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2010.12.11

成龍的功夫電影「～拳」

(4)

カテゴリ：香港電影

　功夫（クンフー）電影を世界に知らしめた伝説のアクション・スターといえば ブルース・リー （李小龍）であるが、私が物心付いたとき彼は既に他界していた。
　ブルース亡き後功夫電影人気は一時低迷したものの、70年代後半あたりから ジャッキー・チェン （成龍）らの台頭により再び功夫アクションは脚光を浴びるようになった。　
　初期ジャッキー作品といえば、78年の「 スネーキーモンキー蛇拳 （蛇形刀手）」や「 ドランクモンキー酔拳 （醉拳）」等のいわゆる“ 拳モノ ”でお馴染みだが、彼が出演している70年代の電影のほとんどは「～拳」という安易な邦題が付けられている。一体どれくらいあるかというと…

ジャッキー・チェンのファイティングモンキー　昇龍拳 （頂天立地）　73年

　・ ジャッキー・チェンの秘龍拳　少林門 　（少林門）　74年

　・ 燃えよジャッキー拳 　（廣東小老虎）　74年

　・ 続・怒りの鉄拳　レッド・ドラゴン新精武門 　（新精武門）　76年

　・ キラー・ドラゴン　流星拳 　（風・雨・雙流星）　76年

　・ 少林寺木人拳 　（少林木人巷）　76年

成龍拳 　（剣・花・煙雨紅南）　77年

　・ ジャッキー・チェンの燃えよ飛龍神拳　怒りのプロジェクト・カンフー 　（飛渡捲雲山）　78年

　・ ジャッキー・チェンの必殺鉄指拳 　（刀手怪招）　78年

スネーキーモンキー蛇拳 　（蛇形刀手）　78年

　・ ドランクモンキー　酔拳 　（醉拳）　78年

　・ カンニングモンキー　天中拳 　（一招半式闖江湖）　78年

　・ 蛇鶴八拳 　（蛇鶴八歩）　78年

　・拳精　（拳精）　78年

　・ クレージーモンキー　笑拳 　（笑拳怪招）　79年

　・龍拳　（龍拳）　79年

　・ ジャッキー・チェンの醒拳 　（龍騰虎躍）　83年

　・ 酔拳2 　（醉拳II）　94年

　うひゃあ！こんなにあったのかぁー(ﾟДﾟ；)

　先日、久々に「酔拳」「蛇拳」「笑拳」とジャッキーの拳モノを代表する3作を立て続けに見た。いずれもストーリーは似たり寄ったりで、ジャッキーが爺さん師匠にシゴかれて見事復讐を遂げる話なのだが、ジャッキー電影（と Mr.BOO!シリーズ ）は何十回見ても不思議と飽きないんだよねぇ。
　特にジャッキーがすンごい肉体的特訓をするシーン…逆さに宙吊りになって腹筋したり、甕の水を汲んだり、胡桃を指で割ったり…は本当にスゴい。特に上半身裸で酔八仙拳の演舞をしたり、八本足麒麟師匠が乗った砂袋をズリズリ引き摺ったりするシーンでのジャッキーの肉体美ったら！ジャッキーがめっちゃいい男に見えてしまう…まぁ77年に一応（!?）整形はしてるんだけどね（＾＾ゞ
　嗚呼、ジャッキーの拳モノを見ると今でも体がウズウズしてしまう。まさに血沸き肉踊るって感じ。子供の頃はよくビデオを見ながら動きを真似たりしたものだが、今となってはもう「少林寺木人拳」の木人の動きぐらいしか出来ないわな

本日のひまつぶし

　・「酔拳」より、ジャッキーの酔八仙拳→ こちら
　・「笑拳」より、砂袋ズリズリ修行シーン→ こちら
　・「少林寺木人拳」より、かつて誰もが一度は真似した木人シーン→ こちら

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Last updated 2010.12.11 16:33:45
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■コメント

