改造である。ブラスト前のスイングアーム
2014.01.29
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TLM50のフレームの錆と塗装落としを行おうとサンドブラストの用意をしたが、ビニール温室には大きくて入らない。仕方がないので何か代用になる物はないかと探したら、昔カブトムシの幼虫を飼っていたピジョンペール(丸型ポリ容器 )が転がっていたので、中を綺麗に洗ってフレームを突っ込んでみたら何とか入る。ペール容器の上側からブラストを行えば、砂が中に残るので節約になる。手持ちはスポットブラストガンしかないので、全ての塗装剥離は行えない、従って錆が出ている溶接箇所のみ重点的にブラストしていく。ブラストを終えると、グラインダーとサンドペーパーで塗装を大まかに落として足付けを作って、プラサフ塗りの下準備を行う。この時期の作業で1つ良い事は空気が乾燥しているので、地金が出ていても直ぐには錆が来ないと言う事である。それにしても、塗装を剥離したら早めにプラサフを吹きたい。ピジョンペールに突っ込んだフレーム
2014.01.28
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TLM50のタンクはどれも酷いものではないが、凹みが3箇所ありデカールの破れもるため、修理を兼ねてホワイトに塗装するする予定なので、剥離作業を行うが、その前に、HONDAのデカールのみ再生のために、写真に撮って置く。手持ちにあったリムーバー(塗料剥離剤)を刷毛でタンク全体に塗る。説明書によると5分〜30分で塗料が柔らかくなるので、竹ヘラ等で掻き落とすと書いてある。しかし30分経っても1時間経っても塗料が浮いてこない。デカールは少し柔らかくなっているが剥げる程でもない。ヘラで掻いてみたが塗膜は頑丈そのものである。全然使いものにならない。そういえば、前回使用した時に使いものにならなかったので、使用を止めた事を思い出した。何でも環境に優しく有害物質を含んでないらしい。そのためにパワーがないのだ。こういう物は有害物質てんこ盛りで、塗ったとたんに塗膜が浮いて来るようなパワーがないと意味がない。取り敢えずリムーバーを洗って、グラインダーに塗膜剥離ディスクを取り付けて、デカールと錆の発生箇所の塗膜を落とす。凹みがある箇所にはパテを塗っておく。パテが完全に乾燥したらタンク全面をペパーで均しプラサフ塗装の足付けを行う事にする。めんどくさいので塗装の全剝離は止めにする。それなりにくたびれているが、混合仕様なので内部はは錆なしのタンク。デカールと錆を落としてパテ塗りを終えたタンク
2014.01.26
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TLM50のトップブリッジからキーボックスのステーを外そうとして、良く見てみたら右側だけやけに細いボルトとナットで固定してある。いやな予感を感じつつバラしてみると右側の取り付けボルトが、アルミのトップブリッジの取り付け穴の中で折れており、仕方がないのでドリルで穴を開けたまでは良いのだが、折損ボルトの中央に開ければ良いものを、端に開けているものだから、このまま穴を拡大すると穴の位置がずれてしまいキーステーの取り付けが出来なくなってしまう。さて、どうしたものか。このトップブリッジをいじくるのは難しそうだ。そう言えばこの部品は予備パーツを保管してあるはずである。探してみたら出てきた。ありがたや。ありがたや。予備パーツ。早速、キーステーの取り付けボルトの穴を確認してみたら.......。何と。両方のネジ穴の中でボルトが折損して錆びている。なんたる事か。この部分はアルミのネジ穴に鉄のボルトがねじ込まれるようになっているので、アルミ対鉄で相性が悪く、折れてしまうのだろうか。それでもネジ穴の中でボルトが両方とも折損しているだけで、後で弄った形跡が無いのが救いである。偏った位置に穴を開けたパーツよりこちらのパーツを修理した方が楽だろうと言う事で、早速万力に挟んで、折損ボルトの中央をポンチで凹みを付け、ドリルで穴を開けて行く最初は3ミリ、4.5ミリ、5.5ミリと上げて行きボルトが薄皮一枚になったところで、精密ドライバーをネジ穴とボルトの皮の間に差し込み、ハンマーで打ち込むと、ボルトの皮がネジ穴から剥がれて行く。両方ともネジ山をあまり痛めずに折損ボルトを取る事ができた。後は、6Mのタップでネジ山を整形して完了である。このトップブリッジには手を焼いた。両方のキーステー取り付けのネジ穴で折損したボルトの頭折損ボルトを取り去りタップでネジ山を整える
2014.01.25
