新生のらくろ君Aの館

新生のらくろ君Aの館

PR

×

Profile

のらくろ君A

のらくろ君A

Comments

GX革命の旗手久保田玉鋼最高峰@ Re:第4の革命(カーボンゼロ):GXの衝撃(07/24) ルパン三世のマモーの正体。それはプロテ…
マイコ3703 @ 思わず初コメしちゃいました(*^^*) 私もブログを書いているんですが内容が偏…
のらくろ君A @ Re[1]:海の大動脈活況(シンガポール)(06/08) やーやさん そう、アクリル画でしたね。 …
やーや@ Re:海の大動脈活況(シンガポール)(06/08)  私もお名前書き間違って、女流画科さん…
やーや@ Re:海の大動脈活況(シンガポール)(06/08) 素敵な「ひつじ達とお散歩」は ポスター…

Favorite Blog

のらくろ君 のらくろ君さん
八十艮の広場 八十艮7633さん
ようこそ ばあこ … ばあこ5577さん
こんにちわ♪ kalunguyeyeさん
何の日=つぼんち16 つぼんち16さん
2010.09.13
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
最近新聞紙上で、「生物多様性」について述べられることが多くなった。来月(10月)11日(月)~29日(金)の間、愛知県・名古屋市で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催されるからであろう。

COPとは(Conference of the Parties)の略であり、元々国際条約を結んだ国が集まる会議(締約国会議)という意味である。従って、COPの中には、「気候・地球温暖化」に関するものもあれば、この「生物多様性」に関するものもある。そして、「生物多様性」は地球上の多様な生き物や生息環境を守り、その恵みを将来にわたって利用するために国際的に協調していこうというものである。

この地球上には、科学的に明らかにされている生物種が約175万種、未知のものも含めると3,000万種から1億種いるとも言われる生物が暮らしている。そして最適推定数としては、1000万種だというのだ。これを「種の多様性」と呼んでいるが、それ程までいるのかという感じがする。これは、小さな寄生虫や植物も含む広範囲な生物を指しているのである。

この種は1億5000万年前から、急激に増加している。そして5-6000万年前にそれまでにもあった5大大量絶滅期の1つが訪れている。この辺りに氷河期が来たのかも知れない。

生物が誕生して30億年、その間に、単純な生物は、様々な環境(乾燥、温度、病気・・・)に対応してそれぞれ適応し、進化してきた。従って、この生物多様性とは、進化の結果として多様な生物が存在しているというだけではなく、生命の進化や絶滅という時間軸上の変化も含む概念だという。

来るべきCOP10において、気候変動の経済学として、イギリスのニコラス・スタンレー氏が温暖化に対策の経済的な意義を立証したのに倣って、ドイツの銀行幹部を歴任したパバン・スクデフ氏が生態系と生物多様性の経済学を提唱した。絶滅種がどれくらいあってといった感情論に訴えてきた之までの生態系保護を経済的な面から合理的に見ようといった試みである。

私などは、アメーバーのような、現生種に近い物が如何に減ろうとも気にもしないのだが、こういったバクテリアなどの存在も、それが存在するから、生態系が保てるといった、通常では目に触れないようなことがあり、お互いに良好な関係を築いているのだそうだ。

スクデフ氏の試算では、森林の伐採による新鮮な水の提供阻害や炭素貯留の減少、医薬品の原料になる遺伝資源などの減少などで、年間2兆から4兆5000億ドルという経済損失が続いているのだと警告している。

例として、熱帯雨林の平均1haは6120ドルの価値があるのだという。その内訳は、食料、遺伝資源、気候調節、水流調節等々の合計だ。また珊瑚礁は魚の生息、装飾品、観光資源等々で、11億5704ドルの経済価値に匹敵するという試算だ。



これを逆に見て、世界中で自然保護を推進し、年間450億ドルを投資すれば、飲料水を得たり、災害の防止などで、5兆ドルもの価値を得られるというものだ。

従って、自然保護を推進し、森林伐採を思いとどまろうという提案であるが、ここに内在する問題があると思う。それは、例えばエビの養殖で得られる価値はごく限られた開発者に入るものである一方、マングローブを保全することから得られる価値は、エビの養殖場を開拓する人間にとって、目に見えた形の利益にならず、何の価値もないのと同じだと考えてしまうことだ。

ブラジルのアマゾン地域では今流行の地球温暖化の元凶とされる炭素の貯留にとっては60億~120億ドルの経済価値があるというのだ。これに新鮮な水を得られると言うことを含めると膨大な価値を持つものであり、これを開拓して得られる小さな経済価値など吹っ飛ぶというのである。

こういった風に皆が考えることが出来るのであれば、素晴らしいことだと思う。ただ、スクデフ氏が言うように、誰もが自然はただであると思っていることが問題である。
空気(酸素)がなければ人間は生きられないのだが、一々呼吸をする度に空気のありがたさを感じている人はいないのと同じように、自然は、自然として利益をもたらしているとはなかなか考えにくいと言うことではないだろうか。

今回、生物多様性版スターレンレビューとして出された経済試算の根拠が当然問題になるであろうが、こういった視覚化できる指標を導入することにより、今までは、感情論的に論じていたことが、より分かりやすくなるのではないだろうか。

人為的な開発に依らなくても、アフリカのサハラ砂漠や、世界中の砂漠は、どんどんとその面積を広げている。ドバイには、立派なゴルフ場が少なくとも2つはある。このメインテナンスに掛かる費用は相当なものであろう。まわりが砂漠であり、開発された都市もアスファルトで固めてある上、気温が40℃を超えることはざらであるからだ。ここにゴルフ場を造ってプレーする人からのプレー費だけでメインテナンス費用が捻出されているとはとても思えないのである。

生物多様性の別の意味に、絶滅種を救おうというものがある。密猟や乱獲で、個体種を減らすと言うことは、人間のエゴであり、阻止する必要があるが、意図的にかそうでないかを問わず、別の個所で繁殖した種を導入することによって、その土地固有の種が脅かされ、やがて絶滅に追いやられると言うことは、好むと好まざるとに拘わらずある程度やむを得ないことなのかも知れない。
それも含めて進化といってしまえば、それまでなのだから。

日本における絶滅危惧種の動物は、哺乳類48種、鳥類90種、魚類76種、両生類14種、爬虫類18種、昆虫類139種貝類251種、甲殻類等25種、クモ類・多足類等8種であるとされ、植物では1665種、藻類、地衣類、菌類で329種あるという。

日本の国鳥のトキは、やっと絶滅を免れるかも知れない光が見えてきたようだ。


ニホンオオカミや、ニホンカモシカなども絶滅種であるし、コウノトリもそうである。かくいう我々の祖先である人類のクロマニョン人やネアンデルタール人なども絶滅して、今日の我々(現生人)が居るわけだから、ある程度の淘汰はやむを得ないと言うしかないのかも知れない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.09.13 22:56:27
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: