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2009.08.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
地震と台風が一緒にやってきた。

お盆を間近に控えて、日本の大動脈とも言える東名高速道路の静岡県牧之原市付近で上り車線が法面を洗われ、無惨にも崩落した。

さらにテレビではリアルに路面がさらに崩れる映像までも放映していた。それを見て、路面(アスファルト)の厚さはいかにも薄いような気がした。さらに、どうしてこのような地盤が脆弱な箇所を路線に選んだのかを不思議に思った。

第一線の技術を持つ日本の、さらにおそらくは名神高速道路に次ぐ日本でも2番目に作られた東名高速道路である。技術の粋を集めて路線の設定をする際は、地盤の様子や諸々のことを考慮に入れて出された結果ではないか。

それがあのようにいとも簡単に崩落し、日頃安心、安全と思っていたアスファルトで固められ不動と思われた路面が、映像で見たところ20cmにも満たない厚さで、その直ぐ下には、何とも脆弱で崩れやすそうな赤土なのである。
見たところ特に盛り土をした風でもなく、山を切り開いた切り土でもないと言う普通の箇所であるが、崩落したことから考えると、自然の地形では山の状態で、そこには密集して木が植わっていたように見受けられる。

一方、震源地である駿河湾のほんの近傍にある浜岡原発では、廃止措置準備中の1号機、2号機および定期検査のため停止中の3号機は稼働して無くて、特段の問題はなさそうだが、稼働中の4号機および5号機も自動停止して、放射能漏れの心配はないとの報告が出されている。

この事を本当に信頼して良いものだろうか。浜岡原発では過去に4号機の建設に使われたコンクリートについて、材料納入会社の元従業員の材料品質に関しての虚偽報告について、内部告発があったことを思うとにわかには信じがたい。

120ガルで運転停止を設定したシステムは4号機の163ガル、5号機の426ガルを関知して停止したと言うことで、それ自体は正しく機能しているものと思われる。


浜岡では、1,2号機の廃止に伴う代替として新しく6号機の設置が計画されているという。
そもそも、この辺りは、安政時代の東海地震に始まり、地球表面のプレートが複雑に絡み合っているところで、フィリピンプレートの滑り込みによる地震がもっとも心配されているところであり頻繁に地震の起こりやすいところである。その大型の東海地震は100年から150年周期で起こるとされている。

このような日本でも有数に危険な場所に原発を作ること自体大いに疑問である。

振り返って、このような地形的な危うさを持つ場所での高速道路の見るからに脆弱な設計・施工は、人為的災害と言うことも考えられるのではないか。専門家による設計条件や、地質条件の考察を望みたいものだ。

一般の人間にとってはもちろんのことであるが、国土交通大臣はおろか、専門と言われる官僚に於いてさえ、大手ゼネコンが出してきたデータを検証することは出来ないだろうし、そのことは、姉歯事件でも十分に類推できることである。

これは天災だから仕方がないと、人々は諦めてしまう。と言うか、諦めざるを得ないと言うことだろう。

今回は、以前からの雨の累積や、台風による集中豪雨の影響で、地盤がゆるみ云々と、地震との合併症のような形で捉えられ、理解されているようであるが、ここは一つ道路設計の基本である、地質調査がどうであったのか、必要に地滑り対策を要した箇所ではなかったのかなどの目で見直して欲しいものである。

お盆の帰省ラッシュを控え、ただただ復旧することが第一義で考えていると、又同様の事故が起こらないとも限らないのではないかと危惧される。





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Last updated  2009.08.15 05:10:19
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