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TLM50のライトカウルの取り付けステーをアクリルで作ったが最後の最後で破損してしまった。慎重に作業したつもりであったが、最後の詰めが甘かった。腹が立ったのでヤケ酒を飲んで9時には寝た。しかし、寝てばかりともいかないので、再度挑戦する事にして、今度はホームセンターでアルミ板を買ってきた。アルミ板の3ミリ厚は2ミリ厚の倍の値段になっている。強度的には2ミリ厚で十分なので、2ミリを買った。最初からアルミにすれば良かった。安いアクリルを選んだのが間違いである。オマケに余計高くついた。こう言う事を世間では「安物買いの銭失い」と言うのである。買って帰ったアルミ板に型紙を当ててマジックで線を引く。線の少し外側をグラインダーの切断ディスクで切り取る。ディスクを砥石に替えて形を整えて行くのだが、摩擦熱でアルミパーツが熱くなるので、パーツをペンチで挟んで削って行く。穴開け作業は後では難しいので、マジックで印を付けてドリルでアルミパーツに取り付け穴とリベットの下穴を開ける。一度、取り付け金具を装着して、具合を見ながらアルミパーツを細かく削り最終の位置決めを行い、パーツの下穴を通してカウルに穴開けを行い、リベットで留めて行く。カウルはPP製なので、内側にワッシャーを入れたリベットを使用した。今度はバッチリである。片側3箇所のリベット留めでガッチリと取り付ける事ができた。相手がPPなので抜け防止の為にリベットピンにワッシャーをかます左側の補強右側の補強
2014.01.24
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TLM50のライトカウルの修理に取り掛かる。2箇所の割れは小さいのでホットメルトで修理して、後でサンドペパーで均して良しとする。問題は内側に付いている2箇所の取り付け穴の破損である。FRPで突起を作り後で穴を開けるという案が浮上したが、強度の問題と何よりも、少し残っていたので保管しておいたポリエステル樹脂が硬化してしまって使い物にならないので諦めた。次なる手段は、突起のステーを作って外側から取り付ける方法である。カウルの厚さをノギスで測ると3ミリであったので、3ミリのアクリル板を用意して、紙で型を取って、アクリル板へマジックで転写する。アクリル板をグラインダーの切断ディスクで切断して、切断面を均して補強パーツを左右共に作製する。出来上がったパーツをカウルの外側に置いて、ドリルでカウルと共に3.2ミリの下穴を開けて6ミリのリベットを打ち込んで3箇所ほど留める。ガッチリとアクリルのパーツが留められる。思いのほか順調である。最後に、突起の先端に取り付け用の穴を開ける。マジックでアクリルに印を付けて、先ず3.2ミリの下穴を開ける。続いて5ミリに拡げ、更に8ミリと慎重に拡げて行く。ドリルの歯をカウルの穴に当ててみると穴はもう少し大きいようなので最後に9ミリの歯に取り替えて穴を拡げようとドリルのスイッチを入れると、バリッと変な音。アクリルの突起の先端が破損しているではないか。え〜〜〜〜〜〜。アクリルは固いが粘りがないのだ。折角の苦労が水の泡と化してしまった。がっかりだよう。今日は酒飲んで布団を被って寝るのだ。アクリルに型紙から転写 これから切断を行うリベットで留めた補強のアクリルパーツの先端が破損した図
2014.01.22
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TLM50のフレームからエンジンを降ろし、ハーネス、フロントフォーク、三つ叉等を外して丸裸にした。サイドカバー取り付けのゴムも何とか外した。フレーム単体にして目視を行ったが、リアフェンダーステーが僅かに曲がっている以外には曲がりは無いようだ。予備のフレームは腐食で穴が開いているので、これで一安心だ。しかし、穴こそ開いていないが、座面の下あたりはかなり錆びている。早めの塗装が待たれるところである。運輸省の形式認定番号とホンダの形式番号が記入してあるステッカーには原動機付自転車と記入してある。破れていなかったらドライヤーで温めて剥がして塗装後に再び貼るのだが、これだけ酷いと必要無いので塗装と一緒に剥がしてしまおう。それにしても原付のフレームは小さい。単体にしてしまうとこんな細いフレームで大丈夫だろうかと思える。丸裸になったフレーム/ホンダ純正のトリコロールカラーだ形式認定番号のステッカー錆の酷い座面エンジン取り付け下部はオイルで黒ずんでいる
2014.01.21
