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ついさっき、指導教官の Dr. Serene に、本論を構成する6章をすべてメールで送信し終わった。先生に製本前の、最後の英語チェックをしていただくため。本当に有難い・・・一応、タイプミスを見直し、フォーマットを整え、すべて見直してから、送る。第1章の直しが入ったものは、今日の午後、先生とお会いしたときにいただいた。ラウンジで食べたサンドイッチに入っていたツナ、もしかして悪かったのかしらん。おなかがずっと痛かった。ラウンジを出たとき、ちょうど、書類を抱えて忙しげに歩いてくるウェン先生にお会いした。ターシャを見るなり、日本語が飛び出す先生。:は~い キュリーさん。大丈夫?:Hi sir! ディフェンスでは本当に有難うございました!ディフェンスの後、先生方におにぎりを2個ずつ渡すためにセカセカしていたので、ディフェンス前も、ディフェンスの最中もたくさん助けていただいたウェン先生に、きちんとお礼が言えていなかったのが心残りだった。:It's ok, it's ok.心持ち左右にゆらゆら揺れながら、少し早歩きで歩いていかれるウェン先生の後姿を見ながら、笑っているけれど、本当に多忙で、疲れていらしゃるのだと思った。帰国前に、もう一度ご挨拶とお礼に行こうと思う。日本のお土産の「扇子」を持って最後まで、最後まで邪魔が入らないように。無事に進むように。間に合うように。ちゃんと卒業できるように。祈る。はぁ、よし。明日は、結論を書き直すぞ。BGM Whisper of the heart―丘の町。ジブリ「耳をすませば」より
2009.03.31
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今日、Ma'am Artemis とお会いした。先生の日本人のご友人夫妻がフィリピンにバケーションで来られていて、一緒にお食事に誘って下さった。とても気さくでフレンドリーなご夫妻だった。実はキャンパス内には、Bonsai Garden という、巨大化した盆栽(笑)が並べられている広い庭園があるのだが、まずそこを見学し、その後、キャンパスのすぐ外にあるレストランでお食事をした。もともとはアメリカ生まれのレストランらしく、食事は巨大サイズだった!値段も高い。ご夫妻はパンケーキ、ターシャはサンドイッチをオーダーしたが、どれもボリューム満点。その中でアルテミス先生は、相変わらず、カップチーノ1杯・・・ しかも、先生が、ご夫妻の申し出を断ってすべての支払いを済まされた・・・ あぁ。申し訳ないぃぃ。先生、コーヒー1杯しか飲んでないのに。しかも私達を乗せて運転してくれているのに。食事後、先生が、ご夫妻にフィリピンの素敵なお土産を渡された。その後、:ターシャにもあるのよ。:ええぇ!?まったく予想していなかったことだった。少し重さのあるお手紙を渡された。中で、何かカシャカシャ鳴った。:これ何ですか?:あなたが身につけられるものよ。封筒をそっと開けてみる。目に飛び込んだのは、キラキラ光る指輪とシルバーのブレスレットだった。:・・・・・・!!!!!驚きのあまり、一瞬、言葉を失った。(これは、ご夫妻には見せられん・・・)ターシャの寮の前で、アルテミス先生とご夫妻とお別れした後、もう一度、封筒を開いてみた。これ、先生が以前、つけられていたアクセサリーだろうか? なんかそんな感じがする。 先生、アクセサリーをよくつけられているから。とってもきれいだった。こんなの初めて。しかもアルテミス先生から。ものすごく、ものすごく嬉しかった。:もう、これ、日本で毎日つけちゃうよ。中にはカードが入っていた。Dearest TarshaAll the best! ArtemisP.S. CONGRATssssssss!!! :)先生の携帯に、すぐ、お礼と感謝のメールを送った。:お友達との楽しいお時間、そしてとっても素敵なギフトを本当にありがとうございました! 一生、大切にします。こんなに、こんなに良くしていただいて、うじ虫のように、暗闇の中でいつまでもウジウジしていたらいけない。動くんだ。何年かかっても、立派に成長するんだ。「一流」を、「本物」を目指して。本当に、そう思った。できる、できないじゃなくて。私がこれまで数え切れないほどの方々からいただいてきた恩に報いるには、本当に、それしかないんだ。ターシャは今日から動くぞー!
