てくてく★まうす
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年齢を重ねると、何かしら薬を服用している人は多いのではないでしょうか?私も、旦那も数年前からずっとお薬は手放せません。健全な生活を送るために、使われるお薬ですが、使い方を間違えてしまうと怖いことになるのですね。今日は、そのお話をしますね。GWのお休みを利用して遠出のドライブ。昨年、別荘を購入した友達を尋ねました。旦那が倒れた時も震災の時もとても気にかけてくれ、そして助けていただいた友だち。別荘購入のお祝の代わりに、キッチンと風呂場の水栓を購入することにしました。取り付け工事は旦那監督の元、大人4人でワイワイやりながら半日かけて設置。その後、友達の旦那様が薪をくべて、アウトドア料理でおもてなしをしてくださいました。友だちはおばあ様を連れており、その方は糖尿病を患っています。食べ物をいただくと血糖値が上がるらしく、自分で調整を取りながら食べ物をいただいていました。撒きで炊いたお料理も出来上がり、ゆっくり、夕餉を楽しもうと思っていた時のことです。■突然の冷や汗が噴き出てきた■夕餉の前に、お風呂をいただいてゆっくりながれる時間、他愛もない話をして過ごします。当たりは、夕暮れ前の素晴らしい風景TVのないリビングに流れるカーペンターの曲贅沢なひと時すると、おばあ様が突然、こたつに突っ伏してしまいます。新緑の夕暮れ時はまだ寒く暖房が必要な部屋、そのような部屋で急に額に冷や汗をかき始めます。家族が異変に気が付き、気分が悪いか尋ねたのですが「大丈夫」の一点張り。しかし、立ち上がることがつらい様子でした。■血糖値は45だった■このおばあ様、食事をする前にはインシュリンを使っていました。見た目に様子がおかしいのに本人は「大丈夫」の一点張り。血糖値を計る機械を持参していたので、即計っていただきました。すると、血糖値が45。糖尿病を理解していない私たちに、この数値が何を意味するのかわかりません。実は、この数値は失神している状態らしいのです。調べてみると普段は空腹時でも70~109mg/dl位あるようです。そして、血圧は158/90結構高い状態でした。しかし、場を濁したくない、おばあ様は「大丈夫」と言い続けます。家族は救急車要請が必要と判断しましたが、おばあ様はそれを拒否。病院を紹介していただくと言う口実で救急に連絡をしました。状況説明をすると救急搬送が必要な状態でした。■なぜ、血糖値が急に下がったのか■このおばあ様、インシュリンで血糖値をコントロールしていました。食事をいただく前に、インシュリンを使うそうです。おばあ様に話を聞くと使い方をしっかり把握していません。おばあ様の使っていたインシュリンは、使用して15分以内に食事をする必要がありました。しかし、ぱたぱたとしている間に15分は経過していました。おばあ様自体、この事は知りませんでした。これが急激に血糖値が下がってしまった原因でした。■救急搬送後ブドウ糖で改善■状態が急変した時、砂糖を一口食べさせていました。部屋で測った血糖値は45、しかし、病院へ着いたときには35まで下がっています。状態を見てネットを使って情報収集しすぐに救急要請できたことで、すぐに対応できました。病院で点滴を打つと、具合が悪かったのがうそのように元気になるのです。■薬の使い方は細心の注意を■このおばあ様、食べる事には注意していましたが、基本的な薬の処方の仕方を知りませんでした。使っていたお薬は、15分以内に食事を開始する必要があるものでした。この部分を知らずに使っていたのです。普段、1人暮らしをしているおばあ様。人がたくさんいる時に、このような事が起きたのは不幸中の幸いだったのかもしれません。お薬をいただくと、飲む時間を指定されているものや、旦那の薬のように食べ合わせに注意する必要があるものもあります。わが家の場合、グレープフルーツが禁止。この場合もグレープフルーツだけ抜けばいいのではなくて、グレープフルーツの成分が入っているかんきつ類全般を避ける必要があります。この辺を、しっかりと把握しておかないと、知らぬ間に食べてしまっていたという事にもなりかねません。病気を軽減するための飲むお薬。使うタイミングや副作用なども時々チェックした方が良いのかもしれませんね。
2016年05月06日
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