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前々から気になっていた鬼怒さんのプログレタンゴバンド、サルガボを観て来ました。場所は代官山のハレマメ。近くに座っていたヒトが食べていたお食事、ご飯が雑穀米でそのなのとおり豆もたくさん。美味しそう。ステージも広々としていてゆったりと観れる。鬼怒無月(g)/喜多直毅(Vn)/佐藤芳明(acc)/鳥越啓介(b)/林正樹(p)のコアメンバーのほか、ゲストに会田桃子さん(vn.vo.二部のみ)。スピード感、情感溢れるとてもきもちよいライヴ。思ったよりかなりタンゴ。聞き覚えのあるリズムやフレーズが随所に。メンバーが終始笑顔で楽しそうに演奏していたのが印象的。会田桃子さんは数年前小松亮太さんのタンギスツなどに参加されていたときに観た以来、久しぶりに拝見しました。そのときは大学生とか言っていたような気がするのですが、大人っぽくなっていました。特にピアソラの曲「チキリン・デ・バチン」での歌唱は、意外なほど声が低音で艶っぽく、良い意味で驚きました。ヴァイオリンも喜多さんに負けずとも劣らず、アグレッシヴで素晴らしかったです。ピアノ林正樹さんの曲で久々に演奏したという曲「800%」は鬼怒さんがいい曲と言っていましたが、本当に素敵な曲。是非また演奏してほしいです。演奏終了頃にはすっかりこのバンドに魅せられてしまいました。また観に行くぞと心に決めつつ、帰途につきました。
2007.08.07
ヒルズ内TOHOシネマズにて。初めてきたけれど、前の椅子との間の広さに感激。足が伸ばせるー。椅子もふかふかだし。ペドロ・アルモドバルの作品はいつもマイノリティの視線でありながら、普遍的感動をよびおこさせてくれる。ペネロペ・クルスの強い視線が美しい。痛みを知っている強さが美しい。なりふりかまわない強さが美しい。パーティで祖母が教えてくれた歌、volverをその場のノリでさらっとうたうシーン。涙でアイラインが滲み、目は赤く充血しながらも、喜びに満ちているような表情。ぐっときてしまう。
2007.08.05
ピットインでなるたんチケット入手(番号が微妙で消沈)したあと、久々のお友だち(でもなぜか最近偶然よく遭遇してた)とカフェ巡り。二人展。素敵なご夫婦。二階にも展示があって、日当たりがよくとっても暑いのには参ったけれど二階も素敵な空間。昭和初期を思わせる少しキッチュでレトロな本棚、とてもツボで欲しくなる。鞄のなかのぬいぐるみにまぎれた猫の写真とてもかわいかった。少女の人形も素敵。宵待のテーブルに活けられた薔薇。色がたいへん美しい。なつかし話などつきず、かなりまったりしてしまう。宵待外観。この素敵な場所がなくなってしまう。でも、しばらくはギャラリーとして?残るとか。少し安心。ゴールデン街へ移動。途中、作家の七戸さんと偶然合流。リトルナース展。黒木こずゑさんの作品が気に入ってしまう。宇野さんテイスト感じる。七戸さんの作品は素晴らしすぎる。おふたりがぴったりはまりすぎている。ちゃんと似ている!し。切り絵の浜田夏子さんのもおもしろかった。どなたかの差し入れでたまたまいただいてしまったアンテノールのミニケーキ。ラズベリー風味のムース。美味しかった。ごちそうさま。
2007.08.04
ヘヴンorオレンジへ行く道すがら。光るフラミンゴちゃん。みんな写真とってた。同じく。ミラーボール。同じく。ここの道、歩きやすくて涼しくてすき。ヘヴンからホワイトへ行く途中かな。綺麗だったけど、暗すぎるのか写真だとうまく撮れない。演奏とかフェスっぽい写真が皆無ですみません。-----------------------------------------------------------------------観たもの。■渋さ知らズ+三上寛(FIELD OF HEAVEN)終わりの3曲くらい。トップバッターだなんて。おひさま絶好調。さすがにこの時間帯、渋さで踊るのはなかなかしんどい。今年は三上寛ゲスト。■センチメンタルシティロマンス(ORANGE COURT)なんとなく最前で観れてしまう。ゆったり。ここちよすぎて、意識がうつらうつら。フェスなのに、こんなにまったりしていてよいのだろうか。■JARVIS COCKER(GREEN STAGE)後ろのレジャーシートで観る。少ない日陰からはみ出さないようにして寝転がる。パルプの人みたいだけど、結構ゆるい曲が多かった。■日野皓正クインテット(ORANGE COURT)ジャズ。やっぱりまったり。時間がひじょうに短くかんじ、残念に思ったけど、もしかしたらそのくらいのほうがよかったのかも。フジロックでジャズ。という倒錯感がここちよさを生んでいたのか、わたしは結構大ノリ。(気持ちてきに)マイルスのオール・ブルースのカヴァーもあり。■MONEY MARK(WHITE STAGE)ヘヴンでダミアン・ライス観ようと思ったらキャンセルだというので、こちらへ。これまた前のほうでゆったりみれてしまう。横ノリだからか。初日のためか、自分が観るもののせいか、なんとなくどこも人がぎゅうぎゅうということはないなぁとか思う。(でもよく考えてみると結構フェスってそんなものな気が。そういう自由な広々したかんじがよいわけで。)■MUSE(GREEN STAGE)遅れていたためか、結構ちゃんと観れてしまう。うしろで椅子に座って鑑賞。レーザーとか、派手な演出と、派手で様式美的な楽曲。あまりにもそのまんまなので、意外と楽しんでしまう。■THE CURE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(GREEN STAGE)グリーンステージで初めて柵の前(モッシュピット)に行く。ぎゅうぎゅう押されるライヴ、というのにひさしく行っていないので、どうしたらいいのかわからなくなる。よく、あの状況でみんな踊れるなぁ。フェスなのに、ライヴハウスみたいな奇妙な感覚に捉われる。ロバートがでてきたのをスモークのなかから発見できた瞬間、本物だーと感動する。あとでフジのサイトのアップ写真みると確かにかなりきついけれど、本物はオーラがすごいし、しぐさとかはにかみ笑いとか、そして声!まさしくロバートそのもので、泣きそうになる。キャタピラーのカチカチカチ~っていう振り付け見れなかったの残念だったけど、キリング・アン・アラヴ、ジャンピン~観れなかったの残念だったけれど、往年の名曲をほんとうにたくさんやってくれたのでそんなことはささいなこと。キスミーキスミーキスミーからかなりやっていて、このアルバムは思い入れが強いのでさらに感激だし、ウィッシュはリアルタイムで聴いたアルバムでよく聴いたアルバムでもある。キーボード不在を嘆く声も多いけれど、初めて観れたわたしとしては、ロック的なキュアーが観れたというような好意的な印象。大満足の2時間20分だった。前で観すぎたために、フェスの醍醐味である空間的な共有感を感じられなかったので、もう一回、今度は少し離れたとこから観なおしてみたい。とか思ったり。Tape (intro)Open Fascination StreetFrom the Edge of the Deep Green SeaKyoto SongHot Hot Hotalt.endThe WalkThe End of the WorldLovesongPictures of YouLullabyInbetween DaysFriday I'm In LoveJust Like HeavenIf Only Tonight We Could SleepThe KissShake Dog ShakeNever EnoughWrong NumberOne Hundred YearsEnd 1st Encore: Let's Go To BedClose To MeWhy Can't I Be You?2nd Encore:A ForestBoys Don't Cry
