今日は若草読書会恒例の花見会の日。
場所は花園中央公園。
花見の場所取りは、毎度、偐家持の役回りですが、今回は日取りの設定が早過ぎたため、ソメイヨシノは開花して居らず、白い桜(オオシマザクラか?)1本だけが咲いていました。運よくその真下の場所をゲット。
出席者は、智麻呂・恒郎女夫妻、凡鬼・景郎女夫妻、謙麻呂氏、小万知氏、祥麻呂氏、槇麻呂氏、和麻呂氏、偐山頭火氏の常連に加え、久し振りの福郎女氏に偐家持の12名。
午前11時過ぎには全員が揃い、11時半頃から花筵開宴。呑み、食い
、思い思いの話の花が咲きました。
食事がほぼ終わりかけた頃に雨がパラつき出したので、花見は切り上げることとし、智麻呂邸へ徒歩で移動。智麻呂氏は電動車椅子で移動。偐山頭火氏はMTBで移動。偐家持はMTBを押しながら歩いて移動。
智麻呂邸での第2部は偐山頭火氏が講師にて、同氏から山頭火の生涯やその句作併せて同氏が最近行かれた「山頭火の足跡を追って」の中国・四国・九州の旅や温泉についての興味深いお話を伺いました。
第3部は各自が持ち寄った自作の短歌・俳句の披露となる「若草歌壇」。これらの歌・句は追って河内温泉大学図書館にて公開する予定でいますが、同大学名誉教授にして同図書館管理人である偐山頭火なる御仁は気まぐれゆゑ、それがいつのことかは誰にも分りません。新春の分も未だ公開になっていませんから(笑)。
3部が終わった処で、用向きで遅れていた香代女氏も到着。第4部は「たこ焼きパーティ」であり、話し込む人あり、歌う人あり、勿論、食う人、呑む人ありで、好き好きのくつろいだ時間が流れて行きました。
さて、今回、偐家持が作った歌・俳句は名付けて「数字変換可能歌」というものでありまして、音から数字変換が可能な読みの文字のみによって作られた歌・句というものでありました。
論より証拠。下にそれを掲載して置きます。頭の体操みたいなものですから、皆さんも挑戦してみて下さい。
当ブログのコメント欄にその歌をお寄せ下さいましたら、若草歌壇・番外編として収録掲載させて戴きます(笑)。
このような形式の歌を思い付いたのは、ブロ友の童子森の母さんの3月29日の「肉の日(29の日)」の記事からです。
<参考:童子森の母氏の3月29日の記事は コチラ
参照。>
花 咲 く と 難波 弥生 に 恋 ひ 来れ ど 花 見 よし なし 花 咲く なく ば
憎 し と は 恋 し こ と よ と 言 ふ 人 に 咲 くや 難波 津 花 咲 く 宿 は
花 一 枝 挿し はさみつつ 恋文 に 恋 しと言ふは 恋 し人なむ
富士に咲く 花 に は 恋 ふな 庭 に 咲く 花 に し 恋 ひよ 難波 男 は
愛 し み と 越 に 咲 く 花 恋 ひ 来れば なに しや い よよ 身 と 心 さく
花 なく は さ むしろ 広 し 花筵
(注)難波津=普通は「なにはづ」と読むが「なにはと」と読ませてみた。
一枝=普通は「ひとえだ」と読むが「ひとよ」と読ませてみた。
5首目の歌は西行の次の歌を踏まえて作りました。
吉野山 こずゑの桜 見し日より
心は身にも添はずなりにき
さむしろ=「寒し」と「さ筵」とを掛けている。
花筵=花見の筵。転じて、宴、酒の席。
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