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ベスト4予想も、半分しか当たりませんでした。まさかブラジルが負けるとは。それにスペインもモロッコに負けるとは。モロッコがここまで勝ち進むとは誰が予想したでしょうか?今大会は"番狂わせ"が多いと書きましたが、その一因がGKの頑張りと言うか、PK阻止率の向上です。データによると、PK戦を含めるとPK阻止率が前回の25%から34%に上がっています。個人的意見ですが、決勝は本当に強いチームと言うか、面白いサッカーをするチームに残って欲しいと思います。面白いサッカーというのは、攻撃のアイデアが豊富でタレントが揃っているチームです。 W杯で優勝したチーム( 少なくとも決勝まで残るチーム )は、その後の4年間のサッカー界をリードする戦術性やサッカースタイル・話題性を持っているべきだと思います。例えば、1970年のブラジル、1974年のオランダ、最近では2014年のドイツや前回のフランスなどが挙げられるかと。モロッコの試合内容は殆ど観ていないのでどんなチームかは分かりませんが、話題性はあっても戦術的には面白いサッカーには当たらないのではないかと思っています。 そんな訳で、決勝がフランス vs アルゼンチンになったのは良かったかと。もし、モロッコ vs クロアチアの決勝だったら最悪(?)かと思っていました。(両チームにはご免なさい。クロアチアも良いサッカーはしますが、今一つトップレベルにはないと思っています。) 決勝はフランスが勝つかと。最初、ブラジルはまた勝てないと言っては前言を翻し、(ブラジルが勝つと言って)その結果予想を外し、また「フランスの連覇はない」と言っては前言を翻しているので、再度外すかもしれません。メッシ最後のW杯なので、勝たせてあげたい気もしますが、サッカースタイルはフランスの方が好きなので、やはりフランスを応援したいと思います。 まぁ、アルゼンチン・ワインよりフランス・ワインの方が好きということでしょうか
2022.12.17
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1次リークが終了し、決勝トーナメントが始まっていますが、何とアジア勢が3チーム残っています。( 決勝トーナメントは今のところ"番狂わせ"はなく、オーストラリアは負けましたが ... )今大会は"番狂わせ"が多く、その最たるものがアジア勢の躍進です。でも、地元の中東勢が皆敗退したのは不思議です。(当初の私の予想では、アジア勢ではイランだけが勝ち残り、もしかするとカタールも ... と想っていました。)その理由は良く分かりませんが、中東勢は分析力や戦略的な部分が弱いのかもしれません。そんな訳で、決勝トーナメントも"番狂わせ"が多いのかは分かりませんが、ベスト4を再予想します。日本の頑張りでドイツが敗退し、その代わりにスペインが入ってきます。それ以外は殆ど変わっていませんが、オランダよりアルゼンチンを主にしました。ベスト4は下記の国かと。 アルゼンチン ( or ・オランダ ) ・・・ 個人的希望はオランダですが ... ・ブラジル ・フランス ・スペインそして、決勝はフランス vs ブラジルになるかと。前回の予想でブラジルは優勝できないと書きましたが、今回改めてブラジルの優勝を予想します。 後ろのグループはスケジュール的にきつくなるということで、"できない"と書きましたが、1回戦が韓国なので、それ程きつくなることもなく、またネイマールが復帰すると想定して予想しています。 また、現代のサッカーでは連覇はなかなか難しいかと。但し、エムバペがどれだけ活躍するか、ブラジルがどう抑えるかにもよります。日本がクロアチアに勝つためには、モドリッチを中心とした中盤の3人を抑えることです。スペイン戦では、前田と守田がブスケッツを挟み込んでマークし抑えていました。同じような守備が出来れば大丈夫かと。クロアチア戦では、スペインやドイツ程パスを廻されることはないでしょうから、もっとチャンスを多く作ってクロアチアに勝って次のブラジル戦を是非観たいと思います。
2022.12.05
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まさかのコスタリカ戦の敗戦でした。 ( 2014ブラジル大会の同じ2戦目のギリシャ戦で、点が取れなくて引き分けたように、下手すると引き分けるかなという懸念はありましたが、まさか負けるとは ... ) コスタリカ戦で点が取れなかった原因は後で触れるとして、殊勲のドイツ戦のキーマンは、セーブ連発で逆転の流れを呼び込んだ権田と、攻撃のリズムをもたらした三笘、それから浅野ですね。私の予想(願望?)は、全く外れました。三笘は、体調不良があったのと、遠藤と共に回復すればそれなりにやるだろうとの思いから敢えて上げませんでした。一方、久保と田中碧は期待していながらカナダ戦の出来がイマイチだったので、応援の意味も込めてキーマンに上げました。(浅野は今までの決定力の低さから殆ど期待していなかったので、正にサプライズです。) 後半の日本の逆襲が称賛されていますが、データで見るとそれ程良い訳ではなく、ドイツの詰めの甘さとDFの脆さの結果で勝てた訳で手放しで喜んではいられないと思っていました。 このポゼッションの低さと、あまりにもパス数が少ないのは、私がキーマンに上げた久保と田中の出来の悪さ( 鎌田もイマイチ )が大きく起因していると思います。【ドイツ戦のスタッツ】 ドイツ 日本 69% (65%) ボール支配率 31% (24%) ・・・ カッコ内はルーズボールを除いたポゼッション率 26 シュート 11 8 枠内シュート 3 773 (87.6%) パス(成功率) 266 (72.6%) 4 オフサイド 4 17 フリーキック 10 6 コーナーキック 6<蛇足ですが ... >昨日のテレ朝モーニングショーでも取り上げられていましたが、三笘と田中碧、板倉、権田は私の自宅から比較的近い、川崎市「さぎぬまSC」の出身ということもあり、応援しています。 特に、田中碧はアジア最終予選と東京オリンピックであれだけ輝いていたので、復活してもらいたいと思っています。 【コスタリカ戦の攻撃不調の原因】鎌田が精彩を欠いたこと原因の1つとして、鎌田の出来がイマイチだったことが挙げられます。 パスにしてもトラップにしてもミスが多すぎました。三笘が左サイドを突破してマイナスのパスを送った決定機でも外しています。山根へのスルーパス(相手バックの裏を狙ったもの)や堂安へのパス(相手DFが近すぎ)も状況判断がイマイチだったと思います。( 堂安のパスこそバックの裏を狙った方が良かったかと。)前線のメンバが今までと違い、タイミングや意思疎通にズレが生じたのかもしれませんが、全般的にこの日の鎌田は精彩を欠いていました。楔の縦パスの少なさ1トップの上田やトップ下の鎌田に縦パスを入れて、そこから左右に振る等の展開が一つの攻撃パターンではありますが、縦パスを入れてもその後が上手く展開できていませんでした。だからか、前半の最初の頃には見られた縦パスが影を潜めてしまいました。鎌田や上田の出来の悪さで周りがパスを出さなくなってしまったのかもしれませんが、もっとしつこく使うべきだったと思います。後半もこの傾向がみられ、鎌田が相手DFの間にポジションをとってパスを要求しても、なかなか入らないシーンが多々見られました。慎重になりすぎ積極さが欠けていたこと上の原因とも絡みますが、( 特に前半 )コスタリカのスローペースに合わせ過ぎたと言えます。 リスクを恐れて慎重になり過ぎたのか、パス廻しの攻撃のテンポが遅かったです。高い位置ならパスをカットされたりボールを失っても、コスタリカのテクニックやスピードでは十分にリカバリー可能で、ロングボールや縦パスを使ってもっと積極的に攻めても良かったと思います。(逆に、失点したような自陣の低い位置では慎重なクリアやパスが必要です。)1次リーグの2回戦までが終了し、番狂わせ( FIFAランキング上の下位チームが上位チームを破ったゲーム )は7試合ありますが、その内の6試合にアジアのチームが関与していて、4試合は勝っています。(イランとオーストラリアは初戦で大敗しながら2戦目で勝っています。これはコスタリカにも言えますが ... )また、日本はこのうちの2試合に関与しており、番狂わせの常連と言えます。何が言いたいかと言うと、今大会の特異性から言えば「日本がスペインに勝つ」ことは十分あり得るということです。 2戦目が不調だった鎌田と1戦目で出来がイマイチだった久保が活躍すれば、スペインに勝利することも夢ではないかと。 (久保が使われるかどうかは微妙ですが、出てくる気はします。)
2022.11.30
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W杯カタール大会がいよいよ開幕します。 ( そんな訳で久々のブログです。 )でも、一部マスコミが一生懸命盛り上げようとしているにも関らず、イマイチ盛り上がっていない気がします。それは、コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻という特異な世界情勢が影響しているということも勿論ありますが、11月に開幕ということにもよると思います。 私自身も何となく盛り上がっていないです。そういう事情もあり、普段ならベスト16が出揃ったあたりでベスト4を予想するのですが、自己盛上げの意図も込めて、今回は開幕前に一旦予想することにしました。その前に森保ジャパンがグループステージを突破できるかを予想すべきかもしれませんが、解説者の中西哲生氏が可能性は25%と言っているように、私もそのくらいだと思い非常に厳しいかと。(米大手データ会社グレースノートの予想では、39%らしいですが ... )グループリーグが終わった時に再度予想しますが、その時にどう違ったか確認するために今書いておきます。ベスト4は下記の国かと。 ・オランダ ( or アルゼンチン ) ・ブラジル ・フランス ・ドイツ ベスト4予想は、各グループの1位と2位を予想し、新聞で決勝トーナメントのドローを見て、それに当てはめた後の勝敗予想結果です。( 各国の最新の試合内容を殆ど観ていないし、故障者等のチーム状況・実力レベルの分析もしていないので、単なる勘でしかありませんが。)そして、ダークホース的なオランダチームの優勝(クライフ以来好きなもので)を密かに望んでいます。南米チームは2002年のブラジル以来優勝できず、2014年に自国開催でドイツに大敗したブラジルのように勝てていません。今回優勝候補筆頭のブラジルが、20年振りに優勝できるのかが焦点の一つですが、今回も開催地との相性(?)で出来ないような気がしています。日本がグループリーグを突破するためには、最低限初戦のドイツ戦に引分け以上が望まれます。日本チームの仕上がり具合が気になりますが、富安、遠藤、守田とセンターラインが故障上がりで状態が気になるのと、田中碧もカナダ戦で出来がイマイチだったので、前途は多難です。また、グループリーグを突破できたのは自国開催の2002から一回置きで、今回は敗退の番という悪いデータもあります。 そんな色々な懸念を払拭してくれ、運良くをグループリーグを突破してくれれば、イマイチ感の盛上りも向上してくる筈です。サプライズを起こしてくれるキーマンは、前評判の高い鎌田、それから久保と田中碧でしょうか? 富安の出来も大いに影響しますが、予想を覆して出来るだけ長く勝ち残って欲しいですね。
2022.11.20
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オリンピック・日本サッカーは残念な形で終わってしまいました。7/23に、初戦の感想と共に「サッカー・オリンピック代表、メダルは取れるか?」と題して予想を書き、グループステージはほぼ予想どおりでしたが、男子は準々決勝から想定が狂い、結果メダルを取れませんでした。取れなかった原因は、その想定外のニュージーランド戦にあると思っています。その根拠に触れたいと思います。格下相手にPK戦まで縺れ込み、体力消耗の極致 スペイン戦の延長は致し方ないとして、ニュージーランドにこれ程苦戦したのは、南ア戦同様に、持ち過ぎてプレーが遅くなることと中央寄りの攻撃過多になることでした。それと、グループリーグでは顕在化しなかった、ストライカーの不在と言うか、ワントップの決定力不足に尽きます。ストライカー不在については次に触れるとして、この結果の体力消耗の影響を一番受けているのは、両ボランチと全試合フル出場の吉田です。特に、3位決定戦での遠藤は厄日だったのか、PK付与、2失点時のマーク遅れと全失点に絡み、かつGKとの接触によりイエローカードまでもらって散々な結果でした。これも、遠藤の優位点である出足や集中力を疲労の蓄積が鈍らせていたのは明らかです。本来なら、ニュージー戦は途中交代で休ませるゲームプランがあったと想われます。ストライカー不在で久保と堂安を抑えれば攻撃力は激減 攻撃の組立は、ボランチの遠藤と田中碧を経由して堂安と久保のキープ・突破に依存する形が中心でした。そこに、左サイドでは相馬や旗手の突破、右サイドでは酒井のオーバーラップが加わるのが主なる攻撃のパターンでしたが、上田や林のワントップが多彩な動き、DFとの絶妙の駆け引きが出来てていれば、決勝トーナメントでの得点力はアップしたと思います。スペインやメキシコは徹底的に久保と堂安を抑えにかかり、その結果攻撃が殆ど機能しない形になっていました。(森保監督は、林の著しい成長と評価しているようですが、個人的には身体を張ったプレーは評価できるものの余裕のない目一杯のプレーと決定力のなさには期待が持てませんでした。)少なくとも、こんな時に両ボランチの動きのキレと両サイドの突破かあれば打開できたと思いますが、それも疲労の蓄積で適いませんでした。ニュージーランド戦で日本の弱点が露呈 上記の内容と重複しますが、久保と堂安を抑える、サイドの裏をケア、その結果攻撃を中に集めさせる、ミドルシュート等の決定力が低い(そもそもあまり打とうとしない)、等の弱点が他チームに露呈したかと思います。これはチーム戦術と言うか、監督の采配が大きく関与するところですが、メキシコ戦の終盤であれだけのパフォーマンスを魅せた三苫をもっと早く投入できなかったのか、何故スペイン戦でベンチ外にしたのか、疑問が残るところです。森保監督は「直前の上田と三苫の負傷が痛かった」と言っていて、練習等で一番選手の状態を見ている監督が言っているので、詳しくは分かりませんが、最善を尽くしたのかは疑問が残るところです。 蛇足ですが、名ドリプラにはメッシや久保のような速い細かいタッチで相手を翻弄するタイプと スピードの緩急と絶妙なコース取りで相手DFを切り裂いていくタイプがあると思いますが、三苫は後者のタイプで、メキシコ戦の終了間際、メキシコ陣内を切り裂いてシュートまで持って行ったドリブルは、あのヨハン・クライフを彷彿 とさせました。森保監督は、アジアカップの決勝でも勝てなかったし、ここ一番と言う試合に勝てない傾向があります。単純に采配の問題とも言えますが、前日直前に試合開始時刻が20時から18時に変更されるなど(メキシコと違って日本はこの時間帯の試合を経験していないハンディあり)、運のない監督かもしれません。当初は強運の持ち主かと思っていたのですがね ...
