Pastime Paradise

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2026.05.31
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カテゴリ: 高虎&水滸伝
Gao Hu!! 高虎(ガオ・フー)祭 」7夜目の今宵は高虎の代表作と言ってもいい「 天龍八部 」を取り上げたい。原作は香港の作家・ 金庸 が63~66年まで連載していた同名小説である。
 11世紀末宋代の中国大陸を舞台に、契丹人でありながら漢人として育てられた悲劇の英雄・ 喬峯 、雲南大理国の武芸嫌いながら数々の絶技を身につけてしまう王子・ 段誉 、心ならずも戒律を破ってしまう少林寺の僧・ 虚竹 の3人の若者を中心に、親の世代が残した確執に運命を翻弄される若者たちの生き方を描いた群像劇である。(by Wikiさん)

 「 天龍八部

 高虎が演じているのは生後間もなく誘拐され、少林寺に捨てられていた 虚竹
幼少時より少林寺以外の世界を知らず、他人の悪意と無関係に純粋で誠実に育った虚竹の身分は低く、武術の腕前も非常に未熟であった。
 24歳のある時、 蘇星河 が企画した珍瓏棋局なる碁の大会に多くの武術家が参加すると茶館で耳にした虚竹が足を運んでみると、「四大悪人」の中でも最も悪名高い 段延慶 が珍瓏の呪縛に憑りつかれてしまっていた。碁は全く分からないが段延慶を救うべく適当な所に虚竹が一石置いたところ、偶然にもその一手が決め手となり、正気を取り戻した段延慶のアドバイス(テレパシーみたいなモン)により虚竹が勝利してしまった。蘇星河に連れられて洞窟に入った虚竹は蘇星河の師で逍遙派の 無崖子 と会うや、無崖子が70年以上にわたって研鑽してきた内力を注入されて弟子になった。無崖子は虚竹に逍遙派宗主の証である指輪を渡して 丁春秋 を殺して復讐するように命じ、絵の中の女性に助言を求めるよう指示して息を引き取った。虚竹は自分は少林寺の僧であるため宗主を断るも、結局受ける羽目に。
 その後、義俠心から一人の幼女を助けたところ幼女は実年齢96歳の霊鷲宮の主・ 天山童姥 と発覚。天山童姥は6歳で武術の稽古を始めて至上の内功を修めたものの、その副作用で体の成長が止まってしまったのだった。天山童姥は無崖子の姉弟子だったため、虚竹が身に着けていた指輪に驚き、無崖子の死を知って嘆いた。天山童姥にとって今が30年に一度の若返りの時期で身につけた功力も子供時代と同程度になっているため、虚竹に自分を守るよう要求して武術を教えた。
 そんなある日、天山童姥の妹弟子で宿敵でもある 李秋水 が現れた。李秋水とは無崖子を巡って70年来の恋敵でもあった。李秋水に指輪を奪われたうえ足に怪我を負った天山童姥は、李秋水が西夏の王妃だと知って虚竹と共に西夏の宮殿の暗い氷室に逃げ隠れた。少林寺に帰ると言い出した虚竹に腹を立てた天山童姥は、虚竹に少林寺の戒律を破らせるため無理やり(たぶん)鶴の生血を飲ませた。それでもなお頑なに屈服を拒否する虚竹に激怒した天山童姥はさらってきた女性を虚竹の寝床に放り込み、ついに淫戒を破らせた。
 目覚めた虚竹は愕然とするも、あまりの非現実的な出来事に彼女のことを「 夢姑 」と呼び、恋焦がれるようになった。彼女も暗闇の中で虚竹を「 夢郎 」と呼んだ。天山童姥は李秋水を殺すのを手伝ってほしいと頼むも虚竹が拒否したため、何度も激しく殴られたうえ生死符(全身に耐え難い痒みを感じ、年に1度薬を飲まなければ精神に異常をきたすほどの苦痛を感じてしまう暗器)を打たれてしまう。しかし天山童姥は虚竹に命を救われたことへの感謝として生死符を破る方法も教えた。

