HANNAのファンタジー気分

HANNAのファンタジー気分

June 12, 2005
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 先週の話なんですが、庭にある小さな階段に置いていた、板きれの裏に、一匹のアシナガバチがせっせと巣作りを始めちゃいました。子どもの友達が遊びに来て、ちょいと板を持ち上げたら、おおきなハチがぶーんと出まして、びっくり。作り始めたばかりだったので、板をいじったはずみに巣はこわれて落ち、翌日くすりを撒いたら、ハチはいなくなりました。

 ハチはこわいので追い払えてよかったのだけど、巣がこわれた夕方、うろうろとその付近を飛び回っていた未来の女王バチが、ちょっと気の毒でした。
 あとから調べると、階段下に、六角形の部屋が5、6個ていねいにつなげられたハチの巣が、半分やぶけて落ちていました。かわいそうに、たった一匹で一生懸命つくったのにね。

 でも、ハチの巣はやっぱりこわい。
 「くまのプーさん」のハチに追いかけられる場面など、子どもと一緒に笑って見ているけれど、じつはかなり怖いです。

 その原点はというと、 『ジャングル・ブック』 (キプリング)。
 狼少年モーグリが、仲間と一緒に、襲い来る赤犬の群れに立ち向かうエピソードに、“インド産山バチ”の巣くう谷の、恐ろしい描写があるんです。
 そのハチの群れの羽音は大波のようなとどろきで、刺されてわめく山犬の悲鳴をかきけさんばかり・・・みたいな。






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Last updated  July 14, 2005 10:22:08 PM
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