2021.08.08
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久々のサッカー評です。6月・7月は、A代表含め代表戦が目白押しで何か書こうとも思いましたが、本戦迄待ちました。今回は、男女ともにメダルが期待されていますが(特に男子)、初戦を見たところで本当に取れそうか占ってみたいと思います。試合内容は、どちらもイマイチでしたが、取り敢えず先に望みは繋ぐ格好となりました。【なでしこジャパン】まず、なでしこですが、岩渕の素晴らしいゴールで辛うじて引き分けに持ち込みました。ポゼッションやサイド攻撃ではカナダに劣っていたかと思いますが、ゲーム全体としてはほぼ互角だったかと思います。問題は、開始早々の失点のように時折不安定になる守備と、攻撃でのラストパスの精度とゴール前での工夫・バリエーションの少なさかと。(良い処まで行っても最後が行き詰っています。)失点したシーンでは、下記の3つのミスが重なっていましたが、ミスが重ならないようにするのが安定感の向上に繋がります。センタリングしようとする相手への寄せの甘さサイドバックの北村が上がり過ぎていて、裏を取られたことによりセンターの南が引き出され、南は自分の持ち分の真ん中が気になるのか、何度も中央を気にして振り返りながらで寄せが遅れがちでした。そして、最後まで寄せが甘く、簡単に中にマイナスのクロスを入れさせてしまいました。とても中途半端な対応でした。届かないのにスライディングにいった熊谷の判断ミス中央の熊谷は後ろの敵の位置等を確認しておかなければならず、シュートブロックをするのでもない限り、届くか届かないかのギリギリの場合はスライディングにいかず、しっかりボールを追いかけてシュートする相手にプレッシャーをかけなければいけないシーンだと思います。先程の南への指示(あったのかどうかは分かりませんが...)と言い、ディフェンスの統制という点では、熊谷のリーダーシップが足りないのかと懸念が募ります。中島のシンクレアへのマークの遅れ中島は、中に熊谷が居たからマークが遅れたのかもしれませんが、シンクレアにフリーでシュートを打たせてしまっています。クロスを入れられた時点で直ぐにマークに行くか、出来ればその前にマークに付いていなければいけません。相手は何点も得点しているレジェンドなので、当然ケアしなければいけない相手で、その辺がチームとしてどうマークする方針でいたのか、高倉監督はじめ、ベンチワークも気になるところです。女子は出場国が少なく、グループ3位になっても勝点を4以上取っていれば、まず決勝トーナメントには進めます。 但し、そうなるといきなり強豪国に当たることになり、今のなでしこの実力と運では、勝ち上がることは難しいかと思います。そうなると、次の苦手のイギリス戦がカギを握ることになり、最低でも引き分けにしないと2位以内に入ることは難しくなります。多分、イギリスvsカナダ戦は、どちらも積極的に勝ちにいくことはないでしょうから引き分けになる公算が高いです(チリに勝って勝点4を取って決勝トーナメント進出を決めているでしょうから)。その結果、順位は得失点差になり、チリに何点差で勝つかが決め手になります。なんせ異様な大会なので、何が起こるか分かりません。現に、絶対王者のアメリカが、スウェーデンにまさかの3-0で初戦負けています。そんな時には適切な采配と強運の持ち主であるかが利いてきますが、高倉監督は采配に問題がありそうで、運もあまりない気がします。 よって、メダルは取れないということになりますが、全ては次のイギリス戦の結果次第で、私の予想が外れてイギリス戦に引き分け以上の結果を残すことを暗に願っています。【森保ジャパン】不可解な判定があまりも多く(相手が倒れるとプレー内容の如何に関わらず直ぐにファールをとる)、審判技術を疑いたくなりましたが、これも無観客の影響かとも思います。そんな逆境を差し引いても、あまり褒められる内容ではなかったですね。これまた、久保の素晴らしいゴールで何とか勝ちましたが、少なくとも3、4点は取らないといけない試合だったかと。そんな初戦ですが、多分メダルは取れるのではないかと思います。その根拠と懸念点を幾つか挙げたいと思います。DFの安定感 ボランチを含めたディフェンス陣は、ほぼA代表と変わらず安定感があります。オリンピックのような短期決戦では、DFの安定感が最も大事であると思います。FWやMFに比べ、疲労の蓄積もそれ程ないかと思いますので、これは心強い材料となります。唯一の気がかりは、その一角を担う富安が、足首の怪我で南ア戦を欠場したことです。今後の強豪等の対戦では絶対に必要となる逸材です。FW陣の攻撃バリエーションの多彩さなでしこと違って、こちらは攻撃陣の人材が豊富で、攻撃のバリエーションも多彩です。それを牽引しているのが久保と堂安かと。但し、南ア戦では堂安がイマイチで、ゴール前での工夫に少し欠けていたかと思います。日本チーム全般的に言えることですが、相手が引いていて、力の差がありボールをキープできることから、持ち過ぎて直ぐにシュートを打たない、中央でのワンツーに拘る、後方からの飛び出しが少ない等の悪癖が見られたかと。フランスがあまり強くなさそうで準々決勝で当たるBグループが少し落ちる酒井が今回のフランスはベストメンバーではないと言っているように、それ程強くないようです。そして、Bグループは多分ルーマニアとニュージーランドが勝ち上がると想われます。(初戦で韓国はニュージーに負けています)どちらも強くないので、日本はグループ2位通過でも十分勝てると思います。但し、ベスト4には行けても、そこで負けると(多分ブラジルが相手)3位決定戦はスペインかメキシコになり、結構厳しいです。是非ブラジルに勝って決勝まで進んで欲しいと思います。無用なイエローカードや審判の不可解な判定の懸念南ア戦で、遠藤と堂安が不可解な判定でイエローカードをもらったこともあり、無用なイエローで大事な試合に出られなくなる可能性があります。幸い決勝トーナメントには持ち越さないようですが、決勝トーナメントでも同様なことや、イエローをもらってプレーの思い切りが悪くなる懸念はあります。無観客なのでホームの地の利も少なく、判定が不利に働く懸念は常に付きまといます。なでしこ同様、第2戦がグループステージ最強の相手で、ここでどう戦えるかが今後どこまで勝ち上がれるかを占うカギとなります。メキシコ戦は是非ともロンドン大会の雪辱を果たしてもらって、ベスト4や決勝まで進んで欲しいと思います。もしかすると、決勝でまたメキシコと対戦することになるかもしれません。昨年の11月の親善試合でもA代表が負けているので、その雪辱の意味でも是非勝って欲しいと思います。
2021.07.23
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対メキシコ戦以来の久々の代表戦コメントです。そんな訳で、軽めの内容で(おまけにタイムリーではなく)失礼します。今回の韓国戦は、立ち上がりから韓国陣内で試合を進め、危なげなく気楽に見ていられました。むしろ、相手が格上ということもあり、U-24の方が緊張感がありました。【A代表の感想】A代表は、海外組が入るとFIFAランキングどおりの内容(日本:27位、韓国:38位)かと思います。(どちらのランクも高いですが、これはヨーロッパや南米がコロナ禍で国際試合をやってないからでしょうか?)日本は選手間の距離が良く、中盤でのパス廻しがスピーディーに行え、攻撃の組み立て・相手へのプレスが上手くいっていました。逆に、韓国のプレスが弱く・遅いことが、上手くいっていた要因でもあったかもしれません。このあたりが、現在のチーム力というかチーム状態の差かと想われます。(今迄はもっとプレスがきつく、スピードもあった気がします。)モンゴル戦の寸評モンゴル戦は、韓国戦の好調さをそのまま維持し、何と14-0で勝ちました。格下相手とは言え、なかなかこうまで点差は付かないものですが、自国の観客が居ないこともあり、モンゴルが引いて守備を固めることもしなかったので、これだけ点が取れたとも思います。 【U-24の感想】第1戦は、試合内容としてはほぼ互角でしたが、アルゼンチンは守備も攻撃もここぞという時にはシッカリ抑えて力を入れてきている感じがして、試合巧者の感じがしました。特に、一対一での強さがアルゼンチンの方が上回っていて、それが結果に表れたと思えます。ところが、第2戦は日本選手の意気込みが違いました。第1戦ではプレーに戸惑いが感じられましたが、迷いのない早い動き出しと果敢なプレスに積極性が感じられました。試合内容に点差程の違いはないとは思いますが、この意気込みの差が出たと思います。試合全般においては、ボランチの田中碧が利いていましたね!個々のプレーとしては、久保の素早いスルーパスとコーナーキック(CK)の精度が光っていました。アルゼンチン選手の焦燥感アルゼンチン守備陣は、CKで相手の動きを身体でブロックして抑え込もうとばかりしていて、久保の大きく曲がるCKの軌跡が分かっていなかったというか、よく見ていなかった気がします。これもかなりのイライラ(焦燥)感があったためではないかと思われます。U-24も、知らぬ間に海外組が増えましたね!こうなると、本番で誰が残るかが興味深くなってきました。今回のメンバに堂安や富安が加わり、それにオーバーエイジも入ってくる訳ですから。オーバーエイジとしては、吉田、遠藤、大迫のセンターラインが良いかと思います()が、五輪は重視していない欧州のクラブチームが出してくれない可能性があります。特に、正レギュラーの遠藤は難しいかもしれません。吉田は、A代表でも富安とセンターバックを組んでいるので、そのまま五輪でもコンビを組むのが良いかと思います。
2021.04.03
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久々の代表戦コメントです。朝早かったので寝ながらの観戦だったことと、なんせ後半は霧が立ち込めて良く見えなかったので良く見ていませんでした。それでも、あれだけ良かった前半の戦い方が何故出来なくなったのかとても気になり、録画した映像を見返し分析してみました。後半の立ち上がりは未だ良かったですが、霧が深くなるにつれ段々と押し込まれ劣勢になっていきました。そこで、霧で視野が悪くなったことが影響しているのか、柴崎を代えたことが影響しているのか、疲れで運動量が落ちたのか、選手間の距離はどうだったのか、中盤のプレス・数的優位等はどうだったのか、スルーパスの出来は? 等 幾つかの視点で分析してみました。 分析の結果では、A.日本選手の距離間が悪くなったというよりメキシコが良くなった、B.メキシコの両サイドが上がって逆に日本の両サイドは上がれなくなった、C.日本の縦パスが減りメキシコは増えた、D.メキシコとの個人技の差かと思われました。ということは、「メキシコが戦術を修正し日本の良さに対応してきた」訳で、それに対する日本側の対応というか、それを超えたレベルの高さが未だないということでしょうか ❓【個々の分析結果】選手の距離間、霧の影響 前半は、日本は中盤の選手の距離間が良く、このためにプレスも良く利いていたし、中盤のパス廻しから縦パスも入れられていたし、攻撃のいい形を作れていた1つの要因はこれだと思います。それに対して、メキシコは距離が結構空いていて中盤のパス廻しが前半はあまり出来なかったのですが、これを修正し中盤でのパス回しが良くなり、且つ日本に中盤のパス廻しをあまりさせなくなりました。同時に縦パスが増え、2点目はこの縦バスからでした。結局、メキシコが修正してきたことにより、前半は出来ていたパスカットがあまり出来なくなり、そのため縦パスも減ったと思われます。霧の影響があったかと言えば、逆サイドや遠くが良く見えないので、ロングバスやサイドチェンジがあまり使えず、そのためリズムが悪くなったと言えます。これは特に日本側に影響が大きかったと思います。両サイドの上りと個人技 後半になると、メキシコの両サイドバックがドリブルで上がり出し、日本の当たりを交わしてかなり前に攻め上がるようになりました。これに反比例して日本の両サイドがあまり上がれなくなったと思います。ここが個人技の差なのかと思いました。個人技のある久保とか乾だったら上がれるのかもしれません。(後半久保が出てきて、いい形で久保にパスが渡る時は上がれていました。)メキシコがボールをキープしてパスを狙うより、個人技でドリブルを仕掛け相手を剥がしてパスを出す戦術に変えてきたと言えるのでは。縦パス(楔のパス)の効果と連動性 選手の距離間のところでも書きましたが、日本の縦パスが減って逆にメキシコの縦パスが増えました。連動性を発揮しやすいのは、この縦パスを入れた時で、その瞬間は相手の視線が大きく動くので、ここで動き出すと相手のマークが遅れズレが生じます。メキシコの2点目は、正にこれを狙ったものでロサーノの動き出しとマルティンとの連携も見事でしたが、こんな伏線があった訳です。マークのズレと言えば、前半の日本の選手は相手のマークを外して間の位置にポジションを取れていました。これが縦パスを結構使えていた要因の一つです。後半はメキシコが対応してきてパス出しの余裕がなくなったと言えます。対応能力 後半に入ると、前半ボールを良くキープしチャンスメークしていた鎌田と遠藤が、徹底マークされたかボールをあまり持てなくなり、縦パスを出したり受けたり出来なくなりました。この辺りがメキシコの対応能力の高さです。マークされたら、それ以上の個人技を魅せて交わすか、鎌田を囮にして他がパスを受ける等のチーム戦術を採る対応力が必要だったかと思います。その点、安定したプレーを見せていた柴崎が交代したことも影響していたかもしれません。この辺りもメキシコの方が一枚上手だった気がします。 今回のメキシコと言い、前回ワールドカップで日本に勝ったベルギーと言い、強いチームはこの対応能力というか修正力が高いと思います。パス廻しが上手くいかなくなった時、個人技とドリブル力の高い中島翔哉がいたらどう打開していたかと気になりました。10月の前回ヨーロッパ遠征、今回と何れも招集されていませんが、今どういう状況なのでしょうか? 大変気になります。追伸:中島翔哉の状況について少し調べてみました。コロナの影響で、家族への感染防止の対応についてチームとトラブルがあったようです。それで暫く試合に出られなかったようですね。
2020.11.24
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***** 久し振りのサッカー評、と言うかブログ自体が久し振りです。 *****現在、AFC U-23選手権が行われていますが、FIFAランキング格下(と言ってもサウジは強いですが)に2連敗し、早くもグループステージ敗退です。東京オリンピックの最終予選を兼ねており、開催国枠の日本は関係なくモチベーションが低いからだとか言われてますが、個々の選手にとってはメンバ枠が厳しく出場が確定している訳ではなく、アピールが必要の場です。モチベーションが低いのは森保監督ぐらいかもしれません。サウジ戦、シリア戦通して言えることですが、パス廻しは上手く出来ていても、それが相手に脅威を与えることはなく、また崩しに寄与しない場面が多く、観ていて歯がゆかったです。今回の2試合の感想を簡単に述べたいと思います。通して言えることです。リスクを冒してのドリブルやパスの仕掛けが殆ど無い サウジ戦は積極的にドリブルで仕掛けていた食野も、調子が悪かったのか疲れていたのか、シリア戦では積極性が見られず、後ろを固めているシリアを攻めあぐねていました。シリア戦ではあれだけキープしてパスを廻していても、シュートに結びつかず、攻めあぐねの隙を突かれて失点となりました。これは意思統一の欠如、サウジ戦の反省を活かした監督の指示不足に他なりません。選手内のリーダーシップの欠如とも言えるかもしれません。クロスやスルーパス等の精度が悪い 2戦通じてラストパスやクロスの精度が悪いのが気になってました。これが、パスを廻していてもシュートに結びつかない原因の一つでもあります。パス廻しは上手く出来ているので、技術の問題ではなくコンビネーションや意思疎通の問題かと。ショートパスは良くても、ロングキックが下手という場合はありますが ...シュート力の見劣り サウジ戦は、最終的には日本の方がシュート数は多かったようですが、そんな印象は全然なく明らかにシュート力はサウジが上回っていました。ミドルシュートが少ないのも気になりますが、これが決定的に今のU-23の弱点だとすると、オーバーエイジで決定力のある中島(翔)や南野、乾、または大迫、原口あたりを招集した方が良いかと。森保監督は、親善試合等ではいい結果を残しているかもしれませんが、昨年のアジアカップ決勝と言い、E-1選手権の韓国戦と言い、最後には結果を残せていません。これは、持って生まれた勝負弱さなのかもしれません。それが選手に伝搬し、続けてのPK献上とかに繋がっていると言えなくもありません。(昨年のアジアカップ決勝でも追い上げムードの中、PK献上で負け決定となりました。)未だ、監督更迭の声は出ていませんが、ひょっとしたら考えた方が良いかもしれません。そんなことにならないように、カタール戦では積極的に仕掛けていって、シッカリA代表のアジアカップの借りを返して欲しいと思います。(サウジvsカタール戦を少し見ましたが、今回のカタールはそんなに強くなく、明らかにサウジより落ちると思いました。)
2020.01.14
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今、サッカーの国際大会が花盛りです。男子A代表が参戦する、今日から始まるコパアメリカ、日本が初めて決勝に進出したU-22(トゥーロン)、そして本日決勝があるFIFA U-20ワールドカップ(本日決勝、日本に勝った韓国が決勝へ)、U-17もどこかでやっているらしいです。その中で何と言っても注目なのが、なでしこが参戦しているFIFA女子ワールドカップ。(男子に比べると、どうしても新聞やテレビ等のメディアの扱い方が軽んじられていますが ... )[残念ながら、U-22はPK戦4-5でブラジルに負け]昨夜は、初戦の躓きを引きずらずどうにかスコットランドに勝利しました。でも、最後はつまらないミスから失点し、課題を残す結果となりました。前半を見ていると、テクニックやパス回しは明らかになでしこのが上で、相手の決定機らしきチャンスは全然なかったと思います。 スコットランドの攻撃は単調でロングパスで裏を狙うもので、その精度もイマイチで、トップでシッカリキープして落とし、それを1.5列目や2列目から狙う等の連動性があるチームだと手強いと思います。また、スコットランドの選手はパスを受けてもシュートまでが遅いので、日本がシュートの直前で殆どブロックできていたと思います。シュートが遅いのはなでしこにも随所に見られ、打てる時に素早く打たないから結局シュート出来なかったという場面が何度かありました。 その点、岩渕は素早く打っていたので見事に決まったと言えます。何故、後半の後半はあんなに押し込まれたか?前半はあんなに余裕で観ていられたのに、後半の後半になって押し込まれ試合を通してのポゼッションも逆転されています。終盤近くはCKの連続で、身長差があるだけに不安が続きました。相手が負けているだけに気負いこんでせめていることもありますが、前半はあれだけ良かった出足が鈍り(前半飛ばした疲れか?)、ルーズボールを殆ど拾えなくなったからと思われます。それだけでなく、若いチームありがちな「守勢に回ると慌ててしまう」という状態でもあったかと思います。まぁ、再度ビデオで確認したいと思います。決勝ラウンド(ノックアウトラウンドと言っているようです)に進出する国が大体見えてきたので、ベスト4を予想すると下記の国かと。(1番の好カードのフランスvsアメリカが準々決勝であるので、アメリカ敗退)日本に関しては希望的観測が入っていますが、下手するとオランダに負けてベスト16止まり。今の実力からするとベスト8が順当なところで、ベスト4に進めれば、健闘たと思います。 ・イングランド ・フランス ・日本 ・ドイツそして、結果的には男子に続いてフランスの優勝だと思います。アメリカが13-0と歴史的大勝利(新記録)でしたが、アメリカは攻撃力は超一流ながら守備に問題がある気がします。とは言え、フランスvsアメリカは決勝で見たい対戦ですね。D組は比較的恵まれていて、フランスやアメリカ、ドイツとベスト4まで当たらないブロックになっています。イングランドに勝って1位通過すると、ノックアウトラウンド初戦では中国と当たると思われます。いずれにしろ、イングランド戦での戦い方で今後の進出具合を占えると思います。3大会連続のファイナリストを期待しますが、それはかなり厳しいかと。今のチームは、むしろ東京オリンピックに期待します。
2019.06.16
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この時期、いつもなら知名度の低いアルガルベ杯があるのですが、今年はW杯イヤーだからか開催されず、その代わりなのか、これまた変わった名前のシービリーブス杯くなるものがありました。 ( She believes Cup と何と文章になっています。何を信じるのでしょうか?)男子に比べると、歴史が浅いのと参加国が少ないせいか、この手のローカルな大会が結構あります。前置きはさておき、今回のなでしこメンバーは、若手の発掘や成長を狙ったのか、若手中心でベストメンバではなく、かつ主力がインフルエンザに罹っていたりで、ベストメンバからは程遠いものでした。でも、ランキング1位のアメリカと引き分けたり、ブラジルに勝つなど健闘していたと思います。アメリカ戦はビデオを撮りそこなったのでダイジェストでしか見ていませんが、ブラジル戦は朝早く起きて全部見ました。フィジカルで劣り、1対1でも負けていたのでかなり押し込まれている展開です(特に後半の開始、失点するまで)。シュート数やコーナーキックの数ではかなりの差があると思いますが、少ないチャンスをものにするクレバーさ、強かさで勝つことができたかと思います。イングランド戦、これは出勤する前の少しの時間だけ見たのですが、メンバがブラジル戦より劣ることもあり、スピードでもかなり後手に回っている印象で早々と失点しました。未だビデオは見てないですが、後半盛り返したようですが、相手が流しているかもしれず、力の差はかなりあると思われます。もともとイングランドには相性が悪く、優勝した2011W杯でもグループステージで唯一負けた相手です。 2015W杯は準決勝で相手のオウンゴールで辛うじて勝っています。今年のW杯では、また同じグループに入っています。本線ではベストメンバで臨み、若手の成長と共に是非リベンジを果たして欲しいと思います。この結果で1位突破か2位突破かが決まり、決勝トーナメントの組合せに響いてきます。【追伸】冒頭で今年はアルガルベ杯は開催されないと書きましたが、実際は開催されているようです。 でも、アメリカは勿論、強豪国のフランスやドイツも参加していませんね。 優勝は最近力を付けているオランダかスペイン、または古豪のスウェーデンあたりでしょうか?
