2006年01月09日
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カテゴリ: TULIP人物考

「ティータイム・トーキング」。
昨年の夏に読む予定だったのに冬になってしまった。
前作「ひとりぼっちのアメリカ見聞録」の印象が強く残っていたので、この本も早く読みたいと思っていた。
一気に読んだ感想を少し。
「ひとりぼっちのアメリカ見聞録」を読んだ時も同じように感じたけれど、安部さんの文章はリズムがある。音楽を生業としているからなのか。
でも、多くの著書がある財津和夫さんとは違うリズム。
それぞれに個性があるわけだから、違うのは当たり前なんだけど。
日頃、気になっていることを安部さんらしく綴っている。

自然とか、子供とか、無関心なのかと思っていた、特に若い頃の安部さんて。軽い言葉を並べながらも、しっかりと主張していた。
ギター一筋の人かと思っていたら、ドラムの経験もあるそうで、人が演奏しているのを見て、自分もやってみたら出来たそうだ、器用な人なんだな~と関心。
そして、洞察力にすぐれている。なんでもないふりして、人の本音の部分を感じ取っている様子。
ちょっとしたエピソードでも、その人の人柄が伝わってくる文章。
TULIPメンバーの姫野達也さん、財津和夫さんについて書かれているページ、大切な友人を語るページがあるけれど、安部さんの洞察力が発揮されている。
それと、記憶力。過去の懐かしい、楽しい記憶だからかもしれないけれど、鮮明に覚えているようだ。
そうそう、タイムマシーンのことを書いたページが。
私同様、安部さんも過去へ。
TULIPではなく、ビートルズに会いに。

時を経て、安部さんの著書を読む機会に恵まれた。
この本が発売された1981年は、安部さんの存在もTULIPの存在も知らない子供だった。

時代は感じたけど、素直に楽しめた。
夏には「ジャーニー・ギターだったりして」を読む予定。





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最終更新日  2006年01月09日 16時42分01秒


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