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「皇族誕生」・「飢餓国家ニッポン」の2冊を読了する。「皇族誕生」はなぜ皇族ができたのか?という皇族制度史だった。明治維新後、天皇主権の国家を作る時に天皇の身内の処遇をどうするのかという問題があり、伊藤博文らが中心になり皇族制度(後の皇室典範)を早急に無理やり作ったそうな。その制度に当てはめたため、新宮家が増えてしまい、次男・三男の皇子を貴族に格下げし苗字を与え、「臣籍降下」させた歴史など、興味深い内容が盛りだくさんでとてもおもしろかった。直宮と宮家(いわゆる○○宮)との違や、皇族の起こした事件も書いてあり、非常に良い本だった。「飢餓国家ニッポン」は近い将来、世界的に食料不足になるということ警鐘をならしていた。中国・インド・ブラジルなどが人口爆発し食料が足りなくなり、日本もその影響を受け輸入できなくなるそうな。現在日本の荒れ果てた農地の再構築を進めるなど、農産物の確保が今後の課題になるだろう。新たに「世界の食文化 ベトナム・スペイン・イタリア・北極」の3冊を借りてくる。
January 31, 2009
「平等ゲーム」・「次の首相はこうして決まる」の2冊を読了する。「平等ゲーム」は桂望美さんの小説だった。説明すると何もかも平等の島が日本に一ヶ所あり、そこで一生暮らすのが幸せなのか?ということを問う内容だった。主人公は本土の人を島に住まわす勧誘員で本土の住人といろいろあるという結末だった。文体も軽くサクサク読了することができた。「次の首相はこうして決まる」はなぜ元安倍・前福田・現麻生自民党総裁が誕生したかということを政治記者が現場で見たことと世論の動きがどうなっていったかを記述した内容だった。まあ、新聞を読んでいたら大体わかるような内容だった。新たに「世界の食文化 中南米・アラブ・オーストラリア編」・「決断力 東国原英夫 創英社」の4冊を借りてくる。
January 30, 2009
「息の発見」・「恐慌前夜」の2冊を読了する。「息の発見」は五木寛之氏と僧侶で作家の玄侑宗久氏と「息(呼吸)について」の対談集だった。座禅は禅宗(仏教)から派生しており、座禅をしながら呼吸を整えるという話や今の仏教界の話など多岐にわたっていた。まあ、玄侑氏は現役のお坊様なのでとても仏教話がわかりやすくおもしろかった。五木氏も仏教に造詣が深いのでとてもかみ合っていた。呼吸法を会得すると風邪を引かなくなったり上がらなくなるそうな。私も一度試してみたい。「恐慌前夜」は世界不況の原因がアメリカにある!という内容だった。サムプライム問題で日本を含め世界各国の金融機関があたふたしており、このままでは世界恐慌に陥ると示唆していた。日本の金融機関もアメリカの債権を「兆単位」で購入しており、このままお手上げすればすべて紙切れになるそうな。(アメリカは1円も補償しない法律を作り、知らん顔をする恐れもある)いや~この本を読んで驚いた。ニュースで報道されているか?私はあまり見た記憶がないが、このままでは日本をはじめ世界経済が破綻するんじゃーないの?とドキドキしてしまう。新たに「ケッペキさんは、今日もゆく! 安部結貴 草思社」・「蘇我氏四代の冤罪を晴らす 遠山美都男 学研」の2冊を借りてくる。
January 29, 2009
「竜馬のピストル」・「おちおち死んではいられない」の2冊を読了する。「竜馬のピストル」は竜馬が暗殺される2年ほど前から話(小説)が始まり、京都時代の志士たちとの交流などさわやかな話だった。その話の中にピストルが出てきて、新撰組とやり合った話などもあった。特に込み入った話もなく、サクサク読了した。「おちおち死んではいられない」は80歳以上の作家・元政治家・学者・ジャーナリストなどにインタビューする内容だった。一人につき2.3ページづつインタビューしてあった。50人に及ぶ老人たちの叫びが書いてあり、なかなかおもしろかった。新たに「世界の食文化 モンゴル・インドネシア・タイ・ドイツ・ロシア・トルコ・フランス 農文協」の7冊を借りてくる。