2019.03.08
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まさかの圧勝!但し、DFがもっとシッカリしていればの話ですが ...仕事の都合でまたまた後半のみ。但し、食事は済んでいたので、前回よりは良く観ています。(未だ前半や全体をビデオで確認はしていないです。それどころか、土日の徹夜作業とその疲れでパナマ戦も観れていないです。)(詳細は、ビデオを観て何か意外な発見や思うところがあれば、書いてみたいです。)結果は予想外の打ち合いでしたが、攻撃に関しては日本が圧倒、守備は課題露出の問題ありで3失点でしたね。攻撃は、中盤から前線にかけて中島/南野/堂安が揃うと、第1戦の躍動感、ワクワク感が復活しましたね。この3人は相性が良いのか、動き、パスのタイミングがグッと良くなりますね。特に、中島(翔)は今、絶好調なのかドリブルの切れ、パスのタイミング・鋭さが群を抜いています。ロシアW杯組とリオ世代の融合による化学変化はどうだったかと言うと、堂安と酒井、遠藤(航)と酒井という新しいコンビネーション、攻め手が産まれたと言えます。逆に、大迫とのコンビネーションはもう少し時間がかかるかなぁという印象です。ここまで無失点だった守備の方はどうだったかと言うと、案の定綻びが出ましたね。特に課題は、誰が吉田とセンターバックを組むかということですね。今回コンビを組んだ三浦は、3失点全てに絡み、2失点目は周りを見ていないというか、見えていないのか、不注意なバックパス。(GK東口の緩慢なプレーのせいもありますが ... )そして、1失点目と3失点目は、マークのズレとそのズレの修正の対応の遅さによるものです。ここが一番の課題ですね。個人的にはロシアW杯でまずまず活躍した昌子か、早く森重が復活してくれないかなぁと思っています。森保ジャパンが戦術的に何が良いのか、どう変わってきているのか、どういうスタイルを目指しているのか、ビデオを観て確認したいと思います。今のチームにリオ世代の大島僚太や久保が入ってくることになり、更にいずれは、久保建英が入ってくることになる、というか是非早目に入れて、チーム戦術、コンビネーションに馴染ませて欲しいと思います。
2018.10.21
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この前のコスタリカ戦が出来が良かっただけに期待を持たせます。仕事の都合で後半のみ、それも食事をしながらの斜め見なので、ざっとした印象(それも多分に思い込み)に過ぎないですが、ご容赦を。(詳細は、ビデオを観て何か意外な発見や思うところがあれば、書いてみたいです。)結果は前回と同じ3-0ですが、パナマは明らかにコスタリカより落ち、まぁ、最初に思ったのは、期待が高かっただけに前回と比べ、躍動感、フレッシュ感、ワクワク感がない、ファンタジスタの中島、堂安が出ていないことが大きいのかと。( 堂安は後半少し出ましたが、動きもプレーの切れも悪く、ボールを失う場面が多く出来はイマイチでした。)最近Jリーグを殆ど見ていないこともあり知らない選手が多く、違和感があるから余計にそう感じるのかもしれませんが、オッと思うプレーや意外性が殆ど見られませんでした。また、攻撃に行き詰るシーンやパス出し躊躇するような場面も多々見られたかと。ロシアW杯組とリオ世代の融合による化学変化とのことですが、ロシアW杯組のレギュラーで出たのは大迫と原口だけです。( 当初キャプテンと言われた吉田が何故出なかったのでしょうか? 負傷したのか調子がイマイチなのか ... )これでは、新しい攻撃パターンや変化は難しいでしょう。前回イマイチだった守備の方はどうだったかと言うと、前回よりは安定感は増したかもしれませんが、目立っていたのは相変わらず室屋だけだった気がします。何故こんなに槙野を使っているのか分からず、W杯でも昌子の方が数段良かったし、左サイドの佐々木もミスが多いしクロスの精度もイマイチで、何故使い続けているのか良く分かりません。広島の選手の依怙贔屓にしか見えません。その一方で、19歳の富安がセンターバックをやっていたようですが、知らない選手で全然注目していなかったので分からなかったです。安定したのは彼のおかげかもしれません。ビデオで確認したいと思います。 いずれにしろ、次のウルグアイ戦でDFの実力が分かると思います。(多分、吉田をはじめ長友、酒井(宏)のロシアW杯組が出てくると思います。)今のところ、長谷部の後継者は青山になっていますが、このままでいくのか、1番の後継者と目されていた山口蛍でいくのか、あるいはロシアW杯で活躍した柴崎でいくのか、遠藤航でいくのか、はたまた新戦力の三竿でいくのか、1番の注目点かと思います。これによって、次のワールドカップ・カタール大会までのチームの根幹が決まることになります。いずれにしろ、青山は次のボランチ決定までの繋ぎになると思います。尤も、森保監督でこのまま行くのかも未定で、アジア大会の結果如何、長くとも東京オリンピックの結果如何で決まり、その後誰が指揮を執るのかは未知数だと思います。
2018.10.13
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少し経ってしまいましたが、コスタリカ戦は予想以上に出来が良かったですね!森保監督になって初めての試合で、大幅な若返りを実施したこともあり(特にW杯に出場した海外組は招集しなかったことで余計に)、コンビネーションの拙さや、判断ミスの多さがあるのでは、と思いましたが、思い切りの良い動きとスピードある攻撃が見られ、良かったです。特に良かったのは、中島、南野、堂安。堂安は身体の使い方が上手く、上半身のブロックやターンで相手をかわしていき、南野は思い切りの良さと身体のキレで良い動きをしてましたね。そして、中島は圧倒的なテクニックで魅せてくれました。正にリオ五輪世代が中心となる世代交代の急進です。( 堂安はその後の東京五輪世代ですが... )これに、今回負傷で出られなかった大島や、招集されなかった久保や井手口が入ってくるでしょう。攻撃ばかりが目につきましたが、守備の方はどうだったかと言うと、やはりリオ世代の室屋の積極的な攻め上がりは目につきましたが、DF全体の守備(パスカットやプレスによる相手攻撃のスピードを止める、etc)はイマイチだったような気もします。コスタリカの連携がイマイチだったこともあり、無失点で抑えられましたが、そのイマイチ感がポゼッションで49:51とやや劣っていたことに表れているかと。攻撃では圧倒していたような印象がありながら、この数字です。リオ世代の躍進の一方、清武等その前のロンドン世代は寂しい限りです。ロシアW杯の代表に入っていた原口や宇佐美はロンドン世代ですが(酒井宏樹が入っていたかは失念)、オリンピック代表からは外れています。成績としては、ベスト4と最近では1番良かった世代なのに、その時に活躍した永井や大津が伸び悩み、清武も負傷がちで停滞しています。本来なら、この世代が中心・主役の筈で、そうなっていれば、もっと切磋琢磨できレベルアップが図れている筈です。残念な限りです。
2018.09.19
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あ~、ブラジルも敗退かぁ~。早くもベスト4予想と優勝予想が外れてしまいました。(ブラジル以外は皆当たりましたが ... )ひょっとすると、ベルギーの初優勝があるかもしれません。(日本戦で露呈したように、ベルギーは守備に緩さがあり、本命はフランスかと思っていますが ...)ベルギーの話になったので、日本戦に触れない訳にはいきません。日本の出来、そして、例のタイムアップ寸前の失点について書きたいと思います。【日本の出来は ... 攻守のバランス etc】 ・試合の入り方も積極的で悪くなく、選手間の距離も良く、テンポよくパスが回り、ポジション、ラインの 上げ下げも上手くいっていたと思います。4試合の中では1番出来は良かったと思います。 ・前半の終盤は、ベルギーに一方的に攻め込まれ、FWとDFの間が間延びしたのは課題かもしれません。 ・2-0になって、ベルギーが選手交代とシステム変更で嵩にかかって攻めてきた時も、 選手間の距離もバランスも悪くはなかったですが、若干守備での対応ができていなかったかも。 その辺りが課題で検証の余地があるかと。【強豪ベルギーの攻勢を凌ぐには ... 選手交代、スーパーセーブ etc】 ・今大会で1番得点している格上のベルギーが本気で攻めてきているのに対して、日本が守り切るには、前からの プレスで良い球を供給させない、運動量で走り負けない(スピードは相手が上かも)、集中力を切らさず ポジショニングと出足で負けない、そしてGKのスーパーセーブの連発ですね。 ・残念ながら、最後のスーパーセーブの連発はなかったかと。ルカクのヘディングシュートを防いだのは見事でした が、それ以外はイマイチかと。 川島には厳しいようですが、ポジショニングの悪さと動きの遅さから、普通に処理できるものがギリギリの処理に なり、スーパーセーブに見えるのだと。 ・1失点目も、乾のクリアミス、その後のハイボールを酒井が競らずに見てしまったせいもありますが、川島の最初の ポジションが悪く(ニアに居すぎ)目測・戻りが速ければ弾き出せていたかと思います。これで流れが変わりました。そして、アディショナルタイムでのCKからの逆襲の失点、これについて問題だったと思うことを書いてみます。CKの狙い・精度と意思疎通 先ず、本田のキックですが、ミスキックなのか、意思疎通が取れていなかったのか、誰も競らず簡単にGKにキャッチされ、誰かがGKの前に立つ訳でもなく、何の狙いも策も見られない、最低のキックと対応だったかと思います。これがそもそもの始まりで、本田の責任大かと思います。一方、相手GKは余裕で数歩前に出て、味方のダッシュする選手がそのままドリブルできるように丁寧に転がしています。日本の戻るスピード、ベルギーの攻め上がり方との比較 GKのトスから始まったベルギーのカウンターは見事というか完璧でした。スピードがありパスも早く効率的、おまけにスルーで相手を吊って、その裏で決めるとは。まるで、何回も練習していたかのようでした。(最後尾から誰よりも早く走り出し、デブルイネは明らかに狙っていましたね‼)一方、日本の戻りは走力でもベルギーに劣っていて、真剣に戻っていたのは長谷部と昌子ぐらいでした。乾などそんなスピーディーには決められないと高を括っていたのか、全力で戻っているようには見えませんでした。ベルギーが5人攻め上がっていたのに対して日本は3人。その内の一人の昌子は結局追い付かなかった訳です。日本のマークに付きながらの戻り方の問題点 日本のマークの付き方は正しかったのか? カウンターをケアして山口と長友が残っていて、デブルイネに当たりに行きましたが、素早く右に出され、どうすることも出来なかったかと。 問題は香川の戻り方です。右サイドに上がっているムニエは全然見ないで、ボールを持っているデブルイネに向かっています。その結果、ノーマークのムニエにパスが出されたため、中央のルカクに付いていた長友が当たりに行き、フリーになったルカクに長谷部がマークに行ったため、ゴールを決めたシャドリがフリーになります。昌子は間に合わず、香川、山口、乾の戻りは無駄な動きになっています。それにしても、ベルギーのカウンターは見事でした。 西野監督も全然予想していなかったと言うように、日本選手は誰一人として予想しておらずパニックになり、的を得た戻りが出来なかったのか? GKの前にいた吉田もブロックに行っていません。ベルギーがブラジルにも勝ちました。中西哲生氏曰く、W杯は5大会置きに初優勝が起きているらしく、そうなるとベルギーかクロアチアなのか? あるいは、20年前の再来でフランスの優勝か? 次のフランス vs ベルギーが事実上の決勝戦かと。フランス vs ブラジル戦が1番面白いと思っていましたが、それに代わる今回のメインイベントかと。( 個人的にはクロアチアを応援していますが ... )
2018.07.08
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W杯のグループ・ステージが終了し、ベスト16が出揃いました。当初の予想を外したのは、意外にもドイツ、エジプト、ポーランドの3つだけでした。( 3/16で 80%以上の正当率でした。)(代わりに進出したのが、ロシア/メキシコ、そして日本でしたが ... )1位、2位まで言うと、アルゼンチンとクロアチアは逆でしたが ...前回の決勝を戦ったドイツとアルゼンチンの不調があり、番狂わせが大きいと思いきや、意外とそうでもなかったです。2002年から、前回の優勝国がクループステージで敗退するのがジンクス化しています。これから外れているのはブラジルだけです。また、左のブロックと右のブロックで、南米主体とヨーロッパ主体が見事に別れました。でも、優勝予想国のフランスとベルギーが南米ブロックに入っているのが面白いです。そして、ベルギーの強さが本物かどうかは、日本戦で分かると思います。クロアチアの強さは本物と見ているので、それを考えてベスト4予想は下記です。ベスト4は下記の国かと。(ドイツの敗退とクロアチアの躍進で変わっています) ・ブラジル ・フランス ・クロアチア ・イングランドそして、結果的にはブラジルの優勝は当初予想と変わらず、ヨーロッパ大陸では南米勢は優勝出来ないというジンクスが破れるかと。フランス対アルゼンチンの結果は予想どおりでしたが、ポルトガルがウルグアイに負けるとは思いませんでした。後は得点王の予想ですが、日本の頑張りが関わっているかも? というのは、今4得点のベルギーのルカクを日本が抑えないと、彼が取るかもしれないし、また本当にイングランドがベスト4に残ったり、決勝まで残ったりすると、ケーンが取ることになるかもしれません。現在トップのケーンが有力ですが、どこまで伸ばすか、近年では稀なハイスコアです。
2018.07.01
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セネガル戦の感想は試合が終わってから書きますが、試合の前に気になることを、「実際にそうならないことを願う」意味で書いておきます。(試合後の感想はポーランド戦後になるかもしれませんが ... )その気になることというのは、ロスアンゼルス・オリンピックの時に状況が似ているということです。その時の同グループ国も、ブラジル/ナイジェリア/ハンガリーと、国は違えど南米/アフリカ/ヨーロッパと同じです。マイアミの奇跡ならぬサランスクの奇跡、どちらも相手のミスから得点していて、この時の監督がどちらも西野氏。特に私が戒めたいのが、マイアミでは、第2戦でナイジェリアに0-2で負けて、これが響いて得失点差で決勝トーナメントに進めなかったことです。TBSサーデーモーニングで中西氏も言ってましたが、セネガルに負けるにしても1点差に抑えることです。そのためにはディフェンスの集中力とリスク管理、マイアミの奇跡のようなGKのスーパーセーブがかかせません。( そのためには川島では期待薄だと思います。)マイアミの奇跡の時と違うのは、ブラジル戦では川口のスーパーセーブ連発があったことと、相手が金メダルに輝いたナイジェリアであったことです。(セネガルは優勝する程は強くないですからね。)同じ流れにならないためには、コロンビアがポーランドに負けることですが、そうなると、第3戦でポーランドが必死になってくるので、厄介かと。展開的にはポーランドの進出の望みが断たれ日本有利になるのが良いのですがね。早々と、私の決勝トーナメント進出の予想が崩れています。あわやドイツもスウェーデンと引き分け、決勝トーナメント進出が難しくなるところをギリギリで勝ちました。でも、2位通過は確実で、そうなると決勝トーナメント初戦でブラジルと当たりそうですね。そして、アルゼンチンとメッシに頑張ってもらって、ナイジェリアに勝って決勝トーナメントに進出してもらいたいと思います。
