ついにあの、キューバ生まれの非アメリカ人という証明書がばれてしまったのですね。(ただ、所内で逮捕されるのはマリファナ疑惑の時に次いで2回目かも?) さっそく面会するCalleigh。「どうして私に言ってくれなかったの?」心底、心配して気遣っている様子がわかります。 「こんなのばかげているよ。」「ええ、一緒にがんばりましょ。(We get through it.)」 誰かがこの情報を漏らしたに違いない。ピンとくるのはもちろんHoratioですね。(笑) 取り戻したPowellのノートPCをHoratio自ら調べる!ただファイルを見るだけなのにまた白衣です。
そしてEricが海底から引き上げたタンクから暗殺者が判明。前回のゴルフ場で殺されていたLindsay Garlandの父親から依頼を受けていた。 取り調べの時は、窒素ガスの中毒で体調の悪い犯人にすがりつかれ、「ベストを尽くそう、お友達を医療施設のある拘置所へ、頼むよ~。」といつになく語尾の上がるHoratioです。 復讐の炎に燃える父親はPowellのノートPCからEricの出生証明書を手に入れ、このことが結果的にNadine殺しの捜査を行き詰まらせることになってしまった。 Yelinaに引き続き捜査させていたシュローバの身元調査も行き詰まる。そこでまたHが白衣を着て、例の「歯」を調べる。しかも、Calleighと一緒に! お互い愛するEricを守るため、最強のタッグを組んだわけですね。(笑) それにしても、白衣はもう1サイズ大きいの着た方が良いのではと思います。歯から出生地をさぐるのはBONESで良くやる手ですね。 シュローバはロシア生まれではなく、ニューメキシコ生まれのアメリカ人で、CIAの工作員として67年にキューバに潜入し、情勢が変わってCIAに捨てられて以降、アメリカ国籍を捨てロシア人のIDを得ていた。 Horatioはシュローバに見たこともなかった息子のために力を貸せ、と頼む。ここは、まるでKyleを助ける自分と重ね合わせるかのようです。 Nadine殺人の裁判で、PowellはEricがアメリカ市民であることを主張し、彼の人格も保証して証拠が採用され、シュローバが移民局に出頭して、晴れてアメリカ市民であることが認められたEricは釈放される。 もちろん、Calleighが出迎えます。Big Hug! 「私、あなたと結婚しようと思っていたのよ、でも、お父さんが邪魔をした。」 「なんで俺がイエスというと思ったの?もしかして、俺、中で特別な人ができたかもよ。」 「彼の料理は私みたいに上手かしら?私の家に来ない?アメリカに来たばかりの人には伝統的なアメリカ料理を作ってあげるわ。」 「でも、俺には危険が付きまとうぜ。」 KISS 「Calleigh、俺は本気だぜ、君を巻き込みたくないんだ。」 KISS 「ねえ、私の家はマイアミで一番安全よ、どれだけたくさん銃があると思う?あなたは私を守ってね、私はあなたを守るから。」」 もう、この一連の会話は最高です。 kissもCalleighの方から甘く、軽く。でも、ついにお互い認めましたね。ここまで2人の進展に3年待ったという人も多かったはず。(泣) でも、待っただけのことはあったと思います。自然で困難を乗り越えながらじっくり育て上げた2人には、心配は何もないように思います。 そしてラスト、フィアンセを殺されたPowellと娘を殺されたGarland。間に入ったHoratioは、Powellに言う。 「これで終わりだな。」 「もう、犯罪者の弁護ができるかどうかわからない。」 「検察官はいつでも募集中だよ。」 「あなたはどうやって奥さんの死を乗り越えたのですか?」 「乗り越えることなんかできないさ。(You don't get over it, and you never will. )」 うーん、これでHoratioは一生独身ですか。(爆) それよりも、仕事上自分が幸せになることを返上したのだと思いたいですね。
EricとCalleighのドラマなので、RyanとNataliaが組むことが多かったですが、防弾ベストも着ないで銃を構えて容疑者のところに踏み込むなど、めちゃくちゃ熱い、ハードな刑事のイメージになりました。まるでキャラが西部警察かと。(笑) Ryanは取り調べの時もベテラン刑事の域に達しています。こうなるとFrankの出番がない? 一方、Ericが逮捕されたNataliaの怒りようと言ったら、ものすごい剣幕でした、女性陣でこれだけメリハリがきいたのはAlexxの熟女の押し以来久しぶりです。 Horatioが"Are you O.K. ?"と初めてYelinaの身を案じたのは良かったですね。以前は守ろうとしないで、と言われていましたから。 それでも、暗殺計画を実行中だとすると、本当にYelinaは大丈夫なのか気になります。彼女が危険になると、Horatioもただじゃおかないかも? 形の上では、飛ぶ鳥を落とす新進の弁護士を、ベテラン刑事が教え導いたという感じですが、とにかく、俳優に転向した有名人をメインゲストに迎えて、DCが相手を立てつつリードしているのがよくわかりました。パフ・ダディが特に悪いこともなかったですが、この手の気を遣うお客様は遠慮したいなあと思いました。