2007.07.27
5/13(sun)ポップアート展ミスミ・コレクション@茨城県近代美術館ヴィック・ムニーズが面白かった。おもちゃでできた自画像とチョコレートを使って描かれた絵など。5/20(sun)NEON O'CLOCK WORKS"krageneidechse"@parabolica-bis5/22(tue)高橋真琴レジェンド ・ オブ ・ ワールド伝説の主人公たち@ギャラリー向日葵小品はいつもすぐに売れてしまうみたい。初日の早い時間でないと買えないようだ。うっとりとする。人魚の絵がちょっと大人びていてなんとなく気に入る。あとは動物もの。5/26(sat)「人形の創り手たち」現代創作人形作家展@オアゾ内丸善丸の内本店5/30(wed)原マスミデッサン&スケッチ展@maya2ロバと王女のスケッチがとてもよかった。。。ラフスケッチのほうがむしろ好きかもと思う。6/2(sat)澁澤龍彦 カマクラの日々@鎌倉文学館、吉屋信子記念館薔薇のお庭はもうシーズンオフで少しかわいそうなかんじで残念。展示は直筆のメモや手紙など人柄にせまるもの多数。とてもぐっとくる。6/9(sat)宇野亜喜良『もりでうまれたおんなのこ』@ピンポイントギャラリー6/16(sat)世界の挿画展@bunkamura gallery6/17(sun)アートで候 山口晃×会田誠@上野の森美術館宮下マキ(model嶽本野ばら)『short hope』写真展@parabolica-bis柘榴写真展@宵待草お人形が一体あったがぷっくりしててたいへんかわいらしい。写真は全部手作業!とのこと。モノクロームに彩色という手法はノスタルジックでとてもツボである。宵待の雰囲気にもぴったり。ご本人もかわいらしくて柔和でありながら創作意欲旺盛でヴァイタリティのある素敵なかただった。6/23(sat)大正シック展@庭園美術館6/30(sat)人造乙女博覧会@ヴァニラ画廊前々から気になっていた(なりつつも実際に見れる機会はなかった)オリエント工業のラブドール。まさかヴァニラでみれるとは。実際に触れた印象はほぼイメージどおり。可もなく不可もなく。相当重いのもイメージどおり。でもまぁほんとによくできてます。鳩山郁子「ダゲレオタイピスト」@スパンアートギャラリー諏訪敦@みりゅう舞踏家大野一雄氏モデル。以前現代美術館でみた大野さんの手や首などの表面細部の絵(クローズアップ)もかなり印象的だったが、今回のこの一枚の絵もすさまじい迫力だった。狭いギャラリーのはしからはしまで。息づかいまできこえてくるような。
2007.07.26
1/8(mon)夜想-耽美展-sense of beauty@parabolica-bis楠本まき/野波浩/松井冬子/丸尾末広/山本タカト/佳嶋/恋月姫1/23(tue)trever brown"rubber doll"@le deco5サブタレニアンズ個展のポスター(赤い方)と新作の特装版購入。トレバーはちゃんと奥にいらして緊張。でもとても柔和で優しい雰囲気の人だ。真っ黒な空間と厚みがここちよい。1/28(sun)七戸優「Dark-haired Cinderella」@青木画廊西脇一弘@月光荘3壁を覆いつくすほどの大きな作品。部屋と一体化したような作品たち。2/4(sun)カレル・ゼマン@abc本店「クラバート」 73分 1977年作品「クリスマスの夢」 7分 1945年作品「ホンジークとマジェンカ」 66分 1980年作品創作人形展@東急東横店3/24(sat)エコール・ド・シモン人形教室展@紀伊国屋ギャラリー4/7(sat)藤城清治 光と影展@横浜そごう美術館4/8(sun)澁澤龍彦 幻想美術館@埼玉県立近代美術館いいたいことがたくさんありすぎていえない。自分を振り返るような気分でもあった。4/15(sun)澁澤龍彦 驚異の部屋@ギャラリーTOM陽月個展@architects陽月さんの人形ははじめてみたときからそのずばぬけたセンスのよさ、押し付けではない叙情性が気に入っていた。ビスクだとさらに洗練さが際立つ。正統的な吉田良一さん天野可淡さんの後継者という気がしている。(作り出す世界はもちろん違うが根本的なところで)ヘンリー・ダーガー@原美術館美術手帖のダーガー特集を読むと更にせつなくなる。というか胸があつくなる。長編小説「非現実の王国で」を読んでみたい。4/17(tue)藤城清治birthday party@ハニーズギャラリーカフェ80歳のお誕生日。4/21(sat)グレゴリー・コルベール@ノマディック美術館4/22(sun)原マスミ大全集@目黒美術館
2007.07.23
ewan fraser&holly warburton@pastrays友人のところにewan fraser写真展のお知らせが来たようで、教えてもらって行って来ました。写真展後半から急遽holly warburtonの写真も展示することになったとか。以前、丸の内の古いビルでイオネスコ観た以来かな。pastraysは勧誘攻撃がなかなかすばらしいので多少辟易するところもありますが(今回はさくっと観たためかそれほどでもなかったです)、やはり生の写真の透明感はうっとりとしてしまいます。。。見覚えのない作品でとても惹かれた作品が一点ありました。水とガラスが女性の顔に重なった涼しげでさわやかな作品でした。マットが白だった所為もあるのかもしれません。hollyの画像は今回観た作品はネット上になかったので別の作品。上野駅中のブラッスリーレカンでランチ。白インゲン豆のポタージュ。メバルのポワレ。レアフロマージュ&ラズベリーシャーベット。オアゾ内丸善にてやっとユリイカ大友良英特集号を購入。ちらっと見た限りかなり面白そう。楽しみ。先日、スキャナー付きのプリンターに買い替えたので(ちなみにPCも。前のはwin98seで相当古かった)、初スキャン。楽しい。これは若いっ。東京駅の中のイオン化粧品のオブジェ。かわいい。東京駅大丸のなかで偶然入ったのがポール・ボギューズのパン屋さん。こんなのあったなんて全く知らず。買ったのはレザンノアのブルーベリー(これは写真撮りそびれました)とレザンノアのフロマージュとレーズンがどっしり入ったデニッシュ。レザンノアのフロマージュが気に入りました。
2007.07.19
