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2004/12/02
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カテゴリ: おべんきょう
この二週間のうちに5つのペーパーと3つのプレゼンか・・・。

そうとうテンパってきた。

自分のペーパーを進めなくてはいけない。

しかし、今日の「Cross Cultural Management」の授業でのクラスメイトのプレゼンテーションが非常に興味深かったので、紹介せずにはいられない・・・。


テーマは「インドへのアウトソーシング」

企業のコスト削減のためのあらゆる機能における外注は日本でもトレンドである。

アメリカで流行しているのはインドへのコールセンター機能のアウトソーシングである。

コンピューター会社のデルやIBM、カード会社のアメリカンエキスプレスなどのお客様問い合わせセンターをインドに置くということだ。

プレゼンテーションでは、このインドへのアウトソーシングの経済効果やインド社会への影響が説明された。



インドの若者にとっては、稼ぎのいいオペレーターの仕事を目指して大学進学をやめるという現象が起きているそうだ。

あるインドの企業では、5人の求人に対し、何百人も応募があった。

現在のインドではオペレーター職の需要も供給もものすごい。


私は経験がないが、こっちにいる日本人の友人からも、アメリカ人の友人からも「デルのコールセンターのオペレーターはアクセントが強いんだよ~」という愚痴を聞いたことがある。

明らかにインド人である(笑)。


しかし、プレゼンテーションで披露されたドキュメンタリー番組のビデオを観て驚いた。

この番組は「60 minutes」というCBSの情報番組。
(インドへのアウトソーシングを紹介した回は こちら から)


仕事場はパーテーションに区切られ、全員が電話対応用のヘッドフォンセットを付け、パソコンの画面に向かっている。

ターバンを巻いた男性やサリーに身をまとった女性など、どこから見てもインドである。





インド人特有のアクセントがないのだ。


その謎解きをしてくれるかのように、「英語トレーニング」のシーンへ。

そこでは、アメリカ人講師がインド人オペレーター達にいかにアメリカ英語を話すかの訓練がなされていた。

話すスピード、アクセント、言葉遣い、全てのポイントに渡っている。

さらにアメリカの映画を観て言葉と共に文化を学ぶ。




しかし、さらに驚いたことには、彼らが電話対応で用いる名前は本名ではないのだ。

あるオペレーター:「私の本名はSangitaです。でもここではJuliaです。ジュリア・ロバーツが好きだからこれを選んだの(笑)」


難しい名前で相手を困惑させないための配慮なのだろう。

いつもとは全く違うアクセント・言い回しを操り、偽名を使う集団。

ここまで徹底していると、何か工作員のような響きだ・・・。


プレゼンテーションの中では、こういったセカンドネームの使用、話し方を意図的に変える作業がアイデンティティの混乱を招く恐れがあるという指摘がされていた。

確かに、一日8時間かそれ以上の多くの時間が費やされているのだ。


経済的には大きな貢献をアメリカ・インドにもたらしているアウトソーシング。

文化的にはいかがなものだろうか。







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Last updated  2004/12/02 03:12:36 PM
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