テープ起こし(録音反訳)のHP

テープ起こし(録音反訳)のHP

PR

×

Profile

麻neko

麻neko

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

はじめてのEXシアタ… ききみみやさん

南人のページ 南人さん
★アカネのアノネα アキアカネ♪さん
私は子育てに向いて… uenonさん
あやこの部屋 あやこの部屋さん
ビミョウな隣人 はるぎぃさん
晴れたり曇ったり ペズリーさん
人生のポートフォリ… ミドル英二@「ホンカコ」「ホンダソ」発行人さん
混沌日記~四十路編 suzume0659さん
楽天的書斎人の生活 書斎人ダビドフさん

Comments

http://buycialisky.com/@ Re:ストレスフリー。(06/08) cialis super kamagrahow long does ciali…
http://buycialisky.com/@ Re:立ち止まる。(04/08) buy generic cialis overnight deliveryci…
http://buycialisky.com/@ Re:漬け物の小宇宙。(05/19) cialis generika online kaufen ohne reze…
http://cialisda.com/@ Re:昨日のつづき。(04/17) cialis pen metalmens health herbal cial…
http://viagraiy.com/@ Re:ストレスフリー。(06/08) viagra online andorra <a href=&quot…

Archives

2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2004年03月21日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
「この作品は向田邦子氏の放送台本を中野玲子氏が小説化したものです。」

この断り書きから始まる小説は、年の離れた男のもとに後妻で来た女性を軸に、家庭の崩壊と再生を描いた物語なのだそうです。1978年にTBSでドラマ化されています。浅丘ルリ子主演、夫が三國連太郎、その息子の若き麻酔科の医師が三浦友和。ご記憶の方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。私は知りませんでした。もう20年以上前ですものー。

中身は、確かに向田邦子の家族ドラマではあるのです。
会話も、豊かです。情景描写も見事です。
力作、といってもよいかもしれません。
でも、向田邦子自身の書いた小説にはなり得ない。
あくまでも、「向田ドラマを第三者が小説にしようと試みたもの」になってしまいます。
私は、そう感じました。

どうしてなのでしょう。

でも、映像が既にある。それをもとに書いた結果なのでしょうか、描写し過ぎているのです。



「いらっしゃいませ」
杉男も泉もドアを見る。だれもいない。

「いざとなると、あの人かばうのね・・・」
杉男はなにも言わず、ブーメランを取り上げてドアの方へ歩き出した。



ぱっと開いたページから写したものです。脚本中のセリフは文中に99%用いているとのこと。向田ドラマの魅力を余すところなく伝えたい、その気持ちが余って、会話の前後がト書き状態になっている部分、多々あります。

それと反対に、気持ちの移ろいが伝わってこない部分もあります。
映像で観ていれば感じる表情の移り変わり、画面の端に映っているもの、脇役の動き、効果音、それらから慮れるものをすべて削ぎ落として文字にすると、唐突に思える会話になってしまう部分もあります。

それは、小説にした人の技量の問題ではないでしょう。むしろ、よくぞここまで小説にしたと思えるぐらいです。TBSで放送された向田作品を中野玲子の名でノベライズした諸田玲子さんは、その後、小説家としてご活躍。この本の最後で、向田邦子の妹、和子さんとの対談が載っています。テレビドラマを小説に仕立てるご苦労を語っておられ、むしろこちらのほうが興味深い。


風景描写と心理描写のバランスが、普通の小説よりも崩れてしまうのでしょうね。
あるいは、私が仕事柄、必要以上にそう思っているだけなのかもしれませんし。

ただ、この会話の唐突感は、『バカの壁』の本を読んだときの唐突感と一緒です。(12/17の日記「『バカの壁』は、おもしろかったですか?」で触れました)

目に見えない、口から言葉が出てくる、その手前の気持ちの動きを丁寧に文字にする、それに欠けます。氾濫しつつある「対談本」「聞き書き本」は、つい発せられた言葉だけを取り上げて、そういう大切なことが欠けがちになってはいないでしょうか。

そして、ト書きと同じだなと書いたところで、話し言葉の文字化では「脚本」もその一つだということにも気付きました。(今ごろ?)


このあたりからも、話し言葉と書き言葉の一つの切り口が見つかっていくかもしれません。
話題は、尽きませんねー。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004年03月22日 14時52分03秒
コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: