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2010.05.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
その昔、エネルギーといえば、石炭と石油のいわゆる化石燃料のことであった。この化石燃料は地質時代に堆積した動植物などの死骸が地中に堆積し、長い年月の間に地圧・地熱などにより変成し、人間の経済活動に必要な燃料として用いられているものである。

これらはいずれも炭化水素エネルギーであり、燃焼すると、CO2が排出される。CO2が排出されると、地球の大気圏内に対流して、地球自体が、ビニールで覆われたビニールハウスのような状態になり、太陽熱が、内側に籠もって、放散しなくなるため、地球が、むやみに暖められるという結果となり、これを地球の温暖化といっているわけである。

地質時代と一口に言うが、地球誕生から人類が発祥する以前までの間と言うことであるから、何十億年という単位なのである。この間に動植物などの死骸が堆積したと言うことだから、そうたやすく枯渇するようには思われなかったが、産業革命以降、徐々にエネルギーの使用は増し、20世紀半ばから、爆発的に使用量が増大し始めた。

以前は、専ら石炭に頼るものであったが、20世紀半ばからは、石油の時代が来ると共に、徐々に天然ガスや原子力の使用もその割合を増していった。
これらの配分は、国によっても違うわけだが、世界的平均で見ると、次のような順位になるようだ。

1.石油
2.石炭
3.天然ガス
4.原子力


皮肉にも原子力アレルギーの国である日本では、エネルギー源を原子力に頼る割合が、先進国の中でもフランスに次ぐ2位を占めている。

水力はもとより、原子力は、前述のCO2排出量が、石油や石炭よりは少ないので、世界的風潮(地球温暖化対策)には合致していることになる。

日本では早くから炭坑の閉鎖などで、石炭を使うことは少なくなったものの、使用を止めたわけではない。いずれにしても、自国でまかなえるエネルギーはほとんど無く、全て輸入に頼らざるを得ない悲哀がある。

人間というものは、一旦便利な事を経験すると、後戻りは出来ないのが普通である。洗濯を洗濯機に頼らず手洗いすることなど今では考えられないのと同じである。
それは極端にしても、トイレの便座については、ある種驚きを覚える。
冬場寒い時に、便座に腰を掛けるとひやっとして冷たく、一寸身震いをする。ほんの少し我慢をすると、自分の体温で暖まるので気にならなくなるのだが、ひやっとする一瞬のためにカバーに通電して、暖めて、待っていると言うようになったわけである。

さらに驚くべきは、トイレカバーを開けるのも面倒というのか、便座の前に立つと自動的に蓋が開くというシステムにもなっているらしい。これなど明らかに行きすぎであると思うのだが、これに慣れた人間は、手でカバーを開けるなど考えられないと言うことになるのであろう。

エネルギーの無駄遣いは、随所にあるのだが、最近の若い人は、自分自身のことであっても、なかなか節約するという事に慣らされていないので、ついつい鷹揚になるのである。

今ここで少しの注意を払えば、例えば、100Wの電気を付け忘れて1時間経つと100WHというエネルギーを無駄に使うことになる。これを日本国民の1割(1000万人)がそうするとしたら、10億WHということになり、大型の原発1基分の出力を使い果たしてしまうことになるわけだから馬鹿にならない。

しかし人間の性で、自分のやっていることは、ほんのちっぽけなことであり、例えば、それくらいの無駄なら支払能力内(電気代)であると考えれば、さほどの注意を払わなくなるものなのである。

「赤信号みんなで渡れば怖くない」式の考え方になるのであり、そんな小さな事をあげつらう前にもっとすることがあるだろうと言った、すり替え理論で自分を納得させるのが落ちである。


風力、バイオマス、地熱、中小水力、太陽熱など色々取りざたされているが、どうも日本にはぴたりと来るものが無いのか動きが悪い。

最近はシェールガスが注目されているし、メタンハイドレード等も遡上に上ってきている。幸い日本の南海には、このメタンハイドレードの鉱脈がたっぷりとあるということのようだ。確かにコストは掛かるようだが、日本の技術力で、コストを下げ、自前のエネルギー源を持つことを考えたら如何だろうか。

話が変わるが、鳩山首相の結果的にそうなったら良いのになぁ的な「普天間問題」は巡り巡って、首相の「ごめんなさい」で決着しそうである。この人は、「宇宙人」と自ら称するだけあって、結果がどうあろうとも全く蛙の面に水的な、責任感覚の欠如を感じる。

その首相が、国連気候変動サミットの演説で、
「Japan will aim to reduce its emission by 25% by 2020, if compared to the 1990 level,・・・」と大見得を切ったのである。即ち、温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比で25%削減すると明言したのである。



時の経団連会長も、それ程分かった人間ではなさそうで、あの宣言で、どれだけ、日本が苦しむことになるかを知らなかったようである。(やはり電気屋では駄目なのか)

その後「普天間問題」の経緯を見るにつけ、ますます暗雲が、たれ込めてくる気がした。「普天間問題」では、オバマ大統領に「Trust me!」と大見得を切って、結局は、あなたの言いなりになりますという意味だったのかと思うほど結果に終わり、日本国民に対しては「海兵隊が抑止力として、必要だということは、勉強すればするほど分かってきまして・・・」と全く児戯に近い答弁をしている。

それでも、私は一生懸命やったのだと、子供が親に褒めて貰いたいかの如き有様であり、何をか況やである。「あ-ぁ、このために親は、内緒で(?)、月1500万円もの子供手当を与えていたのかと情けなくなる」

2020年には、彼の姿は、表舞台にいないであろうから、言いたい放題で済むのだろうが、もし居たらどういう答えをしたのだろうか。

「I am sorry but I couid not understand to reduce CO2 by 25% is very difficult, even by 1%・・・」
てな事で、世界は許してくれないと思うのだが・・・。





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Last updated  2010.05.27 08:07:24
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