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TLM50のライトカウルからメーター、ホーン、ライトなど一式を外してみた。裏側がかなり汚れていたので、寒空の下、歯ブラシを使って水道水で洗い、乾燥後細部の点検を行う。カウルの上部と右端に1.5ミリ程の割れ、内側の取り付け部分が左側破損、右側ひび割れとあまり好ましくない結果となった。予備のカウルを見てみたが、どれも完璧な物はなく、何処かが割れてたり余分な穴を開けたりしているので、これを修理する事にした。さて、どうしたものか。このTLM50のライトカウルはTLR200のライトカウルと全く同じ物である。ヤフオクでは200の物は高く取引されているが、知ってる人は50用を買っているようである。当然中にセットされるホーン、インジケーター、ライトも同じであるがスピードメーターの表示のみ違っている。中にセットされているものを全て外したライトカウル上部の割れ部分内側の取り付け部分の破損及び割れ
2014.01.19
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午後から暇ができたので、TLM50の分解に取り掛かる。フロントホイールとスイングアームまでは外しているので、後はフロント回りとハーネス類とエンジンだけである。過去の失敗から、組み立てるときに忘れないように要所では写真を撮り、外した部品はビス等と共に古封筒に名称や組立の順番を書いて分け入れる。面倒でもこれをやっていないと分からなくなってしまうのだ。エンジンの取り付けボルトは4箇所である。何れも14〜12ミリのボルトである。下側から順番に抜いて行くが、ナットは緩むもののボルトが抜けない。ボルトの尻に金棒を当ててハンマーでどつくと何とか抜けた。どれも油分が抜けて錆が蔓延している。部品取り車のボルトの方がまだ綺麗なので交換しよう。さて、エンジンであるが全てのボルトを抜くと動くのだが、フレームにキッチリと嵌っていて取り出しがなかなか難しい。過去に部品取り車のエンジンを降ろしているが、下ろし方はもう忘れた。よく観察してみると、一番上のハンガーの形状から左側に外す事はできないようだ。エンジンを少し前にズラせて右側から抜くのであろう。更に左側のプラスチックのエンジンカバーも邪魔なので外す必要がある。そこで前から気になっていたのだが、フレームの下部にツノのような頑丈な部品がボルト2本で留めてある。これは何の目的のためだろうと思っていた。エンジンを降ろす時になって邪魔なので外した。と言う事はエンジンが外れて落ちるのを防ぐストッパーか?でもそんな物が必要なのだろうか。良く分からない。ともあれめでたくエンジンは降りたのだが、載せる時が難儀であろう。たぶん綺麗に塗った塗装に傷が付く事が今から予想される。エンジンを降ろす前のTLMエンジンを降ろしたTLM何のためにあるのか不明のツノ(写真を取り忘れたので後でフレームに取り付けて写しています。)これは、キックアームストッパーでした。
2014.01.18
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13日の夜から腹痛に見舞われた。酒もそこそこに寝たのだが、朝になっても治らない。腹が冷えたのでもなさそうだ。これはおかしいという事で、師匠の医院に行って診察を受けると、ノロウイルスが腸に悪さをしていて、治療方法はない。12時間位で元に戻るので、メシを喰わずに水だけ飲んどけ。と教示された。師匠も年末に腹の手術をしたので元気がない。師匠に「おだいじに」と言って薬を貰って帰ったのだが、なかなか治らない。この2日「おかゆ」と「うどん」のみで仕事をしているが、腹は減らない。このまま3日ほど断食でもしてみたらリフレッシュできるかも.....。腹が痛くても少しは時間ができたので、TLM50のリアブレーキパネルを塗ろうと思い、這いながら部品庫に行ってパネルを探し出し、汚れを取ってみたら意外と綺麗だったので汚れが目立つ所だけブラックスプレーを吹いてみたら、つや消しだった。よく確認せずに買ってしまったようである。悪いときには悪い事が重なるものである。ブラックスプレーを買い直すはめになった。今年は八方塞がりなので早くもその兆候が現れた。どうなることやら。TLM50の修理はできるのであろうか。些心配である。汚れを落としたリアブレーキパネル左側半分とロッドだけブラックスプレーを吹いたリアブレーキパネル
2014.01.16
