April 16, 2006
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カテゴリ: ふたつのスピカ

鈴成先生



実際には「ふたつのスピカ」が連載される前に描かれている作品になります。

アニメ1話に相当します。

ただし、アニメとは違って、どちらかと言えばアスミの小学校時代の担任の先生、鈴成先生が中心に描かれています。



・・・・・
2010年、日本初の有人宇宙探査ロケット「獅子号」は、アスミの故郷・由比ヶ浜に墜ち、多くの死傷者を出す惨事を引き起こしました。

アスミの母親も、この事故で重傷を負い、そのまま意識不明の状態が続いていました。


そして5年後、アスミの母は意識を回復することなく、亡くなりました。


その直後の、ある日々のおはなしです。



以後の展開は端折りますが、幼いアスミなりの精一杯の母への思い、そして鈴成先生の死別した恋人との再会などが、もう、最高に泣けてきます。



画像は、鈴成先生が、打ち上げ花火とともに恋人の姿を見た場面。
その後、らいおんさんは、空の彼方へと消えていったのでした。





・・・・・
おそらく短編であったためだと思いますが、一話完結でまとめるために、らいおんさんは最後に成仏したように描かれているのがちょっと違和感あったりしました。

とはいえ、その一話完結でありながら、背景の設定がかなり深かったりするのには驚かされます。

この設定が、のちのちのアスミシリーズや、「ふたつのスピカ」に活かされてくるのだしょうねー、などとしみじみおもっちゃったりしました。








ふたつのスピカ第1巻
ふたつのスピカ(1)


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最終更新日  April 20, 2006 09:19:39 AM
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