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注文しておいたTLR125用の12V/ICウインカーリレーがamazonから届いたので、取り付けた。エンジンを掛けてウインカースイッチを入れてみると見事に点滅する。アイドリングでは若干光りが弱いようだが、点滅もするので問題無い範疇である。ウインカーバルブを6V電球からLEDに交換するときに右前のウインカーレンズを外したら、ビス留めの箇所が割れていた。このレンズは80年代のHONDAの小型バイクによく使われているレンズなのだが、弱点はビス留めの箇所が弱い事だ。ドライバーで強く締め付けると、いとも簡単に割れてしまうのだ。だから優しくほんの少し締めていたのだが割れてしまっている。何処かにぶつけたのかも知れないが原因は分からない。所有バイクの内、このレンズを使用しているのはTLM220R、TLR200、TLR125、TLM50、タクトと多種あるので予備部品がある筈だと思い探してみたら、3ヶ出て来たが全てビス留めの箇所が割れた物だった。HONDA純正は高いだろうから中華の互換品でもないだろうかと探してみたら、1ヶ250円と手頃な価格の物を見つけたが、送料が1,000円はいただけない。ネット情報ではプレスカブのレンズが適合するそうなので、モノタローで探してみたら見つかったHONDA純正ではないが、NTB(ニッポン・タンシャ・ボディー)ブランドでプレスカブ用(左右共通)部品番号33402-GA7-003だ。これが何と1ヶ197円だったので、1台分の予備も含めて5ヶ注文した。5ヶでも1,000円を切るリーズナブルさだ。モノタローでは他にも買いたい物があったので、税抜き3,500円以上にして送料無料にし、更にクーポン利用で1,000円OFFは嬉しい限りである。届いたレンズはHONDA純正と遜色がない作りであった。唯一の違いはビス留め付近にNTBと印字されているが、サイズも形状も全く同じものであったのでポン付けした。これでウインカーレンズは死ぬまで買うことは無いだろう。中華製12V/ICウインカーリレービス留めの箇所が割れてしまったウインカーレンズNTBウインカーレンズフォルダーに取り付けたウインカーレンズ
2021.06.21
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先ず点滅しないウインカーはウインカーリレーの故障が疑われる。取り付けているリレーは中華製の300円程度の激安物なので、もう既に2ヶほど壊している経験からシャリィの物と交換してみる。スイッチを入れてみると何の問題もなく点滅する。取り外したリレーをシャリィに付けてみると点滅しない。やはり中華の安物なので壊れたのであろう。安物買いの銭失いとはよく言ったものだ。早速amazonで注文しようと検索したら1ヶ250円のリレーが最安値で人気№1だったが、レビューを見ると点滅しないとか、すぐ壊れるとか最低の事が羅列されていたので、流石に腰が引けた。安物買いの…のフレーズが頭を過ぎるがHONDA純正などサラサラ買う気はないので、ここは清水の舞台から飛び降りる心境で太っ腹の所を見せるべく大枚を投入して1ヶ400円の中華リレーを2ヶ纏めて買ってやった。どうだ。次は点灯しない右前のウインカーだ。ギボシの接触不良を疑い点検するも異常は見当たらないので、バルブを外しエンジンを掛けて右スイッチを入れ、テスターで電圧を測ってみると、何と!電気が来ていない。断線か?ウインカー配線とアース配線のギボシを抜いて導通検査をしてみると両方の配線に導通がない。そんなバカな事があるものかと思いながら、テスターの検棒をウインカー線とソケットの縁に当てたら導通が出た。何たる不覚。恥ずかしくて穴があったら入りたい。この情けない顛末はこうだ。カウルを開けた時にウインカー線とアース線が引っ掛かって抜けかけたので元に戻しておいたのだが、両線とも延長するために同じ黒色の配線を使用していたために、右ウインカー線とアース線を取り違えて逆にギボシに挿していたのである。これでは電気は来ない。当たり前だ。配線を正常に差し替えてスイッチを入れると当然だが見事点滅。やれやれである。後はウインカーリレーの到着で、12V、バッテリーレス、LED化が全て完了となる。まとめXL125Sは6V電装で、整流にシリコンレクチファイヤーを使用しているので、基本的に6Vシャリィと同じであるが、レクチに入力する配線がシャリィが2本に対しXLは4本となっているので、分かりにくいが、レギュレーターに入る線は2本なので、余った線はアースに落とせば良い。後はライト線を分岐さす事と、コンデンサの取り付け、整流ダイオードの取り付け、LEDバルブへの換装はシャリィと全て同じである。レクチ仕様のバイクはレギュレーターを付けなければならないが、TLRやTLMのようにレギュレーター付きのバイクならば6Vのままで、アイドリングで6V球が点滅する。バッテリーを外してコンデンサを付けるだけで十分である。壊れた事が判明した中華製激安ウインカーリレー結線間違いを修正して点滅するようになった右ウインカー
2021.06.12
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レギュレーターとコンデンサを装着したので、最後のLEDへの換装に移る。LED12Vウインカーバルブの手持ちが2個となっていたので、前回と同じ物をamazonで購入した。S25型10個で1,399円は中華製であろうが安い部類であろう。前後の6Vバルブを外して12V/LEDバルブに入れ替える。テールも6Vダブル球から手持ちの12V/LEDダブル球に交換。ヘッドライトHi、ニュートラル、ウインカーの各表示灯も6V麦球から12V/LEDに入れ替える。最後にウインカー表示灯への配線に整流ダイオードを取り付ければ完了であるがこの配線が面倒くさい。このバイクはメインハーネスのみXL125Sなのでフロント回りはTLM50の配線となっているが、ウインカー配線の色は古いホンダ車なら右が水色、左が橙色となっているので、分かり易い。左右のウインカー配線からパイロットランプに繋がる線にそれぞれ整流ダイオードの電気を止める側をパイロットランプ側にして取り付け、その先で1つに纏めパイロットランプの橙色に接続するのだが、先に二股配線を作ってから取り付けた方が簡単である。水色はアースに落とす。この逆の配線でも結果は同じである。TLM50はウインカーのパイロットランプが1灯なのでこの改造を行わないと、LEDバルブでは電気を消費し切れず反対側のウインカーも点灯してしまう事になるのだ。ダイオードを咬ました二股配線を作って、収縮チューブとホットメルトで絶縁してウインカー配線とパイロットランプ配線の間に取り付けて完了である。いよいよエンジンを始動してみる。運命の瞬間である。ニュートラル表示灯は点灯している。ウインカースイッチを入れてみると、表示灯及び左は前後、右後は点っているが、右前は点かない。バルブを交換してみても点かない。アイドリング時の他のウインカーは僅かに点滅するが、アクセルを開けると眩いばかりに光って点滅しない。表示灯も点滅しない。ウインカーリレーに問題があるようだ。前後のブレーキを掛けてみるとストップバルブはOKだ。次にライトを点けてみると、Hi表示灯、ヘッドライト共にOKだ。XL125Sの配線は充電系とライトは別系統になっているので、バルブは6Vのままでも良いようだが、コメントで「さてっを」さんから「ヘッドライトは12V60/55Wハロゲンでも大丈夫ですよ。」との有り難い神のご教示を頂いたので、暗いようなら12VのLEDにでも付け替える選択肢が増えた。取り敢えずウインカー、ストップ、ライトは点いたので、配線は間違っていなかったようである。後は、点灯しない右前のウインカーと点滅しないウインカーの原因究明が待っている。12V/LEDバルブと6V麦球整流ダイオード(灰色が電気を止める側)作成中の整流ダイオードを咬ました二股明るく点灯するが点滅しないウインカーバルブと表示灯点灯したLEDのテールライトライト、表示灯共にOK
2021.06.10
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レギュレーターが装着されたので、次はバッテリーレス仕様に改造する。藤さんに貰った2個目の4700μFのコンデンサをバッテリーの代わりに取り付ければお仕舞いであるが、そのままでは付かないのでギボシ配線を取り付ける。コンデンサは足の長い方がプラスで短い方がマイナス更に白い帯がある方がマイナスとなっているので間違えないように配線コードとコンデンサの足をスリーブで圧着して、ホットメルトで絶縁する。配線の反対側はギボシを付けて完了である。バッテリーケースの蓋を開けてみると、完全に死んだ6Vバッテリーがケース一杯に鎮座している。取り外してコンデンサを接続するとケースの中はガラガラになった。バッテリーを外しただけでも少しは軽量化になる事であろう。これでバッテリーレス化は全て完了である。藤さんに貰った4700μFのコンデンサ配線を取り付けてホットメルトの絶縁とギボシを施したコンデンサTLM50用のバッテリーケースと6Vバッテリーバッテリーの代わりにコンデンサを取り付けたケース内
2021.06.08
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6Vシャリィを12V、バッテリーレス、LED化に成功したので、気を良くしてTLR125も同様の電装に踏み切る事にした。TLRはXL125Sのエンジンとメインハーネスを使用しているので、レギュレーターではなく、シリコンレクチファイヤーを使用している。このレクチはシャリィのそれとは全く違い、サイズも大きく形状もレギュレーターに良く似ていたために、レギュレーターだと思い込み取り付け記事にもそう書いたが、間違っていたようである。用意するものは、中華製ホンダ互換12Vレギュレーター、コンデンサ、整流ダイオード、LEDバルブ、配線等だが、殆ど手持ちで対応出来そうだ。中華製ICウインカーリレーは先に取り付けてある。シャリィと違うのはレクチに繋がる配線の数だ。シャリィの場合は2本(赤、白)の配線のみだったが、XLの場合は4本(赤ニ白、黄、緑、桃)の配線が繋がっている。色々と調べたらレギュレーターに接続する配線は、レギュレーターを正面から見て左上がレクチの赤ニ白、左下がレクチの黄、右上が発電機から取り出し分岐させた黄に白、右下がアースとなるようだ。残ったレクチの桃と緑はアースに落とせば良いようである。先ずレクチに繋がる配線を外そうとレクチ側のゴム製配線カバーをめくってみたら、配線が端子にカシメされていたので外せない。4本の配線の途中で切断してギボシを付けようかとも思ったが、レクチの配線は切りたくないので、その先のカプラーから端子を抜く事にした。カプラーの端子にはハーモニカのリードのような突起がありカプラーに押し込む時にその突起が閉じられ、中でフリーになった時に再び開くので端子はカプラーから抜けない構造になっている。カプラーの配線側は必ず凸した形状になっているので、この隙間に細い精密ドライバーの先を突っ込んでリードのような突起を強制的に閉じさせて配線を引っ張ると抜ける。この時ドライバーの先はかなり奥まで突っ込まないと突起が閉じてくれないので慣れないと苦労する事になる。カプラーから4本の端子を全て抜いたので、雌型端子を取り付けた配線を作製する。発電機からの分岐線を作るために、カプラーから黄に白線の端子を抜いてみたが、通常の端子と形状が違うので手持ちがない。仕方が無いので、配線の途中から分岐させる事にして、配線の被膜を慎重に剥く。レギュレーターに分岐用の配線をニチフの圧着スリーブで一緒に圧着するのだが、筒状のスリーブの穴は端子より小さいので側面を鉄ノコで切って、結合した配線部分に嵌めて圧着した。更にスリーブと配線の隙間にハンダを流して置く。絶縁は他の配線が邪魔になって絶縁テープが巻けないので、ホットメルトで絶縁を施した。作成した配線をカプラーに取り付け、レギュレーターに接続。これで12V化の配線改造は終了である。カプラーに繋がったシリコンレクチファイヤーカプラーから端子を抜いたシリコンレクチファイヤー発電機に繋がっている配線とカプラー黄ニ白線を途中で分岐させる配線を引いてスリーブで圧着レクチへの配線を全て抜いてレギュレーター用の配線を取り付け元に戻したカプラーレクチの代わりに取り付けた中華製12Vレギュレーター