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この時期は多忙なのと日が短いのでバイクに触れないのがストレスが溜まる原因である。TLM50もスイングアームとマフラーをバラしたところでストップしている。これ以上のバラシは来年に持ち越ししないと、組み上げ方を忘れてしまう。と言う事で、ストレス解消のために、ドリブンスプロケットをゴールドに塗装してみた。少しはアルミのような高級感が出ただろうか。TLM50のドリブンスプロケットは純正が55丁だ。しかし、このドリブンHONDAでは廃番となっているし、社外品も作っていないので、もう手に入れる事はできない貴重品である。金庫にでもしまっておかないと盗難が心配な一品なのだ。これが幸い殆ど摩耗してなくて山も大丈夫なのと、同状態の予備も1セットある。マニアにはヨダレ物だろう。しかも、1年に数度しか乗らないので100年は大丈夫であろう。今回は特別にそのドリブンスプロケットを写真でお見せしよう。鉄製55丁の純正ドリブンスプロケットアルミ風にゴールド塗装を施したドリブンスプロケット
2013.12.24
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TLM50のスイングアームを外した。ピボットボルトにはグリスが行き渡り錆もなく非常に良好な状態である。アクスルシャフトも同じように良好であったのが信じられない。初回のメンテの時にはリアホイールもスイングアームも外していないので、前オーナーがメンテをしていたのだろうか。何れにせよこの年式の野外放置のバイクでボルトに油分が残っているのは奇跡である。チェーンカバーを外して、裏返してチェーンテンショナーを外しに掛かる。アームを押さえるスプリングに錆が見えない。スプリングはスイングアームの裏側にセットされているので、一番汚れ易い。従って錆びているのが当然と思えるのだが...。考えるに、汚れよりも、スイングアームの裏側なので直接雨に当たらないので錆びないのかも。テンショナーのゴムはまだ十分残っているので、大丈夫と思っていたのだが、外してみるとカチカチに硬化しており、触るともろくも崩れる。完全に終わっている。予備のスイングアームからテンショナーを外してみたが、同じ結果だったのは言うまでもない。スイングアームの裏側にセットされたチェーンテンショナーアームはかなり錆びている硬化してもろくなってしまったテンショナーのゴム
2013.12.02
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HONDAからTLM50のスプリングが届いた。Rステップリターンスプリング、Lステップリターンスプリング、ストップスイッチスプリング、ブレーキロッドスプリングA、フロントブレーキケーブルスプリング5点でしめて1,156円ナリ。さすがに50ccのバイクなので部品も安い。ストップスイッチスプリングは外していたら、フックが折れてしまった。比較の為に写真に入れているが、見事なまでに錆びている。他のスプリングはここまでは酷くはないが、錆が出ているので新品が手に入る内に交換する事にした。新品のスプリングを見るのは初めてだが、スプリング毎に処理の方法が違うので色も違っていて面白い。ステップリターンスプリングがこんなに黒くてツヤツヤだとは思わなかった。新品スプリングと壊れたストップスイッチスプリング
2013.11.30
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TLM50のスタンドを外した。ステーとスプリング共裏側がかなり錆びていた。スプリングは新品を注文していないので、ブラストする事にしたが、スタンドから外してしまうとスプリングが縮んで隙間が無くなり、その部分の錆が落とせないので、スタンドに着けてスプリングが延びた状態でブラストした。スタンドの先を見ると明らかに曲がっている。ハンマーで叩いて直しても良いのだが、予備のスタンドは曲がっていないのでロッドだけこちらを使用する事にする。予備のスタンドは、朱色(ホンダの純正カラー)の上から白で塗装されており、その白が剥げてマダラ模様になっているのが幸いしてか、錆は殆どないのが有り難い。先が曲がったスタンドと予備のスタンド
2013.11.29
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TLM50のシフトリンクを取り外した。シフトアームにサビがあったので、グラインダーとサンドブラストで取り除く。リンクロッドも錆びていたので、グラインダーで錆を落とす。錆びたネジの部分はダイスでネジを切り直せそうである。錆を落としたパーツは赤サビ転換防錆剤を塗っておく。他のパーツと一緒にブラック塗装をするので、ここでストップとなる。予備のフレームからシフトアームを外すときに固着していてえらく難儀をしたので、今回も覚悟していたが、油分が残っていないにも拘わらず、あっさりと外れた。拍子抜けである。シフトアームの先に付いているシューズ保護用ゴムを外して、取り付け部分の錆が取りたかったが、ゴムが固くてどうしても外れない。あまり力を入れすぎるとゴムが千切れそうなので、外すのは諦めた。分解したシフトリンクのパーツ