January 28, 2009
「だから混浴はやめられない」・「かぐや姫の結婚」の2冊を読了する。「だから混浴はやめられない」は著者が日本各地の混浴温泉地を巡り、老若男女の旅行客と交流をする話だった。著者はまだ若い女性ライターで躊躇なく男性客のいる温泉に入り、声をかけこの本を書いたそうな。その他は日本の混浴史が書いていたまあ、こんなものだろう。「かぐや姫の結婚」は実在の女性だった藤原千古(ふじわらのちふる)という女性の物語だった。千古の父・藤原実資(ふじわらのさねすけ)が「小右記」という日記を残しており、そこに「かぐや姫=千古」の成長日記を切々と書いているのである。当時50歳くらいの時に千古は生まれ高位の貴族でありながら、子供の千古に振り回される親父ぶりが書てありとてもおもしろかった。千古も13歳の時のお見合いをしたが先方が断り流れその後もお見合いをするが失敗し、20歳(当時では行き遅れ)まで実家で暮らし、やっと凡庸な貴族と結婚し一女を儲けたが、千古は28歳という若さで亡くなったのである。まだ父・実資は80歳を超えて生きており、嘆き悲しんだ記録が痛々しく思った。いや~いつの時代の父親は同じである。こういう日記文学はおもしろい。新たに「秋月黒田藩第十四代城主 黒田長栄 麗沢大学出版会」のみ借りてくる。
January 27, 2009
「ハレスはまた来る」・「逆説の日本史」の2冊を読了する。「ハレスはまた来る」は外国の美術品詐欺についての歴史だった。かなり昔の手紙・書籍などを偽造し、好事家や大学に販売し利益を得た人々の話やその後どうなったか?の羅列だった。う~ん…全然知らない人物ばかりだったのでおもしろ味がもう一つ分からなかった。最近は鑑定技術が向上し、偽造品が見つけやすくなっているがまだまだ騙される人が世界中にいるため偽造はなくならないだろう。「逆説の日本史」は8代将軍吉宗の時代を中心に井沢氏が独自の論を展開していたが、なかなかおもしろかった。紀州徳川家の四男でありながら次々と将軍候補者が亡くなり、将軍になりいろいろ改革を行ったのは周知の事実。9代将軍の跡継ぎ問題や次の改革などいろいろ書いてあり、とても勉強になった。井沢氏の講義は非常に分かりやすく歴史好きな私でも十分楽しむことができる内容である。次回が楽しみである。新たに「明治のお嬢さま 黒岩比佐子 角川学芸出版」のみ借りてくる。
January 26, 2009
「世界一高いワイン「ジェファーソン・ボトル」の酔えない事情」・「新説桶狭間合戦」の2冊を読了する。「ジェファーソン・ボトル」はシャトー・ラフィット1787」というワインが競売にかけられ、非常に高値がつき話題になったらしい。しかし、後日に「これは本物か?」という疑惑が流れその疑惑を解明していく内容だった。非常に細かく書いてあり、パズルを組み立てるような内容でなかなかおもしろかった。「新説桶狭間合戦」はよく言われる奇襲攻撃ではなく、正攻法(正面攻撃)と多くの兵士で突撃し今川軍を打ち破ったという証拠(非公式の記録)を発見し、新説としてこの本を出版したそうな。前半は桶狭間の合戦までの今川vs織田の勢力争い図や両家の歴史などが書いてあった。後半は桶狭間の合戦の新説バージョンを書いてあった。奇襲攻撃→正攻法、2~300人での攻撃→2000人で一気呵成に攻撃という風になっていた。奇襲攻撃バージョンは後年、小説風に書かれたフィクションであり、事実は緻密に計画された攻撃だったというオチだった。どれが正しいかわからないが、これも一つの説なので、「へ~っ…」と思った。新たに「小林秀雄先生来る 原田宗典 新潮社」・「若者はなぜ殺すのか 芹沢俊介 小学館」・「世界の食文化 インド編 農文協」・の3冊を借りてくる。
January 25, 2009