2018.06.24
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W杯がいよいよ開幕ました。開幕戦のロシアの出来にしビックリしました。(このカード自体には関心なかったので、ライブで見てもいないし、録画もしていませんが ... )そして、かなり早いですが、ベスト4予想です。新聞で決勝トーナメントのドローを見て、それに合わせて各グループの1位と2位を予想したので、その結果のベスト4です。( 勿論、日本は入っていません。順当にいけば、と言うか何のサプライズも選手のビックリ・スーパーゴールがなければ、2敗1分がいいところかなぁと。引き分けは相性の良いポーランドで、相性の悪い南米とアフリカには負けるかと。)グループリーグが終わった時に再度予想しますが、その時とどう違ったか確認するために今書いておきます。(外れるくらいの番狂わせがないと面白くはないですがね。)ベスト4は下記の国かと。 ・ブラジル ・フランス ・スペイン ・ドイツそして、ストーリー的には前回の準決勝と同じ組合せのブラジル対ドイツの決勝で、ブラジルがリベンジで優勝というのが良いのでしょうが(どちらも1位通過すると決勝まで当たらないし、どちらかが2位になるとベスト16でいきなり当たります)、そうならず、決勝はブラジル対スペインかと。結果的にはブラジルが優勝し、前回に続いてヨーロッパ大陸では南米勢は優勝出来ないというジンクスが破れるかと。今迄8試合が済みましたが、予想どおりスペイン対ポルトガルが1番白熱して面白かったですね。この試合でC.ロナウドがハットトリック。W杯で活躍できない(相性の悪い)典型的な選手と思っていたので意外でした。一方、活躍を期待していた、もう一方の雄、メッシがPKを外して無得点で、チームもまさかのアイスランドと引き分けるという対照的なスタートでした。このままの調子だとロナウドが得点王に輝くかもしれませんが、そうはいかないと思い、スペインの1位通過を予想しています。ブラジルのネイマールやフランスのグリーズマンとかが有望ですかね。
2018.06.17
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チャンピオンズリーグ決勝で、レアルマドリッドが3-1でリバプールを下しました。 これでレアルはチャンピオンズリーグ3連覇。レアルに「おめでとう!」と言いたいところですが、リバプールの勝利を信じて早起きしてライブ・テレビ観戦した身としては、複雑です。(まぁ、早起きと言っても、いつも5時前には起き、早い時には4時頃目が覚める身としては、そんなに苦ではないですが ... )簡単に経過を振り返ると、前半の30分ぐらいまでは、リバプールの方が動きが良くプレスも効いていて押し気味でした。ところが、エースのサラーがレアルのS.ラモスとの競り合いで負傷し、そこからガラッと試合のペースが変わります。リバプールの勢いが止まって、レアルがパスを廻せるようになります。この辺りが王者の試合巧者たる所以かも。(競り合いのシーンをビデオで見ると、ラモスがサラーの腕を挟んで引っ張っている感じです。でも、これはなかなかファールは取れないですね。)後半の入りも、前半のの最後と同じでレアルペース。そこに、リバプールのGKハリウス(?)のチョンボで失点。相手のベンゼマが近くにいるのに、味方に渡そうとしたボールを足を延ばされて蹴られてゴール。まさか足が出てくるとは思わなかったのでしょうね。その後、コーナーキックでリバプールが同点に追いつきます。味方のヘディングに、セネガル代表FWマネが素早く反応し、足を延ばしてゴール。(日本はW杯で対戦するので、このマネには要注意です。この後でも、相手DFのパスを足を延ばしてカットしゴールマウスまでボールを押し込む場面や、ボールを持つS.ラモスに対して足を延ばしてボールを奪いに行くシーンがあります。これはファールになりましたが ... )同点になった後リバプールの動きが復活し勢いづいたのを止めたのが、途中交代で入ったベイルのスーパーゴール、オーバーヘッドキックでした。 まさかの背面キックで、それがゴールネットの向って左上のいい位置に飛びました。そして、試合を決定づけたのが、GKハリウスの二つ目のチョンボ。これもベイルのまさかのロングシュート。ほぼ無回転のブレ球の上、ハリウスも予測してなく慌てたのでしょうね。キャッチするのかパンチングするのか中途半端になって、後ろに逸らしてしまいました。これで、緊迫した好ゲームの興味が一気に萎んでしまいました。この辺りが、常勝チームの王者たる試合運びの上手さ・余裕なのでしょうね!サラーの負傷交代で一気に試合の流れが変わったという意味では、影(裏)の殊勲はS.ラモスなのかもしれません。それにしても、途中交代のベイルが活躍する等、ジダンの采配がズバリ当たり、やはり何か持ってるなぁという感じです。
2018.05.27
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ガーナ戦の27人が発表されました。このメンバーから更に23人に絞られ、それがW杯のメンバーになるようです。新聞にも書いてありましたが、何のサプライズもなく、新鮮味のない内容ですね。FWが僅か4人で、中盤は3倍の12人という内容に、西野さんの考え方と言うか、迷い・保守的なところが表れているかと思います。(まぁ、久保はチーム事情で今回見送られたということと、後で知ったのですが小林は怪我で外れたそうです。それにしても、代わりの選手を入れても良い筈です。)まぁ、冒険したがらないというか、自分の色が全然出せていない(少なくとも、そう見えます)、冒険を冒してW杯で敗退したら何を言われるか分からないという保守的な心理が働いていると言うか(ハリルホジッチ解任の協会側の人間ですから)、頭が固くなってきていると思われます。その最たる選考は、あれだけポルトガルで結果を出している中島翔哉を外したということでしょう。(ベルギーで最近活躍している森岡(?)も選んでいないし ... )理由がポリバレントでないということですが、ここに頭の固さが表れています。状況に応じた柔軟な戦術変更やシステム変更を行うためには、確かにポリバレントな選手が必要ですが、全員がポリバレントである必要はないと思います。当然スペシャリストも必要だし、そもそも中島がポリバレントでないかも疑問に思います。前に、サッカー日本代表、対マリ戦の雑感=リオオリンピック代表メンバの出来は?=でも書いたように、W杯で日本が予選を突破するためにはリオ世代の若い選手の飛躍的活躍が絶対必要だと思います。 大島、井手口、浅野、そして久保は候補に入っているようですが、この中島翔哉や更には南野等も必要かと。また、ここにきて乾が負傷して緊急帰国したようで、益々先々暗いです。最終選考までに、開き直って保守的な考えを思い直すか、色んな邪念や制約を取っ払って前向きに柔軟に考えてくれることを切に望みます。
2018.05.20
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なでしこ、アジア杯2連覇おめでとうございます!!予想どおりの展開(・結果?)になりましたね。(結果は運次第なのですが、今回は運を味方に付けたかと。)予想どおりというのは、スピードとフィジカルの強さに優るオーストラリアに20分~25分までは押し込まれ、それを凌げば連動性と組織力に優るなでしこにチャンスがきて勝機があるという展開です。(14分のPKを阻止したのは大きく、その後34分に岩淵のドリブル突破からのスルーパス、長谷川の惜しいシュートまでの流れが象徴的です。グループステージの戦いのリプレイの様でした。)アルガルベ杯初戦のオランダ戦の酷さ(DFがポロポロのなでしこ)からは見違えるような成長ですが、その辺りの違いについて触れたいと思います。守備力の充実 5試合で2失点と守備が安定しています。特に、大きいのはアルガルベ杯オランダ戦の大敗の主因であった市瀬の守備が良くなったことです。読みが良くなったのか寄せが早く、そして身体を張っています。市瀬に限らず、皆出足が良く複数人で挟み込んで取りに行っています。時折、上手い相手に2、3人が交わされてピンチになった時は、最後山下が出て行って止めています。(オーストラリア戦もPKを決められていれば流れが変わってどうなっていたか分かりません。一番の殊勲は山下かと。まぁ、自分のキャッチングミスがPKを招いたとは言えますが ...)岩淵が常時出場し攻撃を牽引 昔から期待されていましたが、なかなか怪我で完調で出場出来ることが少なかった岩淵が、今回監督の信頼を得てフル出場し、その卓越したテクニックとトリッキーなプレーで攻撃を牽引しました。安定して出場することで、攻撃の柱ができ連携も良くなりました。後、岩淵同様に高いテクニックを持つのは長谷川ですね。未だ若いので、これからの成長も期待できます。それと、やはり横山の決定力です。スーパーサブ的役割なのか、いつも途中出場ですが、スタミナに問題があるのか、監督の戦術上の起用なのか(守備重視で行く時に守備が弱いとか、決定力を活かすために相手の動きが止まった時に起用)、チョット不思議な気がします。このアジア杯、2グループ制でしたが、どう見ても日本の入ったBグループの方が強い国が集まっています。今回出場枠が5ヶ国だったので問題にはなりませんが、これが2や3だったら問題だったかと。Aグループ1位の中国よりBグループ3位の韓国のが強いと思われます。ところで、前はアジア3枠だったと思うのですが、5枠に増えたのは出場国全体が増えるのか、女子はアジアが強いのでアジア枠が増えたのか?
2018.04.22
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首を傾げながらも「ホット胸を撫で下ろした」、そんな感じの試合でしたね。若いマリ相手に後半アディショナルタイムに辛うじて追い付いてのドロー。ざっとは観ましたが、未だビデオで分析していないので、簡単な雑感を述べたいです。【序盤の出来の良さは ... 大島の存在】序盤は選手間の距離も良く、テンポよくパスが回り、チャンスを創っていました。「おっ、今日の出来はなかなか良さそうじゃないか!」と思いました。新聞にも書かれていましたが、その中心に居たのが大島でした。ハリルホジッチが、"現在の最高の選手だ!"と言ったらしく、思い返せば、W杯最終予選の初戦で痛恨のファールでPKを献上して戦犯と言われ、その後代表には呼ばれなくなった選手です。(ハリルホジッチは"選んだ私の責任"と言っていたので、それ以降気にしていたのかもしれません。)大島の良さは、中盤で味方の近くにポジションを取り、少しパスがズレてもピタッと足元に止め、ターンで相手のプレスを交わして素早くパスが出せる技術力の高さです。川崎フロンターレでの天皇杯等を観て、確実に成長しているなぁと思ったものです。【大島がリタイアして攻めが単調に ... DFの出来の悪さ】試合を通しての日本代表の出来は、FWやMFはまずまずかもしれませんが、DFが総じて出来が悪いですね。パスの精度が悪く、相手の裏を狙ったり、相手の間を通すような素早いパスが影を潜め、積極性や冒険心が全然見られませんでした。後半のある場面では、センターバックの昌子と槙野で10回以上横パスを繰り返し、「負けているのに、なに時間稼ぎみたいなことやってるの?」という酷い有様でした。まぁ、マリがアフリカ人特有のスピードと身体の柔らかさで思わず足が出てくることに怖じ気づいたのか、消極的になっていましたね。このスピードと身体の柔らかさに対応できずに宇賀神がPKを与えたことも影響していたかと思います。【世代交代】ところで、今回本田と長友は招集されましたが、同じ北京オリンピック世代の岡崎は呼ばれず、その代わりと言っては何ですが、リオ世代の大島と中島が選出されています。(ロンドン世代は清武ですが、怪我が多く影が薄くなっています。香川も同世代ですが、ドルトムントの主力だったのでオリンピックには出ていません。)そろそろ代替わりなのか、大島や中島、久保、GKの中村、今回呼ばれていない井手口等、段々リオ世代が中心になってくるのかなぁと感じました。(これに南野も加わるかなぁとも思います。)また、W杯やオリンピックは4年に一度ということもあり、怪我やその時の調子で相性の悪い名選手というものがあります。例えば、中村俊輔。世界ではクリスティアーノ・ロナウド(このケースはW杯で活躍出来ない)がそうかなぁと思っています。 ひょっとすると、前回のブラジル大会の内容から香川もその口かもしれません。【ロシア大会のキーは?】それにしても大島の怪我の具合が気になります。これからの中心選手と思われ、2010の南アフリカ大会のように、本田の台頭とベテラン遠藤の活躍があったからこそ、予選リーグを突破できたのかと。今の状況では予選突破は厳しく、そのためには本場でのリオ世代の大島等の活躍がキーかと思います。リオオリンピックでは直前に現地入りしたナイジェリアに負け、予選突破を阻まれた悔しい思いがある筈で、それをアフリカ代表セネガルに雪辱してもらいたいと思います。(将来を嘱望されながら怪我が多く潰れてしまった選手が何人もいます。暫く話題にも出なくなったので名前が出てきません。元アーセナルに在籍していた、足の速い○○です。清武や大島がそうならないことを望んでいます。)【追伸】宮市 亮でした。未だ26歳なのですね。( ネットで検索して確認 )
2018.03.25
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どうにか名前を覚えたアルガルベ杯。でも、その知名度の低さと言うか、日本のマスコミの取扱い方は、なでしこの力の低下と共に年々低くなっていく気がします。オリンピックの後だけに、その注目度の低さが気になります。(スポーツニュースでも、放映しているフジテレビぐらいしか結果を紹介しません。朝私が良く見ているテレ朝など、映像はおろか試合結果すら言いません。)結果は、出だしに躓き、オランダに2-6と大敗し、DFが散々でした。熊谷が居なかったこともあり、センターバック2人の出来がボロボロでした。判断ミス、走り負け、読みの欠如、と三拍子揃った不出来でした。アイスランド戦も前半だけはライブで観ましたが、決定機を外すことが多くあまり良い出来には見えませんでした。それでも、この相手なら楽に勝つだろうと思っていたら、後半追い付かれて土段場でやっと勝ち越す辛勝でした。この調子ならデンマークにも負けるのでは? 何せ昨年のユーロの準優勝チーム(優勝はオランダ)なので難しいかなぁと思っていたら、盛り返して2-0で勝ちました。内容は全然観ていないので、出来がどうだったのかは分かりませんが ... (飲み会帰りで録画をセットしないで寝てしまいました。)でも、他の試合の結果を見たら、デンマークは全然勝ててないのですね。ユーロの時とはチーム力がかなり違うのかも?結局、昨年と同じ5位決定戦に廻ることになりました。相手はカナダ。現在のカナダの力・特長は判らないですが、オランダみたいにスピードのあるドリブラーがいると日本の弱点だけに苦戦が予想されます。まぁ、形はどうあれ兎に角勝って、FIFAランクを上げて欲しいと思います。若手が多いだけに試合運びの進歩を期待したいと思います。(と書いたら、昨年も日本の課題として同じことを書いており、同じようにオランダに遣られていて=アルガルベ杯2017_順位決定戦=、進歩がないと言うか課題が一向に解決されていないということですね。)このアルガルベ杯、どうやって出場国を決めているのでしょうか?単なる希望とは思えないし、昔は参加していたアメリカやドイツの強豪も出なくなり、益々格が落ちていくのではないかと思われます。なのに、アジア圏だけは4ヶ国も出ていて、これは後にアジアカップ(兼ワールドカップ予選)が控えているからですかね。こうなると、最後勝って終わりたいものですね!