2013.11.28
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TLM50のステップを外しに掛かる。両側共リターンスプリングが真っ赤に錆びており、右側に至ってはステップに引っ掛けるフックが折損しているため、ステップの首を振っても元に戻らない。ステップはフレームに突き出した突起に鉄柱ピンで留められ、ピンの下側に開いている穴に割りピンを通して鉄柱ピンの抜け防止を図っている。この取り付け方法はホンダもヤマハもスズキも皆同じである。ところがこの割ピンが酷く錆びていて、プライヤーで抜こうとして引っ張ったらもろくも千切れてしまった。どうしようもないので、タガネで残った割ピンの端を叩き切り、やっと鉄柱ピンを抜く事ができた。抜いた鉄柱ピンを万力に挟んで、細い丸ヤスリの先を割ピンの穴に突っ込んでハンマーで叩いて残った割ピンの残骸を押し出す。左側のステップも同じようにして外したので、思わぬ時間が掛かってしまった。割ピンは錆びやすいので痛んだら早めに交換しないと、こんな嵌めになってしまうので、気を付けないと.....。右ステップの部品/リターンスプリングのフックが片方折損している
2013.11.27
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TLM50のリアハブ、スポークが外され単体となった今しか塗装も磨きもできない。全体を見回してみるとオイル汚れが少々あるが塗装の剥げもなく、状態は良好である。状態が悪い場合はサンドブラストで下地を整えて塗装を行おうと思っていたが、思いの外綺麗だったので、今回は磨きだけにする。パーツクリーナーでオイル汚れを落としながら、ウエスでこする。狭い箇所は100均のナイロンブラシでこすって行くと黒い塗装の艶が甦ってきた。ベアリングのガタもなさそうなので今回はそのまま使用する。磨く前のハブ磨いた後のハブ
2013.11.26
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TLM50のリアサスのスプリングのサビ落としが終わったので取り敢えずサビ止めを吹いて置く。このスプリングはフレームの色と同色のシルバーにする予定なので、それまで放置して置くとまた錆びてしまいそうである。早めの処理が必要である。ROVAL RSはスポーク塗装で使い切ってしまったので、他の防錆スプレーを探すとアサヒペンからジンクスプレーなるものが発売されていた。これもROVAL RSと同じように亜鉛の粉末が入っているので、ズシリと重い。スプリングを針金で木の枝に吊して吹いてみると、色は濃いグレーであった。スプリングの中側まで丹念に塗装して乾燥。この状態なら当分放っておいても大丈夫だろう。ジンクスプレーを吹き終わったスプリング
2013.11.24
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TLM50の車体全体を見渡して修理不能の小物部品を拾い出してみるとフロントフォークオイルシール、Rステップリターンスプリング、Lステップリターンスプリング、ストップスイッチスプリング、ブレーキロッドスプリングA、チェーンスライダー、フロントブレーキケーブルCOMP 、フロントブレーキケーブルスプリングなどであった。早速、近所の自転車屋に発注をかける。数日して回答があり、フロントフォークオイルシール、チェーンスライダー、フロントブレーキケーブルCOMPは廃番となっており、入手不能との事。またLステップリターンスプリングはバックオーダーがかかっており、入荷が遅れるようである。さすがに30年も前のバイクの部品となると廃番が多くなってくる。チェーンスライダーは無くても支障はないし、フロントブレーキケーブルは他車の物を流用して長さを合わせタイコを付けて取り付けているので、何とか使用はできるので良いのだが、フロントフォークオイルシールには困った。インナーチューブの径が同じ他車の物を流用するしかないだろうと、ネットで調べてみたら、株式会社プラスなる会社が2個セット1,260円で販売していた。TLMは今だに人気がある車種のようで、数少ない旧車パーツの仲間入りをしていて助かった。袋にサイズが記入してある。30×42×10.5ミリである。このサイズのものであれば流用可能という事である。社外品のオイルシールセット
2013.11.23