2021.06.06
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TLR125のマフラー音が段々と大きくなり、最近では爆音となっているので、何処かに穴が開いている事は間違いないと思い調べて見る事にした。エンジンを掛けてマフラーの排気口に手を当ててみると、排気圧が殆ど感じられない。爆音の箇所を聞いてみると中央の膨張室だと分かった。見た目には異常は感じられないので、下側だろう事は予想がつく。エキパイから分離して外してみると、ビックリ仰天だった。アヒルの卵ほどの大きさの穴がポッカリと開いていた。取り付けた時の記憶によると、サビ落としをしたら何箇所か小さな穴があったのでマフラーパテで埋めて黒錆転換剤、耐熱塗料で仕上げた筈であったが、ここまで酷い事になっているとは…。さて、どうしたものか。理想は鉄板で穴を塞いで、溶接を行う方法だが、マフラーの穴開きは小さな穴であっても、その回りはかなりサビが進行しており、つつくと段々と穴が広がるので、マフラーそのものが薄くなってしまっている。従って薄物溶接の高度な技術と機材が必要となる。手持ちのアーク溶接機では直ぐに溶けて穴が余計に拡大してしまう事は予想がつく。次は鉄板で穴を塞いでハンダ付けを行う事だが、これほどの広範囲にハンダ付けをやった事はないし、自信もない。それに膨張室はエキパイとサイレンサーの間にあり高温になるので、ハンダが溶けるかも知れない。一番簡単なのは鉄板で穴を塞いでその上からアルミテープを貼り付けて終了である。アルミテープの耐久性に不安があるが、少しの間なら大丈夫だろうと思い、膨張室をカップワイヤで磨いていたら、反対側にも穴が数カ所見つかった。穴は角の部分なので、鉄板で塞ぐのは難しい。この部分はテープだけにしようかと考えていたら思い出した。TY125のキャブのオーバーフローパイプに割れが見つかり、その修理に使用したクイックウエルドなる金属接着剤があった筈である。クイックウエルドは、どんな金属にも使用出来、しかも耐油、耐熱になっているので、使えそうである。新しく見つかった穴はクイックウエルドで塞ぎ、大穴はブリキ板を切って塞いで、その回りをクイックウエルドで塞ぐと、溶接したのと同じ状態になる。硬化後、その上からアルミテープを貼りつけると更に強度アップだ。作業を終えるとなかなか良い感じに仕上がった。よしよし完璧だ。車体に早速取り付けてエンジンを掛けてみると、膨張室から大きな音がする。穴は塞いだのに何故?膨張室の裏側を覗いてみると、排気の振動で修理した箇所が膨れて動いている。薄いブリキを使用したので、排気圧に負けているのだろう。マフラーの排気口に手を当ててみると排気圧が弱い。クイックウエルドがぶっ飛んだのだろうか。がっかりである。外して確認する力も失せたので、次の手を思いつくまでそのままにして置く。大穴が開いたマフラーの膨張室カップワイヤで磨いたら新しい穴が見つかり更に穴が広がった膨張室ブリキで穴を塞ぎクイックウエルドを塗った膨張室硬化したクイックウエルドを不織布ディスクで磨いて行くアルミテープで仕上げた膨張室
2021.02.08
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セローとの激突により修理箇所が壊れたか、オフロードの激走に絶えきれず壊れたか定かではないが、このリアフェンダーは左の取り付け穴から中央に掛けて割れがあったので、裏側からFRPで補強していたのであるが、FRPが剥がれ落ちてマフラーに引っ掛かっていた。FRPはPPには効かないようだ。PP(ポリプロピレン)という素材は適度の強度と柔軟性があるのは良いのだが、塗装の乗りは悪いは、FRPは効かないはで、修理するには全く手が焼ける代物である。ヤフオクでTLR200用のリアフェンダーを探したが、中古でも5千円近くする。全て見終わると1つだけ1,500円で出ていたので、1,700円までつり上げた後、酒を飲んで寝たら、上を越されて誰かさんに落札されてしまっていた。もう修理するしかない。修理すると決めたが、さて、どうやって修理をしたものか、最近はPPにも使用出来る接着剤もあるようだが、テールの保安部品を含めた重さが掛かる箇所なので、接着剤ではもたないと思われる。トライアルをする人は割れた箇所の両側に穴を開けてインシュロックで締め上げ、フェンダーを縫っているように見える修理をしているが、この方法だと完全に固定されず、見た目も恰好悪い。そうなると、TLM220Rで行ったアルミのパッチ当てしか思いつかないのでやってみた。先ず、フェンダーに紙を当てて鉛筆でなぞり、パッチの型取りを行い切り抜く。次にパネルトラックから切り取った1.5ミリ厚のアルミ板を引っ張り出して、切り抜いた紙を当てて切り取り線を描き、金切り挟みで少し大きめに切り抜く。切り抜いたアルミパッチをベンチグラインダーで整形する。次にフェンダーのRに沿って手曲げによりアルミパッチを曲げて行き、取り付け穴に印を付けて9ミリの穴を開ける。穴にボルトを通しアルミパッチをフェンダーに固定する。次にアルミパッチの上からドリルでフェンダーごと、リベットの下穴を開ける。下穴にリベットを差し込みリベッターでカシメる。フェンダーの厚みからするともう1サイズ大きなリベットが合うようだったが、何とか固定出来そうなのでそのまま使う事にした。リベットを全て打ち込んで力を加えてみたが、ビクともしない。割れがシッカリ接合されているのが分かる。アルミパッチが目立つが、リベット留めならそれなりにワンポイントに見えるだろう。これならオフロードを激走しても大丈夫だ。リアフェンダー表側の割れ部分裏側の割れ部分と剥がれたFRPパッチの形を写したアルミ板切り抜いて整形したアルミパッチリベット打ちが終わったフェンダー車体に取り付けたリアフェンダー
2021.02.04
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次なるは片足突っ張りでござる。曲がりがある故、鉄馬が直立してしまゐ、これは異なもと見え候なれば、鉄馬の骨組みから猿レンチを使い六角ネジをそろーり、そろーりと外したるこれなる片足突っ張り、1尺にして1斤ほどの重さなる「うな」の所が曲がりて候。曲がりたる「うな」を瓦斯火にて炙りつつ、玄翁を振り上げとんてん、とんてんと心地よき音をたて「うな」の曲がりを直し候らえば、忽ち元の如き片足突っ張りに立ち返るにござる。いよぉ~。天晴れ。天晴れ。さすれば、片足突っ張りの赤錆が目に付く故、円盤回転削り機を用いご~りごり、ご~りごりと取り除き、灰汁色を噴霧し、天日にて干し候。色乾きたる片足突っ張りを再び鉄馬の骨組みに猿レンチを用い取り付け候らえば、その傾きたるや美形のおなごのように見え候。これにて一件落着。倒した時に曲がったサイドスタンド車体から取り外してバラしたサイドスタンド曲がりの部分をバーナーで炙るサイドスタンドジンクスプレーの上に塗装、クリアーを吹いたサイドスタンド修理を終えて車体に取り付けたサイドスタンド
2021.02.02
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昨年の夏、二男と蒜山の林道ツーリングを行った時に、ライディング写真を撮っている所へ二男のセローが突っ込みTLR125が倒れた。その時の損傷はクラッチレバーの曲がり、サイドスタンドの曲がり、フロントカウルの割れだったが、帰宅後も暑さが続いていたために、そのまま放置していた。そろそろ直す事にして先ず、クラッチレバーから取り掛かる。このレバーは写真屋から貰ったTLR200用のアルミ製ショートレバーだ。当時物の新品でなかなかお目に掛かれない一品であるので、傷付けないように大事にいたのだが、何ともこのザマである。余りのショックに涙も出ない。ワイヤを外しハンドルから抜き取ったレバーをブレーキレバーに当てて曲がりを確認すると先の方が急激に曲がっている事が確認できた。鉄製ならハンマーでどつけば何とかなりそうだが、アルミだと衝撃が大きすぎると折れてしまいそうなので、万力に挟んで曲がっている箇所をバーナーで炙りながらレバーにパイプを突っ込んで曲げ戻してみるのがベストな方法だと思うが、ガレージの万力は簡易的な小さな物なので、強度的に無理だろう。さすれば折れるかも知れないが、ハンマーでどつくしかない。バーナーだとブラック塗装が燃えてしまうので、ヒートガンで熱し、ゴムハンマーでどついてみたら、少しづつだが曲がりが伸びて来た。ブレーキレバーと比べながらトンカラコンコンとやっている内に折れる事なく何とか元の形に戻ったので、グリスアップしてハンドルに取り付け、何とか修理完了であるが、今度力が掛かる転倒などしたら多分曲がらずに折れるだろう。もう次は無い。見事に曲がったクラッチのショートレバーヒートガンで炙られるアルミレバーほぼ元の形に戻ったクラッチレバー
2021.01.31
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盆休みに帰って来た長男と総社の山へ林道ツーリングに出掛け、僅か十数キロで突然エンジンストップ、キャブのオーバーフローでリタイヤしてしまったTLR125を工作車に積載してドンキーベースに運び込んでいた。ドンキーベースはエアコンが無いので、扇風機を回してみるも、汗が噴き出して修理する気にもならなかったが、どうも気になるので午前中の涼しい?時間を見はらかって原因究明をする事にした。シートとタンクを外し、マニホールドのボルトを外すとキャブが直ぐに抜き取る事が出来る。エアクリを外しパワーフィルター仕様にしている恩恵である。キャブは故障現場でもバラしているので、ガソリンは抜き取ってある。症状は激しいオーバーフローであったので、フロートバルブが閉じきっていない事が考えられる。フロートとフロートバルブを外してみるが、詰まりはないように見える。パーツクリーナーとエアーで掃除して、ついでにジェット類も掃除する。再び組み立てて燃料コックをON、暫く待ってみてもオーバーフローは起こらない。エンジンを始動してみると呆気なく掛かる。アイドリングも問題無い。直った。やはりフロートバルブにゴミか何かが咬んでいたのだろうか。老眼なので小さなゴミが見えなかったのだろうか。まぁ直ったのだから良しとする事にする。TLRの小さな6Vバッテリーは何年も前に上がっているので、アイドリングではウインカーが点滅しない。バルブをLEDにすれば、解決すると思い、6V~12V対応の中華ICウインカーリレーを買っていたので、取り付けてみた。試しにエンジンを掛けてみたら、何と。6Vのウインカー電球がアイドリングでも点滅しているではないか。恐るべし中華リレー。あなどることなかれ。超安物の中華リレーはHONDA純正を凌いだのだ。こうなったら、LEDバルブの交換や整流ダイオードなどの配線改造をしなくて済むので、この状態でどうなるのか様子を見てみる事にした。中華製の6〜12V対応ICウインカーリレー
2020.08.27
