以下ネタバレ Horatioが現場から急遽ラボに呼び出される。呼び出したのは、"Chief Burton"(マイアミ・デイド郡警察本部長~日頃はなんと影の薄い)。表向きは数年前にHoratioが関わった犯人が、仮釈放となりヒアリングで陳述して欲しいということですが、実はHoratioのチームに対して苦情が出ているので彼にヒアリングを行いたいという。なんでも、メディアに情報をリークした奴がいる(Ryan)、金のトラブルを抱えている奴がいる(誰のこと?) 、仕事を辞めて苦しみに向き合うため訓練中のものがいる(Calleighのこと?)などなど。Horatioは"I'm not concerned about character my team."「私のチームの人格には関心がない。」と言いますが、これは外向きの発言ですよね。本当は誰よりも部下思い。Chiefは"character issues"(人格問題)と言い換えて、今回の事件をEric Calleigh、Ryanの3人だけに任せてみろ、と言われます。と言うわけで、、Horatioが登場したのは、始めの現場と途中で「それでどうなった?」の2カ所だけでした。(爆) しかし、いきなり降って湧いたHoratioの管理能力疑惑。もちろん、Horatioも"Somebady's really gunning for us, aren't they?"と疑ってみますが、自分の部下を信じるHoratioとしては、彼ら3人に任せることにしました。当然、ここで「差し金」として疑われるのはRickでしょうね。(爆) それにしても、Raymondの一件から始まって、Yelinaに去られた今では、過去のNYの事にも悩まされ、Horatioは本当にもぬけの殻になっているのかも知れませんね。彼らしさは、ホテルのマネージャーに「このままじゃ、五つ星ホテルのステータスを失うぞ。」と言ったくらいでしょうか。とにかく元気がありません。 その後、捜査キットが入っているケースに消耗品を補充しておかなかったと、CalleighがEricを責めたり、CalleighもしっかりEricの補充を頂戴したり、相変わらずテレビレポーターと怪しい行動をしているRyanを疑ってみたり、と3人のチームワークはぎくしゃくしています。タイトルは「三者三様」と訳すのでしょうか、気持ちもバラバラなまま捜査に入って、お互いに情報交換しないために、捜査は全く違った犯人を導き出しました。この辺は、「籔の中」みたいで面白かったです。最後は3人力を合わせて犯人逮捕へと向かうわけですが、この過程が良かったと思いました。それにしても、何となく頼りない3人と比較して、Alexxは短い登場でしたが、レポーターのSikesに「カメラをどけて!私の遺体なのよ。敬意を払って。」と一喝。これの迫力には、さすがにレポーターもすごすごと退散。ここも、良かった。 ところで新しいラボクルーも登場して楽しみになりましたね。特にアジア系の彼。Miamiには珍しいかも。ちなみにRyanの疑わしい行動(Sikesに金を渡していた)は、この前Ryanが彼女のテープレコーダーを壊した弁償代ということがわかって、やれやれです。それにしても、「まだ付き合ってるの?」と聞かれて、"She's pretty..."でごまかすなよな。