2018.03.07
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まぁ、結果的にも内容的にも全然面白くない試合でしたね!(親善試合で緊張感がないせいもありますが ... )この2試合はそんな印象ですね。唯一のゴールも槙野のヘディングという面白味に欠ける得点(おっと失礼)でした。サプライズもワクワク感も全然なく、期待感を持たせるシーンもあまりにも少なく、早起きしたの眠気ばかりが残ってしまう、そんなゲーム(特にベルギー戦)でした。(ベルギー戦前半は守備は良かったという評価の声もありますが、攻撃への繋ぎがイマイチでした。)唯一の収穫は、初招集の森岡と長沢が使える目途が立ったことですかね。それにしても、アジア最終予選でいきなり活躍したシンデレラボーイの久保が精彩を欠いていたのと、大迫等のフォワード陣の動きとプレーの切れがイマイチだった感は否めません。シュートが少ないし ...それから、浅野はトラップが大きい、クロスの精度が悪い等の課題が顕著に出た感じで、もっとテクニックを磨いて欲しいですね。全体の課題としては、シュート力(マークされても一寸したコースを作る工夫、悪い体勢でも打てる、早いタイミングで打つ工夫etc)の向上、守勢に回った時のチェンジ・オブ・ペースおよび打開策の工夫、等でしょうか。何が問題だったかの分析は、ビデオをチェックして述べたいと思います。(特に、ブラジル戦の立上りは良かったプレスを何故止めたのか、ベルギー戦の後半は何故押し込まれるようになったのか、攻めてもシュートに結びつかないのはベルギーと何が違うのか、etc。)今回の2試合を通して、調子の良い時の本田や香川を上回る(or匹敵する)選手は未だ出てこないなという印象です。最後に今回の代表戦をワインに例えると、「コスパの良いワインを見つけと、満を持してワイン会に持って行き皆を驚かしてやろうと思っていたら、全然香りが開かず拍子抜け、恥をかいてしまった。」という感じですかね。これで、メンバ選考は混沌としてきました。
2017.11.16
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ニュージーランド戦の後半の半分とハイチ戦の前半の半分しか観ていませんが、結果的には散々な出来だったようですね。現在、ビデオ録画した試合内容を鑑賞中ですので、ハリルホジッチが言う程に本当に酷い内容なのか、何が課題で、良かった点は何なのか、吟味したと思います。今回は、現時点での中心メンバ、W杯選出確定予想メンバについて話してみたいと思います。(当然、怪我とかもあり、現在選ばれていない宇佐美とか清武、そして柿谷の巻き返しもありうるので、当然変わってくるとは思いますが。)センターラインは、吉田、山口蛍、井手口、そして大迫で決まりでしょう。トップ下には香川がくるのか、柴崎がくるのか、あるいは本田か。そして、長谷部が完調ならボランチに入って、オーストラリア戦のようにトップ下を置かず、山口蛍と井手口が両サイドハーフということになるかもしれません。そして、ペースチェンジや攻撃にアクセントをつける役割で乾が必要ですね。この2試合、特にNZ戦で感じました。また、小林もペースチェンジには重要な選手であることを認識しました。但し、ハイチ戦では乾も小林も守備に課題を露呈しました。ビューティフル・ゴールで調子が良いと思っていた香川が、出来がイマイチでしたね。パスのタイミング遅いし、コースも強さもイマイチでした。それにしてもハリルホジッチは、何故DF植田とGK中村を呼んでおきながら一度も使わないのでしょうか?2人が代表戦でどんなプレーをするか是非見たいと思います。
2017.10.17
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サッカー日本代表、FIFAワールドカップ・ロシア大会出場決定、おめでとうございます!!!イラン、ブラジルに続いての3番目の決定となります。 (ホスト国のロシアは除く)それにしても、キーマンは、何となく風貌があの中田英寿に似ている井手口でしたね。先取点を取った浅野という意見もあるでしょうが、私の眼からすればあのシーンだけで、他はイマイチなプレーが多かったと思うので、キーマンにはしません。そもそも、浅野のスタメンは意外でした。 前日にはスタメン予想が出て、そこに浅野が出ていましたが、当日に引っ繰り返ることもあるので、半信半疑でした。 まぁ、ハリルホジッチは乾もスタメンでは使わず、サブの切り札的使い方をするのかなぁ、と思っていましたが。本日の勝因は、前線と中盤の豊富な運動量にあったと思います。本日の涼しさが日本有利に働いたとも言えるでしょう。ここで本日の試合のスタッツ(統計データ)を示したいと思います。 日本 vs オーストラリア シュート 18-5 枠内 5-1 支配率 34-66 デュエル勝率 53-47 オフサイド 1-1 CK 8-3 パス本数 305-627 ファウル 6-12ポゼッションは、こんなに差があるとは思いませんでしたが、これはオーストラリアが出し所を探りながら無駄にパスを出している感が強く、それ程有意な差とは思えません。 シュート数とコーナーキック(CK)の差が物語っていると思います。 但し、この差ほど楽な戦いではありませんでしたね。それにしても、井手口のスタミナには恐れ入ります。 あれだけ動いていて、後半のあの時間にドリブルで切れ込んで、あれだけのシュートを打つパワーが残っているとは驚きです。これで、サウジ戦はライブで見ないでビデオ観戦でも良いかと。深夜2:30のキックオフなので、どうしようかと思っていました。 まぁ、出来を見てみたい若手中心でいくでしょうね。今回、本田と香川は出番がなく、世代交代が進んだかのような感を抱かせます。心中どんな思いか?これから巻き返して欲しいと思います。それでこそ、チームのレベルアップに繋がります。
2017.08.31
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*********** ( アップしたつもりでし忘れ。今となっては順番が逆ですが ... ) ***********サッカーW杯アジア最終予選に向けての日本代表のメンバーが発表されましたね。柴崎と武藤が久々に復帰しました。杉本の初代表入りもあります。さて、世の中ではオーストラリア戦に勝てば出場決定と騒いでいますが、逆に勝てないと(引き分けでも)かなり難しい状況になります。と言うのは、日本の残り2試合が競っている豪とサウジで、豪とサウジは1試合は確実に勝てる相手とやるからです。現在1位と言っても、其々との勝ち点差は1で、日本が1勝しないとひっくり返ります。ましてや、最終戦はアウェーでのサウジ戦です。イラクに引き分けに持ち込まれたように、もっと厳しい戦いになること必至です。そんな観点から、今回のホームでやるオーストラリア戦は非常に大事で、前回のブログ(オーストラリア戦の関心度・楽しみを増したイラク戦 )で書いた次第です。今までは戦前予想はブログには書かなかったのですが(唯一、ロンドンオリンピックのなでしこジャパン決勝戦だけ書きました)、今回は一言だけ触れたいと思います。FWの選出の多さ 今回、フォワードが9人とMF7人と日本人の気質に向いていると言うかお家芸の中盤より多いです。これは、エースになりかけていた大迫が怪我から復帰したばかり、同じく久保が調子が悪い、加えて武藤の復帰や杉本の台頭があり、様子見の状況が多いからですね。ハリルホジッチは"オーストラリア戦には点をとらなければいけないから"と言っていますが、起用されるのは3人か4人、多くとも5人でしょうから、あまり意味はないかと。そして、ホジッチの言うように得点を取らないことには勝てませんから、その工夫が必要です。早いクロスのサイド攻撃やミドルシュートが有効かと思います。活躍しそうな選手は? 欧州等のリーグが開幕して、日本のベテランが頑張っています。それは、岡崎、長友、怪我から復帰した本田、そして長谷部等です。(香川は微妙!)このベテラン勢が活躍してくれそうな気がします。 それに影響を受けて武藤らの若手が奮起することを期待しています。失点ゼロで行って(前回W杯の最終予選の豪戦のようなクロスの蹴りそこないがゴールしてしまうことがないように...)、アウェーでの豪戦のような少ない手数でゴールを奪うことを期待しています。 実は、鍵を握るのは乾だと思っています。でも、ハリルがスタメンで使うことはなく、いつ起用されるかによりますがね。 そして、2つのジンクス(初戦で負けたチームは本戦には出られない、最終予選で未だオーストラリアに勝ったことがない)を破って欲しいです。ジンクスは破られるためにあるのですから。
2017.08.25
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*** ( 今回は書かないつもりでしたが、メモとして残すことにしました。) ***嫌な予想が当たったと言うか、必要最低限の結果でしたね。 取り敢えず、首位はキープしています。結局、最近安定感を増していた吉田の判断ミスが出て、それがまたしても致命的な失点に繋がりました。それを含め、書きたいことは山程ありますが、今回は割愛します。項目だけ列挙すると下記のようになります。それよりも、何故40度近い極暑の環境で実施したのか、もっと開始を遅らせてナイターにしなかったのか、不思議に思っていました。理由が分かりました。時間を繰り上げ、日本の視聴率を上げるためです。更に、今回の結果を導き出しオーストラリア戦の注目度を上げようというメディアの策略です。【書きたい内容のタイトル(案)】またしても吉田の判断ミスが失点に 失点は吉田と同罪の川島の出足の悪さ シリア戦からの監督の采配に疑問 セカンドボールが拾えなくなった原因と対処リオの若手コンビは意外と良かった リオ世代の台頭による世代交代 少し復調が見られた本田のプレー サイド攻撃はSBとMFのコンビの相性が重要 相変わらずのシュートの少なさと精度 結局不安度は増しましたが、これでオーストラリア戦の重要度が増し楽しみが増えました。(と前向きにとらえたいです。)一方、お隣の韓国は最下位のカタールに負け、もっと厳しい状況です。2位はキープしているものの、日本同様残り2試合は首位のイランと3位のウズベキスタンです。イランは2位以内が既に確定していて真剣度が落ちるので、最終的には勝ち残る気がしますね。日本は長谷部や香川・清武等が復帰するでしょうから、オーストラリア戦の前に2試合は親善試合を組みたいですね。
2017.06.16
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久し振りのサッカー評(単なる感想?)ブログです。と言うか、代表戦が暫く振りですね。 まぁ、U-20のW杯とかはありましたが。そして、一昨日はそれ程真剣に観ていなかったし、ビデオ撮りも行わなかった上、前半の終わりぐらいに帰宅してからの観戦なので、本当に単なる感想になります。それにしても、意外とシリアは強かったですね。出足が良いし、フィジカルも強かったですね。あの国情だからコンディションが良くないと思いきや、前半は明らかに日本よりは出足が良く、モチベーションの高さが伺えました。あんな国情だからモチベーションが高いのでしょうか?日本は2次予選でシリアを退けているしホームだし、来日間もないシリアには楽勝かと思っていました。ところが、シリアのFIFAランクはイラクより上だし、Bグループで4位につけていてUAEぐらいの戦力かもしれませんね。 イラクより強そうです。今回の試合の感想を簡単に述べたいと思います。 今回は見ていて特に感じた各選手の感想を簡単に書いています。久保と原口のプレーの出来 前半の30分ぐらいは観ていないので良く判りませんが、解説者等の口振りから久保と原口、特に久保の出来がイマイチだったようです。前半終盤にはミドルシュートを放ちましたが、決められず後半早々と交代させられました。(ヨーロッパのリーグが終わって、安堵感からのモチベーションの低下か、疲れが出ているのか?)山口の早々の交代 そんなに出来が悪いとは思いませんでしたが、早々と井手口と交代させられましたね。山口は、今までハリルホジッチに評価されていると思ったのですが、出来が悪いと判断されたのか、井手口に期待していて早く見たかったのか、早々の交代でした。井手口の出来はと言うと、まぁ良く観ていなかったということもありますが、守備には見るべきものがありましたが、攻撃のビルドアップは未だ未だかと。あまり存在感はなかったですね。失点の場面 失点した場面は、最初上手くDFの間に入り込まれ致し方ないかとも思いましたが、分析すると、まず簡単に交わされて良いクロスを上げさせたのがいけませんね。それから、上手く間に入り込まれのは、相手の方が蹴ったボールの軌跡を熟知しているとは言え、周り、特に横からボールの軌跡が分かるGKとボランチの声掛け(指示)が重要かと。また、上手いDFなら素早く軌跡を読み相手に体を寄せるとかするので、後方に居た吉田の責任もあるかと。乾のテクニック 出だしからドリブルで魅せましたね。その後は、乾にボールが渡ると観客がざわつく感じです。スペインリーグでレギュラーを張っているテクニックは、代表戦でも十二分に光っていましたね。圧巻は、本田からのロングパスをピタリと足元に止め、間髪入れずに相手DFを抜き去ったドリブル突破ですね。乾のドリブルを見ていると、相手との駆け引きと言うか間合いを見てタイミングを外したりコースを変えていますね。これを見ると、上手いドリブラーの特長が窺えます。本田の現在のレベル 経験値かポジショニングには流石の面もありますが、明らかにフィジカルと決定力、プレーの切れは落ちていると思いますね。試合にあまり出ていないせいだけとは思えず、今迄のプレーのレベルは望めないと思います。でも、長谷部のようにキャプテンシーやバランス感、ここぞという時の集中力や存在感で魅せるべきものがあるので、もう一花咲かせて欲しい気がします。大迫の価値あるプレー それ程目立たないながら、ホストプレーには見るべきものがありましたね。最たるものは、得点に繋がった長友への左サイドのパスと本田への右サイドのスルーパス(本田得意の左足ではなかったですが決めないとダメ!)で、その他にも引いてきて中盤の受け手になっていましたね。但し、引いてこなければいけないのは、チーム全体が停滞して行き詰っている証拠で、あまり良い状態ではないです。大迫に比べた浅野のプレー 後半の15分ぐらいのプレーでは評価できないですが、ドイツでプレーしていてもあまり成長していないな という印象です。持ち前のスピードも生かせていないし、シュート力も向上していない、存在感ゼロでした。GKは終始川島でしたが、柏の連勝を牽引している中村を見たかったです。ハリルホジッチは川島を買っているようで、確かに本戦にはベテランの力も必要ですが、親善試合なのだから新戦力として中村を試して欲しかったですね。このドローの結果を受けて、各紙で『最終予選へ不安』と書き立てていますが、そんなに心配していません。前半の低パフォーマンスは、モチベーション不足と連携不足が主な原因と思いますので、1週間の練習と本戦への準備で解消できると読んでます。但し、イランという場所が相性とテロへの不安意識から問題ですかね。
2017.06.10
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新聞の見出しみたいなタイトルですが、まぁ、この2試合はそんな印象ですね。 2試合の全6得点のうち、2ゴール+3アシスト と5得点に絡んでいます。それ以外には、川島の復活と吉田の安定感の確立(?)、香川がやや復調と言ったところでしょうか?UAE戦はDFが集中を切らさず安定していた感じですが、タイ戦は少しバタバタしていた感もあり、その辺をビデオをよく見て、何が違っているか確かめてみたいと思います。 何せ、シュート数とCK数はタイに劣っているというデータが出ているのですから。違いの分析は後にして、今回の2試合を通しての感想を簡単に述べたいと思います。(それにしても、シュート数が少ない割には点が入っているのは久保のおかげですね。勝つ時はそんなもんで、点が入らない時の対策が重要です。)吉田の安定感、森重の精彩のなさ これまでは吉田のポカで失点することを何度も目にしましたが、この2試合、特にUAE戦は集中を切らさず安定した守備でした(タイ戦ではペナルティエリア内で頭越しのボールを見送ったり、1対1で相手に裏を取られそうになるとかのポカはありましたが ... )。それに対して、森重は時折良いロングフィードは見せますが、パスミスが多く相手の動きに出遅れたり裏を取られたり、折角前に走りこんでいる味方にパスが出せなかったりと、少し精彩を欠いている感があります。何か壁にぶち当たっているのか、悩んでいる感がありますが ...パススピードの遅さが気になります アルゼンチン、スペイン、ドイツ等のボールポゼッションの高い代表チームは勿論、強い時の日本代表(かつての小野/中村俊がいた頃の全盛期)と比べても、パススピードが遅い気がします。パススピードが遅いと、正確に出していてもカットされ易くなります。そんな中、正確に速いパスを通す自信がないのか、横パスを諦めて後ろに戻すシーンが多々見られました。それでは、速い攻めはなかなか難しく、リスクを冒さないとチャンスは生まれません。たとえ失敗しても、選手間の距離を適正に保ち速い対応を行えば、失点のリスクは減ります。まぁ、これには速くて正確なパスを出せるテクニックと素早い判断を養うべく動体視力を高め、自信を付けるしかないかもしれません。本田、長友の衰え 試合から遠ざかっているせいもあるのでしょうが、明らかにプレーの質が落ちていると思います。交代して直ぐのの決定機でも、あれだけ余裕があって本田得意の左足シュートで、あのボールの勢いはないですね。疲れているはずはないし、ボールの捉え方を失敗したとすれば、スピードやテクニックが落ちていることになります。もう一花咲かせて欲しい気がします。一方、長友も往年のオーバーラップが全然見られないし、PKを取られたプレーなんか、ボディーバランスの悪さと、精神的焦りを感じてしまいます。こちらは、終盤での疲れもあるのでしょうが。注) UAEのオマルは、昨年のアジア最優秀選手に選ばれただけあって巧いですね。あの左足での綺麗なフォームでの速いパスの出し方は、元西ドイツのゲームメーカのオベラーツを彷彿とさせます。彼に良い位置でのパス出しをさせなかったことが勝因の一つですね。パススピードの話をしましたが、同様に正確なロングフィードが少なくなってきている気がします。できる選手が減ってきているのか、自信がないからやらないのか、はたまた戦術的に減らしているのか不明ですが、相手の出足を止めたり、サイドチェンジ、縦に速い選手がいる場合には有効ですね。最後に、久保の台頭に刺激されて、マインツの武藤が成長して久保と鎬を削ることを期待します。また、ブラジルW杯で大迫とワントップを競った柿谷が復活することも期待します。( 後は柴崎ですかね ... )