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ピカピカに仕上げていたTLR125(TLR200のフレームにXL125Sのエンジン搭載の改造バイク)だったが、軒下保管が祟って埃まみれの上に各所にサビが発生していたので、昨年洗車してドンキーベースに運び込んでおいた。HONDAの名機XLだけあって、長い放置期間でもエンジンは1発で掛かる。山に乗り入れて調子を見てみようと、少し手を入れる事にした。先ずは台湾製のリアサスである。取り付けた時にはメッキがピカピカ光っていたのであるが、軒下とは言え、カバーも掛けず5年も放置していたら、雨風に晒され赤サビが発生している。日本製ならここまではならないであろうが、外国の安物はメッキが薄いのか、下処理が悪いのか早いものではサビが出るのに一年持たない。まぁそれは分かっていて買ったのだから仕方無い所である。サビは上部のメッキ部分と片方のロッドに点サビなので、今ならまだ間に合いそうだ。通常スプリングを外すにはスプリングを縮めなければならないが、このサスはスプリングの隙間から薄スパナを挿し込んでナットに掛ける事が出来たので、治具を使わずとも分解、組み立てする事が出来た。サビはボンスターで落として、オイルスプレーをタップリ吹いておいた。これからは、屋内保管となるので当分は大丈夫だろう。エンジンは掛かるが、5年前の6Vバッテリーは当然ご臨終となっているので、アイドリングではウインカーの点滅がおぼつかない。藤さんがコンデンサを2ヶも持って来てくれたので、バッテリーレスにして、更に12V化する事で解決しようと考えている。タンクの塗装に膨らみが出てサビが出て来たので、一度塗り替えたのだが、また同じように塗装が膨らんで少しサビも出て来ている。何故このタンクだけこんな事になるのかさっぱり分からないでいた。塗料もウレタンで、硬化剤も規定値で混ぜている。下処理に薄付けパテを少し使用したが、パテの乾燥時間の問題かも知れないと思い2日程乾燥させても同じ結果になってしまっていたのだ。ところが、昨年エアーコンプレッサーをドンキーベースに運び込む時にタンクの中で何か音がしたようだったので、揺すってみたらチャポ。チャポ。と音がする。水だ。外の排水溝の上に運び出してドレンボルトを緩めると茶色に濁った大量の水が出て来た。たまにはドレンを抜いて水を出すメンテをサボったお蔭で、エラいことになっていた。高圧洗浄機でタンク内を洗い、乾燥させた。タンクのカプラにウオーターセパレーターを取り付けているから大丈夫だと思っていたが、あんなに大量の水が入ったタンクから送られて来るエアーはきっと水混じりだろう。それが塗料の膨らみに繋がったのではないかと思われる。3度目の塗装で原因が分かるかも知れない。何れにせよ走行には支障がないので、サビを落として磨いたサスを取り付けて山に出掛けてみる。エンジン音とパワーフィルターの吸気音、それとエキパイとマフラーを繋ぐパイプから少し排気が漏れている音、マフラー音が混ざり結構な音量となる。TLR200よりはかなり大きな音である。山に入ってガレ場を登ってみる。台湾製のガチガチサスであるが、トライアルのような技を使う事無く走るだけなら何の問題もない。ギア比も狙った通りにやや低速重視なので、急坂でも軽々と登り切り、125ccとは思えないパワフルさはTLR200と遜色ない程である。ブレーキはTLR200と同じ前後共ドラムであるが、オフロードトレッキングでは必要にして十分であり、定番のTLMのディスクブレーキを移植するまでもない。獣道、ガレ場、河原などを走って、帰路は国道を走ってみた。ギアを繋いで加速し、6速に入れての巡行は四輪車に十分追従出来るだけのスピードとなり、追い抜かれてヒヤリといった事もないのだが、アスファルトの高速走行はブロックタイヤの摩耗が早いので、幹線道路はあまり走りたくないし、TLには似合わない。エンジンはトラブルも無く至ってスムーズ、吹けも良かった。ブレーキ、サスも問題無い。シフトレバーは角度を僅かに下向きにした方がもっと乗りやすいかな。タイヤはIRCツーリストの新品なのでグリップも良いが、帰ってみると、タイヤの右側のショルダー部分に一部擦り跡があった。バッテリーケースが接触したらしい。このケースはTLM50用を加工して取り付けているので、タイヤとのクリアランスが狭かったのではあるが、一部だけ接触という事はタイヤかリムが捻れているという事だ。リアタイヤを浮かせて回してみると明らかに捻れている。タイヤ取り付け時の施工ミスなら良いが、リムが歪んでいたら厄介な事になる。磨き終わったリアサス塗装が膨らんだタンクTLR125の勇姿
2020.07.18
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HONDAが11月から古いバイク(20年以上前)のパーツを調べなくなり、部品番号のみの発注になってしまったので、困っていたら、福さんからはPD22キャブなら社外品があるとの情報。藤さんからはバイク屋にあるXL125SZのパーツリストから車体番号を照合の上、適合と判断。フロートチャンバーパッキンを始め6点のパッキンセットの部品番号が16010-364-770と判明した。ご両人の懸命の探索の結果、純正がダメなら社外で入手可能と言う事が分かった。ありがたや。ありがたや。先ずは純正を近所の自転車屋にメールで発注してみたら、速攻で返事が来て、16010-364-770は代替部品番号16010-439-305となっており、在庫はまだあるようである。当時の価格が360円(税抜き)だそうだが、現在は1610円(税込み)えらい高騰だ。翌日には物が来たので、早速取り付けに掛かる。キャブを外してみると、チャンバーに汚れがあった。多分タンクのサビだろう。燃料フィルターをすり抜けて入ってしまったものと思われる。単気筒のシングルキャブを外すのは至って簡単である。それにも増してエアーフィルターボックスを外して、パワーフィルター仕様にしているので尚更だ。パーツセットには沢山のパッキン類が入っていたが、PLがないと、どれが何処に付くのか分からないので、肝心のフロートチャンバーとマニホールドとドレンスクリューのOリングだけ交換した。後は、付くものもあるかも知れないが、形式違いで他のパーツもあるようだ。交換を終えて汚れてしまっているキャブを磨いていたら、キャブの形式が見えて来た。このキャブはケイヒンのPD21?だろうか。PD22ではないようだ。組み立てて、燃料コックをONして暫く待つが、フロートチャンバーからの漏れはない。エンジンを掛けて、吹かしてみるが大丈夫だ。5分程、空き地を走って確認してみたが大丈夫だ。藤さん、福さんのお蔭で燃料漏れが直った。これで、このキャブは死ぬまで大丈夫だHONDA純正XL125SZのパッキンセット車体から外した燃料漏れのキャブ古いカチカチのパッキンが嵌ったフロートチャンバー新しいパッキンを取り付けたフロートチャンバーPD21?キャブ車体に取り付けたキャブ
2017.11.14
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XL125S用のフロートチャンバーのパッキンを近所の自転車屋に発注をお願いしていたら、HONDAから次のようなメールが届いたと転送された。「ホンダのディーラシステムのオンラインパーツリストにない車種(20年前以上)は部品番号を指定での発注となります。お手数ですが、部品番号をお知らせください。」11月1日から旧車のパーツリストをホンダが調べなくなったのだ。今までは車体番号と共に、この部品が幾つ欲しいと言えば、送って来ていたのだが、そんな手間の掛かる事はもうしない。ちゃんとパーツリストを見て部品番号を言え。と言うのだ。20年以上前のバイクのオナーはパーツリストを持っていなければ、パーツを購入する事すら出来なくなってしまったのだ。何たる不親切。何たるイケズ。何たる排除の論理。本田宗一郎が聞いたら烈火の如く怒るに違い無い。HONDAはもう以前のHONDAではない。遠いところへ行ってしまった。それにしても困った。ヤフオクでXL125Sのパーツリスト探したら何と2500円で出品されていたのだが、たかがフロートチャンバーのパッキン1枚を買うのに3000円程掛かる事に納得が行かない。何か良い手立てはないものだろうか....。
2017.11.09
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改TLR125が軒下で埃を被って惨めな姿になってしまっていた。たまには掃除してエンジンを掛けてやらねばと思い、引っ張り出して洗車してやった。エンジンはキック数発で何とか掛かったが、フロートチャンバーから燃料漏れを起こしている。これは早めに修理しないと....。近所の自転車屋にメールで発注したが、ガスケットが廃番になっていないかと、不安である。バッテリーは中華を新品で取り付けていたが、もうお陀仏になっている。6Vバッテリーは安いのだが、死んでしまうのも早い。殆ど乗ることも無いバイクに新品バッテリーは金をドブに捨てるようなものなので、もう買わない。絶対に買わない。買うもんか。それでも未練がましく、6V充電器で充電を試みたのだが、全く充電しない。それではと、改造前のXL125Sだった頃付いていた20年は経っているであろうユアサのバッテリーに補充液を入れて充電してみたが、これも充電しない、当たり前か....。改TLR125はエンジンと電装関係はXL125Sの物を使用しているので、TLR200のようにバッテリーを外してコンデンサを取り付けバッテリーレスにする事ができない。何故ならXLはレギュレータが付いておらず、その代わりにシリコンレクチファイアなる物が付いているのだ。これが曲者で、レクチファイアはレギュレータのように発電で余った電気を熱に変えて放熱できないので、余った電気をバッテリーに戻しているのである。従ってバッテリーを外してコンデンサを取り付けてしまうと余った電気の行き場が無くなると言う訳である。だから、この改TLR125はどんなバッテリーであれ、必ず取り付けておく必要があるのだ。20年物のユアサバッテリーを取り付け、エンジンを掛けて電装を調べていたら、テールランプとストップランプが付かなくなっていることに気が付いた。テールレンズを外して中の電球を取り出して調べてみたら、片方が切れているように見える。それならテールかストップかのどちらかが点いても良いようなものだが、どちらも点かない。面倒だがギボシを外してテスターで調べてみる事にした。配線は3本。緑/黄と緑と茶である。緑はソケットに縁に繋がっているのでアースだ。緑/黄と茶のどちらかが、テールでどちらかがストップなので、ストップから調べてみる。先ずエンジンを掛けてテスターを直流の20Vレンジに合わせて、赤のテスト棒を緑/黄のギボシに突っ込み黒のテスト棒を緑のギボシに当てて、足をそお〜と延ばしてリアブレーキペダルを踏み込むと8V程表示された。電気は来ている。茶は当然反応無し。緑/黄がストップだ。この手のバイクはヘッドライトとテールライトは発電機から出てくる交流をレクチファイアやレギュレータに取り入れて直流に変換せず、交流のまま動作するようにしているので、今度はテスターを交流の200Vレンジにセットして、ライトスイッチをONにして茶を測るとこれも8V程表示された。電気は来ている。緑/黄は当然反応無し。もしやと思い、ギボシを外したソケット側の緑/黄と茶の配線の導通を調べるとテスターのブザーが鳴って導通ありの合図を送って来た。配線は問題無いようだ。電気も来ている。それならば残るはバルブか....。TLR200からバルブを取り出し、取り付けてみると、テールも、ストップもちゃんと点くではないか。ただの球切れだった。しかも両方共。老眼の腐った魚のような目ではフィラメントが切れているのかどうかも分からない始末である。あ〜情けなや。多分、バッテリーを入れ替える時に外したままエンジンを掛けてしまい。しかもアクセルを煽って回転を上げたため、余った電気の行き場が無くて、球切れを起こしたのだろう。そのまま放っておくと、電気が更に余るので、低回転でも次々と球切れを起こしてしまう恐ろしい病魔が襲って来るのだ。早速、V7ドンキーに跨りナップスにテールランプバルブを買い出しに走った。改TLR125のテールランプはTLR200のものを付けているので純正だと6V18/5Wだが、XL純正の17/5.3W(399円)と10/3W(324円)の二種類しか置いていなかった。TLR200に10/3Wを付けている人もいるようなので、両方買って帰り省電力を図り10/3Wを取り付けた。エンジンを掛けてテストしてみると、当たり前だがテールもストップもバッチリである。それにしても骨の髄まで放電された筈のバッテリーがアイドリングを長らくやっている内にエンジンを切ってもニュートラルランプがうっすら点くまでに回復した。恐るべしユアサの20年物である。しかし、そのままではウインカーランプを光らす事すらできない。エンジンを掛けるとブレーキランプは問題無いのだが、ウインカーランプは点灯はするものの点滅までとは行かない。パイロットランプもやっと暗く点灯するのが精一杯である。エンジンの回転を上げてやれば、ウインカーが点滅を始めるのだが、心許ない。ネットでは、XL125Sの電装をエイプのバッテリーレス仕様のハーネスに付け替えて12V化を図っている記事が紹介されているのだが、このバイクの電装はXLとTLRがごちゃ混ぜになっているので配線図や配線の色もXLの純正と異なっており、ハーネスを引き直すのは難しい気がする。それでは6V電装のままで、死んだバッテリーを搭載した上で、アイドリングでもウインカーを点滅さす方法は....。1つ考えがあるのだが....。取りだして交換してみたがテールが切れていたXL125S用バルブ正常だったテールランプの配線ナップスで買ったマツシマの6V 17/5.3Wと10/3W再び点灯するようになったテールランプ
2017.11.06