6/1(fri)ツジコノリコ「solo!release party」@o-nest「彼女と一緒だとなぜかわくわくしてくる、”うんざり”なんてしっぽをまいて逃げ去ってく」辻子紀子の数少ない仲良し友達クロエがメンバーとして参加しているexchpoptrueが飛入り前座ゲスト。80'sなディスコ調の曲。ツジコさんもマスク(鼻から下のお面)に制服姿で一緒に振り付け。本編はすべてにゲスト(アオキタカマサ、アタカヒデキ、リョウアライ、masの山田さん、ppa)が入ってかなり豪華。やっぱりツジコさんはさいこーです。でも環境は劣悪で(対バン3個でかなりの長丁場。混み混み。)ひじょうに疲れました。ゆっくり座って観れるようなとこのほうがツジコさんの音楽には合っているような気がするけど、どうなんだろう。6/5(tue)大友良英ニュープロジェクト@pit inn大友良英、近藤達郎、ナスノミツル、芳垣安洋によるロック?バンド。CDもでるとか。全てちゃんと曲あり。仮タイトルの段階では「ダブ」とか「パンク」とかそのままの名前で笑う。ゲストヴォーカルはスーパージャンキーモンキーのかわいしのぶさん。シークレットゲストで菊地成孔氏。ブリジット・フォンテーヌのラジオのようにのカヴァーをしてた。6/6(wed)大友良英ニュージャズカルテット@pit innゲストで秋山徹次氏。繊細なギターが随所にフューチャーされていてなかなか新鮮。6/7(thu)the world heritage@manda-la2山本精一さんも揃ったワーヘリ。最初から最後まで終始ひじょうに密度が濃く、楽しかった。どちらかというと山本さん主体で器用な鬼怒さんがあわせて広がらせるような印象。山本×勝井のドリーミンな展開のシーンはROVOを彷彿ともさせる。会場限定CDRも購入し、メンバー全員のサインまで貰ってかなりうきうき。6/9(sat)ghost@super deluxeいつも一緒のサイケデリックな映像はなく、シンプル。演奏もそれに順ずるかのようにサイケデリックや民族色は影を潜め、ストレートなロック。6/16(sat)haco×松井智恵@uplinkfactory久々のhacoさん。声と世界観は唯一無二。常に新しいものを発掘していこうとする姿勢も素敵です。松井智恵さんはriskaのアートワークを担当した方(インスタレーションなども発表している現代美術家)で初見。彼女の個展もuplinkで開催されていて拝見したが、繊細でとても美しい。特に銀色のリトグラフ?は綺麗だった。松井智恵さんのトーク、面白かった。天然?というかマイペースというか。「一度もデートをしなかった」というイラスト作品集は紙質がうすく(カーボン紙のような)、装丁が凝っていてちょっと欲しくなった。6/26(tue)EMERGENCY!@pit inn久々。おなじみの曲を演奏してくれてとても嬉しい。こんなにかっこよいのになぜかイマイチ客の入りが悪いエマージェンシー。今日は多少もたついているところもあったかな。「at last i'm free」のカヴァーは泣けた。6/27(wed)ナンバジャズ(芳垣安洋×山本精一)@pit innこの日は詩の宴なのだった。山本さんがなにやらたくさん漢詩を書いた直筆書を持ってくる。日本酒を飲んでいたのも宴のしるし。会話も多くめずらしくくつろぎムード。「あるものは己がこうだと決めたところにしたがってしがらみを離れた境地をさすらいもする」というような意味の王義之、蘭亭集序の中の一説の書をもらう。偶然もらったのがこれ。というところに啓示めいたものを感じてしまったりする。(単純)6/30(sat)菊地成孔pepe torment azucarar「夜のみだらな鳥」@九段会館この日もまた小雨。
2007.07.18
5/3(thu)ひろしNa@裏窓青いカツラ姿。お酒ぐびぐび。気持ち悪くなってきたーとかいいながらニプリッツやポートカスのナンバーを。ゆるやか。ポートカスのファーストCD(これを買ったのは確か帝都無線の自主盤倶楽部とかいうお店だった。そのとき後にも先にもない霊的な体験をしてしばらく怖かったのを覚えている。ポートカスとはまったく関係なし)にサインして貰った。ミーハー。「サインだけでええの?」5/4(fri)工藤冬里@裏窓工藤さん遅刻。前半は川手直人さんと。カントリーっぽいかんじのをやってたのかな。後半は金子寿徳さんの楽譜ノート(どうやら中学生頃からのものみたい)みながら、1ページめから(工藤さんらしい)一曲一曲とつとつと(ノートの隅などに書かれてある言葉を読み上げたりなどしながら)弾き語りカバー。始め、練習と言って休憩中に始めたのですが、結局そのまま最後のページまで演奏。。。終演後、ノートを見せてもらう。意外ときちんと書かれていて驚く。走り書きみたいなのとか、微笑ましい。「これ僕が書いた」という工藤さんの文字も。5/5(sat)原マスミ、佐野史郎、遠藤賢司、ゲスト石川真希@目黒区民ギャラリー三方のソロと最後にセッション。佐野史郎氏も確かすべてオリジナル。意外と曲あるんだなぁ。遠藤賢司さんはこの日もすごいテンション。ひとりですべてもってちゃった。基本的にわたしはみんなでひとつになるとかどうも苦手なのだが、パワーが違う。これではもってかれて当然。熱いだけではなくてエンターテイナーでもある。石川真希さん古着屋さんやっているとかで、たいへんかわいい。レトロな格好でした。5/6(sun)山本精一solo@ladyjaneすごい人。人気者めー。レディジェーンでこんなに入ってるのは初めてみました。後ろだったのでほとんど何も観えず欲求不満。全編インプロだが山本節全開な世界。アンコールでブルースっぽいフレーズでお!と思ったのにマイクがないからうたえないとかでしりきれとんぽ。5/20(sun)「esquisse, esquisseエスキース・エスキース」esquisse quartet- 生駒祐子・二階堂和美・トウヤマタケオ・清水恒輔 - special guest:マニュエル・ビアンヴニュlighting : 藤本隆行(Refined Colors/dumb type)sound effects : 稲荷森健(Taguchi)@asahi art square生駒さんは素敵な人だ。話しかたとか身のこなしとか、優雅でうっとりする。ニカさんはイメージがかなり違って驚く(大人っぽい)。トウヤマさんは自身のグループでも是非東京でライヴをやってほしい。グレープフルーツムーン以来やってないんじゃないかなぁ?それとも単にチェック不足だったりして。5/31(thu)高円寺百景@starpines cafe石橋英子、ホッピー神山、壷井彰久、今堀恒雄などゲスト多数。前半各々デュオセッション、後半高円寺百景の曲。この日はコンタクトも眼鏡も忘れたため、印象がぼやーっとしている。視覚がぼやーっとしてると聴覚もぼやーっとするものですな。
2007.07.11
1/23(tue)野田務×三田格guest菊地成孔@mixro officeトーク。途中休憩を挟んだがかなり長かった。なにがというのでもないのだが相当面白かった。話はライヴと一緒でグルーヴしだすとえらく楽しい。小噺がちょこちょこでてくるのも興味深く、録音したMD結構何度も聞きかえした。個人的には後半から入ってきた宇川直宏氏(話を合わせてグルーヴさせるの天才的)との話ももっと聞きたかった。(と思ったらその後、雑誌か何か?対談あったみたい。未読。)サンリオピューロランドの話とみんなのたあ坊の話は以前も聞いたことあるような気がするけど笑っちゃう。4/8(sun)巌谷國士×澁澤龍子「澁澤龍彦の日々」@埼玉県立近代美術館トーク。「幻想美術館」展付随イベント。わりとラフな素朴なお話しがたくさん聞けて満足。龍子さんは新潮社にお勤めだったんだ(「芸新」担当)。そのころは今と同じ建物だろうか。その気さくな飾らないお話し振りにも親近感が沸く。4/22(sun)原マスミ×よしもとばなな@目黒区レクリエーションホールトーク+弾き語り数曲。ばななさんがお姉さんみたいだった。ミン&クリナメンのlove&warで原さんを知ったとか。この日の対談は「イラストレーション」に載っていて、あんなにとりとめない話でも活字でまとまると読みごたえあり。5/12(sat)原マスミ×石川真希×あがた森魚@目黒区レクリエーションホールトーク+ライヴ。トークはやはりあがたさんペース。意外と石川真希さんもしゃべる。あがたさんの曲「佐藤敬子先生は残酷な人ですけど」もうたう。最後はスタンダードナンバー(ど忘れ)のセッション。6/23(sat)会田誠ト-クショー&サイン会@丸善丸の内モノ派と榎倉康二という人を知る。
