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2005.05.05
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カテゴリ: 不思議な世界
新緑



ビリー・ミリガン事件の驚愕すべき点は、ミリガンに現れた別の人格が、本人が学んだこともないはずの言語を話し、習ったこともないはずの知識を持っていたからだ。

たとえば、アーサーというイギリス人の人格は、合理的で感情の起伏がなく、イギリスアクセントで話す。独学で物理学や化学を学び、流暢なアラビア語を読み書きする。レイゲンというユーゴスラビア人の人格は、セルボ・クロアチア語を話すとともに、読み書きもできる。空手の達人で、アドレナリンの流れを自在に操れるため、途方もない力を発揮することがある。アレンは口先がうまく、他人を巧みに言いくるめる。トミーは電気の専門家で縄抜けの名人でもある。女性もいる。アダラナは内気なレズビアンで、詩を書き、料理をつくる――こうした人格がミリガン以外に23もあるのだ。

これはどう考えても、ミリガンが嘘をついたり演技したりしているのではなく、ミリガンという個体の中に、ミリガンとは異なる“経験や知識”を有する別の人格なり意識があるとしか考えられない。

当然のことながら、ミリガンの多重人格障害に関しては、各方面から分析がなされた。しかし、その理由を理解するための決定的な説明はない。それでも、有力な説明のいくつかを紹介すると、次のようなものがある。

まず多重人格障害に否定的な見方として、ミリガンがウソをついているのではないとしたら、治療者が催眠術や暗示をかけ、創作させたというものがある。確かに催眠術にはそれだけの強烈な暗示をかける力はある。しかし、一人分ぐらいの人格はともかく23人分の人格を催眠術だけで作り出すのは事実上不可能だ。外国語一つを教えるにしても数年はかかるとみられる。それこそ、生まれたときから催眠術をかけ続けないかぎり、ミリガンのようなケースは暗示などでは作りだせないだろう。

次に人間の本質は元々、多重人格であるとの考え方もある。人間は、男性であっても女性的な面があり、女性であっても男性的な面がある。これと同様に自分とは正反対の性格を人間は持っているのではないかという説だ。ただ、この説では生育暦が異なったり、自分が習っていない技能を知っていたり、知らないはずの言語を話したりすることの説明がつかない。

遺伝子によって受け継がれた先祖の記憶が想起されるからではないかとの説もある。動物は教えられなくても、生きるための生活の知恵をもっている。これと同じように、人間も親や祖父母といった先祖の記憶や経験が遺伝し、何かのきっかけでそれが発現したという考えだ。確かに遺伝が、身体的特徴だけでなく、気質や性格を継承することはよく知られている。だが、本当に先祖の記憶や経験が遺伝などするのだろうか。少なくとも、ミリガンの場合は、23人の名前を持った人格の中で、祖先の誰かに該当した例は報告されていない。

このほかの有力な説として、過去生の記憶が想起されたのではないかとの考えや、憑依説というのもある。実はこれが真実に一番近いように私には思われる。過去生の記憶であれば、知らないはずの言語を話せたり、習ったはずもない技能をもっていたりする説明がつく。同様に憑依説でもミリガンの多重人格を説明することができるわけだ。



一つの肉体を複数の意識体が共有することにより、それぞれの意識体が進化において必要と思われる経験をする学習メカニズムないしはプログラムが働いているのではないか。それが、虐待など何かのきかっけで複数の意識体を統合するメインの意識体が後退し、統合されているはずの意識体がばらばらになってしまった。大胆な仮説だが、ビリー・ミリガン事件から導かれる結論の一つがここにあるような気がする。

しかしまだ、憑依なのか、過去生の記憶なのかという問題が残っている。その議論はまた明日。
(続く)=文中敬称略

新緑





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最終更新日  2005.05.05 10:21:27
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Re:不思議な世界(その86)(05/05)  
そう考えると、しっくりくるかもしれませんね。

こういう状態が、何を意味し、何を人類に見せるために、起こっているのか、ですね。

(2005.05.05 10:48:48)

大胆な仮説  
>虐待など何かのきかっけで複数の意識体を統合するメインの意識体が後退し、統合されているはずの意識体がばらばらになってしまった。

いい線ですね~。

鯉のぼりも、なかなかおめでたくて、よい光景です。
(2005.05.05 11:09:08)

Re[1]:不思議な世界(その86)(05/05)  
白山菊理姫  さん
きときとさん☆☆☆さん
こんにちは。

>そう考えると、しっくりくるかもしれませんね。

>こういう状態が、何を意味し、何を人類に見せるために、起こっているのか、ですね。

ミリガンのケースは非常に参考になりますね。ミリガン事件がなければ、多重人格は人間の脳がつくり上げた幻想のようなものにされていたのではないでしょうか。結論としては、多くの魂だか、意識体だかが、一つの肉体に宿っているとしか思えません。それを教えてくれる事件であったと、私は考えています。これも「地球覚醒プログラム」の一貫ではないでしょうか。 (2005.05.05 11:31:11)

Re:大胆な仮説(05/05)  
白山菊理姫  さん
ヤンチャリカ9971さん
こんにちは。

>>虐待など何かのきかっけで複数の意識体を統合するメインの意識体が後退し、統合されているはずの意識体がばらばらになってしまった。

>いい線ですね~。
このシリーズはあと2、3回続きますが、どこまで魂の進化の姿に肉迫できるでしょうか。

>鯉のぼりも、なかなかおめでたくて、よい光景です。

昨日は天気が良いので、世田谷・羽根木公園を散歩して、撮ったものです。2月には梅林がきれいな花を咲かせる公園ですが、今年は行きませんでした。
(2005.05.05 11:37:16)

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