「大銀杏を結いながら」・「闇金裏物語」の2冊を読了する。「大銀杏を結いながら」は横綱力士の大銀杏を結う特等床山さん床寿氏(高砂部屋所属)のインタビュー集だった。本人が書いておらず、別に著者がおり上手にまとめてあった。床寿さんは過去千代の富士・小錦、現在は横綱朝青龍の大銀杏を結っておりおもしろ話がたくさん書いてあり「へ~っ、裏ではこんなことがあるのか~」と感心した。昨今、大相撲はいろいろな問題が噴出しているが、そんなことはどこ吹く風のような内容だった。まあ、関取衆を近い位置で見ているので、庇いたくもなるだろう。「闇金裏物語」はよくある業界暴露本だった。裏金業界で働いていた著者が体験した話を中心に書いてあった。結論としては「裏金から金を借りるな!」ということだった。一度借りるともう、抜け出すことができず身を滅ぼすことになるので借りないようにしようだった。新たに「世界の食文化 アメリカ編・中国編 農文協」・「ラーメンの経済学 河田剛 角川書店」の3冊を借りてくる。
January 24, 2009
「日本人の忘れもの」・「墓盗人と贋物づくり」の2冊を読了する。「日本人の忘れもの」は産経新聞社のエライ人が新聞に掲載していたコラムを書籍化したものだった。まあ、産経は右よりなのでそういう論調だったが特に目新しいネタ(話)もなく、淡々と読了した。日本国や日本人を憂う内容だったがまあこんなところだろう。「墓盗人と贋物づくり」は日本の古墳盗掘史と贋物づくりの歴史だった。もう、平安時代に古墳を暴き、副葬品や骨を掘り出していたそうな。一部は記録されたりしていたが、大部分の副葬品は貴族が取ったりしていたらしい。そういうことがあまりに横行し、古墳の盗掘禁止令が出され現代も天皇陵は調査さえ禁止である。後半はそっくりな副葬品を作り、収集家に販売し利益を得ていた人もおり、多くの収集家が騙されたそうな。なかなかおもしろい内容だった。新たに「世界の食文化 イギリス編 農文協」・「虚構の時代の果て 大沢真幸 筑摩書房」・「公務員の給与はなぜ民間より4割高いのか 北見昌朗 幻冬舎」・「挑戦我がロマン 鈴木敏文 日本経済新聞」の4冊を借りてくる。
January 23, 2009
「幕末裏返史」・「日本浄土」の2冊を読了する。「幕末裏返史」は清水義範氏の幕末史をいじくったパスティーシュ小説だった。あくまで私の感想は、「う~ん…もうひとつおもしろくなかった…」だった。理由は分からないが、どーも合わなかった。まあこんなところです。「日本浄土」は名所旧跡を訪ねるのでなく、名も無き小さき島や寂れた漁港や地方都市で地元民と交流し写真を撮り、紀行記にまとめていた。美味いものの話もなく、寂れた地方都市の様子をそのまま描いていた。途中、ノラ猫がよく出てきており、著者は猫が好きなのだろう。廃墟化した家並で撮影した写真ととても合っていた。新たに「華族たちの昭和史 保阪正康 毎日新聞社」のみ借りてくる。
January 22, 2009
「闘う政治」・「図書館ねこデューイ」の2冊を読了する。「闘う政治」は民主党・長妻氏の今までの戦いをまとめた内容だった。「ミスター年金」とマスコミに紹介され、官僚の天下りや役人の無駄使いなどをビシビシ指摘し、「国を変えよう」という思いがヒシヒシ伝わってきた。日本国は他の国と比べ豊かであるが日本人はどうだろう?自殺が多く、人間性豊かに生きているだろうか?そこを長妻氏は指摘し、「国民が幸せに暮らせる社会を」というテーマに闘われており、氏を応援したいと思った。「図書館ねこデューイ」はアメリカの地方都市の公立図書館でノラ猫を飼い、この猫が図書館利用者の心をつかみ、人気者になったという話だった。ネコはもうすでに亡くなっており、著者が当時の思い出を語る形式で書かれていた。日本ではこのようなことはなかなかできないだろう。民主主義の国・アメリカでは「みんなで飼おう」と決まると自治体も反対することができず、寄付でエサ代をまかない、利用者とふれあい長生きをしたデューイ(ネコの名前)は幸せだっただろう。非常に心がこもっており、なかなか良かった。新たに「二つの戦犯裁判 岡田舜平 光人社」のみ借りてくる。
January 21, 2009
