シーズンフィナーレまでまだあるのに、こんな豪華ゲストで良いのかしら、と思うほど。(笑) 長く見続けているマイアミファンには嬉しいエピソードですよね。残念ながら今週もまた"Castle"に負けてしまいましたが、今マイアミを見ているのは本当のファンなのだという気がします。 Tim Russはスタートレック・ヴォイジャーでバルカン人を演じていて有名です。あれから9年も経ちましたが、ほとんど変わらない姿でほっとしました。
いかにも人相が悪い男と、マイアミなのにアスコットタイに手袋にパナマ帽と、いかにも怪しい男が2人。 今日は宝石強盗かと思っていると、エンゲージリングを選んでいた男性が気の毒にも殺されてしまう。 覆面した男たちは手際よくブツを盗むとバイクにまたがって市内を逃走する。図ったように(笑)、橋の上で容疑者を目撃したHoratioのハマーが反対車線で追跡を開始するが、何と途中でバイクが消えた? 派手なカーチェイスはおなじみですが、車から降り立ったHが両手を広げてうわずった声で驚きを表すのは初めて見ました。プライスレスですね。 「奴らはどこへ行った?」「見ていません。」「そんなはずはない。奴らはこの道を来たはずだ。(That seems impossible. They just came right up here.)」「こちら側には来ていません。」
Nataliaは補聴器のハウリングがなぜEricの近くで起こるのか、すぐに察する。彼女はFBIのスパイとしてこのラボにいたこともあり、この仕事の危険度も知っている。 でも、Ericは疑いを持たれているラボの仲間を守るために自分から盗聴器を身につけ、戻ってきたという。ということは、シーズンフィナーレでは誰か犯人が判るのでしょうか。それが、CSIの仲間だったら嫌ですね。 Ericは通信妨害装置に付いていた発射残渣から、Jakeがダイヤを盗むためにそれを使ったのではないかと追及する。 おー、ついに来た、Calleighの元彼vs.今彼の対決。 今回はEricはかなり強気です。「お前は潜入捜査に長く関わりすぎてついに金に目がくらんだか?」 「お前に潜入捜査の何が判るか」と、Jakeもにらみ返す。おお、ドキドキしますね。 そして、今回と同じような強盗は全米で起こっていて、犯人を写した画像を分析すると、何と女性2人組の犯罪だと判る。しかも、そのうちの一人はBenの恋人だった。 彼女はあっさりと犯行を認めて、共犯者の名前と溶かした金の取引の場を吐く。Benに恋してしまったのは本当だったのですね。その言葉を信じて共犯者の女を逮捕する。 「彼女の言葉を信じるのね」"You're taking her word for it ?" 「それが俺たちの仕事でね。」 "That's the way this works." 何と、金はバイクの部品にすり替えられておりました。 エンディングは実はこの先の伏線じゃないかと思います。 CalleighはJakeの事は心配しなくて良い、ダイヤが盗まれた時間帯は彼をチェックのために病院に連れて行っていたという。 「本当にそれだけ?」 「あなたがヤキモチを妬くなんて可笑しいわね。」 「いや、ただ気になったから。」Ericデレデレ。 そして、ロッカールームで今日は疲れたなと和やかに語る仲間たち。相変わらずダイヤは見つからない。そこに、飲みに行こうとEricとCalleighがやってくる。 「新人がおごるんだろう?」とうれしそうなEricに、Nataliaはやっぱり仕事があるから私は行かないという。 EricとNataliaは目配せしていましたが、多分一緒にいると彼の盗聴器のことがばれるからなのでしょうね。 でも、Ericの潜入捜査はこれから何か危険が伴うという匂いがしますね。 ともあれ、ラボのメンバーがまるでベガスの様に(!)仲良く飲みに行くというのは、これまでのマイアミのスタイルとは違う感じです。この人間関係が失われませんように、そう祈るだけですね。