証人が殺され、釈放されたSalucciは「良い天気だな。勝利の酒を飲もうじゃないか。」とHoratioを誘う。 「祝うのはまだ早い。」"I wouldn't be too quick to celebrate, Joseph." 「息子に殺されるとは悲劇だな。まるでシェークスピアだ。もうあきらめたらどうだ?」 「まもなくだ、ジョセフ、待っておけ。"In due time, Joseph. In due time."」
「あれは事故だったんだ、寝ているのは見えなかった。」しかし、一人娘を殺された父親の怒りは収まらない。 「ジョセフ、お前は裁きを与えられない。」"You're not the law, Joseph." 「『法と正義』が大違いなのはお互い知っている。奴は自分がしたことに責任を取らなければならなかった。」"You and I both notice big difference between the law and justis. He had to answer for what he did." 「それで、おまえもだな。」"So do you?" SalucciとHoratioの見交わす目と目。Hは手にしたカイルの写真をじっと見る。 前回、大物のゲストの割にはHoratioとあまりやりとりができなかったですが、今回は父親として感じあうものがあったようです。 なんとなく、Horatioも息子を亡くすのではないかという伏線のように感じたのですが… ちなみに、吹き替えで見るとHoratioがSalucciを脅している印象になるようですが、それは間違いです。 Horatioは娘のために覚悟の上で道を外したSalucciの気持ちを理解しています。原語で声の調子を聞けばHoratioの辛い気持ちが判ります。