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TLM50のリアサスからスプリングを外したので、いよいよサビ落としである。こんな形状の物はサンドブラストに限る。例によってビニール温室を引っ張り出し、前面にガラスを置いてスポットブラストガンで珪砂5号を吹く。格安珪砂はまだ予備が30キロもあるのでフレームもブラスト出来そうである。今年の夏に写真屋さんがヤマハXS650とCB750のフレームをブラストするというので、コメリで珪砂を2袋注文した。1袋30Kg入りで880円。田圃の畦でヘルメットにゴーグルと合羽を着てブラストした。2台のフレームで丁度1袋無くなったようであるが、珪砂5号は非常に気に入っていただけたようである。
2013.11.21
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TLM50のリアサスに錆が出ている。このリアサスは購入時に錆びていたので一度分解して塗装した記憶がある。分解は四輪用のスプリングコンプレッサーを利用したと思う。当時はブラストガンが無かったので、サンドペーパーで磨いたのだろう。内側はどうやって磨いたのだろうか。ワイヤーブラシを突っ込んだか。諦めたか。記憶にない。後は、錆止めを塗って普通のシルバー塗料をスプレーしたと思う。今回の分解はTY50で使用したターンバックルを利用する。スプリングにワイヤーを取り付けターンバックルで引っ張ったが今回はスプリングの目が詰まっている隙間にタイラップを差し込み、PPロープをターンバックルに結んで挑戦してみた。50ccのスプリングなので、ワイヤーを使うまでもなく、あっさり縮んだ。2本目はスプリングの目が大きな中程とターンバックルをPPロープで直接結んで試してみたら、こちらもあっさりと縮んだ。PPロープの張力で十分である。スプリングをダンパーの取り付け金具のナットが見えるまで縮めて、スパナを挿し込む。ダンパーの取り付け穴に鉄棒を挿し込み回すと金具が外れスプリングが取り出せる。ターンバックルのスプリングコンップレッサーで取り外し中のスプリング取り外したスプリング
2013.11.19
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TLM50のスポークにROVAL RSを吹いた。通常はこの上から塗装するようなので、何か良い塗料はないものかとホームセンターで探してみた。新品スポークの色のようなものは無かったが、メッキ調スプレー(クロム)なるものを見つけた。TLMのリムはクロムメッキなので、この色によく似たメッキ調なら合うかも知れない。早速、購入して試してみた。今度はスポークを吊さず、ひっくり返したゴミ篭の上に置いてスプレーを吹いてみる。吹いて直ぐはなるほどクロムメッキそのものであるが、時間が経つとやや銀色に近くなる。このスプレーは鉄、木、プラスチックなどに対応しているが、屋内装飾用と表示されているので、耐久性に難があるかもしれないので、乾燥後クリアーを吹いておこう。それと、スポークレンチでニップルを締めるときにニップルの塗装面が剥げてしまいそうなのが気になる。メッキ調スプレーを吹いたスポーク
2013.11.18
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TLM50のスポークとニップルに赤サビ転換防錆剤処理を施して乾燥が終わったので、塗装する事にしたが、TY50の修理の時に買ったROVAL RSが残っていたので使ってみる事にした。この車の名前のようなROVAL RSは亜鉛メッキ面塗料と言うことで、高い防錆効果があるようである。亜鉛の粉末が入っているような感じでズシリと重いのが特徴である。スポークのネジ溝に塗料が付着しないようにニップルを溝が見えなくなるまで締め込む。PPロープにニップルの上部分を挟んで2本の木に渡してスポークを吊しての塗装である。この方法だとロープに挟まった部分以外は一度に全ての面を塗装することができるのだが、塗料がかなり無駄になってしまったので、結果失敗であった。こんな方法はやめよう。ROVAL RS木にロープを渡してスポークを吊す
2013.11.17
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TLM50のスポークを赤サビ転換防錆剤での処理が終わったのでニップルにかかる。ニップルは小さいので何かで摘む必要がある。ラジオペンチで摘んでみたが、摘んだ所が塗れない。手元にあったピンセットの先をニップルのネジ穴に突っ込んだら丁度良い。36個のニップル全てに赤サビ転換防錆剤を塗ってザルに上げて乾燥させる。さて、この後はどう料理するか。ピンセットの先にニップルを突っ込んで赤サビ転換防錆剤を塗るザルに上げたニップル