「好戦の共和国アメリカ」・「チュウは忠臣蔵のチュウ」の2冊を読了する。「好戦の共和国」はアメリカの戦争史と銃について書かれた本だった。英国からの独立戦争からはじまり、南北戦争と戦争を繰り返し、市民に「銃の大切さ」を刷り込み憲法でも銃を認めさせ、世界大戦から現代戦まで大量に兵器を使用している。軍事産業がアメリカを支えている部分もありなかなか銃規制ができないのである。なかなか興味深い内容だった。戦争(地域紛争)は永遠になくならないと思う。「チュウは忠臣蔵のチュウ」は田中啓文氏の忠臣蔵を独自に解釈した小説でなかなかおもしろかった。小説なので内容を書けないが、こういう変化球もなかなか良いものである。新たに「三島由紀夫の死と私 西尾幹二 PHP研究所」・「スッチー裏物語 川西一仁 バジリコ」・「チョムスキー、アメリカを叱る ノーム・チョムスキー NTT出版」・「アップルを創った怪物 スティーブ・ウォズニアック ダイヤモンド社」の4冊を借りてくる。
January 20, 2009
「この国は議員にいくら使うのか」・「古本虫がゆく」の2冊を読了する。「この国は…」は民主党・河村たかし議員の節税話だった。国会議員や地方議員には多くの税金が使われており、それを減らし別の道に生かそうという内容で現役の国会議員の暴露話はリアルだった。本中に書いてある、給料以外の自由にできるお金も豊富にあり、政治家はウハウハらしい。国会議員が自分らの報酬を法律で決めるのは確かにおかしいと思う。「古本虫がゆく」は古本店や古書セリ市に行き、現場の様子をイラストに起こしたくさん様子を描いていた。それと各地で買った古書を紹介しており、「へ~っ…」という感じだった。新たに「必死のパッチ 桂雀々 幻冬舎」・「戦国武将の死生観 篠田達明 新潮社」の2冊を借りてくる。
January 19, 2009
「ラーメン屋vsマクドナルド」・「政治とケータイ」の2冊を読了する。「ラーメン屋…」はアメリカ経済と日本経済をエコノミストが独自の切り口で語るという内容だった。経済格差がどの国でも進み貧富の差が大きく開き、貧困層が増加しており社会問題化していることをこの本で原因や経済の動きを解説してあった。薄い本だったのでサクサク読むことができた。「政治とケータイ」は元民主党衆議院議員だった方が先の郵政選挙で落選し、ソフトバンク社長に就職しそこで一般社員として、総務省相手に移動通信(要は携帯の電波と免許を取得)産業に参入した時の思い出語りだった。元衆議院議員が総務省の役人相手にヘコヘコし、ソフバンの意向を何ヶ月もかけて伝え、免許をもらい携帯事業に乗り出したところまで書いてあった。このような衆議院議員から一般社員に転職する人はなかなかいないだろう。逆の一般社員や若き官僚・地方議員から国会議員は多いが彼を簡単に受け入れた孫社長の力量もスゴイ。確かに元国会議員なので官僚にも顔が利くし、今後議員に再当選してもパイプになるしソフバンは一石二鳥だろう。新たに「妻が「若年認知症」になりました 大沢幸一 講談社」・「〈貧乏道〉を往く 川上卓也 春秋社」・「企業栄えて、我ら疲弊す 立石泰則 草思社」の3冊を借りてくる。
January 18, 2009
「沖縄だれにも書かれたくなかった戦後史」・「目からハム」の2冊を読了する。「沖縄だれにも…」は沖縄の各暴力団と琉球警察(後の沖縄県警)との持ちつもたれつの馴れ合い関係だった時代のシノギ話や駐留米軍兵士による日本人に対する殺人・暴行などの長きに渡る揉め事などによる暴動の歴史なども書いてあり興味深く読むが非常に分厚い本で読み切るのにかなり時間がかかった。「目からハム」はイタリヤ語翻訳業の女性のイタリア人(男性)を語るというおもしろエッセイだった。通訳上でのトラブルやヤバイ話など豊富に書いてあり、なかなかおもしろくまとめてあった。日本語独特の表現をイタリア語に訳す表現はイタリアにはなく翻訳する人のセンスによるなど翻訳業独自の難しさも書いてあり、大変さがよくわかった。新たに「日本人の生命観 鈴木貞美 中央公論新社」のみ借りてくる。