2009.03.29
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あぁ、疲れたなあ。知らず知らず遠くまで来てしまったよ 旅立った日から巡り合えた数知れぬ人々の顔 消えない景色 何一つ欠けても駄目なんだよ旅立ったのは・・・4年前!!? 論文に取り組んだのは1年前・・・第1章の執筆を含めれば・・・2年前?うん、失敗も。思うようにいかなかったことも。きっと、将来の、欠けてはいけない大切なピース。10年後の自分を見ていろと。うまくいかなくても やめない解放感より、涙と鼻水にくれた水曜日の夜であった。ディフェンスのことは、今思い出しても、まだ少し辛い。超優秀な先生にとって、私の英語はあまりに情けなかった。それを知っていた私は、申し訳なさと恥ずかしさで、ディフェンスの前も後も、死にたいと思った。懸命に書いたものを、アブストラクトさえ理解できないと言われたことは、厳しく言ってしまえば、書いてあることの否定だった。それが一番辛かった。でも、そういう意見も、十分理解できた。自分の中でさえ、整理のついていない部分が残っていたのだから。一貫していない部分、甘い部分があったのだ。本当はもっと徹底して追及したかったけれど、間に合わなかった。このことがこんなに辛いのは、私がもっとも尊敬していた先生に、そう言われたからだった。10年先には、この先生にも認められるような、立派な英語力、論理力を堂々とつけていたい。。。情熱をなくさずに 歩き続けて傷ついて 疲れ果て 愛を知らされて 論文に携わったこの長い期間、1人では、とてもとても、歩み通せなかった。途中で倒れていたか、逃げ出していたに違いない。人間は、強さと、弱さと、両方、持っているんだな。そして、どちらも否定したらいけないのだと思った。沢山の素晴らしい人たちに支えられてここまで来れたように、私も、弱った人の、魂の沈むような惨めさと悲しさを理解し、かつその人の強さを信じ、安心と、希望と、勇気をその心に湧かせられる励ましの人になりたい。未来を、決して、否定しないこと。それは、今の自分を「全否定」しないことでもある。出発点を否定したら、どうやって先に進めるんだろう。この今から未来を見つめて、歩き続けること。今と未来はつながっている。あぁ、それしかないんだな。進むには。知性と、人格と、慈悲と。この3つを兼ね添えたい。私の素晴らしい先生方のように、そしてターシャの父母のように。勝ったのだといってくださったすべての皆様へ、本当に本当に、心の底から有難うございます。学問の道は本当に長く、果てがないようだ。私のミジンコのような微力で、どこまでできるのだろうか。10年先、20年先、と。それでも、これからの歩みで、「より素晴らしい」勝利をご報告できるよう、自分を鍛え磨き、精進して参ります。後輩を励ましながら。そう、知性と人格と慈悲を兼ね添えた、心優しき先生方が私にして下さったように、経験のない後輩に必要なのは、「甘やかし」とは違う、対等の「励まし」だと分かったから。
2009.03.28
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本日、ターシャのディフェンス、なんとか無事に終わりました。寛大な先生方のおかげで、合格をいただきました。よって、4月の卒業は確定です。書きたいことはいっぱいありますが、また後ほど書きますので、少々お待ちくださいませ。頂いたメールにも、追ってきちんとご報告の返信をさせていただきます。本当に本当に、有難うございました。取り急ぎご報告まで。m(_ _)m
2009.03.25
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した。あさって水曜日に本当にディフェンスを行えるか、不確定になってしまった。ちっちゃな油断と不備が重なって、こんなことになる。the dean representative という役目を引き受ける6人目の教授が、まだ決まっていなかった。しかもその教授にも、2週間前には論文を渡していなければいけないなんて知らなかった。マメに連絡を取るんだった。人に頼らないで、自分から。ここでは自分しか頼りにならない。知っていたはずなのに。こちらが動かないと、動かない。でも、大事な点なのに、どうして連絡するのを忘れるんだろう? 人間は忘れることもあるから―そうだけど。誰だって、すべてを十分には把握できないから分担するんじゃないのか。一体どこまで、学生が責任を取らなければいけないんだ? 線はどこで引かれているんだ?それを最初に教えてほしい。いちいち聞かなければ、教えないなんて。それに、ディフェンスに参加する教授方の食事まで用意すること。6人分。いくらフィリピン文化といっても、学生にとっては負担だ。特に家族のいない留学生にとっては。でも外人だから知りません、関係ありませんでは、なんか嫌だ。色々、あれこれ考えると、やっぱり悲しくなる。人のせいにしたくなる。だから、もう祈ろう。
2009.03.23