2007.07.10
4月分。2回でまとめるつもりだったのですが、意外と疲れる作業でした。4/1(sun)菊地成孔pepe torment azucarar@club heights先週に引き続き麗しき古きよきいかがわしきクラブハイツにて。クインテットも素敵だったけれどもどちらかというと硬質、ペペは甘さと華やかさが増して更に雰囲気がぴったり。お客さん前回より女性が多く(ドレスアップ仕様)そういった面でも華やかだったのかも。チケ代高いのは痛いけれども、クラブハイツは素晴らしすぎる。九段会館は客席からだとあまり素晴らしい眺望は望めないのもあるのか(天井とか素敵なんだけど。前で観すぎのためか。)、中央に鎮座するシャンデリアがステージを観ると視界に入ってくる、ドーム型の子宮、クラブハイツのほうがすき。4/3(the)「賽は投げられたり~ Planet“Kyu”~」THE BIRTHDAY/qyb/M.J.Q/クハラカズユキ&YOKOLOCO BAND@吉祥寺Planet Kqybのみ。人が多くて脱落。まめ蔵で変わった味のチーズケーキ食べて帰る。4/14(sat)森川誠一郎、ヤマジカズヒデ、藤掛正隆、佐藤カツ@cave-be意外な組み合わせだがよかった。森川さんは控えめ、ヤマジさんが雰囲気持っていってたかんじがある。なのでロッキン。ドラムがあると(しかもツイン!)調子よさそうなヤマさん。4/27(fri)ツジコノリコ@秋葉原ヤマギワソフトインストアライヴ。普段はアイドルイベントとかやっていそうな広めなスペース。短かったけれどゆったりみれてかなり満足。サイン会もあったのでサインしてもらう。以前、0-nestでサインしてもらったときもなぜかツノのはえた鬼?の顔が描いてあってまたツノはえてるとぼけた鬼っこ。4/30(mon)金子寿徳追悼live@jam長時間耐久レース。終電ギリギリ。見逃せないものばかりだったので出入り自由だったが最後まで粘る。金子さんのJR乗ってる映像とかずっと流れてた。光速夜のジャムでのライヴを思い出すと、こんなにたくさんお客さん入るのが嘘みたいだ。リーフレットの皆さんのコメントに落涙。
2007.07.10
ライヴレポ(というか結局感想文)がちっとも書けていないので、防備録として。適当な記憶で2007年上半期を振り返ってみます。1/13(sat)THE ALBUM LEAF/guest:PARA@liquid roomどちらかというとPARAを観に。PARAはこの日も素敵だった。広い会場が似あうバンドだと思う。アルバムリーフはまぁまぁ。わたしの中ではファーストで終わってるのかもしれない。ジミー・ラベルは終演後、甲斐甲斐しくサイン会してたので好印象だけれども。1/14(sun)フェルナンド・カブサッキ+山本精一+勝井祐二@uplinkfactoryアップリンクの昼イベント。ゆるさ(3時くらいの眠たいかんじ。)がアルゼンチン音響派的?セッションに合ってるかんじした。アルゼンチンに行ったときのトーク(裏話)がわりと面白かったかな。1/20(sat)dip@unitdip久々のワンマン。ヤマジ氏入魂?(手作りではない方)のTシャツやらCDRやら物販がにぎやかだったか。ライヴも気合入っていてよかった。ナガタッチ復活。1/27(sat)近藤智洋バンドguestヤマジカズヒデ@grapefruits moon近藤氏の懐の広さとヤマジさんが嬉しそうだったのが印象的。「no man break」ではヤマジさんがヴォーカルを取る場面も。2/4(sun)「SYSTRUM#5」PARA/LIVE LOVES/core of bells@o-nestライヴラヴスはバースペースにて。ブラボー小松さんやヒラさんや女の子たちのギターだけのバンド。サイケ。なぜバースペースなのか?結局民族大移動してたのでライヴスペースで全部やってもよかったような。PARAさんは観るたびによくなってく。2/10(sat)「MADE IN EARTH」 Hz/4-D mode1/FLOPPY@doorsヘルツ、久々に観る。秋元氏はずっと毎年年賀状をくれ続けているマメな人。わたし宛てに届く年賀状は極端に少ないのでDMでも嬉しい。ヘルツ名義では7年振りのライヴだったらしいけれど、わたしはそれよりももっと観ていないので10年はゆうに越しているような。でも楽しく魅せるエンターテイメントは相変わらずで、後しばらくヘルツモードになる。昔のライヴテープを聴き返したりする。フロッピーはテクノビジュアル系?でお客さんが若くて振り付けとかあって面白かった。横川さんはアフターディナーしか知らないので、ほかのメンバーもよくしらないので4-Dはなんというか・・・元祖ビジュアル系か(シリアスで真面目な感じが。全く的外れかも)。2/11(sun)「ROVO結成10周年記念」ROVO/optrum/olaibi@liquid room振り返る的選曲構成のライヴだったかな。脱退した中西氏も途中からゲスト参加。2/16(fri)DCPRG@o-esat2/18(sun)cliff richard@パシフィコ横浜親の付き合い。2/21(wed)「東京オペラシティニューイヤー・ジャズコンサート」Cecil Taylor/山下洋輔@opera city concert hall:takemitsu memorialセシルのヘルニア手術により1月の振り替え。ホールの形がユニークで楽しい。平らなので後ろだと見づらいという難点はあるけれど。天井の空間がかなり高くピラミッド型。2/23(fri)幽閉者サウンドトラック@asahi art square静かで地味だがなかなかよかった。カヒミ氏(一人で普通に皆に混じって体育座りしてた)、山口小夜子氏と中原昌也氏(終演後)など客で見る。映像は生西×掛川コンビ。ざらざらした質感は確かによかったけどもう少し映画的でもよかったか。(以上手帳メモより抜粋。)飴屋さんのオブジェのような演奏道具が印象的。2/25(sun)joanna newsom/smog opening act:ヒネモス@o-west天使とよびたくなる笑顔。3/1(thu)vashiti bunyan@liquid room生で聞けて感激。がしかし、なぜにリキッド?スタンディング?やわらかくて繊細な彼女のうたはもっと別の空間のほうがあっていたのではないか。黒百合姉妹のlisaさんらしきひと見かける。3/10(sat)jackie-o-motherfucker/D.M.B.Q/hell@o-nest相変わらず濃いDMBQ。ジャッキーは座ってみたい内容。やや散漫な印象。(以上手帳メモより抜粋)空腹と疲労でかなりやられてました。3/18(sun)「JOY」野宮真貴リサイタル@spiral hallゲストで菊地成孔。スパンクスの曲など数曲。すこし舞台じみた演出あり、慣れない様子の菊地さん楽しい。目くるめく変わる衣装の華やかさにうっとり。ロマンチカ林巻子女史演出。横町さんがヌードで後ろに横たわっているシーン。あまりにも美しく存在感放つ。最初は外人かと思った。3/24(sat)今堀恒雄ソロunbeltipo solo@ladyjane今堀さんの繊細なギターとレディジェーンの空間はとてもよく合います。ソロのubt#13がたまらなく好き。3/25(sun)菊地成孔quintedlivedub@club heightsうっとり。これ以上似合う空間はないといっても過言ではないほど。古くていかがわしくてとびきりゴージャス。