January 17, 2009
「細野晴臣分福茶釜」・「最後の興行師」の2冊を読了する。「細野晴臣分福茶釜」はYMOの細野氏と長年の友人・鈴木惣一朗氏の対談だった。対談といっても鈴木氏が「お題(例えば恋愛とか老いとか…)」を出し、それに細野氏が短いセンテンスで答えるという内容だった。特にひねりもなく淡々としていた。ファンの方ならたまらないだろうが一般人の私が読んだら、「ふ~ん…」という感じだろう。
January 16, 2009
「自民党政治の終わり」・「大統領になりそこなった男たち」の2冊を読了する。「自民党政治の終わり」は最近の自民党史で新聞を丁寧に読んでいたらわかるレベルの内容だった。政治史に興味を持ち出した学生向けのレベルだった。「大統領に…」は題の通り大統領になれなかった政治家たちの歴史だった。選挙で勝った候補者は大統領になれるが、負けた候補者はただの議員に戻り消えてしまう。そこに焦点を当てた内容だった。日本人にはなかなかわからない候補者ばかりだったので、まあこんなものだろう。新たに「私の好きな日本人 石原慎太郎 幻冬舎」・「わんこも介護 岡崎杏里 朝日新聞社」・「九州少年 甲斐よしひろ 講談社」・「海の武士道 恵隆之介 産経新聞社」の4冊を借りてくる。
January 15, 2009
「商道 上・下」の2冊を読了する。「商道」は韓国の歴史上、商人の中の商人となった林尚沃(イム・サンオク)という人物の伝記風ドラマだった。韓国で大河ドラマ化され、日本でも放送されており私も楽しみに見ている。若干、ドラマと本の内容が違うが両方ともおもしろかった。新たに「韓国最強企業サムスンの22の成功習慣 チョン・オクピョウ 阪急コミュ」のみ借りてくる。
January 14, 2009
「ジョージ・ブッシュが日本を救った」・「アキハバラ発」の2冊を読了する。「ジョージ・ブッシュが…」は週刊新潮に掲載していたエッセイを書籍化したものだった。題の「J・ブッシュが」は洒落で辛口が効いている。内容も朝日新聞や政治家(政界)批判などおもしろかった。「アキハバラ発」は秋葉原で発生した大量殺人事件のK容疑者について多数のジャーナリスト・評論家・作家が雑文を投稿しており、いろんな角度でK容疑者の日常・精神状態・インターネット・社会について書いてあった。インターネットや携帯が悪いのだろう。殺人の理由はともかくいつの時代にも大量殺人事件はあるが、「これから殺しに行きます」と宣言して殺人をするなどインターネット時代ならではのことだろう。また、「K容疑者の気持ちが分かる」とか「どーして人を殺してはいけないの?」という愚問を呈する物書きが出てくるのがなんとも言えんな~と思う。新たに「霞が関「解体」戦争 猪瀬直樹 草思社」のみ借りてくる。
January 13, 2009
「女装と日本人」・「彗星特攻隊」の2冊を読了する。「女装と日本人」は著者自身が女装者で日本における女装史の研究者らしい。この本はそれをまとめた本で古代から現代まで女装について調べてありじっくりと読了した。江戸期までは悪いことでなく文化として女装は認知されていたが、明治初頭にキリスト教が入り、「道徳的に悪い」ことにされ日陰の文化になったそうな。しかし、昨今はニューハーフさんたちが堂々とTVに出演しており再度、認められた感じがする。日本人には女装に肯定的なDNAが刷り込まれているのだろう。「彗星特攻隊」は先の大戦に参加した航空兵の記録だった。予科練から艦上爆撃機・彗星という飛行機に乗りB-29相手に戦った話や終戦末期に特攻要員として準備していたが生き残りこの本を書いたのである。非常に濃厚な内容でじっくりと読了した。新たに「忠臣蔵 秋山駿 新潮社」のみ借りてくる。
January 12, 2009