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ターシャの2番目の妹が、今日、卒業した。本当におめでとう!! 感動のシキテンだったそうだ。早く明日の新聞が読みたいな。。私は論文を提出してから、興奮した頭でその後の計画だけは綿密に立てたものの、3日後に緊張がほどけたのと同時に、その後1週間、疲れで、勉強しようとしてもできなかった。何もできなかった。その後も、寝まくった。ここ数日は、論文を読み返しながら、その稚拙さを改めて認識し、教授方に心の中で何百回も謝罪し、床に倒れてのたうちまわるような恥ずかしさと情けなさをおぼえつつ、ようやく開き直り(?)論文の内容でまだよく分かっていなかった部分(汗)を明らかにしつつ、まとめています。思うように進みませんが・・・先日、寮内の年下の友達に会ったとき、「ターシャさん、論文書いているときはちょっとこわかった。今はすごくリフレッシュした感じがして、ずっといい」といわれた。:え、我輩、こわかったの?追い詰められたネズミのようだったからかな。まあ、色々な意味で追い詰められたというのはあった。ターシャは2月に、ルームメイトと大喧嘩し、部屋をお引越ししたのだ。:隣の部屋に。(笑)よりによって、ラストスパートの時期に。私がずっと部屋で論文執筆しているのを、「私が部屋を支配している」というのだ。以下は少し長い、2人の喧嘩の様子。スルーして下さって構いません。私が授業でいない間、あなたは部屋で1人、好きなことできるでしょ?(机にじっと座ってうんうん言っているだけですが・・・それに、授業があって部屋にいないのはあなたの都合でしょ?)私のために、部屋では静かにするのが普通なのが、彼女には耐えられないらしかった。ターシャ、ここは図書館じゃないのよ、生活する場なのよ!あなた、家族との家があるじゃない?(っていうか、親に秘密にしているから、家でも思うようにスカイプできないんでしょ・・・)違う違う!!こんな調子で続いたが・・・彼女の不満のウラには、「毎晩、イラクに帰った彼氏と1~2時間はスカイプしたい」という欲求があった。時々なら別にいい。でも、「毎晩」ですよ、毎晩。2時間以上。 そしてその間、私が日中はずっと部屋にいて好きなことできるのだから、図書館でも外のベンチでもいって、論文書けばいいだろう?という主張なのだ。パソコン持って、本を持ち運んで? 夜にか? あの暗い夜道を1人で歩くのか? しかもお2人の恋愛のためにか?はあああ???!!!ふざけるにゃー! 毎晩話すっていうなら、ロビーに無線ランが通っているんだから、2人で会う時間を設定して、そこでやればいいじゃない?なんであなたにそう指示されなきゃいけないの? それがおかしいのよ! 私だって部屋で心地よくやりたいのよ。私はこの1週間が特に大事なの。何を話しているか分かるから、よけいに集中できないの。それに、ここを乗り切らないと卒業できないんだよ。この時期を過ぎたら、あなた、何時でも好きなときに話せるのよ。ノー、ノー、私はもうずっと我慢してきたのよ!ターシャは論文、むこうは恋愛。どっちも、本人にとって断固譲れない欲求。(笑)妥協は成り立たなかった。むしろ喧嘩で終わった。3年間の付き合いに、ザ・ピリオド。ああ、恋愛ほど人をわがままにするものはない。くそったれが。歎きのターシャ。(でも、たぶん、勉強もかな?)その日は、rage in the world of Hellのあまり、論文執筆が進まなかった。しかし、ターシャにそんなことを言ってきたその日、彼女のパソコンがおかしくなり、それから翌日まる1日、彼女だけインターネットが使えなかった。原因は不明。だから、スカイプどころじゃなかった。:なんとテキメンな・・・(笑)部屋に引っ越した当初は、1人になった彼女の部屋に、幽霊でも出てキャツを脅かしてほしいと、本気で思った。というか、寮内をうろついて時々出没するという幽霊に「行っていいよ」って、心の中で語りかけていた。:我輩、誰?憎しみは怖いですね。相手の不幸を願い、自分の心の中を食い破るから。まあ、ラストスパートのさなか、そんな嵐もあったのでした。2月の第1週から2週にかけて頃だったかな。今は、引っ越して本当に良かったと思っている。そこには母校の後輩と、カンボジア人の院生がいた。2人とも、とてもおおらかで、癒された・・・ おおらかなために、部屋は前とは比べ物にならないほど、汚かったけれど・・・あと、ちょっと靴箱のあたりが臭ったけど(笑)人間は、おおらかなのが一番なのだと、心の底から思った。あまりキチキチせず、ゆるいところはゆるく、でも、締めるところはきちんと締める。これが最高なのだと! だから、ターシャもこれでいこうと思う。特に他人と一緒に住むなら、そのくらいがいいのかもしれない。あと、2人はやっぱりきつくなる。どんなに仲が良かったとしても。3人ってちょうど良い。それに、部屋は区切りすぎないで、多少、相手の存在が見えるようなくらいがいいのかもと思った。今の部屋は、部屋の仕切りがあまりない。でも、そのかわり、広々している。話は変わって、今夜、決意したことがある。ここにいるターシャの2人の友に、ミスティック・ローの種をまくことを決意しました。1人は不誠実なアドバイザーのせいで、1月には論文を提出していたのに、卒業が来学期に延びてしまった友人。ちゃんと読んでくれていなかったのだ。そして今更、誰かに英語の直しを頼みなさいと言ってきたそうだ。本当に、本当に酷すぎる・・・もう1人は家庭的に問題を抱えている友人。そして2人とも、マリッジやこれからの進路のこともある。幸せになってほしい。たとえば、ある病気に効果のある薬を知っていたら、その病気を持つ人に勧めたいと思うのが、普通の心情のように。もうすぐここを去るから、最後のチャンスです。ディフェンスの勝利と、友人のハピネスを、しっかり祈っていきます。:長文お許しください。以上ぽ!
