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2018.09.16
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カテゴリ: 歴史散歩
もしオオナムジ(大国主)がヨルダン川東岸地域を分配されたダン族出身であれば、大国主が国譲りの際に「ヨシュア記」に出てくる巨大神殿の話を持ち出したという説にも説得力が出てきます。
そのヒントとなるのが、やはり「ヨシュア記」第24章に出てくるシケムの集会・儀式です。

ヨルダン川東岸地域の人々による巨大神殿建造騒ぎの後、二度とこのような騒ぎが起こらないようにと、12支族の結束を強めるため、おそらく年に一度、カナンの中心であるシケムに全支族が集まり、イスラエルの神であるヤハウェのみを礼拝するという契約更新の儀式をするようになったのです。
何となく出雲の神在月の儀式に似ていますよね。

出雲では、旧暦10月は神無月ではなく神在月と呼ばれます。すべての神々が出雲に集まるからですね。
出雲大社や出雲の他の神社では旧暦10月10日の夜、国譲りの舞台となった稲佐浜で、全国から参集する神々を迎える「神迎祭」が行われます。

その後、旧暦10月11日から17日まで出雲大社で五穀豊穣や人々の縁結びなどについて相談する「神々の会議」が開かれるとして、その間「神在祭」が執行されます。

その後、今度は同17日と26日の二回にわたり、神々を送る神等去出祭(からさでさい)を執り行います。17日には大社から、26日には出雲から神々がさっていくからだそうです。
このように10月の長い期間にわたって、すべての神々が出雲に集合、その他の地域では神がいなくなることから、旧暦10月は神無月と呼ばれるようになったと伝えられています。


神在祭はまさに、シケムで毎年行われていたとみられる古代イスラエルの儀式を再現しているのかもしれませんね。

しかもその旧暦10月を神在月と呼ぶ地域が出雲以外にもう一か所あります。
そう、それが御柱祭や御頭祭を継承している諏訪大社の周辺地域なのです。

では、どうしてこうした儀式や慣例が、オオナムヂがダン族であることを示唆しているかというと、10月がダン族の月だからです。
カバラ(ユダヤ教の神秘説を伝える口承や伝承)によると、イスラエル12支族は12の月をそれぞれ示す「部族の月」を持っているといいます。その説を採用すると、ユダヤ暦の10月、もしくは10は、ダン族を指します。神在祭が開かれるのも旧暦10月でしたね。
そのダン族の紋章は蛇。出雲の神迎神事では龍蛇神の先導で八百万の神々がやって来ることになっています。これはただの偶然でしょうか。

偶然でないならば、オオナムジは古代イスラエルのダン族出身で、その子タケミナカタと共に、古代イスラエルの歴史と儀礼を熟知していたのではないかという仮説が成り立つはずです。

国譲り神話によると、オオナムジは出来上がった巨大神殿に籠り、神饌(供物)をたてまつり、火きり(枯れたヒノキなどの木口に棒を当てて、激しく擦り揉んで火を出すこと)の儀式に則って火を焚いたといいます。
この儀式の様子が古代イスラエルの燔祭に似ているように思います。

そもそもオオナムジが事実上、「国作り」で建国した出雲国の六角形の亀甲紋には、古代イスラエルの六芒星が隠されていると見ることができますからね。

古代イスラエルを彷彿とさせる祭がオオナムジとタケミナカタを介して出雲と諏訪に残ったと考えたときに初めて、諏訪と出雲の奇祭の謎が解けるように私には思えます。


(続く)





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最終更新日  2018.09.16 11:49:02
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