2007.07.07
会田誠トークショー&サイン会@丸善丸の内本店 に行ってきた。その一週間前に「アートで候-山口晃×会田誠-」を観てきたばかり。5000円もする画集まで買ってしまった(装丁が素敵でないと買わない主義なのに)。会田誠熱、再び、というかんじ。参考までに≒会田誠を観たときの感想。http://plaza.rakuten.co.jp/troispistoles/diary/200312130000/読み返してみると、当時のわたしは彼の少女モチーフに(ほぼのみといってもいい)惹かれていたのを思いだす。とある雑誌とは確かスナイパー。その後「青春と変態」という(ちょっと買うのがためらわれたけど。帯もえげつないし。)小説を読み文章の面白さに一気に読んでしまった記憶がある。密かに真の純愛とはこういうものだとか賛同したりして。プリンツ21の特集も久しぶりに読み返したけどやっぱり面白かった。お父様の言葉が印象的。この父にしてこの子ありなんじゃないかと思ったり。今回のトークショーではぐだぐだながらもいろいろなことを話してくれて、製作過程(晩酌してるとき思いついたとか)をこんなに事細かに話す人ってあまりいないんじゃないかしらと思いながら聞き入る。この人はすごく真面目な人なんじゃないかなぁと漠然と思う。 画集にも事細かに本人の解説が付いていてとても楽しい。こうやって一覧にして観てみると、その表現の多様さに改めて感服。でもどれも会田らしいともいえる。それは常に着眼点が斬新で、はっとさせられるものであり、ぽかんとさせられるものであり、にやにやさせられるものであり、大笑いできるものである。 それにしても。一番好きな作品は?と訊かれればやはり少女。間髪いれずに「犬」(特に最初の)。これは本物を是非みてみたい。
2007.06.23
そんなに混まないだろうと高を括っていたら大入り満員。カルテットでもこんなに混むのかー。大友さん人気者だなぁ。 わたしとしてはオーケストラのほうに近頃食傷気味だったので小編成がとても楽しみだったのだが、期待を裏切らない内容だったと思う。いい意味で裏切られて新鮮だった部分もあるし、新曲をやってくれたのも意外。常に前進している大友さんが好き。伊東さんの蛍光灯ノイズは部分的に数曲のみの参加で、いいスパイスになっていた。 ピットインからのクリスマスプレゼントはロゴ入りマグカップ。意外とかわいい。
2006.12.24
the Wild of sense featuring afrontier 久々のオールナイト公演(個人的に)。迷っていたが友人に誘われて観に行く。始まる前に時間がだいぶあったので渋谷のほうまで歩いてDexee Dinerへ行く。こんな夜中なのに混んでいる。業界人みたいな人がやたらと威勢良く話しているのをうっすらとBGMに聞く。なんだか全てが懐かしい。ポトフを頼んだのだが、牛テールのお肉よりやたら大きな大根とキャベツが美味しかった。 アフロンティアっていうイベントは横浜のモーションブルーで定期的にやっているジャズのイベントらしい。デートコース~が始まる前に最近菊地さんとたまにやっている万波麻希さんのバンドとそのバックバンドのみの演奏を観たが、一昔前のアシッドジャズ(よくわからないのだけど)とかを思い出す。クラブシーンのお洒落なジャズ?っていうの?万波さんは以前デートコース~の前座で観たときはスピリチュアル、トライバル、なんか宗教ちっくなイメージが強かったのだが、今回は小粋なジャズといったかんじでなかなか○。 デートコースは一時間半強。アンコールなし。イベント用で略式。溜める時間が短いので拍子抜け、というか物足りなさを感じてしまうのはしょうがないか。大好きな定番曲「プレイメイトアットハノイ」をやってくれたし。新曲もさらりとやってくれたし。2月にまたo-westでやるとかいうチラシが。前回見逃したし、これは行きたいなぁ。 しかし、オールナイトのときのIDチェックが厳しくて嫌になる。写真付きのIDなんて持ってない人だっているのだ!!
2006.12.22
レヴィ・ストロースの著作名からとられたタイトルはレヴィ・ストロースを知らないわたしにはなつかしの欧米ヒットソングに多用された日本語タイトルみたい。というイメージでしかなかったが。熱帯。熱病。という言葉どおり、いろんな面で悪夢的なそれはすばらしい公演だった。実は自分自身が風邪で意識がやや朦朧としていたのも手伝って。ニューアルバム、「野生の思考」を聴いたときも戦慄を覚えたが、それをさらに熟成させ発酵させはじめたかのような印象(これはもちろんいい意味なのだが)。今までは"菊地成孔"とバックバンドのような印象だったのが明らかに変わった。菊地さんのサックスがあれ?ってところが数箇所あって、あとで日記を読んで納得。テナーの調子が悪かったらしい。九段会館の会場の素晴らしさは天井につきる。椅子は最悪に座り心地悪いけど。
2006.12.11
les deux magots parisにてスーパーエッシャー展記念メニュー牛肉の赤ワイン煮とほうれん草のスタンポット なるものを頂く。なかなか美味。銀座へ移動し、諏訪敦展。雨が強くなってくる。繊細で緻密。足の小さな傷の痕とか虫に刺された痕とかリアルすぎる描写もあるが、なぜかそこにリアリティは感じられない。感じるイメージは死体のように人形のように完璧で美しい。それは髪の毛に象徴される。神々しいまでの質感。
2006.12.09
緻密。数学的。ユーモア。任天堂DSが無料で渡され、それのガイドに従って観てみる。こういったガイド付きでみるの初めてで意外と楽しい。しかし、すごい人だった。
2006.12.09
ニューアルバム「夜も昼も」発売記念ライヴ。ジャケは林静一さんの素敵な少女絵。でも事前の告知なかったのでソロだけかなぁと思っていたら、ゲストで水谷さんや江藤さんやストリングスの方なども後半参加。銀河劇場、旧アートスフィアは会場が素晴らしい。小規模ながら2、3階の円形の客席と入り口の赤い絨毯の螺旋階段が。昨年の12月にもここに菊地さんの公演を観に来た。3階席だったので、がっかりしながら。ところが小さく遠くに観えるのが、素敵だと思えたりしたのだ。この会場は。さらっと響く。そのときの精神状態によって(当たり前だが)響き方が違うのだなと、改めて。シアターコクーンのときはくわーっと涙と鼻水が溢れて大変だったが、今回はあれってくらい涙がでなかった。シアターコクーンのときは公演後も後を引き、しばらく「純愛」を繰り返し聴くたびに涙が止まらなかったのに。弾き語りもよいのだが、できればあの編成でまたライヴやって欲しいなぁ。
2006.12.09
久々のウンベルティポ。初めてのジロキチ。更に高みに登っててくれちゃいました(笑)。興奮しっぱなし。今堀氏の創作パワーは素晴らしすぎるし、ナスノ氏との掛け合いから生まれる即興も素敵なのだが、この日は佐野氏も少し遊び的部分を見せていて、今堀さんが微笑んでいるシーンもあった。そしてこの日は今堀氏バースディということで、ナスノさんが日本酒を差し上げていた。ケーキじゃなくてお酒というところがらしいなぁと思いつつにんまり。しかし、わたしの誕生日の翌日だったとは。
2006.12.05
