あけやんの徒然日記

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あけやん2515

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2024年12月11日
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カテゴリ: 雑感
今年10月に訪れた九州鉄道記念館には車両だけではなく、いろんなものが展示されていました。その中でも、切符を制作するための印刷の道具もありました。

 昔の国鉄の切符といえば、今のように自動券売機から発券される薄い紙(軟券といいます)ではなく、出札口(←この言葉ももはやわかる人は年配の人くらいか・・・)で切符がセットされた装置から駅員さんが手売りしている切符(軟券に対して硬券といいます)がほとんどでした。お金を出してあの切符をもらうと、いよいよ旅行に出かけるんだというわくわく感が高まったものです。



 さて、その硬券の切符はどのように作られているかというと、写真のように活字をセットして印刷機で印刷するようになっていたんですね。それぞれの駅で作っていたのではないとは思うのですが、「硬券に印刷」ってすごく手間のかかることをしていたんですね。文字程度ならいいけど、図柄が入っていたりすると、それを作るのも大変だったでしょうね。

 これをみて思い出したのが名刺です。今ではパソコンで簡単に印刷できるようになっているし、図柄も無限に選ぶことができるかと思いますが、昔の名刺は文字だけがほとんど。しかも、白い少し硬い紙に印刷されたものでしたよね。あれはちゃんと印刷屋さんで作成されたものなんでしょうけど、今となってはとても珍しいものになっているのではないかと思います。
 私も職場に入って早速注文しましたが、今のようにすぐにはできないんですよね。一週間ほど待たなければならないのが普通でした。でも、ある日出張先でみつけた印刷屋さんの看板に「10分間名刺」の文字がありましたので行ってみました。印刷屋さんですから活字や印刷の機械がところ狭しとおいてありました。店の方にお願いすると、早速活字を探して組み付けて試し刷り。それを見せてもらってOKすると輪転機(←これも死語かな)を動かして印刷完了。10分程度で作ってもらった名刺は、インクの匂いがしてなんだか特別感がありました。それにいつも頼んでいたところと比べて安かったんです。作業が終わってから店の方にお話しを聞くと、「薄い紙はインクが定着するまで時間がかかるけど、厚い紙はほっといても大丈夫」というようなことを話してくれたのを覚えています。

 その後も何度かそのお店にお願いしたことはあったのですが、いつの間にか廃業されたようで今はなくなっています・・。今回、九州鉄道記念館で硬券だけでなく、それをつくるための活字版をみることができて、かつての名刺の印刷のことを思い出しました。





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最終更新日  2024年12月11日 23時28分39秒
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