PR
小6作文工房では、作文と並行して、
中学生用の問題集を解いています。
中学に上がる前に徹底しておきたいことは
中学生レベルの問題に慣れておくことではなく、
自分の頭で考えたことを視覚化する ということ。
この視覚化の習慣の有無は、国語だけでなく数学でも、
中学生だけでなく高校生でも、非常に重要なことだと
僕は考えています。
人間って、 同時に複数のことを考えたり、
あることを記憶に留めた状態で別のことを考えたり、
そういうことをすると脳に負担を与え、
パフォーマンスが悪くなります から。
写真中央の文章に鉛筆で線が引いてあり、
写真左が、「・・・初めと終わりの5字を書きなさい。」という問題の解答。
中学では、こういった形式の問題が増えるのですが、
これって、子どもにとっては一つの壁なんですね。
初めてこういった問題に出会ったとき、
多くの子が戸惑い、正解率が低くなります。
これはですね、
1 慣れていない問題形式について
2 問題の内容そのもの
という 二つのことを同時に考えて答えようとするから
頭に負担がかかって働きが鈍くなってる から。
だから、僕は生徒にこう言うんです。
先ずは「~な部分を抜き出し・・・」だから、
そこの部分に線を引きな。
それから、自分の線を引いた部分を見ながら
初めと終わりの5字を解答欄に書いてごらん。
もちろん、上のようにそうする 理由 も伝えます。
これ、かなり重要。 同じような指導をしていても、
その理由を伝え納得してもらわなければ、
結局子どもは 形式的に、機械的に 捉えちゃうんですね。
これ、非常に危険。こういうことが習慣化すると、
自分で考えず誰かの指示を待つだけになったり、
何でも鵜呑みにして従うだけになってしまいます。
骨の折れることですが、 理由を伝えることは大切 なんですよね。
ちゃんと伝えようとすれば、
大人が想像する以上に子どもは理解して頷いてくれますよ。
こうすると、正解率もぐぐっと上がるんですが、
問題を解こうとする意欲と
それを楽しんでいる姿が何より嬉しいですね。
一度考えたことを目に見える形にしておくと
それを記憶に留めたままで別のことを考える必要がなくなります。
頭に負担がかからないから正確性が増し、
それは勉強に対する意欲の低下を防ぎます。
やってもやっても上手くいかなかったら、
誰だってやる気は無くなりますもんね。
この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで
結構でございます。 クリックお願いします。
この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
津島市・愛西市の子育てお母さん必見! … 2020.08.08
津島市・愛西市の子育てお母さん必見! … 2020.05.28
海津市・津島市・愛西市の子育てお母さん… 2019.01.14