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改造TLR125を登録したものの、乗る機会もなく「ほったらかし」にしていたら、いつの間にか燃料コックからガソリンが漏れてエンジンとコンクリートを汚していた。何時の物やら分からないコック故に、何年か振りにガソリンに浸かったために、中のパッキンが劣化したのだろう。プレートのカシメをドリルで壊して、中のパッキンだけ替えてやろうとしたのだが、パーツリストにはパッキンだけはない。コックのアッセンだ。そうそうだからTLR200には純正コックを買って付けたのだっけ。去年のことをやっと思い出した。ネットで探してみると、レンコンの様な形状をしたパッキンの単体が売られている。しかも1ヶ数百円だ。しかし、パッキンにはサイズが無いのでTLR200純正に適合するかどうかが分からない。燃料コックの予備なら、5年前にTY50を修理した時に50ccだから同じようなものだろうと思い、モンキー/ゴリラ用取り付けナット14ミリのコックを買ってみたら、小さすぎて嵌らなかった新品を持っている。ひょっとしてこれが使えるかもと思い引っ張り出して、TLM50の凹んだタンクに付けようとしたがこれも小さくて嵌らない。50がダメなら200はもっとダメなのはわかり切っている事だが、もしやと思い、ダメもとでTLR200の凹んだタンクに挑戦してみた。すると。へっ。ネジの径もピッチもピッタリ合ってバッチリ適合したのだ。これは驚き。2つのタンクを並べてみると、コックの取り付け口は明らかに200の方が小さいのだ。どういう事だ。50より200の方が小さいとは夢にも思わなかった。と、言う事はTL125/TLR200用の燃料コックはモンキー/ゴリラなどのHONDAの50ccバイクと同じと言う事だ。今後は高価な純正コックを買う必要は無いと言う事だ。今後30年は大丈夫だ。今日から安心して寝れると言うものだ。平成24年10月12日に大枚480円を支払って買ったコックが日の目を見たのだ。あな嬉し。あな楽し。早速、バイクを寝かせて、19ミリのスパナでコックを付け替えようと古いコックを外したらストレナーだけがタンクに残ってしまった。精密ドライバーで掻き出すも滑ってダメ。ラジオペンチでも掴めない。仕方がないので丁度良いドリルの刃を突っ込んで引っ張り出した。取替完了の後、バイクを立ててコックをON。モンキー/ゴリラ互換480円中華コックでも漏れはピタリと止まった。しかも、このコックはプレートがカシメではなく、ネジ式になっているので、中のパッキンの交換が可能だ。利便性では世界のHONDAに勝った中華。恐るべし中華。燃料漏れを起こしたコック480円の中華コックTLR200(白色)とTLM50(赤色)の燃料コック取り付け口ドリルの刃で引っ張り出すストレーナー取り付けが完了した中華コック
2017.03.13
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改造TLR125の中華メーターを壊してしまい、立ち直れないままゼファーに浮気していたのだが、壊れたままにしておくにはどうも気になって仕方がない。もう一度リベンジの為に性懲りもなく同じ中華メーターを再注文しようとしたら、780円から960円に180円も高騰していた。イギリスがEU離脱をしたからなのか、中国が南沙諸島の裁判で負けが見えて来たからなのか。780円のときより円高の筈なのに何故か値がつり上がっている。だいたいこの値段の付け方もいい加減なような気がするのだが....。まぁグチばかり言っていても仕方がないので、コンビニで960円を振り込んだら、5日程で届いた。今回も中国から郵便局のエアーメール便だ。箱は潰れておらず、ブツも全く同じものである。今度はメーターの初期不良を見極めるために仮組をして、自走してみる。さてさてどうか。パチ物で最初から欺されているのだろうか。しかも、2回も引っ掛かる上得意のカモなのだろうか。祈る気持ちでメーターを凝視すると、メーターはブレる事無くスムーズに速度相応に動く。オドもトリップも問題無く正常値で動いている。やっぱり前回はドリルの刃で壊したか、切削片で壊したのだろう。中華の詐欺ではなかったようである。今回は取り敢えずメーターランプの穴の加工は行わず、6V/T6.5のウエッジ球を気長に探す事にする。もしもなかったら、穴開け加工をする事にしようと思うのだが、このバイクで夜走る事はまず無い。それならメーター照明は必要ないかも....。夜にメーターが見えなくても大した問題ではないような気も....。仮組したメーターを外し今度はステーにガッチリと取り付け、カウルを元に戻す。これでTLR125は当分手を入れる事は無いだろう。リベンジの中華メーター(右)と壊したメーター(左)車体に取り付けたメーター
2016.07.06
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改造TLR125のスピードメーターが壊れたので、格安中華メーターを遙々中国から取り寄せて何とか装着出来たので、その完成を祝して原動機付自転車第二種甲のナンバープレートの交付を受けた。自賠責保険は1年だ。早速、メーターの具合を見るべくルンルン気分で公道に走り出した。さ〜てメーターはちゃんと仕事をしているのかな〜ぁとメーターに視線を落とすと.....。何じゃこりゃー。メーターがタコ踊りのように激しく動き回り、30km/hしか出していないのに140km/hを振り切ってしまった。その後は沈黙しピクリとも動かない。オドメーターは30m程走っただけで100mの表示が出る始末である。トリップは正常に動いている。少し走って見ようかと思った気力も失せ、負け犬のように尻尾を丸めて退散したのである。原因は何なのであろうか?考えてみるに、安すぎた中華製だったので、元から壊れていたのを、騙されて購入してしまったのだろうか?多分幾ら何でもそれは違うだろう。そこまで日本帝国二輪部隊に対して悪意は持っていないだろう。そうなると矢張りメーター照明の穴を拡大した時にケースの削りカスがメーターギアに触れて壊れたか、その後、圧縮エアーで掃除をしたのが悪かったのか。そのどちらかが濃厚である。分解してみれば仕組みがよく分かるが、機械式メーターは渦巻き状のバネが延び縮みして表示針を動かせている。このバネは本当に細く繊細なので、異物の混入やまして圧縮エアーを吹くなんぞ、人間としてやることではなかったのだ。そんな事も考えずに「やっちまったよう」。それよりも先に中華製を過信しすぎた点も否めない。何故、購入後直ぐにメーターケーブルを装着して動作確認を行わなかったのか....。今となってはどの時点で壊れたのか特定は難しい。後悔先に立たず。覆水盆に返らず。あぁ〜も〜嫌だ嫌だ。何もかも嫌だ。ガッデム。もう当分立ち直れそうにないので、ゼファーのアクセルでもバーラそっと。初めてのピンクナンバーメーター表示僅か900mでブッ壊れた中華メーター
2016.06.24
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中華製のメーターを手に入れたので、取り付け準備に掛かる。このメーターには12Vの照明用のバルブが仕込まれているようなので、裏からソケットを抜いて球を外して確認してみると小さなウエッジ球が出て来た。こいつはTLM用より小さい。LEDと見間違う程小さい。調べてみると、T6.5ウエッジ特殊という規格らしい。こいつの6V球を探したが特殊と言う位で何処にもない。アルミ板に6Vのカラーインジケーターランプを埋め込もうと考えていたので、T6.5ウエッジ特殊も一緒に探そうと松本無線に行ってみたのだが、T6.5ウエッジ特殊はおろか、6Vそのものが無い。撃沈である。こうなると、作戦変更である。メーター以外はTLMの配線やソケット類を全て使用する事にした。改造TLRからTLM50用の壊れたメーターアッセンを外し、メーター部分とインジケーター部分を分離すべく、金属切断用ディスクに付け替えたグラインダーで大まかに切断。後はプラスチックの切断面をベンチグラインダーで均して整形する。運良くメーター部分とインジケーター部分の間にはプラの隔壁が仕込まれていたので、ケース状のまま切り離す事ができた。右側はカウルに取り付けるためにFRPで補修したステーが付いているが左側は無くなったので新たに加工したステーをタッピングビスで裏側から取り付ける。次はメーターである。TLMのメーター照明用ウエッジ球はT10型で6V3Wを使用している。中華メーターの照明用ソケットの穴では小さすぎて入らないので、ドリルでゴムソケットがやっと入る12ミリまで拡げる事にしたのだが、穴の先にはメータギアあるので、先ず10ミリから慎重に作業を行う。12ミリに刃先を付け替えてドリルで削った金属辺が中に入らないようにメーターの下側から上に向けて削って行く。穴が拡がった瞬間、ステンレスの切りくずがメーターギアに少し接触してしまった。大丈夫だろうか。念のために、ケースの中に入っているかも知れない金属粉をエアーで吹いておく。T10のウエッジ球は長いので、ゴムソケットはあまり奥に差し込めないが、穴の径は丁度良かった。後はZ金具でステーを作って、メインキーを取り付けているアルミステーと共に取り付けて完成である。中華製のメーター照明用に付いていたT6.5ウエッジ特殊12VTLM50/TL125/TLR200用(図12-1)中華メーター照明用(図12-9)切断分解したTLM50のメーターアッセンメーターから切り離し整形したインジケーター部分ステーを取り付けたインジケーターケース12ミリに拡大したメーター照明ソケットの取り付け穴Z金具のステーで取り付けたメーター取り付けが完了したメーター回り
2016.06.21
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朝飯を食べていても、夜酒を飲んでいても、寝ていても改造TLR125のメーターの事が気になる。妻が美容院に行って髪をバッサリ切ってきても、娘が午前様で帰ってきても、TLRのメーターほどは気にならない。それ程、今ではTLRのメーターの事で頭が一杯なのである。そこで気が付いた。このバイクは元もと寄せ集めパーツで改造しているので、純正に拘る必要は微塵もない。それなら、いっそ社外品のメーターを付ければ良いではないか。TL系はトップブリッジとフロントカウルの間が狭いので、モンキー辺りの安い社外品を探せば何とかなるかも....。早速、ネットで調べてみたら、色々な種類が見つかった。理想のメーターは、メーターケーブルが接続出来る機械式でメーターライトはLEDではなく、6Vでトリップメーター付きでメーター内にウインカー、ニュートラル、ハイビームインジケーターが内蔵されているスピードメーターである。しかし、流石に6V仕様は無く12V仕様しか無かったが、バルブ式はあった。後でバルブを6Vに替えれば問題無いだろう。ネットで同じようにTLのメーターを交換している記事を見つけたので読んでみると、TL125ではハーネスの仕様により、メーター内のインジケーターが正常に点灯しない事が判明したので、メーターのみを購入する事にした。デイトナなどは信用できるが高価であるのに対し、値段の安い物はノーブランドで驚くほど安い。どうせ中華製のノーブランドを買うのならとことん安いメーターで良いと割り切り探したら、極安の一品を見つけた。「ユニバーサルスピードメーターデュアルオドメーター」だ。説明にはデジタル表示となっていたが、画像はアナログであったのでそちらを信用した。また、デュアルオドメーターとは何ぞや。オドが2つ付いているのだろうか。写真ではリセットノブのような物が付いていたので、恐らくトリップの事だろう。ガラス径は6.5cmでケースはステンレス、表示は140km/h、メーターライト付き。これが、あ~た。たったの780円ポッキリ。しかもコンビニ支払い送料、税込みだ。中華から日本に輸出して、更に送料を負担して届けるとなると、このメーターの原価は一体どの位になるのだろうか。考えると恐ろしくなる。ホントにまともな物だろうなぁ。しかし、これで夜な夜な頭を悩ませていた気掛かりから解放された。本当に、写真通りの物が送られて来るのか些心配であったが、1週間掛けて中国からエアーメール便で届いた。税関で開封された形跡はなかったが、プチプチ袋の中の紙箱は無茶苦茶に潰れていた。問題のメーターは傷一つ無く綺麗なものだ。ズッシリと重みもあり、デイトナのメーターと比べても遜色がない。これはイケル。メーターが入っていたエアーメールの袋と紙箱それにメーター中華製トリップ付きメーター
