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2004/12/03
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カテゴリ: おべんきょう
おったまげた。

夜中1時半、ポーランド人のクラスメイトPからのメールがきっかけだった。

「明日のケースのペーパーやってるんだけど、何かいい資料見つかった?」

ああ、一週間後に提出のスポーツ用品メーカー、プーマに関する10ページの最終ケースのことを言ってるのか。

この一週間をフルに使って10ページを書き上げる予定だった。

でも、この「明日の」ってのが気になるな。

Pに確認のメールを送る。

「ケースの期限って来週だよね?俺はまだ一文字も書いてないけど、平気だよね?あんまりびびらせないでよ~、こう見えてもけっこう怖がり屋さんなんだから~」

シャレのつもりだった。。。




一瞬頭が真っ白になった。

この時点で午前2時。

授業開始が午後12時半。

通学時間を考えたら正味10時間しかない。

まったく白紙から10ページのペーパーを書けるのだろうか。


シラバスには来週と書いてあるのだが、おそらく話を聞いてないときに予定前倒しのアナウンスがあったのだろう・・・。

自分の失態を責めている余裕はない。


まずはビジネススクールで一番仲がいいアメリカ人のCに電話した。

私:「C、やっちまったよ!!ペーパーの期限来週だと思って何にも書いてない!どうしようもない勘違いをしちまった。そっちはペーパー済んだか?」

C:「なんだって?!いつも計画通りのお前らしくないな、そりゃ(笑)。俺はもちろん今からスタートだよ」


心の友よ(苦笑)。。。




同じ土俵に乗った2人は、さっそくケースのポイントについて語り始める。

ここでせめてもの救いだったのが、


1.私が20ページのケースを一通り読み終わっていたこと。


2.Cの持つ情報網から他のクラスメイトのアプローチを沢山聞けたこと


この2点である。




こうして2人で意見を交わすうちにだいたいのビッグピクチャーが描けてきた。

2人とも徹夜態勢となるので、お互いに何か疑問があればいつでも電話するという約束で、電話を切った。


この時点で午前3時近く。


ここから午前11時までの8時間は恐ろしい密度とスピードで駆け抜けた。

1時間に1度くらいはCから財務諸表分析などに関する質問の電話がかかる。

正直、電話の度に集中を途切れさせられるので辛かったが、初めのブレインストーミングでもお世話になっているし、こちらだって役立てることがあるのは嬉しいことだ。

細かい部分が我々をいらつかせる。

例えば通貨の単位。

メインのプーマ、競合のアディタスの財務諸表はユーロ表記。

一方、ナイキ、リーボックなどアメリカ系の企業はもちろんドル表記。

比率分析においては単位は%に統一されるので問題ないが、規模の比較などの場合にはどちらかの通貨に表記を統一しなければならない。

よ~く見たら財務諸表データの下に年ごとのドル・ユーロ換算表が載っている。。。

いやがらせかい!!


イライラしているCは電話越しで汚い言葉のオンパレード。

否応無しにその話し方がこちらもにもうつってくる。。。


そんなこんなで2人とも苦しみ続けながらも、午前11時半には10ページのペーパーを完了することができた。

9時間半で終わったか~・・・・。

その勢いでCに文法チェックをお願いして、自宅でプリントアウトして急いで出発。

授業には15分遅刻したものの、提出期日に間に合った!!

教室でCと堅い握手。

やっぱりCはアメリカでのベストフレンドだ。

その後の2つの授業が眠くてまじ辛かった・・・。

授業の後に予定していたTご夫妻へのボクシングレッスンもキャンセルさせていただいた。

ごめんなさい。。。


それにしても、Pのメールがなければ私の卒業もなかったかもしれない・・・。

午前2時の時点で私のやばい状況を知ったPからは追加のメールがきた。

「そりゃ相当厳しいなあ。どうするんだ?」


私はこう返事した。

「こうなったからには仕方がない。俺のプランは『Just do it!』だよ。プーマのケースにふさわしくないスローガンだけどね・・・」









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Last updated  2004/12/03 10:16:25 AM
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