「トンデモマンガの世界」・「親馬鹿力のおかげです」の2冊を読了する。「トンデモマンガの世界」は外国人漫画家が日本の漫画をまねしてヘンな日本語を散りばめ独特の世界観を笑うといういつもの内容だった。後半は日本人有名漫画家が学習マンガや地方自治体の冊子や企業のPR誌などに主人公を登場させ、本編とは違う漫画本を集め同様に突っ込みを入れていた。まあ、このタイプの漫画が多いこと!確かに漫画家さんも稼がないといけないし、自治体や企業も広くPRしたいしお互いさまなところもありなかなかおもしろかった。「親馬鹿力のおかげです」は林家木久蔵(二代目)と木久扇師匠の「親馬鹿」の話だった。いや~おもしろかった。木久扇師匠が息子(後の木久蔵)を信じ、怒ることなく誉めて育てたという話で、落語はまだまだ微妙だが人間性はおもしろく芸人向きである。まだまだ若いので誉めて伸ばしてあげれば名人になれると思う。新たに「パンダは日本に必要ですか? マイケル・ユー PHP研究所」・「誰も知らない中国拉麺之路(ラーメンロード) 坂本一敏 小学館」・「食えない奴ら 長塚圭史 阪急コミュ」の3冊を借りてくる。
January 11, 2009
「あなたは顔で差別をしますか」・「ウォーター・マネー水資源大国」の2冊を読了する。「あなたは顔で差別をしますか」は顔にアザや血管の膨らみなど容貌障害がある方の思いが込められた本だった。著者は顔半分に大きな膨らみがあり幼少期からいじめられ、大学を出て就職活動時に「君の顔では…」という理由で一社も採用を得ることが出来ず容貌障害について医学的に学ぶ為に医療系の大学に進学し、今は先生をしながら啓蒙活動をしているそうな。この本を読んでの感想は「もし、自分なら?」と考えると悩む。「ウォーター・マネー」は今は石油が世界市場を握っているが近い将来、「水」がその原因になると警鐘を鳴らしていた。たかが「水?」と思ったが世界レベルでみると中国(アジア大陸)やアメリカ・オーストラリアなどでは旱魃が続き、慢性的な水不足状態になるらしい。本書では細かいデータや世界水資源機構などの調査が掲載してあった。う~ん…もう一つ日本に住んでいたら分からない事実である。まだ日本では国レベルの水不足はないが損そんなに深刻なのか…。日本なら海水を真水に変える技術を開発するだろうし、私は楽観している。
January 10, 2009
「ブログ論壇の誕生」・「B級グルメ級グルメが地方を救う」の2冊を読了する。「ブログ論壇の誕生」は旧来勢力の新聞・マスコミvs新興勢力素人のブロガーの構図が昨今大きくクローズアップされメディアが素人パワーに追いやられてしないそうだそうな。昔は新聞社批判なんて出来なかったけれども、素人ブログが堂々と名指しで新聞社を批判できるという時代なのである。最近のニュースをケース・スタディー別にわかりやすく解説していた。今後旧勢力はどうやってシェアを死守するのだろうか。「B級グルメ」はおもしろかった。日本各地のB級グルメを網羅し解説してあった。B級グルメにも時代背景があり、かなり昔・昭和初期・戦後・21世紀に分類してあり地域の取り組みも解説してあった。最近、B-1グランプリなるものも開催され、地方の美味いものを広めようとしている姿は微笑ましく思う。この本を持って各地のB級グルメを食べ歩きたい。新たに「自在力 有馬頼底 講談社」・「自爆する若者たち グナル・ハインゾーン 新潮社」の2冊を借りてくる。
January 9, 2009
「転進瀬島龍三の遺言」・「うつが私にくれたもの」の2冊を読了する。「転進瀬島龍三の遺言は生前の瀬島氏に著者がインタビューし、歴史と照らし合わせる手法で書いてあった。まず瀬島氏の軍歴から始まり終戦直後のシベリア抑留時代、抑留11年後に帰国し伊藤忠に入り総合商社化し中曽根臨調で委員となり財・政界のウラの首領になったなどいろいろ話が書いてあり最後まで興味深く読了した。まあ、内容の根底に「瀬島マンセーがあり、すべて正しいとは思えない。というのは他の軍人や伊藤忠時代の関係者は瀬島氏を酷評している本や記事が非常に多いのである。名前は忘れたが元高級軍人の老人が「彼(瀬島氏のこと)は優秀な軍人ではなかった。ただ、大本営の職員としては最高だった。