2017.03.31
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結局、オランダには負けて6位で終わりました。この結果は、今の新生なでしこジャパンの実力では妥当な結果かと。(これに今回参加していない、米独仏とブラジルあたりが、より上位に入ってくるので、 ランキング的には10~11位ぐらいが妥当な今の実力かと思います。)まぁ、実力均等なグループ分けにも思えない試合結果で順位決定戦のカードを決めているのもどうかとは思いますが。( A組とC組は明らかな差があります。普通なら上位4~6チームでトーナメントでしょう。 )簡単にオランダ戦を振り返って見ると、相手が10人になるというラッキーがあったにも拘らず=私見ではレッドになった相手のプレーはファウルでもイエローになる程のものではないかと=、あれだけ相手の出足が止まって一方的に攻めていたにも拘らず、一人の突破で決められてしまったというのは、やはり経験不足のリスクマネジメント欠如と落ち着きの無さ、そして勝ち切れないのは決定力不足の為せる技かなと思います。(良い経験になったかとは思います。)懸念していたとおり、スピードのあるドリブラーのいるチームには弱く、足の速いサイドバックを育てるか、そこへの縦パスを封じる素早いプレスを確立する必要がありますね。鮫島が振り切られるシーンが何度もありました。 それで1失点しましたが、下手をするともっと失点していたかもしれません。明るい材料としては、横山が決定力を増してきたのとフル出場が可能になってきたこと、期待の若手の長谷川がパスセンスの片鱗を魅せ、今後に期待を抱かせることですかね。
2017.03.10
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毎年、この時期に開催されるアルガルベカップ。 馴染みのない地名を冠し、端境期に開催されるのでイマイチ頭に残らないのですが、やっと覚えました。昨年は不参加で、その前年の戦績は9位と散々の出来で、カナダW杯の活躍に暗雲が立ち込め、私も=なでしこジャパン、前途多難! =と、このブログで書いたのでした。そして、新生なでしこジャパンのレベル、チーム完成度は如何なものかと、興味を持ってテレビ観戦しました。初戦の戦い方を見ると、最近力を付けてきているとの評判のスペインは、組織力、動き、フィジカル、そしてメンタルと全ての面でなでしこより上でしたね。なでしこはベストメンバーではなく若手中心の構成にしているとは言え、現時点ではかなりの力の差があり、試合内容はスコア以上の差があったかと。何せ、パスが繋がらないです。2本続いても、3本目、4本目あたりで味方の動きやポジションに合わずにズレたり、相手にカットされます。また、高倉監督も言ってましたが、全般的に動き出しが遅いですね。これはコンビネーションの練習不足なのか、集中力不足なのか、はたまた試合勘・センスの問題で読みが悪いのか、メンタル面の問題も含め色々な原因が考えられます。一転、2戦目はメンタル面が改善されたか、メンバー変更もあって中盤のプレスが早く良くなりましたね。アイスランドが未だ寝ぼけているような立ち上がりの悪さにも助けられて、早々と2点を取れてラッキーな勝ちでした。簡単に2つの戦い方を通しての新生なでしこジャパンの課題を中心に感想を書いてみます。パス回しとパスの精度、中盤のタメ 上にも書きましたが、パスが続かないのです。テクニックがないとは思えないので、連携やポジショニング等の問題かと思います。但し、パスの精度はもっと高めないといけないと思います。パスミスの多さがきになります。特に、新たにキャプテンに任命された熊谷のパスミスの多さが頂けないかと。コンディションが良くないのかも。また、今のメンバを見ていると、中盤でキープしてタメを作れる選手がいないように思います。阪口あたりがその役割を担わなければならないのでしょうが、やはりコンディションが悪いのか、判断が遅く精彩を欠いています。スペインに完敗した大きな要因の一つと思っています。長谷川等の、若手の台頭を期待しています。サイド攻撃の拙さ 有吉がケガで出ていないこともありますが、サイドバックのオーバーラップとかサイド攻撃が少ないと思われます。アイスランド戦の後半の鮫島ぐらいしか、サイドバックがオーバーラップするシーンを覚えていません。戦術的にどうなのか?これは、上で書いた中盤のタメとも絡みますが、中盤がしっかりキープしてくれないと、サイドバックとしてはなかなか上がれないものです。また、宮間みたいに正確なロングパスを出せる選手がいないのも原因かもしれません。見ていて、サイドが空いているのに何故出さないのかと、歯痒いシーンが結構ありました。正確に出せる自信がないのかもしれません。いずれにしろ、川澄のようなスピードのあるサイドアタッカーと正確なパッサーが望まれます。試合の入り方、立上りが重要 アイスランド戦は、立上りの相手の悪さに乗じて得点しました。相手が調子を元してきたら得点できなくなったところをみると、やはり今のなでしこにはそれ程の決定力はないと思っています。それだけ試合の入り方・立上りが如何に重要かと判ります。W杯カナダ大会の決勝で、入り方に失敗してアメリカに大敗したことを思い出します。と言う訳で、未だ若返ったばかりで世代交代中のなでしこにつき、長い目で見る必要はあるのですが、何か成長が阻害されているような気がしてならないのです。以前、私が=意外に若手が育っていない、なでしこジャパン =と書いたのですが、若手が伸びていない証拠として、U-17とかU-20のW杯では3位以内という立派な成績を残しているのに、その後の世代が芳しくないのです。何が原因なのでしょうか?話はそれますが、あるコンサルタント(船井総研)の方のメルマガで、こんな話が出ていました。少し古い調査結果になりますが、転載してみます。----------------抜粋の始まり----------------都市部の生活者を対象としたある調査によると、「将来は自分たちの世代より良くなっていく」という質問に対して、ここしばらく日本はダントツ最下位だという。たとえば、新興国ミャンマー 95%ベトナム 93% 中国 69%インド 69%タイ 60%先進国では アメリカ 24% EU 18% 日本 9%こんな具合だ。いつの間にか、日本は未来に希望を持てない国になっていると感じている人が世界一多い国になってしまった。----------------抜粋の終わり----------------伸び悩んでいるのも、こんな日本の世相を反映しているのでしょうかね。話を戻しますが、スペインはFIFAランキング14位で、日本は7位だそうです。以前の3位から段々下がっていますが、今の状態を見ると、10位以内とは思えません。そして、スペインはノルウェーに3-0で勝っているし明らかに実力が上がっていて、日本とスペインを逆にすると丁度良いかもしれません。せめてもの救いは、期待の若手の長谷川が結果を出したことでしょうかね。残りのノルウェー戦と順位決定戦を見守りたいと思います。
2017.03.05
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皆さん、明けましておめでとうございます!いつもは帰省中につき故郷で見ていて、ジックリ観れなかったのですが、今回は訳あって既に横浜に戻ってきていてジックリ観れたので、感想を書くことにします。鹿島アントラーズ vs 川崎フロンターレ。 どちらも持ち味を出していて、ボールに対する鬩ぎ合いが厳しく攻守の切り替えも早い好ゲームでした。まぁ、結果としては、チャンピオンシップ、クラブW杯通して好調だったアントラーズが勝ちましたが、内容的にはフロンターレの方が良かったし、個人的にもフロンターレを応援していました。アントラーズの方がカップ戦と言うか、一発勝負に強く、フロンターレはまたしても悲願のタイトルを取れませんでした。簡単に個々の感想を書いてみたいと思います。攻めるフロンターレ 対 守るアントラーズ 最初の15分ぐらいは、両チームの前線から中盤にかけてのプレスの攻防が続き、フロンターレがペースを掴み、フロンターレの攻撃が優る。細かいパス回しで攻めるフロンターレと、守りを固めカウンターを狙うアントラーズと言った構図で、ここでフロンターレが点を取っていれば流れが変わった筈だが、惜しいチャンスを潰すと前半の最後10分ぐらいはアントラーズ・ペースに。そして、アントラーズのコーナーキックでフロンターレが失点。セットプレーの強いアントラーズと弱いフロンターレ アントラーズは植田等ヘディングの強いDFが多いので、守備も固くセットプレーにも強いのだと思われます。それに比べると、フロンターレはセットプレーでマークが少し甘いですね。 失点のシーンも最後にマークがずれて遅れてフリーでヘディングを決められていました。この当たりのマークの徹底がフロンターレの課題のようですね。 光った選手とフロンターレのパス回し フロンターレがほぼ中盤は制していたと思いますが、その要因は大島のポジショニングかと思います。ゲームメーカーの中村憲剛のすぐ近くにポジションをとりサポートしているのと、常にボールの近くにいるので、パス回しの中心にも、ディフェンスでのプレスの中心にもなっていたかと。フロンターレのパス回しは、細かく繋ぐのが特徴ですが、リズムが単調になるのと足元へのパスが多いので、守り易く脅威が少ないです。ロングパスももっと使い、走り込む選手へのパスを増やせば、バルセロナばりの威力が出てくると思います。 アントラーズとフロンターレのリオ・オリンピック世代、植田と大島はそこそこ頑張っていたと思いますが、日本代表のレギュラーを奪取すべく頑張って欲しいと思います。特に大島はUAE戦の敗戦の戦犯扱いにされているので、その汚名を晴らす意味でも頑張って欲しいと思います。その一つ上の世代と思われる柴崎と小林にも頑張って欲しいです。この天皇杯では、柴崎はあのクラブW杯での活躍に比べると、イマイチ影が薄かった気がします。再び日本代表のレギュラーを掴み、安定した活躍を魅せて欲しいと思います。
2017.01.02
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残念!相手のトラブル続きの運も味方に付けられず、守備が崩壊して5失点。逆に言えば、旅疲れのコンディション不足があるにも関わらず、ナイジェリアは強かったです。(親善試合のガーナとは全然違ったようで、あまり役立たなかったかも?)最初の失点以外は、全てミス絡みで、それも判断ミス。世界大会の経験不足や本番に弱いメンタル面の弱さが出てしまったような気がします。最初の失点にしても、櫛引の足は全然動けていないし、DFのリカバリーの動きも悪かったです!それに比べると、最後は動きが止まったとは言え、ナイジェリアは最初良く動いていて、前線からのプレスも効いていました。ざっと見ただけですが、主に失点シーンを振り返ってみたいです。(簡単な感想です。)AOのDFも全然貢献できず! 最初の失点では、2人で挟み込んでいながら藤春が簡単に交わされ中に入られシュートを打たれています。4点目は塩谷と室屋の連係ミスで、特に塩谷の安易なプレーが発端で、その後の対応でPKを取られています。全般的に塩谷はミスが多く、チーム全体を落ち着かせる役目なのに、逆に足を引っ張っている感じです。このままでは岩波に替えた方が良いような気がします。藤春にしても、攻撃では貢献していたものの、守備ではミスが多かったかと。慌てているのかDFやGKの判断ミスから失点 2点目はアーリークロスに慌てたか目測を誤ったか、室屋が競っていないのにジャンプヘッドにいって空振り。この日の室屋は判断ミスもそうですが、動きの切れもイマイチだった気がします。3点目も最終的には植田のヘディングのクリアが小さくなって相手に拾われ得点されています。クリアしたボールが相手の処に行きアンラッキーにも見えますが、この場面も相手と競っていた訳ではなく、力ない相手のシュートミスなので無理にヘディングにいかず胸でトラップしてクリアすれば良かったかと思います。また、5点目も櫛引がスライディングにいきましたが、GKなのだから飛び込んでキャッチにいくか、少なくとも中途半端なクリアではなく脚で止めて、その後キャッチかと思います。どうも櫛引は1失点目と言い、キックの精度の悪さと言い、中村に替えた方が良いと思います。光った選手 こんなDF崩壊の中にあっても、攻撃陣では南野と大島の出来が光っていたと思います。1点目、2点目、いずれもこの2人のパス交換から得点が生まれています。大島は5失点目の切欠は作りましたが、それ以外では出来は良かったと思います。開始早々の藤春のセンタリングの惜しいシュートがあり、これが決まっていれば違った展開になっていたかもしれません。 南野も身体が切れているようで、スピードがあり確実にキープしてチャンスを演出していました。リオ・オリンピック最終予選を兼ねたU-23アジア選手権の時よりも出来は良いです。次も期待できます。過去の大会を観ても、ナイジェリアに負けた時は皆グループリーグ敗退になっています。あのブラジルに勝ったロサンゼルスオリンピックでも、そうでした(その時ナイジェリアは金メダル)。本田圭佑とか香川、長友が居た北京オリンピック2008もナイジェリアに負け敗退。逆に、ナイジェリアに勝ったベルリン大会(かなり昔)や、あの銅メダルを取ったメキシコ大会(ナイジェリアと戦ってたのですね)は見事に勝ち進んでいるのです。今回は、このジンクスや状況から言って難しいですが、ブラジルW杯のドイツのようにジンクスを破るのも歴史を作るためには必要で、感動を与えてくれます。是非2連勝してGL突破して欲しいです。(プラス思考で、あのアディショナルタイムに得点したのが、得失点差で活きてくると考えたいです。)
2016.08.06
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残念ながら優勝予想が外れてしまいました。ベスト4までは、まさかのベルギー敗退([葉痛い]じゃないよ)で外した以外は順調だったのに。肝心な優勝国を外してしまいました。但し、言い訳を言わせてもらうと、最初の予想(6.11の日記『ユーロ2016始まる』)で、「開催国フランスの優勝もあるかもしれません。スペインやドイツに勝てたらですが ... 」と言っているのですね。それにしても、何故テレ朝は事実上の決勝戦の『ドイツvsフランス』を放映しないのでしょうか? 前日のポルトガルvsウェールズは放映しているのに。 こっちの方が絶対面白いと思うのですがね!(そんなに観たけりゃWOWOW加入すれば良いじゃない。ケチくさ。と言われそうですが)放映日が事前に決まってしまっているのか、クリロナがいるからなのか、判りませんが ...そんな訳で試合は観てないのですが、試合内容は新聞やテレビの寸評によると、圧倒的にドイツが支配していたようですが、ポゼッションや上辺のデータだけではわかりません。サッカースタイルの違いや、メンタル面の優位性、集中力・展開の読み等が効いてきますから。観れるチャンスがあれば、分析したいかと。いずれにしろ、勢いや話題性から言って、フランスが優勝するでしょう。グリーズマンという新しいヒーローの誕生です。いつまでもクリスチャーノ・ロナウドが主役では面白くありません。新しいストーリー、ドラマが欲しいです。そして、世の中的にもフランスが優勝した方が良いです。 年初のパリのテロ襲撃、ブルゴーニュの葡萄被害)(関係ないか)、日本が3.11で落ち込んでいる時になでしこのW杯優勝でどれだけ勇気づけられたことか。フランス国民にも勇気を授けたいです。 決勝のある早朝は、ゆっくり試合観戦をしたいと思います。 今度こそテレビ放映があるでしょうから。テレ朝さん、頼みますよ!!! 多忙の仕事も一段落で、月曜は休みが取れたので、後ろを気にせず、ゆっくり観れます。そしたら、久々に寸評を書いてみますか。
2016.07.08
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今回もユーロ2016ネタです。但し、平日が忙しすぎてジックリ観ている暇がないので、寸評も書けません。(尤も、WOWWOWに入っていないので週末しか観れませんが...)従って、前回のベスト4予想の続きで、懲りずにベスト4と優勝国の予想です。私がベスト4に選んだチームは、辛くも皆、決勝トーナメントに残りました。ただ、既にベスト4予想は外れることが明らかになったので、やり直しです。クロアチアの頑張りでスペインが2位通過になったこと=昨年旅行に行ったこともあり密かにクロアチアを応援はしていますが=、イングランドが下位に苦戦し、これまた2位通過になったこと、これらの影響で強豪国(W杯優勝経験国)が全て右ブロックに集まってしまいました。(こんなこと、あるのですね! 下手すると決勝が興醒めになる虞もありますが、そうならないことを願います ... )各国の予選リーグの戦い方とドローを見ると、予想外にイタリアが好調で苦しまなかったこと、開催国フランスが好調なこと、イングランドが期待した程には強くなさそうなこと(まぁ、EU離脱でユーロも離脱しちゃうかも)、ポルトガルが例の如くクリロナの不安定さでもたついていること。でも、3戦目に片鱗を魅せましたね(イラツキはありましたが)。決勝トーナメント初戦で観るにはもったいない取り組みは、スペイン vs イタリア(前回の決勝カードですが、相性と言うか前回同様スペインが勝つかと) 、クロアチア vs ポルトガル でしょう。 そんな訳で、私の予想は優勝は変わらずドイツです。そして、ベスト4に残るのは下記の国かと。ポルトガル C.ロナウドが段々調子を上げそうだし、ポゼッション・サッカーは、スペイン、ドイツに次ぎ保たれているので。でも、クロアチアが代わり残ることも考えられます。ベルギーイタリアが2位通過でこの位置にいたら、多分決勝まで残ったかも知れません。フランス 開催国の地の利と応援の力で、イングランドに勝ちそうです。ドイツ 長丁場でピークを後半に持ってくるのが上手いのがドイツです。予選リーグは意外と苦戦していましたが、調子を上げてくる筈です。民放の放映はテレ朝の週末しかなかったですが(例外的にポルトガルの第3戦をやったのはクリロナが注目されているからでしょうか)、決勝トーナメント、少なくとも準決勝ぐらいからは民放でライブでやって欲しいです。今回の大会で、スペイン、ドイツ型のポゼッションサッカーを破る国が出てきて新しい潮流があるのかどうか、これも一つの見所ですが、今のところ良く判らないです。(尤も、ドイツもいつからポゼッションサッカーになったのでしょうか?)
