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先日、知り合いからこんな話しを聞きました。
その知り合いはある国家試験のお手伝いに行ったそうで、その方は試験会場の入り口で案内をしていたそうです。その時に、一人のオッサンが「あんたはここの試験の担当者か?」と言ってきたので、そうであることを告げるとそのオッサン、
「地図がわかりにくくて、かなり探し回った! 地図が分かりにくいのに、なぜ試験会場の周りには案内がないのか!」と詰め寄ってきたとのこと。その会場はある鉄道の駅から真っ直ぐ歩いてくれば10分くらいだし、試験会場となった建物にはきちんと建物の名前もわかりやすく表示されており、他の受験生からのクレームもなかったそうです。すなわち、かなり分かりやすい場所にあったんですね。
まぁ、その人は別の人に様子をみてもらうことにしてその場は収まったみたいですけど、改めて知り合いからその会場への地図を見せてもらうと「え? この地図で迷うの?」というような感じでした。試験会場は私も行った事があるので知っていますがベイサイドにあって、近くには大きな建物もあるものの決して迷うようなところではなく、道的には鉄道の駅から一本道で大きな通りに出てその信号を右に曲がったところにあるのです。地図でもそのようになっていました。
だから、わざと道を間違えない限り迷うことはないわけです。若しくは、鉄道の駅から外へ出る時に自分の勝手な思い込みであさっての方向に歩いたか。それでも、地図上には試験会場付近の目印となる建物も書かれているわけですしね。普通は他の人に聞くでしょ。あるいは一旦駅にもどるか。
また、試験を受けに行く時って私も経験がありますが、知らないところであれば事前に調べますし、それでも不安であれば最寄駅でたずねます。本当に不安なら、駅からタクシーという手もあります。私に言わせれば、この文句を言ってきたオッサンというのは、自分のすべきことを全く何もやらないで、自分勝手に突っ走って失敗して他人に当たっているとしか思えないんですわ~
もっとも、こんな簡単な地図も理解できないようであれば試験も通らないだろうし、社会人としても問題大アリでしょ。だって、営業に行く時に相手の会社の案内地図が分かりづらかった場合、いちいち相手の会社に文句いいますか? 会社の大事な取引先にその人が初めて行く場合でも、きちんと事前に調べていくわけですよ。今回の国家試験がそのオッサンにどれくらい大事なのかわかりませんけど、大事な試験だから受けに行っているはずなのに、こんな体たらく・・・。
これもクレーマーの一種でしょうけど、アホらしいですわ~ 自分の不手際を棚に挙げて人に当たるなんて、最低です。国家試験受ける前に、地図の見方でも勉強したらどう?
ちなみに、地図の見られない云々っていう小説だったか本がありましたね。内容は全然知らないんですけど、こんなオッサンクレーマーにも分かるように地図の基本的な見方を解説すると、特に注釈のない場合には地図は「上が北」になっているわけです。これさえ分かっておれば、迷うことはないはずなんですよ。
そして、本当に知らないところに行くなら、事前にきちんと調べておく。最近は地図をネットで打ち出すこともできるし、航空写真でみることもできる。それで自分の頭の中でイメージができるはずなんです。
そういえば、地図を自分の進むべきにあわせてクルクル回す人がいますね。分かりやすいかもしれないけど、
話しをもどして、文句を言われた知り合いにはホントお気の毒さま、といいました。