2016.06.19
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改造TLR125のタンクを再塗装したが全然納得の行くものではなかった。しかしあの風船には腹が立つ。腹立ち紛れにフルスロットルの走行テストをしてみたら、スピードメーターの針が最高表示の60km/hを遙かに超えて行き場を失って止まっている。TLM50用のメーターなので仕方のないところである。まぁ普段は60km/hの表示で問題はないのだが....。色々な思いを寄せながらテストを終えてエンジンを切った時に見た物とは....。な、何と!スピードメーターよ!おまえもか!さっきまで元気に動いていた筈の針がポッキリと折れているではないか。最高表示を遙かに超えてしまったのが原因か、それとも経年劣化と振動が重なったのが原因か、何とも言えないところであるが、針どころか心まで折れてしった。がっかりだよう。TLM50のメーターを分解するには溶着させているプラケースを引き離す必要があり、無理に力を加えると割れてしまう危険性が大である。たとえ上手く外す事が出来て、針を修理する事ができても、60km/hを振り切ったらまた折れてしまうかも知れないし、そもそも125ccのエンジンに50ccのメーターでは役不足である。因みにTLM50のメーターアッセンは表示速度が60km/hとオイルランプが付いているのとトリップメーターが無いのが違うだけで、後は大きさやインジケーターの配置と種類に至るまでTLR200/TL125と全く同じである。更にTLR200/TL125のスピードメーターの中にオイルランプが付けばTLM200/220のメーターアッセンになるのである。そこで、ヤフオクでTLR200/TL125のメーターアッセンを探すが、ロクな物が無い上、どれも高価である。TLM200/220に至っては物が無い。さて、どうしたものかのう。寄せ集めのバイクはホントに修理に事欠かない。昨日、ヤフオクを見ていたらこんな物が見つかった。サビまみれのハコスカのドンガラが30万円で出品されていた。こんな鉄くずを買う者がいるのであろうか。針が折れたスピードメーター
2016.06.13
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どういうこっちゃ。また風船が出来とるがな.....。改造TLR125のタンクに塗料の大きな風船ができたので、パテで補修した。今度はパテも薄いし、3日間も乾燥させたので大丈夫と思いウレタン塗料を塗ったのだが、数日したらまたちいさな風船が出来ていた。どうしてこのタンクだけこんな事になるのか。さっぱり分かりません。ただ、風船の出来る所はパテ埋めを行ったところだけなので、パテが悪さをしている事は明白なのだが、カラカラに乾燥させていてもどういう事で風船ができるのか理解できない。ウレタン塗料は普通の塗料と違って化学反応で硬化するのでその辺りが原因だろうか。自作のウイングデカールをカラーコピー機で出力してタンクに貼ってしまったので、これ以上大きくならなかったらこのままで様子見をする事に決めた。もう決めた。絶対決めた。塗装は奥が深い。
2016.06.11
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前回改造TLR125のタンクにウレタン塗料を塗って数日したら茶色の小さなシミが浮いて来た。パテの水分によりタンクが錆びてそのサビが出て来たのかと思っていたら、日が経つにつれ塗装面が段々と膨らんで風船のようになってしまった。こんな事になったのは初めての経験である。どうやら原因はパテの乾燥不足のようであるが、なぜ塗装が膨らんだのか今だに不明である。幾ら何でも水疱瘡に罹ったようなタンクは変なので、針で穴を開けて萎ませていたのであるが、どうにも恰好悪いので、補修する事にした。当初は全剝離を行い下地から塗り直しを行おうと思っていたのだが、剥離が大変なので部分修理をする事にした。サンドペーパーで補修部分を磨いて行くと、タンクのサビだと思っていたあの茶色はパテの色であって、タンクのサビではなかった。やはり、パテの乾燥が不十分であったと思われる。薄付けパテを盛って、今度は十分乾燥させてペーパーで均す。更に2〜3日の乾燥を行ったので今度は大丈夫だろう。塗料の風船を縮ませたら皺になったタンク下地のパテ色が出てしまったタンクペーパーで均した後に薄付けパテを盛るパテを均したタンク
2016.06.06
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改造TLR125にはTLR200用のアルミ製アンダーガードを取り付ける予定で磨いてあったが、エンジンとの隙間に入れるゴム製のエンジンクッションがなかったので取り付け出来ないでいた。HONDAに問い合わせてみたら、既に廃番となっているようである。こうなるとどうしても取り付けたくなるあまのじゃくの性格なので、適当な物を探してみた。ヤフオクではTLM220用がアンダーガード込みで500円で出ているが、形が違うので加工が必要になるし、送料を入れれば1,000円を超えてしまう。どうしようかと迷っているいるところへ、妻がホームセンターに洗剤を買いに行くのでカードを貸してくれと言ってきた。(私が持っているカードはホームセンターのカードとジャパンネット銀行のカードの2枚だけですから!!)おっ渡りに船。それなら一緒に行こうとフィットに乗り込んだ。TLR200からエンジンクッションを取り外してサイズを計測したら140mm×120mm×15mm程度であったので、良く似た物を探したら、何れも150mm×150mm×10mmのゴム板と硬質スポンジの物があったが、スポンジは耐久性が無さそう。ゴムは両面スリットが入った物とベタの物の二種類だ。比べて見るとスリットの方が軽く加工もやりやすい。オマケにスリットが滑り止めにもなりそうであったが、値段が900円と高い。さて、どうしたものか。こういう時は妻が持つ買い物カゴにそっと忍ばせて、クルマで待つのが一番の買い物上手の方法である。カードを貸してクルマの運転までしたのだから安い物だ。私の時給は高いのだ!早速、スリット入りゴム板の加工に移る。TLR200のエンジンクッションを重ねてマジックで印を付けて、金切り鋏で切断する。仕上げはベンチグラインダーで切り口を整える。アンダーガードに開けられたクッション設置用の楕円の穴に合わせて余ったゴム板を切り取り整形。位置決めを行いゴム用ボンドで張り合わせば完成である。スリット付きのゴム板は思った通り加工が簡単で大正解であった。後は、アンダーガードに嵌めて、車体に取り付けるだけであるが、取り付けボルトを締めると何だか違和感ある......。そうだった。忘れていた。TLR200用のアンダーガードなのでTLR200用のエンジンクッションを作ったのだが、このエンジンはXL125S用だった。従ってエンジンも形が違う。当然エンジンの底の部分の形状も違ったのだ。アンダーガードの後ろ2本のボルトを全て締め込むとアンダーガードが曲がってしまうので半分程度に抑える。クッションはエンジンの形にピッタリと合っていないが、役目は果たしているようなので、大丈夫だろう。スリット入りゴムマットクッションパーツの形に切り出したゴムマットゴム用ボンドで接着した動き止めアンダーガード装着クッションゴムと合っていないエンジン下部
2016.05.29
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改造TLR125をじっくりと試乗してみたら、ブレーキの効きが甘い事が判明。特にフロントはレバーを握ってからもホイールが回転してしまう始末である。このバイクは前後共TLR200用のホイールを使用しているのだが、ブレーキはTLM50と同じ小径のドラムブレーキとなっているので、元もと効きは良くない。従ってTLM220R用のフロント回りを移植してディスク化を図るのが定番となっているようであるが、それにしても、TLR200のドラムブレーキと比べても雲泥の差だ。組み立て時にはブレーキシューが半分位残っていたと思うが、前後共アジャスターをかなり絞り込んでいる。この状況で一番効果的なのは新品のシューに入れ替えてみることだろうと思い探してみた。整備業者向けに開発したアフターパーツブランドPFPなるメーカーがノンアスベストのシューを1セット670円で販売していた。4セットまでなら送料が160円なので、ついでに2台分(4セット)購入してみた。シューを留めるスプリングは既存の物を使って下さいとの指示であったが、新品が付属していた。早速、フロントから取り付ける。新品のシューなので当然厚みが増して、アジャスターも適正な位置で調整できる。リアはTLM50用のブレーキアームを付けているので、更に効きが悪くなっている可能性が高いと思い、保管部品を探してみたら、TLM220R用のアルミ製ブレーキアームが出て来た。比べてみると長さがかなり違う。リアブレーキの改造の定番もやはりTLM220R用を使用するようである。ナイロンディスクとボンスターで汚れを落とし新品のシューと共に装着する。今度は如何にも効きそうである。前後共に新品のシューに取替が終わったところで走行テストを行う。先ずはフロントからだ、レバーのストロークも僅かとなりガツンと効いてロックする。申し分無い効きだ。次はリアだ。踏みしろのストロークを調整してから踏み降ろすと、リアが完全にロックされてタイヤを引きずる。これは凄い。やはりアームの長さは伊達ではなかった。リアブレーキだけでも十分止まれそうである。PFPのブレーキシューリアの新旧シューブレーキパネルに取り付けたシュー(上)TLM50と(下)TLM220Rのブレーキアーム改造TLR125に取り付けたブレーキアーム
2016.05.27
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改造TLR125にはXL125Sのエンジンを乗せている。このエンジンにはタコメーターの取り出し口が付いており、125ccながら標準でタコメーターが装備されている。TLR200のフレームを利用してトライアルバイクに改造してしまったので、タコメーターは必要無いと思い取り付けていなかったのだが、ケーブルの取り出し口にゴミ混入防止の栓を取り付けようと思い適当な部材を探してみたが見つからない。それならいっその事、タコメーターを取り付けてしまえと言う事で、ホームセンターで利用できそうな金具を物色しに出掛けたら、塩ビ管などを留める金属バンドがあった。持参したタコメーターに嵌めてみると、少し小さく留め金が開いてしまうが、何とかなりそうなので、レジに持って行く。レジのオバちゃんが「127円です。」と言ったので、財布から小銭を出そうとしたとき、事件は起こったのであった。財布から摘み出した百円玉と十円玉を握ったまま1円玉を探していたら、片手で持っていたタコメーターがスルリと抜け落ちレジの床に落下したのである。思わず「あっ~」と大声を出してしまった。その声でレジのオバちゃんと前にレジを済ませたオバちゃん2人が凍り付いた。直ぐにタコメーターを拾い上げて損傷の確認を行っていると、レジのオバちゃんが「大丈夫ですかぁ~」と尋ねる。客のオバちゃんは「時計落としたの?」と覗き込む。オバはん!これは時計じゃあねえんだよう。時計は針が2つだがこれは針が1つのバイクのタコメーターだ。そんなことを女子供に言っても分からないだろうが....。問題はそのタコメーターだ。何と!落とした衝撃で針がポッキリと折れているではないか。やってもうた。ガックリである。もう泣きそうである。絶望に打ちひしがれて、うなだれているいる背中にレジのオバちゃんの「127円です。」の無情な請求が追い打ちを掛ける。タコメーターが壊れた今、それを留めるためのバンドがたった今いらなくなったこの悲惨な状況が分からんのか。買った商品を元の棚に戻す気力も萎えて、レジカウンター置いたままホームセンターを負け犬の如く後にする姿は哀れとしか形容できないであろう。元気なく帰って来たものの、壊れたタコメーターが気になる。壊れたと言っても外見上は針が折れただけなので、ケーブルを繋いでエンジンを掛けてみると折れて短くなった情けない針は正常に動くことが確認された。針だけ替える事が出来れば、復活になるかも....。このタイプのメーターはゴムパッキンとガラスを金属モールでカシメているので、このカシメを外す必要がある。