2016.06.24
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久々のブログです。それもサッカーネタは、リオ・オリンピック最終予選を兼ねたU-23アジア選手権以来。でも、ユーロ2016 の寸評ではなく、『これからブログを再開しますよ』という予告に過ぎないです。(早朝、開幕戦のフランスvsルーマニアをやってましたね! 寝ながらなので所々しか見てないですが、開催国フランスの優勝もあるかもしれません。スペインやドイツに勝てたらですが ... )ユーロだけでなく、コパ・アメリカも今やってますね。(こちらは既にかなり進んでいて予選の3巡目に入るところです。)私の記憶では(どこかで聞いたフレーズ?)、同じ時期にやることはなかったと思うのですが、ユーロに対抗しているのでしょうか? その証拠と言うか、前は南米だけだった筈が、今回は中南米も北米も入っています。そして、開催地がアメリカです。ユーロに比べ知名度、人気(?)がイマイチなので、規模を広げて知名度アップに努めているのでしょうか?話が逸れましたが、ユーロに話を戻すと、スペインの3連覇はあるのか、=スペインでなければどこが優勝するのか= 、今度こそクリスチャーノ・ロナウドは活躍できるのか 、新しいスーパースターは現れるのか、と言ったところが私の関心事です。 スペインは、W杯ブラジル大会では予想外の惨敗で、ランキングも当然1位から急落し、落ち目と思われていますが、相変わらずクラブチームはトップレベル(と言っても主役は外人)。そして、代表の状態も若手が伸びてきたのか復活しつつあるようです。その証拠と言うか、韓国に親善試合で6-1と大勝しているし、イニエスタが最後の大会で燃えているようです。でも、私の現時点の予想では優勝はドイツかと思います。そして、ベスト4に残るのは下記の国かと。ポルトガル組み合わせに恵まれているし、C.ロナウドも状態に問題はなさそうなので、流石に今度こそは大きな大会で活躍できるのではないかと。イングランド スペイン ドイツ イタリアは予選が厳しい組なので、消耗してベスト4までは残れないのでは? と考えています。楽しみは増えたのですが、仕事が佳境で早起きしてライブで観るのも難しいし、ビデオに撮っても観る時間があるか問題です。現に、未だキリンカップの決勝も観れていません。でも、準々決勝からと、スペインvsクロアチア戦、イタリアvsスウェーデン戦は絶対みるぞ。(と言っても、そもそも放映予定に入っているのか?)
2016.06.11
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昨夜、悲報がありました。 トータルフットボールの申し子、あの偉大な元サッカー選手『ヨハン・クライフ』が肺癌のため亡くなったのです。前々から肺癌を患っており、容態が良くないとの噂もあり心配していたのですが、とうとう"この日"が来てしまいました。謹んでご冥福をお祈りします。私がクライフの存在をハッキリ認識したのは、1974年のW杯西ドイツ大会でした。それ以前にも、トヨタカップの前身のクラブ世界一決定戦等で既に活躍していたのですが、今みたいに海外サッカー情報があまり入ってこない上、丁度私が受験期でサッカーを止めていたこともあり、その存在に疎かったのです。そのW杯決勝では、前回大会の好印象も手伝って西ドイツファンだったので、西ドイツを応援していました。(当時の西ドイツ大会では、オランダが台風の目としてトータルフットボールで席巻し、決勝の下馬評では圧倒的にオランダ有利だったこともあり、反感贔屓も手伝って余計に西ドイツを応援していました。)【決勝戦の記憶の再現】46年が経つのに、未だに鮮明に記憶に残っています。記憶力が一番良い年頃ということもありますが、それだけインパクトがあったのです。開始早々に牙をむくトータルフットボール 立ち上がり1分、トータルフットボールの片鱗かオランダがパスを廻し始め、西ドイツは全然ボールに触れません。これを観て、西ドイツは下馬評どおり全然オランダには敵わないのではないか? と思った記憶が蘇ります。開始早々のセンセーショナルなドリブル突破 そんな不安な展開(西ドイツを応援していた身として...)に、次のシーンが追い打ちをかけます。突然、クライフが最後尾に走り寄りパスを要求します。そして、パスをもらってトップスピードでドリブルを始めました。(何か閃いたのでしょう!)西ドイツのMFとDFは置き去りにされ、ペナルティーエリアに入られ、斜め後方からのタックルで倒すのが精一杯でした。(今なら一発退場です。)そして、何故かクライフはPKを蹴らず、ニースケンスがど真ん中にPKを決めました。(日本の本田がこれを真似しているのかは判りませんが ...)クライフのドリブルは天下一品です。スピードもさることながら、緩急の変化、コース取り、そしてボディバランスが最高なのです。 現在の最高のドリブラーのメッシとは好対照で、メッシが細かいタッチ数の多いドリブルなのに対して、クライフは大きなスライドの少ないタッチのドリブルながらコース取りやボディバランスの良さで相手の届かないところにボールを運びます。どちらもドリブルが上手いことには変わりませんが。ゲルマン魂か、西ドイツの反撃その後は西ドイツが盛り返し、同じくPKで同点にし(あのヘルツェンパインの芸術的シミュレーション)、そして、今でも語り草となるゲルト・ミュラーの決勝点。トラップミスを帳消しにするボールへの寄りの速さと反転力でゴールしました。まぁ、開始早々の得点でオランダに油断があり、また自国開催とゲルマン魂の粘りのDFにオランダが屈した形になりました。後半の一方的攻勢も本来のトータルフットボールが封印される 後半は、クライフがファールまがいのフォクツのしつこいDFに合い(現在なら何度もファールでイエローが出ている筈)、クライフの動きが抑えられているからか、オランダがロングボールを多用するようになり、本来の攻撃でないからか、一方的にオランダが攻め立てるものの、得点を奪えずじまい ... (ハーフタイムにクライフが主審にクレームを言いイエローを出されてしまいました。もっときちんとファールをとるように言ったのでしょうね。これで余計にファールをとってくれなくなったかも。)でも、終わってみると西ドイツが勝って嬉しい筈なのに、オランダに勝って欲しかったような複雑な心境に ...この後、当時のテレ東のダイヤモンドサッカーでオランダの試合を観て一気にオランダとクライフのファンになりました。オランダ好きは今も続いています。長くなるので、又日を改めて書きます ...追伸: クライフの追悼番組として、1974年のW杯西ドイツ大会の決勝戦やオランダvsブラジル戦をやってくれないかなぁ ...また、明後日地元の草サッカーの試合があるので、"クライフを偲んで"、クライフ・ターンでもやってみようかなぁ!
2016.03.25
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優勝、やりましたね!それも、A代表でもないような2-0 からの逆転勝ち。後半20分過ぎまでは韓国ペースで、試合内容も押されていたようですが、韓国が疲れたのか動きが悪くなり日本ペースになりました。( "ようです"と書いたのは、実はそれまで見ていないのです。ワインが効いてきて、その前の2時間ドラマを横になって見ていたら、途中で寝てしまったのでした。)******* 今回は試合の分析ではなく、上記の状況で軽く見流していたので単なる感想です。再放送をビデオに撮っているので、良く分析できたら別途コメントします。(2016/1/31 19:00) ********最初、目覚めた時は2-0で韓国が勝っていたので、やはりこの世代は韓国には敵わないのかと思いました。日本ペースになってからの戦い方は見事なもので、カウンターで相手DFの裏を取って少ないチャンスを確実に得点に結び付けました。但し、優勝したからと言って実力だとは思わない方が良いかと。イラク戦にしろ、韓国戦にしろデータ上も劣っているし、内容的にも劣勢であるからです。後半20分過ぎになってやっと日本ペースになったことを見ても、監督の采配もさることながら体力的に温存できた戦い方ができた、運の良さがあったからです。これはグループリーグでサウジがズッコケて早々に決勝トーナメント進出が決まり、余裕を持った戦い方ができたからです。オリンピックではオーバーエイジ枠の活用もさることながら、課題のラストパスの精度と積極的なシュート意識の向上、そして攻撃の連動性の向上が不可欠かと思います。更に、今回の躍進の基礎となった層の厚さも大事かと。後半20分過ぎまで良く寝てましたが、何故か不思議と良い時間に目が覚めました。誰に起こされた訳でもないのにパッと目が覚めたのです。神様か選手達に「寝てる場合じゃないぞ! 今から逆転するからシッカリみてくれ!!」と起こされたかのようでした。
2016.01.31
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やりましたね! 後半アディショナルタイムでの決勝点。おまけに、今まで散々苦杯を飲まされていたイラクにリベンジしました。前半は選手間の距離が良く、毀れ球も拾え上手くサポートできていたので、それ程のピンチもなく、唯一CKでの失点ぐらいだったかと思います。後半は出足がイラクより劣っているのか、なかなか毀れ球が拾えなくなり、攻め込まれる場面が多く冷や冷やものでしたが、何とか守り切りました。そして、終盤になってイラクが疲れたか日本ペースで試合が進み、南野のセンタリングをGKがパンチングした毀れ球を原川が素晴らしいシュートで決めました。後半はCKの数が圧倒的にイラクの方が多く、シュートもイラクの方が多いです。日本はなかなかシュートを打たない悪い癖が出ているのと、ラストパスの精度の問題でなかなかシュートに結びつかない嫌いがあるかと。多分、決勝には予想どおり韓国が出てくるでしょうから、ラストパスの精度を上げ、積極的なシュートで韓国に勝って欲しいと思います。南野のゴールに期待したいと思います。今日の試合も一本もシュートを打っていないようなので、南野あたりはどんどんシュートを打って欲しいと思います。
2016.01.26
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久々のサッカーネタのブログです。でも、U-23代表戦の寸評ではなく今回は軽く、明日から始まる決勝トーナメントの予想と言うか願望を書きます。予選リーグは結構厳しい組合せかと思っていましたが、予想以上に順調に戦ってきましたね。優勝候補のサウジがズッコケて敗退したり、オーストラリアも敗退してしまう、開催国のカタールが想いの外強い(?)等、予想外の結果でもあります。日本の出来は、A代表でもあまり見られない見事な大島のミドルシュート=前からドンドン打てと言っているのにA代表ではなかなか打たず、この世代でようやく目が出てきたのかも?=、確実にボールをキープしてタメを作ってくれる中島、段々チームに馴染んで良くなってきた南野等、明るい材料が多いかと。但し、準々決勝の相手のイランは、A代表も含め日本の比較的苦手な相手。また、この世代は悉くベスト8の壁に阻まれている現実。イランより休養日が1日少ないというハンディ。決勝トーナメントは一発勝負なので何が起こるか分らないところがありますが、キーポイントは下記かと。今までのW杯等の大会でも言えることです。ラッキーボーイ的存在と大島のミドルシュートのようなスーパーゴールの存在 チームの勢い、特に尻上がりの状態向上 監督の采配と思い切りの良さ、冴え そして、チームの強運こう見ると、イランもカタールに負けるなどチーム状態はイマイチのようだし(試合内容を全然見ていないので不明ではありますが)、日本は上記以外にも遠藤や植田、久保など、フィジカルもメンタルも強そうな選手が調子がよさそうなのと、手倉森監督の采配も結構当たっていること、これらを考えるとイランに勝ってくれると思います。この世代の以前の戦い方を見ていると、失点したり守勢に回ると結構パニックになって崩れているような弱さがあったのですが、大分逞しくなり、戦術的にも進歩していると思います。結果的には決勝まで進み、もう一方のブロックでは韓国が出てくると思います。この世代は韓国の方が実力は上かもしれませんが、決勝で韓国を破ってくれることを期待します。
2016.01.21
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今までの相手よりは確かにフィジカルでも戦い方でも強かな相手でした。日本は準備不足なのか、前半の終わりは足が止まって疲労の色が濃く、後半の戦いをかなり心配していたのですが、戦い方が良くなりホットしました。それでも、パスのタイミングやコースの微妙なズレが多く、弱い横パスやバックパス、コース・タイミングのズレからカットされ、危ない場面を作りましたが、それも相手の強いプレスの意識や余裕の無さからくるような気がします。危ない場面で失点してしまうと、全く違う展開になっていた怖れもありましたので、シッカリ反省は必要かと思います。そんな観点から、今回は懸念点のみになりますが、簡単に述べてみたいと思います。プレスが強くハイボールの多い相手の対処に余裕がない 前半の立ち上がり15分ぐらいまでボールが落ち着きませんでした。これは、相手がドンドン蹴りこんできて前にプレスをかけると、日本も蹴り返すかクリアしてしまうからです。シッカリ止めて味方に繋げば良いのですが、相手の勢いに余裕がなくなるのか、どうも単純に蹴り返してしまう傾向があります。まぁ、周りの素早いサポートの動きやコーチングも必要ですがね ...シュートまでが遅く、ミドルシュートを打たない 前々から指摘していますが、打てるチャンスがあってもミドルシュートをあまり打たず、またシュートまで一手(サッカーだから一足か?)多い気がします。ドリブルやパスを選択してしまうのですね。自信がないからか隙あれば打とうという姿勢が感じられません。尤も、シリアみたいに無謀なミドルシュートが枠を外してチャンスを潰すよりは良いですがね。攻め手を広げるためにもミドルシュートの上手い選手が欲しいです。バイタルエリアの活用が少ない 前半は、縦パス一本でのチャンスメイクや長友の縦の突破ぐらいしか目を引く攻撃がなく、バイタルエリアの活用は殆どありませんでした。後半になると、バイタルエリアの活用が幾らか見られるようになりました、1点目のPKは岡崎のバイタルエリアへの走り込み(と言うか長谷部のバイタルエリアを狙ったパス)からで、2点目も香川のバイタルエリアの突破、3点目も清武のスルーパスと本田のバイタルエリアへの走り込みからでした。特に、アジアのチームのDFはボールウォッチャーの傾向があり、裏へのケアは弱いからより有効だと思います。 実戦から遠ざかっている長友の出来が気になりましたが、思っていた以上に良かったですね。でも、新聞での評価は意外に低く、『もっとできる筈だ』と書いてありましたね。そう言えば、いつも見られる中に切り込んでのミドルシュートがありませんでした。 そう言えば、同じく最近2試合出番のない本田もミドルシュートがなかったですね。ミドルシュートを打つには試合勘とか余裕が大事なのかもしれません。新戦力が試されそうなイラン戦が楽しみになってきました。
2015.10.11
