「Dante、出口は無いぞ!」激しい撃ち合い。この盛り上がり方は何だか「24」のような展開ですね。(笑) でも、出口はあったんですね。Horatioとしては、ちょっと抜けていました。 アリーナの人混みの中へ逃げ出したDanteを追ったRyan。ホシを捕まえたのは良かったが、最強のファイターを彼一人で大丈夫だろうかと思ったら、案の定やられてしまいました。殺されなかったのは不思議です。(爆) そして、意外にもパソコンとお友達なFrankがLoganとの接点を見つけ出していた。DanteとLoganは事前に電話で話をしていたらしい。 そしてこれも予想に反して3ラウンドでダウンしたLoganは救急車に担ぎ込まれ、Danteはその救急車を奪う。なるほど、始めからそのつもりだったのですね。 復讐、復讐と言い続けてきたので、すっかりこちらも騙されてしまいました。 「Logan、私の目を見ろ。お前を信じていたんだ。」 裏切られ残念そうなHoratioでしたが、これは理由があると判っていたのでしょう。 妻を人質に取られてしかたなかったというLoganは、Danteの強盗殺人に手を貸すことになり、結局はHoratioに妻を救ってもらうことになってしまった。 「妻は殺されるに違いない。」「その心配は我々がする。」 妻の誘拐にはやはりMikeが関わっていたことがわかり、EricとRyanがMikeを締め上げる。これも「24」風。(爆) Danteは思い出のグラブを取りに倉庫へ戻っていた。すでに警察が封鎖しているのに大胆な奴です。サイレンの音は聞こえなかったのかな? そして最後はDante vs. Horatioの無制限1本勝負。 見張りの巡査が殺されているので、Hのお怒りは相当のはずです。でも、表には感情を見せません。 「遅かったな、警部補。これまで50回もマイアミに来られたぞ。」「ではなぜ去らない?」「やり残したことがある。」 この男、ただ金が欲しかっただけではないのですね。ファイターとしての誇りもありLoganには自分がベストだと思い知らせたかった。それが叶って無謀にもHに銃を向けるものだから、あっさりと撃たれてしまいました。それも2回も。 「これが負ける感覚ということか。(This is a feel to be on your back ?)」「Dante、人生とはは発見だ。(Well, life is about a discovery, Dante.)」 久しぶりに聞くHの「人生とは」でした。(爆) 助かったものの、まじめなLoganは悩み続ける。 Horatioは人生の師として「一人で悩むべきではない」と優しく諭す。Loganには愛する妻がいる。それを見るHはうれしそうでもあり、ちょっと寂しそう。 「これからどうすれば。」「前に進め。」「どうやって。」「すべてにベストを尽くせ。戦い続けるのだ。」 最後はまるで自分に言い聞かせるようにHは立ち去っていきました。 単なるギャングだけでなく、脱走犯にはいろいろバリエーションがありましたね。 単純なストーリーではありますが、誠実なチャンピオンとHoratioとのふれあいが爽やかで、後味が良かったです。