懐かしいにおいのするライヴだった。来ているお客さんも。トランスギャル?は確認できなかったけど、全身ヴィヴィアンのお姉さんとか、尖ったブーツの往年のバンドマンみたいな人とか。ステージが低くお客さんかなり入っていたので、うしろだと何も観えないのが辛かった。前に行っても2.3列目くらいまでしか観えなかったのでは。あの構造はどうにかして欲しい。割礼(久々だったがやはりかっこよかった。ギターのシャワー。後ろにて音のみ。宍戸さんの顔拝めず。)BAKI(後ろにて。YBO2の曲(なにをやったか忘)をやってくれた。)さかな(前に行ったがやはり音のみ。マイペースに現在の曲を。こういうのはやはりl'eteで聴きたい。)dip+ナガタッチ(公開リハ付き。dear prudence懐かしい。「天使」は涙。)ASYLUM(疲れきっていたため後半のみ。懐かしい曲をやっていた。カセットテープでよく聴いていたのを漠然と思いだす。)あー。今読み返してみたら「懐かしい」連発しすぎだな。
2006.12.03
ベンニ~は全く知らず初見。fromアイスランド。そしたら素人集団みたいなほんわかしたあったかいバンドだった。観ていてとても微笑ましくなってくるかんじ。皆でうたうかんじもいい。せつなくあたたかい。マヘルを思い出す。渚にて。久々。あいかわらず素敵。新曲も披露。でも、また「渚のわたし」をやってくれなかったのが残念。でも「お前を捨てる」をやってくれた。ちょっと危うかったけど(笑)。
2006.12.01
久々に山本精一さんを観に行く。東京では初ライヴのPARA。 新譜CDも聴いていない不熱心なファンなのですが、ライヴはとてもよかったです。ソロアルバム、クラウン・オヴ・ファジーグルーヴのバンド形とかって何かで読んでいたけれども、そこまでスタイリッシュじゃなくていいかんじです。むしろ、懐かしいというかプログレとかフュージョンを思わせるような展開もありつつ、でも確実に違うというか。メンバーは終始譜面をみていて変拍子多用してるけど、フレーズがポップなためか印象が全然違う。なんとなく想像つく音かなぁなんて思っていたけれど、とんでもない。めちゃたのしい気分にさせてくれました。さすが、山本精一。 対バンは勝井祐二ヴァイオリンソロ(真っ暗、宇宙の神秘ライヴ。)とOLAibi(オライビ)。オライビはooiooのドラムのAiさんのパーカスユニットらしい。同じくooiooのayaさんの姿も。なかなかよかった。客席には山本さんの姿もあり、「ヒュー!!」と叫んだりしてかなりお気に入りのご様子。 来年、アルバムリーフの来日ライヴの前座にでるとか。アルバムリーフが来日するのも知らなかった。観たいなー・・・。 観たい。 といえば、山本精一と幽霊バンド。観たくて観たくてたまらない。 東京ではいつやってくれるのかしらと心待ちにしているけれど、心広く待とう。 羅針盤がなくなって、山本さんはもううたはうたってくれないのかなと思ったこともあったけれども。そんなことないってことがわかるだけでうれしい。
2006.11.24
アルタード2デイズの2日目。お祭り的雰囲気濃厚。前回のサンタナで味をしめたのか、今回はピンクフロイドの原子心母(A面)と狂気(全曲)の完全コピー。総勢17名だとか。数日前にBSでピンクフロイドのライヴを観ていた(こちらも「狂気」だった)のもあって、あまりの完コピ具合に笑ってしまう。内橋さんめちゃめちゃ楽しそう。どうやら、来年もまた何かやるようなことをMCで言っていた。普段インプロばかりやっているとたまにはキメキメなのをやりたくなるんだろうか。
2006.11.21
アルタード2デイズの1日目。いつものアルタードに高橋氏のピアノが加わる。ピアノが加わるだけで随分印象が変わる。前、エマージェンシー!に板橋氏のピアノが加わったときも思ったけど。でも板橋氏や山下氏のような派手なピアノとは違って高橋氏のそれはやはり幽玄というか独特な響きを持っている。それゆえアルタードとどう絡むのだろうと思っていたけれど、思ったほど違和感なく絡んでいた。内橋氏がギターで呼応するようなところがあり、興味深かった。
2006.11.20
globeは、その空間だけでうっとりしてしまう素敵なアンティーク屋さん。その存在を知ったのは、確か楠本まきの耽美生活百科だったと思う。そんな場所でライヴだなんて初めから浮き足立ってしまう。 mama!milkはその期待を裏切らない、空間に溶けるような素敵な演奏を届けてくれた。 アコーディオンとコントラバス。そしてオルゴールとトイピアノ。 ボージョレ・ヌーボーのワインとカマンベールチーズ。
2006.11.17
チラシの写真や字体などによる耽美的イメージはいい意味で裏切られる。 監督はギャスパー・ノエの奥さまルシール。といえば多少の想像はつくとおり、ただの耽美映画のはずはない。 わたし的には「ピクニックアットハンギングロック」より菊地氏の指摘されていたヘンリー・ダーガーの世界観に近いように思った。一見ユートピアでもよく観てみると怖い世界というような点が。 ロリータ幻想に真っ向から対立する。 素材はこれでもかとちりばめられてある(少女。森。レオタード。リボン。制服。湖。)のに。 隠喩的表現が印象的。 おそらくは精神分析的観点に裏づけされたその詩情性が高いため、深い余韻が残る。 「ミネハハ」という原作が気になってきた。 関連の人形写真集ははっきりいうとエコールの世界観とは相容れない気がしたけれど、まったく別物としてみると素晴らしい。陽月さんは、少し前から気になっていた人形作家さん。陰りのある瞳が印象的な人形を作る。フォコンの写真にも通じるような(まぁ人形が人間のようにたくさん並んでいる写真ということか)。
2006.11.16
とにかくチラシから伝わってくる可愛さに惹かれて観に行く。 女の子による女の子のための映画。 というとひなぎくを思い出してしまう。 ひなぎくはキッチュであることによる思想的(政治的?)なところももっていたような気がするけれど、この映画にはそういったアイロニー的なものは感じなかった。純粋なイメージ映画というか。 正直それほど過剰な期待はしていなかったのですが、わたし的にはかなりよかったです。 それはアンティーク小物や部屋などの舞台美術(恐るべき子どもたちを思わせるような)や雑誌から抜け出たようなとびきりキュートなファッションはもちろん、不要なセリフの排除、観せたいものがはっきりしている点などによるのかもしれません。石井聰亙とか鮎川誠とか意外な人がでてるとこも楽しい。
2006.11.15
ビル・ヴィオラという人は不勉強ながら全く知らなかったが、ビデオアートのみの展示というのがわたし個人としては初めてで面白そうだったので観に行く。ひたすら、スローモーションの映像たち。繰り返し現れるモチーフの水。悲しみの表情。スローモーションの映像を見ているとこちらの世界もゆっくり動いている錯覚にとらわれて不思議な気分になる。動いているのかいないのかほんのかすかに表情がかわってゆく作品「anima」はだまし絵みたいで、面白かった。でも一番インパクトがあったのは始めの部屋にあった「the crossing」。タイトルの「はつゆめ」というのはそういう名前のビデオ作品があるらしく会期中3回しか上映しない様。しかも別料金とるみたい。なんだかなぁ。でも観たいかも。
2006.11.05
