引き続き「Queer as Folk」のファイナルシーズンについて。1st~5thシーズン全83話中80話まで御紹介したので残すところあと3話分、もう少しだけお付き合いくださいm(_ _)m 放送開始から5年目にしてようやくジャスティンに「I love you」と告げたブライアン。 果たして二人の愛の行方や如何に!?
「構わないって。昨夜、俺がお前に言ったことを聞いてなかったのか?」 「聞いたよ、『愛してる』って」 「なら、俺と結婚するってどうだ?( Then how about marrying me?
)」 おおッ!なんとブライアン、ここでまさかの プロポーズ
だーッ!! だがジャスティンはブライアンをまじまじと見ながら「は?(What!?)」と聞き返し、笑いながら 「バカなこと言うのはやめてよ(Stop being ridiculous.)」 「バカなことなんか言ってない」と、真面目顔のブライアン。「本気だ」 本気じゃないって、結婚なんかクソくらえってずっと言ってたじゃないか、と取り合わない。
「僕もだよ」とジャスティン。おそらく上手くいかないであろうブライアンとの結婚願望は失せたらしい。おまけに、ブライアンがそんなことを言うのはマイケルのことで気が動転しているからで、また以前の生活に戻れば元に戻るよ―と素気ない。 「お前なしでは無理だ( Not without you.
)」となおも食い下がるブライアンに 「僕はブライアンのことはよく知ってる…すごくよく知ってるんだから。言ってくれて有難う。だけど答えは『No』だよ」 そう言って再びカンバスに向かうジャスティンに、それ以上何も言えないブライアンであった。
後日、ブライアンは愛車・Corvetteの助手席にジャスティンを乗せ、見せたいものがあるからとウェストバージニアに向かっていた(ピッツバーグからだと車で30分以内らしい)。 着いた先はテニスコート、プールに馬小屋まで付いた大邸宅。 「誰が住んでるの?」 「俺達だ」 「はッ!?」 「買ったんだ」ええッ、買っちゃったの!? 以前、ジャスティンが夢である馬小屋やプールの付いた田舎の大邸宅とはいかないけれど、ここが自分の居場所だと言ったことをブライアンはちゃんと覚えており、ここがその夢の通りだといいけど…とブライアン。それ以上だよ、とジャスティン。だが 「でも言ったよね…」 ジャスティンに結婚の意思がないことはブライアンも承知している。だがその上で強引に押しまくるブライアン。これって1stシーズンでその気のなかったブライアンにまとわりつき、自信満々に押して押して押しまくって恋人の座を手に入れたジャスティンの行動と似てるかも!? 「 To prove to the person that I love how much I love him. That I would give him anything, I would do anything...I'd be anything...to make him happy.
」 (俺が愛しているその人にどれだけ愛しているかを証明したい。彼を幸せにする為なら何でも与えたいし何でもするし…何にでもなる) ブライアンの余りにもストレートな愛の言葉に思わず顔がニヤけるジャスティンであったが、まだ半信半疑の様子。「本気なんだ」と念を押すブライアン。 「ここ買ったの?この大邸宅、買っちゃったの?」 「 俺の王子様にな
( It's for my prince.
)」 はは…二の句が継げず、もう笑うしかないジャスティン(^^; 「でもってロフトとクラブは売りに出してるんだ」 「僕の答えがまだどうかも分からないのに?」 「愛に賭けてるんだ( I'm taking a chance on love.
)」 とか言ってちょっと照れてるブライアンがいやはや何とも…。 ここにきてジャスティンもようやくブライアンが本気だと確信したらしい。これ以上ない位に本気だ、とまたしても念を押すブライアン。 暫し考えた末に答えを出したジャスティン、一歩進んでブライアンの前に立った。 「OK(Okay.)」 「OK?(Okay?)」 「やろうよ(Let's do it.)」ニコッ(^^) 「言えよ(Say it.)」 「Yes(Yes.)」ニコニコッ 「Yes何だ?(Yes, what?)」 途端に俺様に戻るブライアン。 「 Yes. Yes... I will marry you. I will marry you.
」 結婚する、結婚するよ― こうして遂に結婚を決意したジャスティンとブライアン。二人は暖炉の前で甘~い甘~い夜を過ごすのであった。