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山田氏が7万円も“ゴチ”になったのは2019年11月。当時は省内ナンバー2の総務審議 官だった。 総 務省は24日、接待問題で幹部職員11人を処分したが、すでに同省を退職した山田氏は処分対象外のため、給与の自主返納と飲食代の返金でカタをつけることになった 。給与の「10分の2」の3カ月分を一括で自主返納する 。
「特別職の職員の給与に関する法律」によれば、内閣広報官の月給は117万5000円。自主返納額は約70万円に上る。本人にとっては手痛い“10倍返し”なのか、この程度で済んで幸いなのか、広報官の職にはとどまり続けるという 。
広報官に抜擢される直前の昨年6月、山田氏は若者への動画メッセージで「幸運を引き寄せる力」について語り、「イベントやプロジェクトに誘われたら絶対に断らない。飲み会も断らない。出会うチャンスを愚直に広げてほしい」と呼びかけていた。自身も「飲み会を絶対に断らない女としてやってきた」そうだ。そうして巡り合った幸運のひとつが、菅首相の寵愛だったということか。【日刊ゲンダイ digital
から引用】
前のアベシンゾーの時にも、首相夫人付けの経産省から出向していた官僚がいましたよね? モリトモの件で暗躍していて、問題が発覚したらなぜか急に外交官として海外へ。ほとぼりが冷めたころに戻ってきて・・・みたいなことがあったと思うのですけど、今回もまたしても中央官庁の役人ですよ。
先日来書いていますけど、国家公務員倫理法(以下、倫理法)がありながら、それを無視して一人7万円を超える利害関係者との宴会ですよ。おそらく倫理法の研修もしていると思いますが、そのテキストの中には必ず設問の中にあるんじゃないですか、こういうことはダメだって。ところが、すばらしい頭脳をお持ちで、学歴も申し分ない連中が倫理法の中身を理解できない、理解していても現実に起ころうとしていることが倫理法に抵触するかどうかもわからないなんてね。だから、今日の国会での参考人審議でもわけのわからない答弁していたようですけど、こんなのが内閣広報官ですよ。こんなのが何を広報するんですか、国民なめているんですか?
それと、これも最近自民党政権でよくみられる光景ですけど、今回のケースなら倫理法に抵触するような接待費用の全額を返納とか、不正に蓄財していたものを自主返納なんていう話がありますけど、返したらこれで終い、ってそれで済むわけないでしょ。タダ酒飲んでいたわけで、それについては金返して終わるわけないじゃん、なぜタダ酒飲んでいたのか、その辺を明らかにする必要はあるだろう。今年の流行語大賞を狙っているのかわからないけど、こいつは『断らない女』というキャッチフレーズらしいけど、もしかしたら「相手が勝手におごってくれた」ってバカげたことをコメントするかもしれないけど、「相手が勝手におごってくれた」のは、何かしらの見返りを期待してのこと、っていうことを1mmも理解できないなら、もうその仕事は辞めてもらうしかないな。
ガースーは、引き続き広報官として起用するつもりらしいけど、さらに支持率は下がるだろうね。また、ガースーのドラ息子とこの広報官のさらなる爆弾が文春砲から飛び出すかもしれないし、それを期待したいところかな。
ところで、本文にありましたが、この恥知らずの広報官が若者への動画メッセージに「イベントやプロジェクトに誘わられたら断るな」とコメントしているようだけど、そこには「でも、法律を冒すようなことはNG」ということを足しておかなければならなかったな。まぁ、そんなことも理解できないんだから、「えらそうなこと言ってんじゃねぇわ!」としか言いようがないけど。
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