曲目はだいたい前回のロフトと同じだったけれど(ガーデンは今回のみ)、印象はかなり違ったかな。まぁなんといってもドラムの中西氏のコーラス(かなり長い)にはびっくりしました。unitは天井が高く意外と広さがあるから音が響いて聴こえてくるのが新鮮でした。猿楽珈琲に久しぶりに行って、あいかわらずの居心地のよさを感じました。また行きたいなー。
2006.11.04
ブリジットは、さすがとしかいいようのないオーラがでていてわたしはうっとりと見惚れ、聴き惚れるしかなかった。今回はみんな一人アコースティックだったのだが、それぞれギター以外にもいろいろ細かく使うのに対して、ブリジットはギターとうたのみ。独特な深みのある優しい声はかわりなくそこにあった。それが何よりも嬉しい。たくさんMCしてくれたのに半分も理解できないことが悔しい。でもこころなしかゆっくりしゃべってくれていたような。ジョン・マーティンとかディヴェンドラ・バンハートとかの名前がでていたのでカバーしてたのかなぁ。コリーンはとてもかわいらしく美しい女の人で、オルゴールをループさせていたのが印象的。曲調はかなり暗く叙情的。うたあるのかと思ったけれど全編インストでした。
2006.11.03
ミシャ・メンゲルベルグのバンド。24年ぶりの来日公演だとか。達人芸。安心してみれて、楽しませる。ハン・ベニングはあいかわらず日本大好きオーラ+サービス精神旺盛でほほえましい。お客さんはわりと年配の方が多かったか。違うんだけどONJO(いろんな要素があるという意味で)を思い出したりしたがこちらは余裕があって遊んでいるかんじで、後者の方は日本ならではのシリアスさがあるような気がした。まぁ比べるのがおかしいけれども。
2006.10.30
「移動しながら音楽を作り続けることについて」という副題付。 ゲストに中原昌也。 講義っていったいなにをするんだろーと思ってたけれども、結局、今までの自分を振り返るってかんじだったのかな。結構、話し出すと止まらなくなったりして(しかも本題からずれていったりして)通訳の人が大変そうだった(笑)。印象的なのは「日本以外のほかの国のミュージシャンとは一緒にやらない」と宣言していたこと。しかも岸野さんがいうにはエトロン・フー・ルルー・ブランのフェルディナン・リシャールも同じことを言っていたとか。へーえ。でもメイヨはエトロン・フーを知らなかった。これもまた意外。あとは自分はどこにも属せないということ。これはわたしも常々思うので興味深くきく。レニングラード~の田端さんが客席にいた。存在感と人脈のある人だなぁと思う。 アテネフランセに行ったら、リナスカフェへ行かねばと思っていたので行ってみる。地下にひっそりと。黄色の壁。とてもかわいらしいお店だった。サンドウィッチもヴォリュームあって美味。
2006.10.28
dipは久々。ヤマジさん髪すごい伸びていて最初の曲の声がいつもと違う声だったので一瞬あれ?と思う。久々だったのに、あんまり楽しめなかった。なんでだろう。なんか際立ってくるものがなく。 frictionは中村達也との二人フリクション。わたしは二回め。すっかり馴染んでいてかっこいい。リズムがたまらなくここちいい。キレがあって。
2006.10.24
実はバンドは初めて。ギターがゲスト服部夏樹氏。とても久々に観る。人柄のよい人は顔にでるよなぁと漠然と思ったりする。なぜか最前に座れてしまい、緊張。近すぎる。バンドの演奏はとてもよくできていていいんだけれど、原さんの世界観はやはりソロのほうがぐっとくるなぁ。。。
2006.10.22
スパンクハッピーはピチカートファイヴの野宮真貴とともに。 感無量。個人的に。胸が熱くなってしまう。 第2期スパンクスは完全に後追いのわたしとしては、生スパンクス初めてにして最後のライヴ。 ロリコンとファザコンというには野宮さんは大人すぎるからなんだかなぁなどと思ったりもしてたけれど、声はとてもすんなりと曲に溶け込んでいて違和感もなく、むしろわからないくらい。しいていえば「拝啓ミスインターナショナル」が一番野宮さんっぽい歌い方だったかも。歌詞については前日に菊地日記を読んでいたのでベネズエラの少女のファンレターを思い出したりして。ますます落涙。「ツィッギー・ツィッギー」のスモーキーヴァージョン。ハマっていてオリジナルのようでした。お決まりの二人揃っての振り付けはもちろん、菊地さんがやたらと楽しそうにはしゃいでいたような気がしたのは気のせいだろうか。 スパークス。前半はニューアルバム「ハロー・ヤング・ラヴァーズ」から全曲。映像付。すばらしく楽しい。後半はバンド編成で懐かしの曲たち。「キモノ・マイ・ハウス」や「プロパガンダ」「This Town Ain't Big Enough for Both of Us」などなど。サービス精神旺盛。エネルギーがすごい。2時間はゆうに越すほどやっていたような気がする。
2006.10.20
なんとなく、菊地さんの「バーレスクシーンにおけるラヴフォーセールは必聴」だとかいう言葉につられて、普段ならば観に行くことのないハリウッド映画を観に行く。しかし、やはりわたしにはこういう映画は向いていないなぁとつくづく思う。うーん。内容はわかりにくい上に(原作未読だし)結末は微妙で(単にわたしの理解能力が足りないだけなのかもしれないけれど)雰囲気映画というわけでもないので、なんだかなぁというかんじ。ただ、映像のなかにでてくるモノクロームのエリザベス・ショート(ミア・カーシュナー)は儚く美しかった。
2006.10.18
ワンマンは20年ぶりだとか。 久々の轟音(個人的に)。 とってもかっこいいと思うのですが、なぜお客さん入んないのかなぁ。。。 前回、ここで見たときより(灰野さんとかと対バンしたとき)、サイケデリック色が強かったような。そのときはロック色が強かった気がしたので。 また、12月に裏窓プレゼンツでライヴやるみたいです。
2006.10.18
つくづく反芻が好きだよなぁと思う。 5年くらい前に貰ったCDRを聴きながら涙。曲名が微妙にわからないのが悔しい。全部、アメリカのSSWだと思うんだけども。 ビル・ウェルズとベルセバのイザベル・キャンペルのビリー・ホリディカヴァーミニアルバムを聴く。ビルのピアノはやっぱりよい。5曲めが気に入って、5曲目ばかり聴く。
2006.10.17
大文字はお初。安心して観れるインプロ。鍵盤入るとやはり鍵盤色が強くなりますな。どうでもいいのだけれど、ホッピーさんの顔って好きだなぁと見惚れてしまう。目と鼻のラインが美しい。最近は女装しないのかなぁ? 久しぶりの是巨人は短めでさくっと終わり少々欲求不満気味。 だが、大巨人でそれなりに満腹。というか一杯のワインのためにここちよく眠くなってしまう。素晴らしかったはずなんですけれども。 総じて、ヨッシー関連のプログレは本気か冗談かわからぬところが面白いなぁと思います。突き抜けてる。
2006.10.16
初日。思ったほど人混んでおらず、ゆっくり鑑賞できた。しかし、膨大な作品の数。文字通りくらくらしてしまう。作品の質も、思わずじっくり見入ってしまうようなものが多い(情報量が多い)のだ。コラージュの作品しか知らなかったので、いろんなタイプの作品があったのにも驚く。小学生のころの作文とか、なかなか貴重なものも多数。 加えて、ダブ平&ニューシャネル(大竹さんのユニット?自動演奏楽器)の演奏も、突然始まり会場内に響き渡る。これは観れてラッキーだった。 ちなみに、会場入り口には、自動演奏のギターが一台、高々とそびえたち、永遠にジャーンジャーンと奏でられていたりする。
2006.10.14