一抹の望みを託してドライバーの先でカシメ部分を起こしてみると、綺麗には出来ないが何とかなりそうである。メーターの周囲を地道に全て起こすと何とかカシメが外れた。ガラスを外すと中から折れた針が出て来た。針にアクセスさえできれば、折れた針を瞬間接着剤で接着しようと思っていたのだが、運悪く針は3つに折れていた。しかもプラの針は夜光塗料も剥げ落ち風化状態にあり、今にも折れそうである。道理で落下の衝撃程度で折れてしまったのだ。こうなれば、針ごと交換してしまおうと、メーターを探したらGSX750E4の壊れたメーターアッセンが出て来た。このコンビメーターは裏側の8箇所ほどのビスを外し、距離計のツマミをひっこ抜けばメーターパネルにアクセスできるのである。メーター類はこういう作りが有り難い。壊れているタコメーターの針を台座ごとひっこ抜いて根本から鉄ノコで切断。ベンチグラインダーで整形する。XLのタコメーターの針をペンチで砕いて台座から取り去り、GSXの針を瞬間接着剤で貼りつける。少し太いが夜光塗料もバッチリで問題無い。後は組み立て、カシメを平刃ハンマーで叩いて元に戻す。当然ながら完全には戻りきらないので、ホットメルトで傷口を完全に塞ぐ。メーターの余分なステーやボルトを切断して、ベンチグラインダーで仕上げる。ここまでやって再びバイクに繋いでエンジンを掛けてみる。メーターが正常に動いている事を確認して、ホームセンターに走って127円の金属バンドを再び買ったのは言うまでもない。メータケーブルの長さや視認性、取り付けの難易度などを勘案して右のフロントフォーク取り付けボルトを利用する事にした。タコメーターが少し右に張り出す形になるが、メーターケーブルの取り回しがベストなので良しとする。これで改造TLR125にタコメーターが装備されたのだ。満足。えっ!必要ないってか!。しっかりとカシメられているタコメータードライバーで無理矢理外したカシメ跡針が折れたメーターパネルタコメーターの心臓部GSX750E4のメーターケースから外したタコの針補修が終わったタコの針ホットメルトでカシメを戻した上から防水対策を施したメーター金属バンドと修理が完了したタコメーター車体に設置したタコメーター
2016.05.21
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改造TLR125用の6Vバッテリー6N2-2A(オリエンタルバッテリー1,188円)が届いたので早速取り付ける。キーをONにすると、ニュートラルランプが緑に光るのだが、ウインカースイッチを入れると点滅しない。エンジンを掛けてアイドリング状態だと1、2回点滅して点灯状態になってしまう。アクセルを少し開けて回転を上げると正常に点滅する。6V電装なのでこんな物なのかも知れない。切れてしまっていたヘッドライトバルブ6V25/25Wを予備のTLM50のライトから外して取り付け、エンジンを掛けながらライトスイッチをONにすると一瞬明るく光って切れてしまった。ローライトに切り替えるとこちらは点灯する。どうもバルブに過電流が流れているようだ。良く考えてみると、このエンジンはXL125Sのエンジンなので、シャリィと同じ6V電装で、ライトは発電機から直接繋がっているので、バッテリーとは関係ない。と言う事は発電容量がTLM50やTLR200と違うのかも知れないと思い、保管してあったXLのライトを分解してバルブを取り出してみた。先ずバルブの形が違うしかなり大きい。口金形状P15D25-3、ガラス球形式RP30、容量は6V35/36Wだ。やっぱり発電容量が違うようだ。因みにTLM50とTLR200につけられているバルブは口金形状P15D25-1、ガラス球形式T19、容量は6V25/25Wだ。TLM50のライトには口金が異なるためXL125Sのバルブは取り付ける事ができない。ガラス球形状は兎も角、口金形状P15D25-1で6V35/36Wのバルブを探す必要があるのだ。ネットで検索するも6V35/36Wが特殊なのか見つからない。モノタロウに35/35Wのハロゲン球があったので妥協しようかと思った時、ヤフオクでHONDA純正6V35/36.5Wのヘッドライトバルブを見つけた。当時物で1ヶ1,000円と高めの設定であったが、もう日本にはこれ1つしかないと自分に言い聞かせて落札した。早速、改造TLR125のTLM50用ヘッドライトに取り付けてエンジンを始動、ライトスイッチをONにしてみると明るく点灯、ハイ/ローを切り替えて見るも両方問題無く点灯する。最後の一品大事に使用する事にしよう。6VのオリエンタルバッテリーXL125Sのバルブが図6-3 TLM50/TLR200のバルブが図6-4左から6V35/36.5W.6V25/25W.6V35/36W
2016.05.19
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今回の改造計画はそもそも2台目のTLM50にTLR200のスイングアームを取り付けたくて、たまたま県内からヤフオクに出品されたフレームにホイールが付いたTLR200を格安で購入した事に始まる。目的はスイングアームだけだったのであるが、内部錆無しで凹みの少ないタンクやブレーキ回り、マフラーなども附属していたため、エンジンさえあればもう1台TLRが作れそうに思えて来た。そこで色々と調べている内に、TL系とXL系のエンジンは設計が同じで、マウントもほぼ同じであることが分かった。幸いXLなら125ccの手持ちが1台ある。過去にエンジン始動までは行っているので、キャブと電装さえキッチリとやれば掛かる筈である。と言う事で2台目のTLM50にスイングアームの移植は取り止めて、XL125Sのエンジンを積んだTL125を作る事にした。これで、憧れのTL三兄弟が揃うことになるのだ。因みにシートであるが、TLR200とTLM50のシートは形状が少し違うと思っていたが取り付けてみると全く同じであった。違うのはサイドに200の白文字があるか無いかだけのようである。幸いTLM50のシートは10年位前にHONDAに問い合わせたら在庫がまだ有り、1ヶ5,000円だったので新品を2ヶ手に入れていたのである。アルミのアンダーガードはエンジンとの隙間に入れるゴムを物色中でまだ装着出来ていない。エンジン始動まで漕ぎ着けたTLの試走を行ってみる。エンジンを掛けクラッチを握ってギアをローに入れる。クラッチの切れ、シフトリンクも問題無い。クラッチをゆっくりと繋ぐと元気よく飛び出す。フロント11丁とローギアにしているせいか、125ccにしてはかなりパワーがある印象である。小さな石を切っ掛けにアクセルを煽ると簡単にフロントが浮く。TLR200に比べてかなりフロントが軽く感じる。しかし、フロント回りはTLR200と全く同じなので、11丁が効いているのだ。これは面白い。125ccのパワー不足を見事に補っている。
2015.09.06
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外装最後のTLM50用のサイドカウルを取り付けようと嵌めてみたら、上手く嵌らない。どうも変である。TLR200のサイドカウルを外して比べてみたら、形状が少し違うし、ダボの位置も異なる事が判明した。同じ物だと思っていたので、これは大きな誤算である。TLM用を削って無理矢理付けようとも思ったが、ダボの位置が違うので、シートとカウルの間に隙間が出来てしまう。これでは恰好悪い。ヤフオクに出品はあるのだが、小さなプラスチックの部品が余りも高価である。さて、どうするか?取り敢えず走行に問題はないので装着せずに考える事にする。TLRのデカールが貼ってあるTLM50用のサイドカウルとTLR200のサイドカウル
2015.09.04
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電装とエキパイの取り付けが終わったので、エンジンを始動してみる。イグニッションキーをONにして、プラグを外してエンジンに当ててキック。緊張の一瞬である。さて、どうか.....。見事にスパークしている。配線、CDI、イグニッションコイルは大丈夫のようだ。第一関門は何とか通過した。後はキャブが大丈夫ならエンジンは掛かる筈である。タンクに燃料コックを取り付けて、燃料パイプを接続。ガソリンを1Lほど入れて、コックをRESにするとフロートチャンバーのドレンからガソリンが噴き出す。オーバーフローだ。急いでコックをOFFにしてフロートチャンバーを両側から叩いてみる。再びコックをRESしたが、今度は漏れない。フロートバルブが上手く作動できたようだ。キーをON。チョークを引いて掛かってくれと神頼みしながらキックすると、何と1発で目覚めた。第二関門通過である。アイドリングの調整を行うとエンジンは安定した。吹き上がりも良くスロットルの開閉に合わせて回転も付いてくる。アイドリングも安定しエンストの兆候は皆無である。始動性も良く何回掛けても1発で掛かる。パワーフィルターからの吸気音がシュッ、シュッと良く聞こえる。エキパイの接続部分も排気漏れは確認できない。大丈夫だ。マニホールドにスペーサーを挟んで延長した事とエアークリーナーを外してパワーフィルターに交換した事で、燃調が心配であったが、エアースクリューとアイドリング調整だけで済んだようだ。後は、走ってみて、プラグの焼け具合で微調整という所だろうか。エンジンが掛かったところで、次は電装関係のテストである。ライトはOKである。ウインカーは点かない。再始動後ライト消灯、ウインカーOK。ホーンOK、フロントブレーキ、リアブレーキストップランプOK。一旦は点いていたライトとウインカーが点灯したり反応しなかったり、故障箇所はどうやらハンドルスイッチが一番濃厚のようである。何とか点滅したウインカー
2015.08.29
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XLとTLRのエキパイの形状が異なる事はエンジン載せ替えを考えた時点で判明していたので、TLR用の中古エキパイを手に入れようと思っていた。取り敢えずエンジンを掛けるには、エキパイを取り付ける必要があるので、所有するTLRからエキパイを借用する事とした。XLに取り付けようとマフラー側のエキパイ取り付け部分をよく見たら形状が違う。取り付けは出来そうだが排気漏れを起こしそうに思えて来た。XLのエキパイとTLRのマフラーが接続できれば、新たに中古のエキパイを買う必要もないし、排気漏れの心配も無くなる。思い直してXLのエキパイを取り付けてみると、ほんの2センチほど短いだけで、マフラーに接続する角度は、ほぼ同じである。この部分を繋げば何とかなりそうである。早速、計測してみる。XLのエキパイの内径は23ミリ。外径は29ミリ。TLRのマフラーの内径は33ミリ。理想のジョイントパイプはエキパイの外側にはまり、マフラーの内側にはまる径のパイプだ。その数値は内径30ミ以上外径32ミリ以下のパイプである。こんなシビアな条件のパイプなんて、そうそう有る筈はないと思いながら、ホームセンターに行ってみた。アルミパイプがあったが細すぎて却下。塩ビは使えないし....。と思いながら探していると1メートル程の巻きステンレスパイプが目に止まった。持参したノギスで測ってみると内径29.5ミリ外径32ミリ。あった。ありました。しかも値段が800円ナリ。ついでに、吊りバンドを買って帰った。卓上丸鋸の刃を金属切断用に取り替えて、ステンレスパイプを10センチ程にカット。エキパイとジョイントパイプにアルミテープを巻いてキッチリ入るように太さを調整。ジョイントパイプとマフラー連結部分にはXL用のマフラーバンドを使用。ジョイントパイプとエキパイ連結部分には吊りバンド(84円)を使用した。XL用のエキパイは少し外に膨らむような形状になっているので、トライアルには向かないが、そんな使い方はしないので、あまり気にする事はないだろう。それよりも、前フレームとの隙間がギリギリで何とか納まった方が気になった。じっくり眺めて見ると、このエキパイの形状は面白い。何となく気に入ってしまった。卓上丸鋸で切断したステンレスパイプアルミテープを巻いて太さを調節してマフラーに連結したパイプエキパイとの連結部分を締め付けた吊りバンドギリギリセーフのエキパイとフレーム間隔何とか取り付けができたエキパイ
2015.08.25