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前回のシンガポール戦はワイン会と重なり見られず、今回も新人歓迎会の飲み会があり、またしてもライブでは見られませんでした。前回は、シンガポール相手では過去に苦戦しているとは言え一方的な試合で、録画を撮る程のこともないだろうと思い、録画しませんでした。今回は、一方的な試合とは言え、引いた相手を日本がどう崩すのか、前回からどう進歩しているのか(と言っても前回を良く見ていないのですが)、その辺りが気になり録画しました。引いた相手を攻めるためには、以下の策が有効かと。 ・引いた相手の前のスペースが空くので、そこからのミドルシュート ・相手は前ばかりに注意(ボールウォッチャー)しているので、裏を突くパス(逆サイドへのクロスも有効) ・ゴール前にはスペースがあまりないので速く正確なパス ・相手を左右に振って疲れさせ、ラストパスやシュートへの寄せを遅れさせるそんな観点で、ビデオを見て感じたことを幾つか脈絡はないですが簡単に述べてみたいと思います。ミドルシュートの質と数 前々からミドルシュートをもっと打てと言ってますが、今回はハリルホジッチからの指示もあり結構打っていましたね。でも、あれだけペナルティエリア前のスペースが空いていたことや、相手のプレスが緩いことを考えればもっと打って良いと思います。また打ってもはるかバーを越えて枠内に飛ばないなど精度が低すぎます。普段から打っていない(打つ意識が低い)から、急に打とうと思ってもタイミングが掴めなかったり精度が悪いです。山口は東アジアカップでは見事なミドルシュートを決めましたが、昨日は散々でもっと練習すべきでしょう。無駄な縦パスやクロスが多い、精度に欠ける ハリルホジッチの戦略を意識し過ぎなのか、単に気分的な攻め急ぎなのか、引いている相手に無駄な長い縦パスが多い感じでした。相手が引いていて裏のスペースがあまりなく、味方が走りこんでいる訳でもないのに意味不明な縦パスを何度か感じました。(特に前半)また、相手の裏ではなく前に緩く上げているクロスがかなり目に付き、これもあまり意味ないなぁと思ってしまいました。単に精度が悪いだけかもしれませんが。精度に関して言えば、酒井のマイナスのセンタリングが武藤にピッタリ合っていたと書いてありましたが(本人の弁か記者の感想か分りませんが)、私の感想では少しズレていたかと。武藤は下がりながら回り込んでシュートしていたので難しい体制で、且つ相手のプレスを受けていました。ニアで前目に合わせるか、もっとマイナスで後ろから走りこんでくる味方に合わせるのが良かったかと。もっと良いのは、武藤の後ろに大きなスペースがあったので、武藤がスルーをして、その後ろに走りこんでシュートすれば確実に得点できたのではないかと ...(スルーで印象深いのは、昨年のW杯のイタリアvsイングランドの1点目のピルロの見事のスルーでした。完全に相手を引き付けて、その後ろの見方が楽々シュートを決めていました。)バイタルエリアの活用 前半の香川や、宇佐美の香川とのワンツーでの突破(後半41分)のように、もっともっとバイタルエリアに入ってマイナスのクロスを入れたり、速いセンタリングやシュートを打って欲しいと思います。後半の20分過ぎからは、パスは繋いでいても単調で変化がなく、気の利いたアイデアプレーもシュートも少なく、ビデオを観ていて眠くなってしまいました。興梠や元気を投入して動きが活性化してくると、また良くなりましたが得点は生まれずじまい。もっとコンビネーションを良くし、第三の選手を含めた連動性を上げ、バイタルエリアに何度も入っていって欲しいと思います。それと、こういった守りを固めてくる相手には工夫とアイデアを凝らして、観るものを唸らせてほしいと思います。先程書いたスルーのアイデアなんかも良いと思います。前半の終り頃山口がヒールで左サイドにパス出したのも、味方が走っていなかったので繋がりませんでしたが、アイデアとしては良かったと思います。それと、もっと大きな速いサイドチェンジを多用して、相手を左右に揺さぶって欲しいと思います。 現在の低迷と言うか苦戦は、新しいチーム戦術を確立するための過渡期なのか、監督の掲げる戦術が選手のスキル・スタイルに合っていなのか、未だ判断できないところですが、もう2,3試合やれば判るでしょう。尤も、真価を発揮するのは強い相手とやった時で、それには縦に速い攻めが浸透すれば、かなりの武器になると思います。 それは最終予選以降まで待たねばならないかも。いずれにしろ、ザックジャパンの時みたいに、アジアカップ優勝と最初は良くても、W杯1次リーグ敗退と最後が悪ければ悲しいので、最後に花咲けば良いかと思います。
2015.09.05
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危なっかしながら、とうとうファイナルまで来ましたね!前評判が高かったのに本戦で期待外れだった男子代表、下馬評はイマイチながら勝ちながらパフォーマンスを上げていった女子代表、好対照です。女性の時代なのか、女子の頑張りが嬉しいです。何と言っても強運が感じられます。「このままでは、8強止まり」と言いましたが、組合せドロー次第では8強にも入れなかったかもしれませんが、組合せに恵まれ何とか勝ち進む内に調子を上げ、優勝候補のブラジルがまさかの敗戦という運にも恵まれています。(イングランドの劇的オウンゴールもあったし ... )決勝トーナメントに入って、コンビネーションとパス精度が良くなり、メンタル的にも良くなっているかと。但し、イングランド戦はオーストラリア戦ンに比べるとパスミスも多く、試合開始当初はイングランドの戦法に付き合ってしまっている感じで、持ち前のパス回しが出来ていませんでした。(イングランドのパワーに気後れしていたのか、キチンと止めてパスを廻せば良いのに、相手のハイボールをダイレクトにクリアしたり蹴り返していました。) (今回は詳細な寸評は割愛します。)なでしこが苦手なのは、イングランドのようにどんどんハイボールで攻めてくるチームとスピードのあるドリブラーがいるチームです。この2つを兼ね備えているのがアメリカです。現在のなでしこは前回大会よりはチーム力は落ちているように見受けられます。フランスやアメリカ、ドイツと比べると明らかにチーム力は劣ると思います。それを補うのは、前回よりレベルアップしている岩淵や宇津木、新戦力の有吉等の活躍かと。順当ならアメリカの勝ちなので、それを覆すサプライズと感動を期待して観戦することにします。
2015.07.04
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カメルーン戦、>勝って決勝トーナメント進出は決まりましたが、この先がかなり心配なのでブログを書くことにしました。(心配なのは、今年の初めのアルガルベカップからですが ... )今回、全く情報の無い初対戦のカメルーン。FIFAランク上のエクアドルに6-0で勝っているので、チョット警戒すべきなのかと思ったら、エクアドルは日本と接戦したスイスに、何と10-1で負けているのです。こんなレベルのチームがW杯に出てくるとは、余程の準備不足でW杯を舐めているのか、日本は恵まれた組に入ったと思います。(10点取りながら1点取られているスイスもどうかとは思いますが)そんな訳でカメルーンのレベルがそんな高い訳ではなく、ゲームを見ても随所にチーム力の低さは現れていました。ところが、そんなカメルーンに対して2点取ったまではそれ程問題も目に付きませんでしたが、その後がいけません。もともと、スピードのある選手の対応が課題でしたが、それを複数人で対応して手薄になった逆サイドを突かれると失点するケースが多かったですが、本日のカメルーンは、一人がスピードで突破しても、それをサポートする選手がいなく孤立していたり、手薄な逆サイドを突く戦術もあまり見られず助かっていました。(最後には逆サイドをスピードのある選手に突破され失点しましたが)強い相手なら、こうは行きません。なでしこの出来の悪いと思われる点を、列挙したいと思います。このままではベスト8止まりかと思われます。(出来が悪くても組み合わせに恵まれたので、そこまでは行けます。)パスミスが多い。特に中盤。 調子が落ちていると言われている川澄、澤口あたりが特にミスが多いような。川澄は一点目のクロスこそは良かったですが、その後影が薄く、後半早々大野に替えられてしまいましたね。クロスの精度が悪い、縦パスが少ない これがシュートの少なさにつながっているかと。(少な過ぎるとは思っていましたが、得点後のシュート数は何と1本とのこと。カメルーンは20本なのに。)また、トップの大儀見に殆どパスが入らず孤立していました。ボゼッションは60%近いのに、シュートがゼロのチームなんて信じられません。細かいパスばかりで、リズムが悪い 選手の距離感は悪くないのですが、近場の選手へのショートパスばかりで大きなサイドチェンジがないです。ショート⇒ショート⇒ロング と言ったようなリズムのパス回しがなく、リズムが悪いです。一本ロングパスを入れるだけで攻めのリズムは良くなると思うのですが ... ( チャンピオンズリーグの決勝で1点目に繋がったメッシの逆サイドへのロングパスのようなサイドチェンジが欲しいです。)パススピードが遅い 直前に男子のイラン戦を見たからかもしれませんが、パススピードが遅すぎます。特に、中途半端で遅い時があり、相手にカットされ逆襲され危ない場面を作るケースが多々ありました。ついでに言うと、パス出しの判断が悪過ぎるとしか言えないようなシーンも多々見られました。パスを出した味方の選手が外を向いているのに、外側にパスを返さず内側に返しています。内側に走るのはターンをするかバックステップを踏むかしかなく、それではダイレクトパスには追い付きません。あとで新聞やツイッター「SoccerKing」のレポートで知りましたが、澤口が「弱気になって皆パスを受けたがらない雰囲気になっていた。」とコメントしています。これが楔の縦パスの少なさやパススピードの遅さ、シュートの無さに繋がっていたのだと思いました。ハリルホジッチの縦に速い攻めの意識の刷り込みが、なでしこにも必要なのでは? と思いました。今からじゃ技術や体力の向上は無理ですが、メンタル面の向上は可能です。ディフェンディングチャンピオンという意識は捨てて(今の実力はそんなレベルではありません)、チャレンジング精神で決勝トーナメントに向かって欲しいと思います。4年前のような、前に向かうチームの一体感が必要です。「頑張れ なでしこ!」
2015.06.14
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最近、仕事が立て込んでいて、毎日帰りが22時過ぎです。そんな訳で、昨日のホッジ・ジャパンのイラク戦もライブで観られずビデオ撮りです。3日前のなでしこのスイス戦もビデオ撮ったは良いものの、未だ観れてないです。さて、少ない時間の中でどちらのビデオを先に観るか? 悩みどころです。(大した悩みでなくてスミマセン!)まぁ、イラク戦は色んなところのレポートで評判が良いようで(唯一あの越後屋がカードそのものにケチをつけてますが ...)見たい気もありますが、緊迫感はないので、それより情報が少なく本戦のなでしこの方をまず見ることにします。明日、第2戦があることだし ... そして、正に今観戦中です。 結果は、まとめて後で書きます。( 時間があったら )
2015.06.12
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ハレル・ジャパン、じゃなかった=こちらのが良いのでは?= ハリル・ジャパンの初陣!やりますね、勝利に拘ると言いながら大胆な若手中心のスターティング・メンバ。今までの主力の先発はキャプテンの長谷部のみ(吉田は未だ主力とは私は認めていません )。さて、その若手の出来は? 注目の永井や宇佐美は? 残念ながら後半からしか見ていないので、それについてはビデオで確認してからコメントします。後半だけの感想ですが、本田と香川、岡崎が入ると、相手が疲れたこともあり、明らかに流れが変わり、パスが回るようになり、ボゼッシヨンも上がりましたね。若手と何が違うかというと、長くやってきたメンバでコンビネーションが違う、個々のプレーの質が違うということもありますが、大きな違いは、ポジショニングとパスを引き出す動き、その予測 でしょうか。 そんな若手の中でも、宇佐美のパスと動きのセンスは光っていましたね! 得点こそありませんでしたが、終盤の惜しい場面がありました。そんな若手中心のチームでも良かったのは、積極的なプレスでしょうか。2~3人で早めにプレスに行き、相手の攻撃を遅らせていました。下手にプレスに行って簡単に交わされると、後ろが手薄なだけにピンチを招きます。そんなリスクを怖れず積極的なプレスで、ボールは奪えなくとも前にパスを出させないのが光っていたかと。 最初観ていた時は、点は取られないけど取れないのでは? と思っていましたが、途中からガラリと状況が変わりました。パスの正確さはイマイチでしたが、本田と香川が入るとやはり違います。でも、次戦も若手中心で行くような気はしますが、この二人がスターティング・メンバに名を連ねるかは注目です。どうでもよい話ですが、いつからキリンカップをこの時期にやるようになったのでしょうか? 前は5月のゴールデンウィークの頃ではなかったかと。また、チャレンジの文言も入っていなかったかと。どうでもよい話でした。
2015.03.28
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アルガルベ杯、やっと名前を覚えられました。日本のランキングは、知らない内に3位から4位に落ちていましたね。代わりに3位に上がったのがフランス。そのフランスとの対戦は、ランキング以上の差があることを痛感させられました。まず、フィジカルが違います。 一対一の競り合いで殆ど負けています。これでボールを奪われて逆襲を食らって危ない場面を作ることが何度も。まぁ、体格が違うから致し方ないとしても、これを交わす速いパス回しとその正確さが全然見られません。個のスピードで負けている上に、チームとしてのスピードもありません。これでは中盤のパス回しから前線への良いパスを供給できる望みは少ないです。また、パスの精度も以前ほどないみたいで、これは準備不足というより、明らかに主力の衰えで若手が伸びないと苦しいです。前にも書きましたが( 「意外に若手が育っていない、なでしこジャパン」 )、その若手が全然育っていないようです。このままでは、W杯で連覇どころかベスト4に入るのも難しいかと。今回の大会での唯一の望みは、ポルトガル戦の横山の見事なミドルシュートですが、フランス戦に起用されなかったところを見ると、未だ監督には信頼されていないようです。後は、今回怪我で出場していない岩淵とか、楢本あたりの奮起でしょうか?それにしても、国際大会だというのに、あのスタジアムにあの観客の入りは何なのでしょうか?まるで、田舎のスタジアムみたいな芝生の観客席に全然観客が居ません。(ポルトガルの田舎なのでしょうが ...)ポルトガル戦のスタジアムは観客席はありましたが、観客が居ないのは一緒です。最初は無観客試合なのかと思ってしまいました。
2015.03.10
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まさかの敗退!仕事が立て込んできた折、相性が良い(と思っていますが)UAE戦はライブTV観戦を諦め残業して、次のオーストラリア戦は早く帰れるようにしようと思っていた矢先、裏切られてしまいました。本田と香川の両エースがPKを外したら勝ち目はないですね。本田もミドルシュートやクロスが何度か浮き気味で、それが肝心な場面で現れました。これも中二日の影響でしょうか?香川もシュートを何本も決められず、それが最後まで改善されませんでした。(この大会中ずっ~と精度が悪く、やっと決めたヨルダン戦もほぼ真ん中で上手いGKなら止められていたでしょう。)このままだと、ドルトムントでも得点はあまり増えないです。何かが足りないか、何かが増えて邪魔しているのか? ( 仕事にもあてはまりそうで考えさせられます。)下記は「soccer-king.jp」が提供している対戦データ。( 内容には顕著な差が。これでも勝てないことがあるのがサッカーです。) 日本 UAE ボール支配率 68.1% 31.9% シュート数 35 3 (枠内シュート) 8 2 CK数 18 4 クロス本数 54 4 パス本数 799 396これだけシュートを打って1点なのだから"喝"です。その中で、枠内シュートの比率が悪いし(このあたりも中二日の影響がありそうです)、見ていて打てる時に打たないシーンも多々見られました。まぁ、乾と武藤はヘディングシュートの精度を上げるべきですね。それから、上記のデータに関して言えば、良くパス本数と一緒に成功数とミス数が出ていますが、パスカットされた本数、縦パスの本数、ボールを奪われた回数、個人別の走行距離と走行平均速度 等を出して欲しい気がします。(この辺を見ると、中二日の影響が顕著に出ているかもしれません。それでも喝、じゃなかった勝つ方策はあり、その結果もデータに表れるはず!)ビックデータ分析の潮流で色んなデータを取っている筈なので、提供して欲しいです。そこからのデータ分析は個人的にやってみたいと思います。準々決勝のもう一試合も、まさかのイラクが勝ってしまい、全くの予想外です。今大会のイランはイマイチだったのかも。(全然内容は見ていないので分かりませんが ...)これで韓国以外は全て2位通過が勝ちあがっています。そして、延長・PK戦まで戦ったイラクはまた中二日です。少なくとも、対韓国戦を26日ではなく、オーストラリアvsUAE戦と同じ27日にすれば中三日です。これは完全にD組チームは不利で、試合会場がない訳ではないのに、こんな日程を組んだAFCにも喝!!それと、昔から国際試合(親善試合は除く)は交代枠3人ですが、これって何か理由があるのですかね? 今日なんか、長友の負傷もあり、中二日の日本は絶対に交代枠を増やしたいと思います。FIFAにも喝か?追伸:決勝はオーストラリアvs韓国で、地元オーストラリアが勝つでしょう。韓国は勝負強さは発揮していますが、今の代表は実力的に劣ると思っています。でも、若きエース「ソン・フンミン」が活躍すれば韓国にも勝機が。
2015.01.24
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順調な滑り出し、兎に角完勝で良かったです。試合の入りが良かったですね。 相手に素早くプレスをかけ、相手のプレスに対してはパスワークで交わしてました。ボールを余裕を持ってキープしていたので、後はゴールを奪えるかどうかの問題かと思っていましたが、早々と先取点が入ったので楽な展開になりました。遠藤を始め、ミドルシュートを積極的に打っていたのと、香川を主としてサイドチェンジを多用していたのが良かったと思います。そんな中で課題と思えるのは、相手が10人になってから疲れたか攻めが雑になり、手詰まっていた感があるのはイマイチだったかと。武藤ももっと積極的にシュートを打って欲しいなぁという気がします。それにしても、相変わらず中東勢はプレイが汚いですね!まぁ、比較的フェアなのはサウジとUAEぐらいかと思います。( だからか、その相手には日本は相性が良いです。)過去の大会は、初戦に苦しんで段々良くなる感がありますが、今回は反対にならないことを切に望みます。後は、如何に主力(特にベテラン)を休ませながら、1位通過になるかですね。2位通過だと強敵のイランと準々決勝で当たることになるので、それは避けたいです。
2015.01.12
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