大友さんのサントラ、好きなんです。素朴で、温かくて。ショーロクラブの秋岡氏の奏でるバンドリンの音色もたまらなくここちよい。壮大な曲もよいし、新しい曲もよかったのですが、わたし個人的には風花のテーマ曲と青い凧のテーマ曲がやはり琴線にきてしまう。ゲストの原みどりさん、実は初めて拝見したのだが、とてもおちゃめな方なので好印象。新しくでたというCDのジャケットも素敵。12月のライヴ、行こうかしら。
2006.10.12
ずっと楽しみにしていて、ついに公開されたので見に行ってきた。いとおしい。全編に渡って、彼の音楽が鳴り響いているのが嬉しい。実況録音テープの音がリアル。いとおしい。ピアノの曲がいいな。
2006.10.08
強風と大雨。モーションブルーにくるとき、なぜか雨が多いような気がする。南博、鈴木正人、芳垣安洋のトリオは観るの二回めだが、今回の方がしっとりとしたバラードが多い。そしてわたしは南さんのピアノはバラードがたまらなく好きだと思った。しとしと降るような雨であったら最高だったのに。イベリコ豚の炭火焼サラダ仕立て美味。賄いなのに。グラスワインもなかなか美味。赤レンガ倉庫のなかのミハエル・ネグリンでとてもかわいいステーショナリーみつけて心ときめく。スケジュール帳とかないのかなぁと思ったら、でていたらしく即日完売しましたと言われてしまう。しょんぼり。
2006.10.06
待望のヤマジさんお手製CDR最新作届く。 feu follet、鬼火というと岸恵子さんがNHKの知るを楽しむ(確か「孤独という道づれ」というタイトルで、人生を振り返るような内容)というテレビ番組で話していたのを思い出す。この番組で岸さんが言っていたことはとても興味深かった。 ブライアン・イーノのカヴァーby this riverは既に試聴済みだったが、やはりすばらしい。好きな曲や思いいれのある曲だとカヴァーが素直に聴けなかったりするが、これは別格。 guerreroってトミー・ゲレロだろうか。やや意外。 乙女のワルツは久々の純フォーク調カヴァーでやっぱりいい。 ソロで弾き語りやってくれないかなぁ。 明記されてないおまけの2トラックがなかなか憎い演出でよいです。
2006.10.02
雨。憂鬱。久しぶりにBYGに行く。ほとんど貸しきり状態。ニールヤング大音量でかかり、アメリカ。ロックな雰囲気。でも、螺旋階段。ワールズエンドガールフレンド@o-nest「いいにおいのするメルヘン」というイベント。久しぶりのweg。ドラムとギター+打ち込み。残念ながらほとんど観えず、音のみの鑑賞だったが映像を喚起させるwegの音のためか、退屈にならず。やっぱり好きだなぁと思っただけだった。ああいったライヴともいえないライヴにはいろいろ思うところはあるのだが、それでもやっぱり(以下同文)。ベタだなあと思うところもあるのだが、それでもやっぱり。。。ツボな音ってあるのです。いい環境で、よい映像とともに、観てみたい。
2006.10.01
パビリオン山椒魚@シネセゾンあまり期待せずに観に行ったら、かなり楽しめた。オダギリジョーはかつての浅野忠信や永瀬正敏のようにしなやかでぶっとんでいて、何度も笑ってしまう。たしかにおすぎに酷評されるのも(ある観点からみれば)わかるし、これを許したら物語とは何ぞやということになってしまうけれど、なんだろう。嫌な感じはしなかった。あまりにも当たり前に普通に不条理があるからだろうか。或いは全体的な雰囲気(陽性(躁性))が与える圧倒感。菊地さんがひじょうに楽しみながら音楽をつけている様子が伝わってくるようなサウンドトラックがほほえましい。つまらないシーンはひとつもなかった。つねになにかしらで観客をひきつけてゆく。テンポが速いわけでもないのに。あとは女の人たちの衣装が何気にいつも素敵。無駄にゴージャス。制服なのに網ブーツ。とか。帰り、初めて(いつも前は通るのだが)プリムローズという喫茶店に入った。とても狭いが小さくてかわいいお店。
2006.09.30
新しいユーロスペース2は初めて。思ったより広くて観やすい。 わたしのなかではポスターの写真があまりにも完璧に素敵で美しかったので、そこからイメージする世界が自分の中に勝手に出来上がってしまっていて、それと違うのはごく当たり前のことなのだ。 それを大前提として考えると、まぁよかったのではないだろうか。 監督は劇場長編第一作めということもあってか(或いは単に趣向性か)、編集に初々しさ(というかわざとらしさ。説明的、物語的な。)があって、それはこの作品においては必要ないような気がした、個人的には。おおよそは白昼夢のような幻想的な原作の世界観は受け継がれていたように思うし、原作への愛情(シーンのひとつひとつが忠実)も感じられた。外国の話になるのだから、かなり違ったイメージになって当たり前と思っていた思惑はいい意味で外れた。 音楽、ベス・ギボンズってポーティスヘッドのヴォーカルだった人なんだ。観ている最中全く気づかず。確かに美しい音楽だった。が、もっと全面的に音楽使ってもよかったんじゃないかなぁと思ったり。あくまでシーンの添え物的なかんじだったので。あと、なぜか観客をこわがらせるような演出などは意味がわからなかった。 最後のシーンも、とても美しい旅立ち(繭のなかから抜け出るような)のシーンであると思うのだけれど、なぜかとても不穏な音楽が流れていて、イマイチ腑に落ちず。 といろいろ文句になってしまいましたが、好きな映画であることは間違いないです。もう一度観たらまた違う感想があるかもしれません。 ロイスクレヨンが原宿に新しくプレオープンしたので、覗きに行く。 お店というより、ロイスのお部屋といったほうがふさわしい内装に心ときめく。書棚があるのがツボなのだ。黒字に白い刺繍とレースがついたカーディガンを購入。最近、なんだか刺繍ものばかりに目が行く。ラフォーレに期間限定で、野田凪(という人はよく知らない)とマーク・ライデンの新ブランド "broken label"なるお店ができていた。かわいいこわい。グッズのお店かと思ったら洋服だった。全面プリント。すごい。。。グッズは女の子のプリントされた包丁のかたちをしたポーチ。不気味なのだが、やはりかわゆい。
2006.09.29
2回くらい見ているのだがなぜかフリーの印象しかあまり残っておらず、今回観てあれ!スタンダードこんなによかったんだっけ?と目から鱗。太陽のような山下洋輔氏のピアノが菊地さんの太いテナーの音にこんなに合うんだ。分かりやすい音、という点に置いて、両者は似ているのかもしれない。すっきりと美しい。 3日間通じて大好きなテナーが満喫できたのは至福のときだった。
2006.09.25
あまり期待していなかったら意外ととてもよかった。前半はクインテットのみの演奏。お馴染みの曲たちだったのにテンポが若干ゆっくりで、新鮮に聴こえた。後半も万波さんの素朴な人柄が好印象でなかなかよい。ミュージックオンTVで菊地さんが年齢よりも上にみえる稀有な人(最近のロリコン王国日本においては。年齢より下にみえる、みせたがる女子のほうが圧倒的に多い)と言っていたが、まさにいいえて妙でわたしもすっかり騙され自分よりずっと年上という錯覚に陥った。綺麗な人だけど、さばさばした男性的なキャラクター。でもうたはねっとりとしなやかに聴かせる。今まで菊地さんがデュエットしてきた歌姫たちとはかなり違うので初めは戸惑ったが、なかなかいい。ですぎず、引っ込みすぎず。
2006.09.24
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