今週は本当に驚きました。CSIシリーズは事件をメインに扱って、キャラクターの人間的なことはあまり描かないと思っていましたが、まさかこんな展開になるとは。 確かにYelinaを巡るHoratioの切ない思いは、Horatioの人柄に何か温かみやシャイな面をもたらしていると思いますが、犯罪に対しては鉄のような心を持つHoratioが未だにSpeedleを乗り越えることができず、あの宝石店で自分の銃が発射しないと言う夢を何度も見ているとは。 しかも、カウンセリングにも行かず、唯一本音を見せる相手はあの、あの、女性検事Rebeccaだとは!!これには、びっくり、びっくりです!!!! "There is nothing you could've done."(あなたには何もできなかったのよ。) "I wish I felt that way.”(そう思えたら良いんだが。) ”Ma'am ?"(検事?) "Sir ?"(警部補?) RebeccaはHoratioの手を取り、Horatioは微笑みを浮かべる。二人はいつまでも見つめ合っていた…(Fade out. 於、Rebeccaの家?)Horatioは癒しを求めているんですね。それもYelinaに対してではなく、この検事さんに。あ、あ、あ、あ、あ、あ、一体この先どうなるんでしょう。
肝心の事件のことですがこんなのありかなという感じでした。(爆)
しかし個人的には、Horatioと3人の女達、というタイトルでも良かったかも知れません。 もちろん、一人目はYelinaですね。Horatioがマンションの屋上で逮捕した容疑者がその時に暴力を振るわれたとHoratioを訴え、そのためIABのStetlerが事情聴取に来るのですが、Horatioは同じように録音機を出し、一方的に話題をYelinaを巡るDV疑惑に向ける。 「Speedleを失ったことについてカウンセリングに行け」と言うStetlerに、「お前が(DV関係の)行くなら俺も行ってやる。」(笑) "This is not going away."(これではすまされないぞ。)、"No. I would never, ever let that happen again."(ああ、お前には二度とあんなことをさせない。) Horatioはあくまで、「Yelinaに触るな。」というスタンスをとり続けますが、もうこうなると、男同士意地ですね。(笑)むしろこだわっているのは、Horatioであるのは確かです。傍目から見ても、彼女のことになると暴走してしまうのでしょう。 2人目は検事Rebeccaですが、彼女も自分が危険になるかも知れないのにHorarioに協力してくれます。 そしてHoratioがピンチになると、3人目Calleighが出てきて、「私にも協力させて。」と言う。Calleighの上司思いなところは、シッパー的にはぐぐっと来る物があります。ああ、君はモテモテだ、Horatio。 Stetlerのことはラボのクルーもみんなバカにしていますね。(爆) Calleighも、Stetlerに頼まれて容疑者の訴えの嘘を見破りますが、「あなたが調べるつもりになれば真実はそこにあったわ。」「君には私の仕事は判らないよ。」「私は自分の仕事を分かっていてラッキーだったわ。」と陰険そのもの。Ericもヒアリングで、「Horatioは良く躾たものだ。」と言われて、「真実を話すように躾られていますからね。」と、Stetlerいじめはふんだんにあって、ほんと楽しかったです。(大爆) DVDのコメンタリーでも、演出でも意識して「Stetlerいじめ」をしているようで、「彼はいつも一人で取り残されるのよね。これで4回目。」とか言っていました。「そういえば、彼(David Lee Smith)ってロバート・デニーロに似ていない?」ですって。(笑) ちなみに、このエピではLAで撮影した屋上から見える風景(遠景に撮影所や山などが写っている)を海の風景に差し替えてCG処理しているそうです。確かに、カメラが横に振ると、ちょっと不自然です。(笑)