御上(昭和天皇)に上奏する文章を書く担当職で非常に巧みな文章を書くのが上手なだけで、上司に媚びへつらい部下には非情で誰にも好かれてなかったよ」と発言してしたのを聞いたことがあるし、悪名高きインパール作戦にも関わっており、戦後のインパール作戦に関わった戦友会にも一切参加せず、牟田口中将が悪かったとしているし…私はどうも好きになれない軍人である。確かに陸大エリートで出世しか考えていないダメ軍人だったのだろう。はっきり言って「老害」だったのだろう。「うつが私に…」は元アナウンサーだった女性が書いた自身のうつ闘病記だった。で、ウィキで調べるもないし検索で調べてもこの本の紹介しかなかった。どうも自費出版のようだ。内容はよくある慢性的な不安感にはじまり、大量の薬を飲む・リスカ・自殺未遂・閉鎖病棟へ入院とうつ街道を進みうつが少しハレて社会復帰し今はフリーライターになったそうな。ライターさんなのでキツクいうが感想としては「よくある話ですな~」程度である。素人さんうつブログや本と大差がないくらい平凡だった。もう少しヒネリがないとキビシイのではなか?と思う。新たに「おかみさん 海老名香葉子 文芸春秋」のみ借りてくる。
January 8, 2009
「不潔の歴史」・「ニッポン」の2冊を読了する。「不潔の歴史」はヨーロンパの衛生概念の歴史本だった。中世期には誰もが風呂に入る習慣はなく、服を着替え香水を振れば入浴したことになるそうな。逆に水につかる方がダメというくらい不潔だったらしく、病気になりやすくこういう習慣が長く続き日本のように風呂に入る習慣が根付かなかったのだ。この本はヨーロッパのことに限り書いてあったが国が違えばこんなに文化が違うのか~と驚いた。「ニッポン」は1933年に夫妻で来日したブルーノ・タウト(1880年5月4日-1938年12月24日)ドイツの東プロイセン・ケーニヒスベルク生まれの建築家、都市計画家)氏の日本古来の建築を見学し、古き良き日本建築を海外に広めた(復刻)本のようだった。桂離宮を中心に伊勢神宮・お寺などを見学し、自身のイラストを豊富に掲載しており興味深く読了した。ここまで外国人が日本の建築美に傾倒し感動したのだろうか?貪欲に日本各地の建築物を見回り、日本を愛してくれたそうな。これを読み私もいつか桂離宮に行ってみたくなった。
January 7, 2009
「中年入門」・「寅さんに学ぶ日本人の生き方」の2冊を読了する。「中年入門」は劇作・俳優の松尾スズキ氏の著物だが正確には読んだ中年に関する名言集だった。最後まで羅列だけだった。感想としては「ふ~ん…」程度だった。「寅さんに学ぶ…」は寅さん大好きな学者さんがビデオを何回見直し感動した言葉をまとめた内容だった。その中に今の日本人のモラル低下や拝金主義などを寅さん目線で批判し、古き良き日本(人)に戻ろうよという趣旨があったようだ。私はこの本を読んで、「私は(著者と)視点が違う…」と感じた。新たに「潜入工作員 アーロン・コーエン 原書房」・「武士の尾 森村誠一 幻冬舎」・「実録憲法改正国民投票への道 中山太郎 中央公論新社」・「小説ゲゲゲの鬼太郎上 水木しげる 講談社」の4冊を借りてくる。
January 6, 2009
「がちんこ農業生活」・「皇統保守」の2冊を読了する。「がちんこ農業生活」は農家出身の青年(著者)が若い頃農業を継ぐのがイヤで海外放浪し、行った先の発展途上国で農業体験をするというなんとも遠回りに農業にハマル青年の本だった。内容は特に農業一本槍の話ではなく、著者の半生記と発展途上国での農業体験記などでグダグダな殴り書きだった。ブログの書籍化らしく著者の思いが伝わってきた。まあ、こんなものだろう。「皇統保守」は元竹田宮の竹田恒泰氏と高崎経済大の教授・八木秀次氏の皇室についての対談集だった。細かい内容はマスコミの皇室報道のあり方、将来の天皇像(女子・女系ありなし議論)、皇太子妃問題など多岐に渡っていた。お仲間の西尾幹二先生への批判があったのに驚いた。感想は「宮内庁はもっとガンバレ」である。
January 5, 2009
