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2011.03.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類

物語詩「竜になった大きい大きい松の樹」

第8章「竜になった大きい大きい松の樹」

矢田部誠子 作詩

やがてぴかーっ!ぴかーっ!

強い稲光がしたと思いますと

ぐわーんぐわーん大きい音がして

そのとたん、大きい大きい松の樹は

紅い目をらんらんと光らせた緑色の竜になり

大空に駆け登って行きました。

そのとたんザーザーザーザーと

待ちに待って待ちわびた雨が

滝のように地上に降り注ぎ

気を失っていた

小さい小さい松の木の耳もとに

「おお!竜だ竜だ根っこのような尾を持った

緑色の竜だ」と叫ぶ村人たちの声が

きこえました。

小さい小さい松の木が顔をあげると

今さっきまで頭の上に聳えていた

大きい大きい松の樹が

根っこから根こそぎなくなって

ザーッザーッと大粒の雨が

小さい小さい松の木の頭から降り注いで

いるのでした。

大空を見上げた

小さい小さい松の木の瞳に

尾が幾本にも裂けた緑色の竜の

紅く光った瞳から

大粒の泪が雨になって

小さい小さい松の木に降り注がれるのが

見えたのでありました。






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Last updated  2011.03.21 11:37:29
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