2013.11.16
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TLM50のリアホイールからスポークを外しに掛かる。スポークレンチでニップルを緩めて行き、ニップルが指で回るようになったら、リムの内側からドライバーで一気に外して行く。ニップルの頭が錆びていないものは容易に緩むが、錆びているものは固い。緩むものから外して行ったがとうとう1本だけペンチを使おうが、バイスを使おうがビクともしないスポークが残った。ニップルの頭も錆で潰れてドライバーすら掛からない。仕方がないので、グラインダーでスポークを切断する。外したスポークは首の角度が違うので、右の内と外、左の内と外の9本ずつ4組に分けて間違えないように並べて、1本ずつ曲がりや不具合を検査すると、1本だけかなり曲がったものがあった。これは除外。結局、2本のスポークと1ヶのニップルが足りない事となる。確か倉庫に予備のリアホイールがあった筈なので探しに行く。物はあったが、更に酷い状態である。スポークはどれも皆同じ状態なので、ニップルの頭が錆びていないものだけ選んで2本外す。これで何とか部品は揃った。あとはこのサビサビのスポークをどう料理するかだ。花咲かGで処理する方法もあるが、ゼファーのタンクを処理した残りの花咲かGは変色して腐ってしまっているので、今回はRH250で試したソフト99の赤サビ転換防錆剤を使用してみる事にした。発泡スチロールにスポークを挿して刷毛で塗って行く。2時間程で赤サビが黒サビに転換されて艶が出てくる。この上から塗装すれば当分は大丈夫なような気がする。外したスポーク/見事な赤サビである右側が黒サビに転換されたスポーク
2013.11.15
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TLM50のリアホイールは鉄にクロムメッキを施してあるのだが、赤サビが出ている箇所がある。サンドペーパーで擦るとメッキを痛めそうなので、グラインダーに不織布ディスクを装着して磨いてみた。錆が取れた跡に少し凸凹が残るが気になるようなものではない。この不織布ディスクはよく使用するので、すぐに減って小さくなってしまう。予備に沢山買っておけば良いのだが、1枚千円近くもするので、不織布がなくなるまで使用して、次のを買うのが精一杯である。モノタローのカタログに載っているのは少し安いような....。後は、使用済みストッキングにピカールをつけて根気よく磨くとしよう。赤サビが出ているリアホイール不織布ディスクで研磨後の赤サビの箇所
2013.11.14
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TLM50のリアホイールからタイヤを外した。タイヤもかなり古いのでサイドにヒビが入っており固かったが、タイヤレバー2本で何とか外せた。リムの錆でタイヤの耳やチューブまで赤くなっている始末。リムバンドはタイヤを外すときに千切れてしまった。パンク修理跡の残るチューブは修理用のパッチが無かったのか、古チューブを切ってパッチ代わりしていた。これは要交換である。ニップルに座金が入っているタイプなら少しは水の浸入を防げるが、TLMには座金は入っていなかった。リムの内側の所々に赤サビの塊がある。スポークも見事に錆びている。今回の修理は最低限の投資に抑えるためスポークは外して再使用するつもりであるが、問題は全てのニップルが緩むかどうかである。ニップルにCRCを吹きながら状態を見る。幸いニップルの頭に錆がなくピカピカ光っているものが殆どであるが、4〜5本錆びて怪しいものがある。その内の2本は頭の凹みが錆で完全に潰れているので、ニップルレンチのみで外さなければならない。さて、全て外す事が出来るだろうか。分解したリムとタイヤとチューブ
2013.11.12
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TLM50のリアホイールを外した。アクスルシャフトとチェーンアジャスターに錆が出ている。特に右側のチェーンアジャスターの錆が酷い。サイドスタンドが左に付いているので、スタンドを掛けると車体は自ずと左に傾く。従って野ざらしの場合、右側が風雨に晒されよく痛む。このバイクも例外ではない。チェーンアジャスターの錆は位置番号の刻印をも覆っており、かなり手強そうである。グラインダーにペーパーディスクをセットして研磨。取り敢えず赤サビを除去してみたが、錆のために表面が荒れて、位置番号がよく見えない。これ以上研磨すると刻印が消えてしまいそうなので、ここでストップ。グリスを薄く塗って錆の進行を防ぐ。真っ赤に錆びたチェーンアジャスター研磨を終えたアジャスターとアスクルシャフト