2009.03.21
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今日、論文を完成した。完成というにはまだまだ甘いところ、足りないところも沢山あり、時間の許す限り、自分の中で完璧を期するまでやりたかったけれど、もう時間がないため、とりあえず出せる状態を見切り、第二段階であるcriticのウェン先生に提出した。夕方、ウェン先生に論文を届けにオフィスを訪れた。約1年ぶりの再会。本来であれば、もっと早く、2週間前には渡すべきだった論文。設定された期限はとっくに過ぎている。謝りながらお渡しすると、大丈夫ですよと快く受け取って下さった。目次などに目を通されるウェン先生の眼差しは、落ち着きに満ちた、知的な眼差しだった。それになんだか少し、嬉しそうな感じだった。一応、ターシャがここでは外国人で、ウェン先生自身、日本のT大学に留学して日本語で論文を執筆した経験があるから、そういう部分でのシンパシー?を感じてくださっているのだろうか。:・・・(論文執筆)本当に難しかったです。最後に私がこう言うと、:「気持ち」が大事。日本語で、朗らかに、こう言われた。「心」「誠実さ」ということだろう。有難かった。ウルトラスーパーレヴェルの先生方から見たら稚拙極まりない私の論文でも、そういう部分を見てくださるということが。そう言って、私の心を軽くしようとしてくださることが。この世界に生きる同じ人間として、学問を通して自分はどう貢献できるのか。その追求を、ウェン先生は常に心の中に持っているように感じた。Dr. Geniusも、 Dr. Artemis も。ここの先生は、優秀な方々はみんな。ここを通れば、約2週間後に最後のディフェンスだ。新たに加わるパネリストは、Dr. Genius と Dr. Artemis。 :ぎゃーーーーーーーーー!!!!!!!この叫びの中身には、あらゆる矛盾した気持ちの数々が混淆しております。あぁあ。。。このウルトラスーパーレヴェルの光り輝くドクター達の前に、私はまるでちっちゃな醜い蛙のようだろう。でも、蛙がこんな素晴らしい人たちにお会いでき、見ていただけることは、それはすごいこと、幸福なことなんだ。まだまだ戦いは続きますが、ここにたどりつくまでの長い間、弱い私を幾度となく励まし、支え続けてきて下さった皆様に、心の底から感謝申し上げます。本当に、本当に、有難うございました。これからまた精進していきます。祈って祈って祈って、また勉強していきます。:これでとりあえずラスト実感をもって思ったことがある。勉強するとはどういうことか、初めて分かった。それは、誰かに頼ってやることではない。自分で問題を見つけて、自分で探求し、(その過程にある苦労もすべて引き受けながら)新しい視野を現実に広げていくことだ。そこに一貫してあるのは、徹底して自分で考えるということ―つまり態度における「主体性」だ。学びとそれに伴う苦闘の過程は実に、「自分自身」の獲得でもある。だから、「研究」は、「学び」は、一生続くものなんだ。それは、真の意味で、自分らしく生きるためのプロセスそのものだから。その自己実現に、真の充実と幸せがあるから。自分はこれまでどんなに浅はかなものに耽溺していたかと思う。これまで、学校の勉強は大抵、面白くなかった。勉強とは何か分からなかった。これからは、もっと果敢に、積極的に、たとえ特定の機関に属していなくても、学びの探求を続けていける気がする。
2009.03.09
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