「イラク米軍脱走兵、真実の告発」・「病が語る日本史」の2冊を読了する。「イラク米軍脱走兵」はアメリカの片田舎で育った著者がイラクで体験した戦争以外の略奪・イラク人に対する暴行などを生々しく書いていた。イラク解放の戦争ではなく人間の本能のままに暴れまくる同僚を客観的に見ている著者が、一時帰国時に妻子を連れカナダに出国し脱走兵になるという内容だった。(現在はカナダで生活している)現在、アメリカ兵は5000人以上亡くなっておりこのままのイラク駐留に問題があるのでは?という感じがアメリカに漂っているそうな。なかなか語られない脱走兵の話は貴重である。「病が語る日本史」は古代から江戸時代までの病気の歴史が分かりやすく書いてあった。日本独特の風土病をはじめ、外国からの伝染病(日本は極東なので病原菌の終着点)などその病気に罹り亡くなった有名人が書いてあった。平安時代にすでに「糖尿病」があり、貴族の間に流行っていたなど興味深く読了した。江戸時代には眼病(異常に多かったそうな)・梅毒・胃がんなど時代によって病気が変わっていくのがおもしろかった。
January 4, 2009
「オレたちバブル入行組」・「素人の乱」の2冊を読了する。とりあえず2冊読んだが両方ともおもしろくなかった。「バブル入行組」は池井戸潤氏の小説だった。著者自身が銀行マンで思うにその時の体験を元に書いたのだろう。しかし、内容はごく普通で「ふ~ん…」程度だった。「素人の乱」は読み難いに尽きる。3段組で文字も細く小さい。読んでいて非常に目が疲れた。内容はおもしろ半分に素人がデモや路上集会やってみた的な記録だった。クソ真面目にではなく、おもしろ半分というところが今の感覚なのだろう。で、結局何?と言われたら「おもしろけりゃ、いーじゃん」で終わりだろう。まあ、こんなものだろう。
January 3, 2009
「果つる底なき」・「九代将軍は女だった」の2冊を読了する。「果つる底なき」は江戸川乱歩賞受賞作家・池井戸潤氏のサスペンスモノだった。著者は元銀行マンで内容も銀行員が絡む内容だった。サスペンスモノなので詳細(オチ)は書かないが、まあよくある展開だった。銀行内部の仕事がよくわかる内容だった、「九代将軍は女だった」は8代将軍・吉宗の長子・家重(9代将軍)が実はお姫様だったという内容だった。家重は言語障害や尿が近いなど身体的に障害があることは分かっているが実は「女性を隠すための手段」として言語障害=声が高いと女性とバレる為、尿が近いは女性特有の事情だったなど書いていた。ただ身長の問題がある。家重は遺骨から判断すると150cm以上あり、当時の日本女性は140cm強が平均なので著者は「大柄な女性だった!」決めつけていたが…まあ、これはこれでおもしろいが。あと13代将軍・家定も障害者説があり西洋人から見ると、将軍職に障害者がなれるということに驚いたそうな。西洋では即、のっとりや革命が起こる事態なのに260年も幕藩体制が続いた日本人のおおらかさが素晴らしいと誉めていたのを思い出した。
January 2, 2009
「魂は千の風になりますか?」・「66歳北京大学初留学」の2冊を読了する。「魂は千の風になりますか?」はひろさちや氏の仏教エッセイ。詳細な内容はさて置き、おもしろい解釈である。ただ、私はそれなりにさち氏の本を読んでいるので同じネタがそこここに使われていた。日本人の宗教観はおもしろいと思う。神道・仏教・キリスト教混ぜこぜでやっているがなんかうまい事対応していると思う。日本人は宗教教育されていないのでこういうことが平気なのだろう。「66歳北京大学初留学」は私と同じ姫路の方が66歳にして北京大学に短期語学留学する話だった。一緒に行った勉強仲間は若い現役大学生が中心で孫世代の彼らと中国人教授とのやり取りや寮生活話など豊富に現地の様子が書いてあった。まあ、自主出版のような感じでまあ、ごく普通の無名人の留学記だった。中国に留学を考えている方は一読あれ。
January 1, 2009
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