Re:成龍的功夫電影「～拳」(12/11)

yori halford さん

おおお！ジャッキーだ。ジャッキーはやっぱりクンフー映画。妙にハリウッドなんか出なくてもいい！酔拳なんてもう最高じゃないですか。少林寺木人拳も好きだなあ。ん？なんだこの「燃えよジャッキー拳」って！ジャッキー軒だったらラーメン屋だなあ。

僕はリー・リンチェイのズバリ｢少林寺｣が好きですね。師匠の蟷螂拳がカッコイイ。 (2010.12.11 16:53:36)

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中国武術の至宝

楊ぱちさん

yoriさん、おはようございます。
＞ジャッキーはやっぱりクンフー映画
ですよね～（＾＾）
クンフーの格好よさは言うに及ばず、あのショボい効果音やお間抜けギャグ、強烈な脇役に似たり寄ったりのストーリー…70年代のジャッキー映画は本当にいいですね～。
＞酔拳なんてもう最高じゃないですか
そうそう！お師匠さん役の袁小田、イジワル師範代役の石天、でもって敵役の黄正利も素晴らしい！
更に日本オリジナル主題歌の「拳法混乱」もめっちゃ好き!!
ついでに「酔拳2」も結構（というか、かなり）好きです。
＞ん？なんだこの「燃えよジャッキー拳」って！
今では「タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道序章」なんていう、つまんない邦題になってます。

＞僕はリー・リンチェイのズバリ｢少林寺｣が好き
おおッ！
かつて“中国武術の至宝”と言われたリー・リンチェイ（李連杰）ですな！
リー・リンチェイ自身は地味でどうでもいいのですが、確かに周りの方達は格好よかったです。
あのリー・リンチェイが後にジェット・リーとなってハリウッドに進出しようとは、つるっ禿頭当時は夢にも思いませんでした。
蟷螂拳といえば、ジャッキーの拳モノも割と蟷螂拳がベースのものが多いそうで（＾＾） (2010.12.12 06:29:55)

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木人拳の時は一重瞼なんだわさ

地味JAM尊さん

当時、映画チラシを集めるという訳のわからない趣味が流行って、地下世界の産物（ただのカラーコピー）を２～３０００円出して買うという行為をしていましたわ。蛇拳５００円、酔拳７００円、。ブルース・リーはグリーン・ホーネットが２０００円。燃えよドラゴン色違い２種類で７０００円！今にして思えば只のカラーコピー失敗品。これらをプロジェクトＡのテーマ曲「東方的威風」を口ずさみながら買いに行った・・・神奈川県央地区のみのブームか？ (2016.11.05 03:00:49)

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酔拳の時は二重瞼だったりして

楊ぱちさん

地味さん、おこんばんは。
＞当時、映画チラシを集めるという訳のわからない趣味が流行って
＞地下世界の産物（ただのカラーコピー）を２～３０００円出して買うという…
パンフレットじゃなくて映画チラシですか。
随分とマニアックな（＾＾；
＞蛇拳５００円、酔拳７００円
＞ブルース・リーはグリーン・ホーネットが２０００円
グリーン・ホーネットってTVドラマじゃなくて!?
そういえばブルース・リー映画に出てて、後に「霊幻道士」の道士役でおなじみになったラム・チェンインが最後に監督した映画が「グリーン・ホーネット」でした…どうでもいいけど。
＞燃えよドラゴン色違い２種類で７０００円！
うひゃあ、マニアな趣味ってお金がかかっちゃうモンですよね。
＞これらをプロジェクトＡのテーマ曲「東方的威風」を口ずさみながら買いに行った・・・
あははは、確かにあの曲は士気が上がりますよね♪
＞神奈川県央地区のみのブームか？
うーん…岡山市東部ではチラシブームはなかったような気がします。
でも私が地下世界を知らなかっただけかも!? (2016.11.15 04:35:08)

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