本日は虫散歩であります。
と言っても先日の墓参の折やその他の折にたまたま見掛けた虫に過ぎないのでありますが・・。
この処、雨が多く、銀輪散歩も控え気味。
在庫の写真で記事をつないでいます。
わが里は河内であって大和ではないのであるが、ヤマトシジミは河内野にあっても大和シジミであって、河内シジミとは言わない。
蝶の季節もあと僅か。何やら寂しげに見えるのは気の所為か。
吹く風も 秋にしあれば しみじみと やまとしじみも もの思ふらし (偐家持)
これは、多分シャクガの仲間のイチゴナミシャクという蛾ではないかと思う。
わが友人には蝶に詳しい蝶麻呂君が居るのだが、彼が蛾にも詳しいのかどうかは存じ上げぬことにて、彼に問い合わせはしていない。
従って、イチゴナミシャクであるかどうかは保証の限りではないのであるが、ヤカモチの一存でイチゴナミシャクとして置きます。
その名からしてイチゴによく付く蛾なんだろうか。まあ、何にしてもこれがイチゴナミシャクでなかったならば、「
イチゴナミシャク、くしゃみするかも」でありますが、ヤカモチは「エヘン」と咳払いの一語で済ませる所存。それで咳任を取った心算です。
足元にぴょんぴょん跳ねる小さな生き物。アマガエルでした。
カメラを向けるとどんどん逃げて行くので、なかなか撮影できない。墓石にとまった処で、接近、ようやく撮影に成功しました。
大きな黒い目がなかなかに可愛い(笑)。
蛙の万葉歌を少しばかり記載して置きます。
今日もかも 明日香の川の 夕さらず かはづ鳴く瀬の さやけかるらむ
(万葉集巻3-356)
家人に 恋ひ過ぎめやも かはづ鳴く 泉の里に 年のへぬれば
(石川廣成 万葉集巻4-696)
思ほえず 来ましし君を 佐保川の かはず聞かせず かへしつるかも
(鞍作益人 万葉集巻6-1004)
かはづ鳴く 清き川原を 今日見ては いつか越え来て 見つつ偲はむ
(万葉集巻7-1106)
佐保河の 清き河原に 鳴く千鳥 かはづと二つ 忘れかねつも
(万葉集巻7-1123)
かはづ鳴く 甘南備河に かげ見えて 今か咲くらむ 山吹の花
(厚見王 万葉集巻8-1435)
次はハナアブの一種だと思うが、名前は存じ上げません。
蛾と蝶の境目も小生には曖昧であるが、虻と蝿の境目も曖昧である。しかし、これは虻でしょう。
コナラの樹液に群がるハナムグリ。
花にとまって花蜜を吸うハナムグリは何やら優雅にも見えるのに、樹液に群がるハナムグリは何とも浅ましく見えるのは、見る側の偏見という奴ですな。
これは、夜に我が家に飛び込んで来たコガネムシ。
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