一方の李秋水も絵を見るや「彼女だ!」と笑った。絵に描かれていたのは李秋水の妹であった。無崖子と李秋水の間には娘までいたが、無崖子は彼女の妹を愛していたことが判明したのだった。失意のうちに李秋水も息を引き取った後、虚竹は36洞72島の民が押し寄せているという霊鷲宮を救いに向かった。


 虚竹は少林寺への思いを捨てきれず、一旦は寺に戻るも天山童姥によって数々の戒律を破らされていたため鞭打ちの刑に処され、少林寺から追放された。その後、何やかんやあって虚竹の母が「四大悪人」の2番手・ 葉二娘 であり、父は少林寺の高僧・ 玄慈 であることが判明。しかしやっと父母が分かったのも束の間、玄慈は罪を償うために激しい杖刑を受けて命を絶ち、葉二娘も後を追って自害した。

 書ききれないので経緯は端折るが、西夏へ行った虚竹は婿探しをしている西夏の王女がいる宮殿へ。婿候補の面々に対し、宮女が王女に代わって皆に3つの質問をするが、王女の満足する答えは得られなかった。そこに現れた虚竹に宮女が同じ質問をする。
「在什公地方最快樂逍遥?」(最も幸せな場所はどこ?)
「在一个暗黒的冰窖室」(暗い氷室です)という虚竹の答えに、手にしていた杯を落とす王女。
「那先生最愛的人、叫什公名字?」(その男の恋人の名前は?)
「我也不知道她叫什公名字」(彼女の名前は知りません)
虚竹の答えに婿候補者たちが一斉に笑うも、王女の様子から何かを察した宮女が言葉を続ける。
「你愛的那位姑娘、様子一定很漂亮了」(貴方が愛する女性は、きっととても美しい人でしょう)
「她長得什公様子、我当時確実有看清楚…」(彼女がどんな容姿だったか、あの時、確かに彼女の姿をはっきりと見ました…)
と虚竹が答えていると、帷の奥から「夢郎、貴方なのね…」という王女の声がした。王女は夢姑であり、婿探しをしていたのは実は夢の恋人である夢郎(虚竹)を見つけるためであった。こうして二人は遂に現実に巡り合って結婚に至るのであった。

 その後も話は続くが、喬峯・段誉・虚竹が義兄弟の契りを結ぶ話や、段延慶が実は大理国の正統な皇太子で段誉の父親だったとか色んな話を省略したので、結末を書いたところで意味がない。またいつの日か詳しく書こうと思う。文才がないばかりに意味不明な物語になってしまった。
 あ、そうそう、丁春秋は虚竹にやっつけられました…
 そういえば氷室で淫戒を破るシーンの裏話を何かで見た。虚竹役を演じた高虎と “夢姑” こと 銀川公主 を演じた 王海珍 の二人は午前7時から氷室に入り、午後8時半まで撮影を続けたそうな。おかげで撮影後に二人とも酷い風邪を引いてしまったのだとか。

 ドラマの評価は高かったようで、04年には第22回中国電視金鷹賞で十大長編テレビシリーズ優秀作品賞(十佳长篇电视剧优秀作品奖)、最優秀撮影賞、喬峯役を演じた 胡軍 が最も人気のあるテレビドラマ俳優賞(观众最喜爱电视剧男演员)を受賞。他にも数々の賞に輝いている

 全40話ある中で虚竹が登場するのは22話あたりと、かなり遅い。それ以降は大活躍するのだけれど。高虎の代表作と言われるだけあって、純粋無垢で心優しい虚竹を巧みに演じている。純粋な感じが表情や所作から滲み出ていて、それはそれは愛らしい。配音(吹替)の方の台詞の言い方も高虎の愛らしさにピッタリ。
 少林寺の僧なので大半は坊主だが、氷室に入ってから少林寺に戻るまでの間は髪があって可愛いので、その時の画像を多めに貼っておこう。






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Last updated  2026.06.01 00:53:39
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