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そろそろ車体をフロアジャッキで支えるだけでは不便になってきた。サイドスタンドを取り付ける時期が来たようだ。サイドスタンドはTLR用がないので、TLM50用を流用するつもりであるが、長さと角度が合わないと思うので、切断してパイプで繋ごうと考えていた。スイングアームにブラケットとスタンドを仮組してみた。やはり少し短いが、このままでも使用出来そうである。TLRのサイドスタンドは使用時はかなり外側にせり出すように曲げられており、駐車時は車体がかなり傾く。この傾きが気に入らないので、所有のTLRは駐車姿勢が正しくなるようにスタンドを延長している。これに対しTLM50は短いがストレートタイプのスタンドなので、駐車時の車体の傾きは少なく姿勢が良い。ただ困った事に、ブラケットのネジ穴の位置は同じなのだが、ストッパーの形状が少し異なるために、スタンドを掛けた時には前に傾き過ぎるし、スタンドを跳ね上げた時にはチェーンの斜め下辺りで止まってしまう。これはブラケットの加工が必要である。ブラケット上側のストッパーはグラインダーで削って角度を調整。下側のストッパーは溶接でスタンドが当たる部分に肉盛りを行い、スタンドを掛けた時の角度を調整した。また、スプリングは黒色に塗装した新品を奢った。スタンドとブラケットの錆落としを行い、シルバーに塗装して全て組み上げてテストである。先ずスタンドを掛けてみる。角度はピッタリ、自然に倒れるような事もなく、問題は無いようである。次にスタンドを跳ね上げてみる。僅かにチェーンアジャスターに接触しながらアクスルシャフトの下辺りでストップ。スタンドの先の踏ん張り部分がチェーンと近いがクリアランスは取れている。このままでも良いだろうが、チェーンアジャスターに接触する部分のスタンド側にゴムを巻いても良いだろう。TLR200のスタンドブラケットTLM50のスタンドブラケット加工済みのTLM50用スタンドブラケット
2015.08.19
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ヤフオクで手に入れて塗装しておいたYAMAHAセロー4JG5用のシフトペダルは少し錆があったので、磨いてブラックで塗装しておいた。カウンターシャフトの径もピッタリである事は、事前に確認済みであったので、ピッタリと嵌る。リンク部分とドライブスプロケットカバーの隙間がギリギリであるが何とか大丈夫である。シフトの感触も良く、問題無くギアが入る。ペダルの位置はTLR200とほぼ同じにしてあるので、当然と言えば当然だろう。ステップはTLM50用がサビサビだったので、XL用を流用したが、どうやら殆ど同じ物らしい。ベースにもピッタリ嵌り、角度も大丈夫である。キックを降ろしてみたが、接触する事もない。スプリングを取り付けて、グリスを塗った接続ピンを押し込み、新品の割りピン留めるだけである。セロー用のシフトペダルとXL用のステップドライブスプロケットカバーとの隙間がギリギリ
2015.08.17
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エンジン移設を考えた当初、XLのキックアームをそのまま取り付けるとキックの時にその形状からステップに当たってしまう事は分かっていた。ここはTL用を入手するしかないと思い3,800円と少し高かったがTL125用をヤフオクで落札しておいた。キックアームはTLR200とTL125は同じ物である。また、スピンドルに嵌る径もXLと同じである。このアームは鋳物のような材質なので、ストッパーに当たる角が折れたり、キックスタータースピンドルに嵌め込む部分が割れたりするトラブルが多いようである。あまり乱暴に扱わない方が良いだろう。装着したTL125用のキックとXL125S用のキックの比較
2015.08.15
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前後のフェンダーは朱色のTLM50用でどちらも割れていた物を、FRPで補修してホワイトに塗り替えておいた。リアフェンダーはピッタリと付いたのだが、フロントは前部がタイヤに接触しそうな程角度が悪い。スタビライザーを兼ねたブラケットの位置がTLRとは違うのかも知れない。TLRと比べて見るのも面倒なので、ブラケットの前部分の2本のビスにそれぞれ足上げ用のナットを取り付けてバランスをとった。取り付けボルトは錆びていたので、ステンレスキャップボルトに交換だ。TLR用のテールランプを取り付けているナンバープレートブラケットはナンバープレートを取り付ける穴付近まで割れていたので、TLM用の予備に付け替えた。しかし、このブラケットはナンバープレート取り付け穴付近は大丈夫だったものの、そこから下側はリフレクター含めて欠落している。ナイロンディスクで割れの部分を修正して誤魔化した。ナンバープレートを付ければ見えなくなるので気にする事はない。ランプ類は全て外して球切れと結線を確認して組み立てる。ついでに錆びたビスは新しい物に交換である。ゴム部分や黒いプラスチック部分はアーマーオールで磨いてツヤを出して、フェンダーに取り付ける。TLR200とTLM50のリアフェンダーは全く同じである。タイヤとのクリアランスを調整して取り付けたフロントフェンダーリフレクター部分が欠落したナンバープレートブラケット取り付けが終わったリア回り
2015.08.13
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ハンドルを純正幅の社外品に付け替えたら、クラッチワイヤーの長さが足りなくなった。仕方がないので手持ちのTLM50用のワイヤーを取り付けたらクラッチが切れない。よく見てみると、ワイヤーの調節部分の位置がかなり違う。クラッチワイヤーホルダーの位置を後方へずらす必要がある。手持ちのTLR200用のワイヤーを取り付けたら今度は長すぎて、クラッチワイヤーホルダーの位置を前方へずらす必要がある。アジャスターナット1個だけで一杯まで前で調整するとクラッチが何とか切れた。ここの取り付けは今後の課題として、取り敢えずこのままで使用してみる。TLM50用のクラッチワイヤ(上)/XL125S用のクラッチワイヤ(下)TLR200用の純正クラッチワイヤ
2015.08.11
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フロントカウルに取り付ける為のステーが折れていたので、補修しておいた、長い間放置していたので、ポリエステル樹脂は完全に硬化している。ナイロンディスクで形を整形して、ドリルで穴を開ける。ステーの折れた部分にタッピングビスを1本ねじ込んでいるので、ビスに樹脂が程良く絡まって強度も出ているようだ。穴開け作業にも耐え抜いた。ホーンはTLM用が真っ赤に錆びていたので、XL用を使用したのだが、端子の位置が異なるため、メーターケースに当たってしまう。仕方ないので表裏反対に取り付けた。ライト調整ビスはスプリングが真っ赤に錆びていて使い物にならないので、予備のHONDA純正スプリングを使用した。メーターはTLM50用なのでスピードメーターの表示が60km/hまでしかない。調べてみると一般道路の法定速度は60km/hなので、原付以外は60km/hまでのメーターがあれば違反ではないようである。また、60km/hを超える計測速度範囲に関する規定はないようである。ポリエステルで補修整形したメータ取り付けステー新旧のライト調整パーツ仮組したフロントカウル
2015.08.09
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TLR200もTLM50もバッテリーケースにリアストップランプスイッチを取り付けるようになっている。TLだったらコンデンサーを接続してバッテリーレスに出来るのだが、XLの場合は12Vに改造しないと無理のようである。そうなると、バッテリーの搭載は必須である。TLR用のケースは無いので、TLM50用を取り付けようとしたら、ボルト穴が合わない。何故だ?TLR用と比べてみたら、形状が違う。同じと思っていたのだが、違ったのね。知らなかった。仕方がないので、Z金具でステーを作って取り付けた。ヒューズケースもXL用から小さな物に付け替えた。ブレーキロッドからストップランプスイッチを繋ぐスプリングはTLM50用の物は短すぎるので、針金で繋いで延長した。取り敢えずTLM50用の死んだバッテリーを取り付けてカバーを付ける。バッテリーケース取り付けステー何とか取り付ける事ができたTLM50用バッテリーケース
2015.08.06
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部品取り車のマフラーは赤サビが酷く、サイレンサーは凹みもあるので、アルミマフラーが欲しい所であるが、余りにも高価なので錆取りを行い再使用する事にした。グラインダーにワイヤーカップを取り付けて錆を取ったら、所々に小さな穴が見えて来た。マフラーパテで穴を埋めてペーパーを掛けて、赤サビ転換防錆剤を塗って、耐熱塗料を吹いた。取り付けるにはリアホイールを外さないとダメと聞いていたが、左のリアサスを外せば大丈夫であった。サビサビのマフラー錆落としが終わったマフラー/この後耐熱塗料を吹く
2015.08.05
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次はスイッチ類の配線である。カプラーからギボシ端子に変更するのだが、手持ちのギボシでは足りそうにない。ギボシ端子はホームセンターやオートバックスなどにも置いてあるのだが、どれも入り数が少ない。ネットで検索してみると、エーモンのギボシ端子セット(1152)30セット入りが送料無料の507円で出ていたので、速攻で注文。これで結線の準備が整った。カプラーの配線を切断して配線をTLR用にやり直すのだが、流石に緊張する瞬間である。エーモンのギボシ端子セットいよいよXLのハーネスに鋏を入れる
2015.08.03
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イグニッションキーはXLから取り外したものを使用するのだが、メーターボックスから外したために、キーボックスを受ける台座が必要になった。この部分は良く見える箇所なので、錆びては恰好悪い。そこで、手持ちの3ミリ厚のアルミ板で受け金具を作成する事にした。取り付けは、トップブリッジに開いたイグニッションキーを取り付けるためのボルト穴2つを利用する。TLRの場合、この穴に入るボルトの強度が低いのか、ボルトが錆びやすい箇所なのか、相手がアルミのためなのか、キーステーを外す時に途中でボルトが折れてしまっている物が多い。実際TLM50の修理の時にも折れたボルトに悩まされたのであるが、このトップブリッジは2本ともボルトが綺麗に外されていたので、助かった。アルミ板からステーの形を切り出すのだが、メーターボックスが張り出しているため、その部分を迂回させた形成を行わなければならない。アルミ板をグラインダーで切り出し、ベンチグラインダーで整形の後、ハンドベンダーで90度に折り曲げる。後はドリルとステップドリルとリューター(円柱砥石)でキーボックスの入る穴を開ける。少しきつめの大きさで寸止め。キーボックスを差し込み、念のためにセメダインを塗っておいた。アルミ板で作成したイグニッションキーステー
2015.08.01
