Ericは例の話を聞いた売春婦を捜し、Navarro医師に注意すると同時にこの稼業から足を洗うための道を紹介する。珍しいですよね。この役割もHかCalleighの仕事でしたね。 今週大活躍のTomは傷を縫った糸の結び目からNikkiの目を縫ったのがNavarro医師ではないかと指摘、そこで令状を取るわけですが、懐かしい顔が出てきました。 シーズン5で買春疑惑で捜査され、Horatioに圧力をかけたスーパーバイザー、O'Shayが出てきました。一旦はタラハシに引っ込んだはずなのに、またマイアミの権力側に戻ってきたらしい。 (DVDのコメンタリーによると、ステットラーがいなくなったのでチームに敵役が必要だったとか。それで復活となった訳です。) Navarro医師には、マイアミの政治を裏で操る父親がいて、こんな捜索令状など簡単にひねり潰せる。 それならということで、Walterがマラソン好きのNavarro医師のコースを記録したサイトを見つけ、途中で動きを止めたおかしな場所を見つける。 HとEricは、救急車を目印に、人気のないビルに突入! この場面が手持ちカメラのぶれた画面で、いつもと違う感じ。 Angelaを見つけたHはそっと目の包帯を外す。"She is alive, gentlemen. Good Job, you'll Okay. You made it." 捕らわれて傷を付けられたAngelaに「よくがんばったね」というのは、どういう意味かという意見をBBSで見ましたが、約束を果たして目を傷つけられることなく見つけた自らに言っていたのかも知れません。(爆) しかし、Navarro医師はまだ捕まっていない。Angelaは目撃しておらず、直接の証拠がない。 Ericが助けようとした売春婦は本当に助けを求めに来た。Elizabethと言い、もしかしたら今シーズンは彼女とのあれこれがあるかも知れないですね。まさか、恋愛対象にはならないと思いますが。 そして最後に姿を現したのが「24」でトニー・アルメイダ役だったCarlos Bernardでした。 彼がNavarro医師の父親、Diego Navarroだというのですが、年齢的に随分老けた役柄ですよね。 (これもコメンタリーで、撮影に現れたCarlosの姿を見て、脚本家はあまりに若い格好だったので、しまったと思ったそう。これじゃEstebanの兄弟だ。でも、スーツを着るとさすがの貫禄で良かったということでした。) 「大切なのは私の家族だ。君は必要な物があるはずだろう?」「Diego、警官に賄賂を渡すのは犯罪だ。」 「彼女たちが殺されるのも犯罪だな?」「Diego、私は君の息子を何としてでもストリートから連れ去るつもりだ。」「私が先に君を首にするのでなければね。」 「よう、Diego。それは簡単ではないかもしれないぞ。」"Hey, Diego. It might not be that easy." Horatioにしては、いつもよりはニュアンスが弱いですよね。やはりお上にはたてつけないのか。(爆) でも、Hは直接Diegoに電話して"Like I said, Esteban, it's not gonna be that easy."と、ここは対決姿勢を明確にしました。 さて、CSIともあろうものが、あれだけの証拠がありそうなものをどうして有罪にできないのか。この先、どうやってNavarro医師を追い込んでいくのか。 父親の政治的な圧力はHoratioとチームにどういう影響を与えるのか。お膳立ては整いましたね。 久しぶりのCarlos Bernardの悪役ぶりも期待しています。