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リニューアル工事で新しくなった甲子園球場(兵庫県西宮市)内野スタンド内の飲食売店が17日、報道陣に公開された。阪神タイガースが21年ぶりに優勝した昭和60年にファンの手で大阪・道頓堀に投げ込まれたケンタッキー・フライド・チキンのカーネル・サンダース像と同じデザインの像が初登場するほか、アサヒビールとキリンビールが兵庫県内工場直送の生ビールでおいしさを競うなど、個性豊かな店舗がそろい、タイガース戦の野球観戦に加えて、グルメ対決でも熱戦が期待できそうだ。
阪神が日本一になった60年に、ケンタッキー道頓堀店(大阪市中央区、平成10年に閉店)の店頭にあった創業者カーネル・サンダースの像を、当時大活躍したランディ・バース選手に見立ててファンが胴上げし、道頓堀川に投げ込んだ。像はそのまま川底に沈み、今も行方不明だ。それ以来、阪神が不振を極めたことから、ファンの間では、「カーネル・サンダースの呪い」といわれた。
この話が有名になったのは、関西のお化けテレビ番組として知られる朝日放送(ABC)の「探偵!ナイトスクープ」の第1回放送(63年3月)で取り上げられたこと。同番組司会者(当時)で大のタイガースファンだった上岡龍太郎氏が「タイガースが低迷しているのはカーネル・サンダースの呪いのせいだ」とコメントした。
その結果、ファンの間に広く伝わり、都市伝説化していった。番組では、槍魔栗三助(生瀬勝久)氏が探偵として道頓堀川に潜って捜索するなど、4回にわたって放映したが、結局不明のままだった。
今年で21年目を迎える同番組の仕掛け人である朝日放送制作局局長プロデューサーの松本修さんは「サンダース像の一件が、人気番組に立ち上げるきっかけになりました。平成15年に18年ぶりにリーグ優勝し、伝説が終わったと思っていましたが、ファンの代表として戻ってきたことはとてもうれしい」と、感慨深げに話す。
日本ケンタッキー・フライド・チキン(東京都)は、オリジナルチキンと粗ひき黒こしょうチキン、それにフライドポテトを組み合わせて、タイガースカラーを表現する甲子園球場限定メニュー「カーネルセット」を商品化。シーズン中にはサンダース像にタイガースユニホームを着せて、ファンとともに応援する計画だ。【産経新聞ネット版から引用】
そして日本一になると阪神ファンの興奮も最高潮に達し、有名な道頓堀川へダイブするものも現われ、私の高校の時の友人もその中にいました・・・。ダイブするのは人間だけではなく、上記本文の出てきたカーネル・サンダースも阪神タイガースの球団史上最強の助っ人と言われるR・バースに見立てられてダイブしました。
でもその後の阪神はご存知のように低迷し、すっかり「ダメ虎」となってしまいました。そんな中でも、1992年にはあと一歩及ばなかったのですが、その辺りだったか『阪神タイガースが優勝できないのは、道頓堀川に放り込まれたカーネル・サンダースの呪いだ』と言われるようになりました。そして、星野仙一氏が監督となった2003年にようやくリーグ優勝を果たし、残念ながら日本一にはなれませんでしたが、徐々にその呪縛から開放されつつあるのかもしれません。
そして今年、あのカーネル・サンダースがリニューアルなった甲子園球場にやってくることになりました。道頓堀川に放り込まれて以来、阪神低迷の元凶と言われたカーネル・サンダースが今度は甲子園球場で阪神タイガースを応援するということですが、阪神ファンにとってはどうなんでしょうね。
「銅像だけに『勝手にどうぞう』かな?」というベタなボケをかます人もいるかもしれませんが、「今度こそ、胴上げはやめとこう。でないと、胴上げして壊したり行方不明にしたら、また呪われるかも」っていう人が多いかもしれませんね。
いずれにしても、阪神ファンのみならず、このカーネル・サンダースの像を見に行くだけでも楽しいかもしれませんね。そのうち、カーネル・サンダースの前に「カーネル・サンダース神社」みたいなものができたら、面白いですね。
前出のとおり、私は阪神ファンではありませんが、この甲子園球場のカーネル・サンダース像を見に行ってみたいなぁと思います。