2013.11.11
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このTLM50は部品取り車から部品の供給を受け、2度ナンバーを取った経緯があるので、状態はそれ程酷くはないが、細部をよく見てみると、バネ類は殆ど真っ赤に錆びて千切れそうである。混合仕様で乗っていた為か、タンク内に錆が無かったのが幸いである。ものは試しにと、タンクに混合油を500cc入れてキックしてみたらエンジンが掛かってしまった。アイドリングも安定している。5年位はほったらかしにしていたと思われるが、よく掛かったものだ。恐るべしTLM。エンジンが掛かったところで、修理の検討に入る。TLM50はTL3兄弟の一番末っ子なので、リムは鉄製でメッキが施してある。メッキは綺麗な内は良いのだが、錆びてくると手に負えない。フロント、リア共に少し錆が出ているので、アルミにしたい。調べてみると、TLR200のアルミホイールが前後共装着可能なようであるが、リアはスイングアーム共に加工の上交換した方が良いようである。両車のリムを比べてみると、次のようになっている。TLR200 フロントリム 1.40×21 リアリム 2.15×18TLM50フロントリム 1.40×21 リアリム 1.85×18何と、200と50のフロントは同じサイズである。リアも幅が違うだけで径は同じだ。50はかなり本格的に作られていることが覗える。しかし、部品取りのTLRは持っていないので、手持ちのTY125のアルミのフロントリムを調べてみるとこれも1.40×21で同じだが、ハブの形状が全く異なるし、メーターワイヤーの取り付けも異なるため無理である。TLR用はヤフオクには沢山出ているので取り寄せようとも考えたが、思いとどまった。TLRのアルミリムは今後の課題として、今回は大人しくメッキリムを磨く事にした。手始めにリアのリムと真っ赤に錆びたスポークを何とかしたいので、アクスルシャフト抜いてみたら、シャフトに油分は無く錆も出ていた。この状態なら他も同じようなものだろう。錆が出ているリア/アクスルシャフト
2013.11.10
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バイクの紹介でも書いたが、このTLM50Eは平成12年に近所の解体屋から処分される寸前を3台21,000円で購入し、再生した2台の内、公道走行可能にしたものである。その後、福山の先輩に嫁に出されたが、数年で出戻ってからは倉庫に眠っていた。そろそろ起こさないと永遠に眠ってしまいそうなので、引っ張り出してみた。タイヤの空気圧は前後共0、フロントフォークとリムに一度取った錆がまた出ている。右側のフロントフォークからオイル漏れの跡がある。リアスポークの錆が酷くなっている。フロントスポークは新品に交換していただけあって、錆は無い。タンク内も錆は無い。シートも新品なので、汚れはあるが問題ないが、全体的にくたびれた感は否めない。当時流行ったトリコロールカラーも派手すぎて好きになれない。さて、どうしたものか。昭和59年式TLM50E右のフロントフォークからオイル漏れの跡がある
2013.11.06
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TLR200のシフトペダルのリンクがないので、公道を走るときに不便である。リンクを付けようと考えていたら、TLM50の部品取り車があるのを思い出した。倉庫の一番奥に投げてあるTLM50見てみると何とシフトペダルにリンクが付いてる。ラッキー。これを外して加工すれば何とかなるかも。早速、リンクを外そうとするが、固くて外れない。フレームの内側から叩こうにもハンマーが入らない。仕方がないのでマフラーを外してエンジンを降ろし、フレームだけにしてタイヤレバーやハンマーで外そうとするがなかなか外れない。もしやクリップで留めてあるかもと思い念入りに調べるがクリップなどは無い。CRCを吹き掛けながら根気よくレバーを曲げない程度にハンマーで叩くとやっと外れた。リンクを分解して、点検してみると、片方のリンク部分は錆でガチガチ。もう片方は壊れてユルユル。これでは使い物にならない。とんだ労力の無駄だった。HONDAはもう廃番にしているし、手に入れるにはヤフオク頼みか。TLM50のフレームから苦労して外したシフトリンク分解したシフトリンク
2012.04.26
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