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電装部品の中で一番大きい物がイグニッションコイルであるTLRの何倍もある大きさである。TLRはメインフレームの真下、つまり丁度タンクの真下に取り付けるようになっているのだが、イグニッションコイルが大き過ぎて設置は難しい。複雑なステーを作って無理矢理収める事も出来ない事はないようだが、そうすると今度はCDIの設置場所がない。TLRのCDIはフレーム前部のハーネスやケーブルを通す囲いの中に収まっているが、XLのCDIは形状が全く異なるので、その囲いの中には入らないのだ。仕方がないのでCDIをタンクの真下に設置し、イグニッションコイルは前部エンジンマウントに下りた斜めのフレームの囲いに取り付ける事にした。ウインカーリレーがまたバカでかい。配線が届く範囲だとキャブの前辺りしかないので、エンジンハンガーに開いている穴を利用して取り付ける事にする。レギュレーターはTLRだとタンク取り付けステーの前だが、シートの真下の左フレーム際、サイドカバーを取り付けると見えなくなる辺りにタンク取り付けステーのボルト穴を利用して取り付けるしか方法はない。取り付け位置が決まったので、タンクを設置した後、電装部位品を置いてみて接触しない場所に印を付けるのだが、イグニッションコイル以外は問題無かった。イグニッションコイルの取り付け場所付近にはボルト穴は皆無なので、不本意ながらフレームに溶接されたハーネスやケーブルを通す囲いにドリルで穴を開けタップを切った。ボルトとナット留めでも良かったのであるが、囲いの中をクラッチワイヤーが通っているので干渉を避けるためにナットは使いたくなかったのである。電装部品を取り付けるためのステーは全て手持ちのZ金具を使用した。このZ金具はどこのホームセンターにも置いてある平金具である。安価で、厚さ2.3ミリ、長さ400ミリ、幅25ミリと加工しやすくステーを作るには理想的な平金具である。これを適当な長さにグラインダーで切断してハンドベンダーを使って曲げれば必要とする形の金具が作れるのである。全てのステーを作成し、ベンチグラインダでバリ取りを行い電装部品を取り付け、フレームにタンクを乗せてみた。何処にも接触していないようだ。ただ一つ気になる事は、イグニッションコイルが剥き出しになっている事であろうか。ハンドベンダーでZ金具を折り曲げてステーを製作ウインカーリレーは筒状なのでXL用の取り付けゴム使用フレームの囲い板にタップを切るタンクの真下に取り付けたCDI左サイドカバー内側付近に取り付けたレギュレーターフレームの股の部分/キャブの前上辺りに取り付けたウインカーリレー斜めに下りたフレームの囲いに取り付けたイグニッションコイル
2015.07.30
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いよいよ最難関の電装設置に取り掛かる。当初からこの作業が一番気に掛かっていたのであるが、これが出来なかったら今までの苦労は水泡と化してしまうので、慎重且つ気合いを入れてメインハーネスを掃除した。この時代のXLは既にカプラーを使用しているので、配線をバラバラにする事無く車体から外す事ができるのだが、電装部品に繋がっている配線には全て荷札を付けて名前を記入しておいた。しかし、XLとTLRではスイッチや配線の取り回しが当然異なる。CDIやイグニッションコイル、レギュレーター、ウインカーリレーの取り付け位置も異なるので、取り付けは試行錯誤の連続が予想できる。XLはタンクの幅も広いし、フレームの幅も広いので、少々大きな部品でも取り付け場所には困らないのだが、TLRはそうは行かない。タンクの幅は狭いわ、フレームに至っては超タイトになっているので、ウインカーリレーはフロントカウルの中に収まっている始末である。しかも、XL用のイグニッションコイルやウインカーリレーの大きさが半端でない。メインハーネスはなるべくバラしたくないので、ハーネスから分岐した配線の届く範囲に電装部品を配置したい。そうなると、取り付けステーを自作するしか方法がない。また、ハンドルスイッチ、ライト、ホーンなどはTLM50用を使用したいので、スイッチ回りのカプラーは当然そのままでは使用不能である。従って、切断してギボシに変更が必要だろう。大体以上の事を予想しながら、メインハーネスの取り付けに掛かる。さて、どうなる事やら。XL125Sのメインハーネス
2015.07.28
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TLRの純正スチールハンドルの幅が80cm。XL用のレンサルの幅が74cm。何と6cmも短いのである。レンサルは曲げ高や絞りも大きい。角度を変えて無理矢理取り付けてみたものの、クラッチレバーをグリップ一杯まで寄せたが、TLMのハンドルスイッチがハンドルの曲がりの部分に掛かってしまいホルダーがキッチリ閉まらない。もうこうなってしまったら、ハンドルを交換するしかない。レンサルのハンドルを付けたいところだが、高価なのでTLM220でお世話になったエトスデザインのハイパーアロイハンドル(T09455)を購入した。ブレース無し5,500円(税別)ナリ。このハンドルは外径22.2ミリ、内径14ミリのジュラミンでショットブラスト仕上げのシルバーアルマイト施行なので、アルミのように軽くて錆びないのがよろしい。スペックは全幅810ミリ、全高119ミリ、曲げ高82ミリ、しぼり51ミリで、ビンテージバイクや体力の自信の無い方用となっており、ピッタリ当てはまる。ブレースはレンサルに付いているものを使用する予定なので、ハンドルだけ購入した。曲がりが大きく短いXL用レンサルハンドルTLM用のハンドルスイッチホルダーが取り付けられないエトスのジュラルミンハンドル
2015.07.26
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XLのプレーキとクラッチレバーは長くて恰好悪い。転倒したら直ぐに折れそうなので、手持ちの新品ショートレバーに交換する事にした。XLのレバーをホルダーから外して取り付けようとしたら、何と、レバーの厚さが違ってホルダーには嵌らない。仕方がないので手持ちのTLM50用のホルダーを流用する事にした。こちらはTLRと同じなので、大丈夫である。レバーはショートタイプなので、転倒時も安心である。それに新品は美しい。レバーホルダー/左TLM50用/右XL125S用手持ちのショートレバー当時物ハンドルの内側に収まるフロントブレーキレバー
2015.07.24
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手持ちのTLR200用純正スチールハンドルは転倒によるダメージだろうか、右側に曲がりがある。ハンドルの修正は難しいので、XL125Sに付いていたハンドルを流用する事にした。このハンドルはアルミ製のようで、所々アルミ腐食が出ており汚れている。グリップを外して見ると、抜け防止の為に格子状の加工が為されていた。ほう、純正にしては手が込んでいる。アルミの表面を傷付けたくないので、ボンスターで磨いてみると錆や汚れは綺麗に落ちた。綺麗になったエンド付近を見てみると、グリップで隠れていたRENTHALの文字が浮かび上がっている。ハンドルバーにRENTHALのステッカーが貼ってあったのは伊達じゃなかったのだ。という事はこのハンドルは純正ではなく社外品だ。トレール車という事で、トラ車と比べて曲がりが大きくかなり短いが、角度を変えて取り敢えず使用してみる事にする。乗って見て違和感があれば、交換する事にしよう。XL125S用のレンサルハンドル(下)/TLR200用の曲がったハンドル93年製造のRENTHALの刻印
2015.07.21
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スプロケットにチェーンを掛けてみたら、フレームに溶接したセロー用のシフトペダルステーが接触しそうである。ステーを反対にして溶接しているのでステップ取り付け部分が出っ張っているのである。チェーンは動くので、接触するとマズイ。グラインダーに切断砥石を取り付けてフレームを傷付けないように細心の注意を払って切断するが、角度的に最後まで切断できなかった。仕方がないのハンマーで叩き折った。チェーンに接触しそうなステップ取り付け部分グラインダーで切断したステップ取り付け部分
2015.07.19
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フロントブレーキのパネルとアームはTLM用を使用したが、ブレーキワイヤーとスプリングはXL用をそのまま使用した。ワイヤーの長さもほぼ同じようである。シューが新品ではないので、引っ張り気味での調整となる。レバーを操作してみて、微調整はレバー側のアジャスターで行う。リアブレーキのパネルとアームはTLM用、ロッドとスプリングはTLR用を使用した。TLRのアームは前ブレーキ同様アルミ製なのだが、部品取り車にはTLMの鉄製の物が付けられていたので、仕方ない。スプリングに少し錆が出ていたので、HONDAに注文したが、廃番との事。残念。リアのシューも新品ではないので、スプリングがかなり縮んだ状態での調整となる。リターンスプリングも廃番との事なので、ワイヤーカップで磨いて取り付けた。フロントブレーキリアブレーキ
2015.07.17
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TLRはキックをした時にアームが下がりすぎるのを防ぐために、キックアームストッパーと言う部品がキックスピンドルの下辺りに取り付けるようになっている。何故かこの部品だけは錆も殆どなく綺麗だったので、そのまま取り付ける事とした。キックアームが当たった時の衝撃でもストッパーが動かないように、ストッパーピンとボルトの2本でガッチリと留めるようになっている。ナットは内側から締める。フレームに取り付けたキックアームストッパー
2015.07.15
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リアブレーキロッドとブレーキペダルを繋ぐアームであるが、この部品はTLM50には無い部品で、アルミで作られている。TLM50の場合はアルミ部品は殆ど無いのだがTLR200の部品は所々にアルミが使用されている。この小さなリアブレーキミドルアームもアルミ製なので、汚れはあるものの錆びないのがよろしい。ロッドから取り外してボンスターで磨いてみる。意外と汚れが良く落ちる。綺麗になったところで組み直す。こうして置かないと、分からなくなるし、ボルトが無くなってしまうので、バラしたものは早めに組み立てる。数週間のブランクがあってやっと取り付けに掛かかる。フレームとスイングアームの僅かな隙間にミドルアーム差し入れ、フレームに開いた穴の外側からリアブレーキアームのシャフトを差し込み、アームをシャフトに嵌め込むのだが、狭い場所なので、入れにくい。スイングアームを取り付ける前にやっておけば良かったのね。やっと挿し込んだものの、なんだか変である。ブレーキロッドの位置が明らかに間違っている。何故だろう。どう考えても分からないので、TLR200の現車で確認してみたら、ロッドにアームを反対に取り付けていた。これではいくら頑張っても無理だはな。最初からやり直し。リアブレーキ如きに思わぬ時間が掛かってしまった。アルミ製のリアブレーキミドルアーム研磨後のミドルアームフレームとスイングアームの隙間に取り付ける
2015.07.13
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古いバイクのテンショナーは破損してしまっているか、付いていても劣化してボロボロになっているのが通例である。ご多分に漏れずTLR200のテンショナーのゴム?の緩衝部分も使用不能になっていた。ここは消耗部品なので、TLM同様キャスターのローラーを使用して自作する事にした。前回は38ミリ径のローラー1個を取り付けたが、今回は2個付けてみようと思い、テンショナーの軸間を計ってみたら30ミリだ。そうすると30ミリ径以下のローラーを購入すれば、2個並列に並べて取り付ける事ができる。早速。ホームセンターに買い出しに走る。PTゴム25固定/88円、25ミリ径である。径が小さい分、ローラー巾が少ないので、ダブル装着を行おうと4個購入した。最初は分解からだ、ローラーの軸のカシメをグラインダーで飛ばして、ブラケットからローラーを外す。取り出したローラーの軸穴をドリルで8ミリに広げテンショナーのカラーに挿し込むのだが、1個だと幅が狭いのでチェーンがローラーから外れそうである。2個挿すと今度は幅が広すぎてローラーが回転しない。仕方がないのでローラーの側面を削って調整する。ローラーが回転する事を確かめてナットで固定するのだが、固定用の2本のボルトは内側から入れるようになっているため、リアタイヤが邪魔になって入らない。タイヤを入れる前にやって置かなければならなかったのね。タイヤを外して装着完了。ローラーの径が小さいのでテンショナーの効きが十分ではないかも知れないと思ったが、チェーンを掛けてみたら大丈夫のようである。25ミリのキャスターローラー/ダブル掛けチェーンテンショナー完成
2015.07.11
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