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2010.10.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
東京に在住の高校同期会に出席するために、昨日東京に出てきて、昨夜は、旧職場の先輩方と楽しい一時を過ごせた事は昨日書いた。

今日は高校の同期会である。元々、大阪の高校であるため、大阪での同期会がメインであるのが、東京でも同期会をやると言うことになっているらしい。私も、しばらく東京在住であったので、幹事をやってくれている友人から何度か誘いを受けていたが、体調の悪い事や、あまり楽しい毎日を送っていない事もあって、人の楽しい姿を見るのは嫌だとばかり、断り続けてきた。

この機に大阪に越してきて、連れ合いと暮らすようになって、何か憑きものが降りたように、やたらと交際範囲が拡大した。学生時代を終え、大阪を発って職場に赴任してから、玉野、千葉、東京を転々として、再び大阪に帰って、現在2度目の大阪在住は4年になるが、この4年間で今まで没交渉だった長い期間を完全に取り戻して、おつりが来るようになった。

後先になるが、昨日は、久しぶりに伊丹空港から飛行機で羽田に着いた。伊丹は相変わらずの雑踏空港であるが、羽田は、この度第4滑走路の新設なって、国際線が充実し、アジアのハブ空港になるのだという勢いである。しかし、国内線を利用する限りは、旧態然としていて、あまり、変化が見られない。

国際線拡充のために江戸町通りなど趣向を凝らしたとニュースに有るが、それを見学するのは、わざわざ巡回バスに乗らなければならないし、現在は出来たばかりなので、見物客で結構混んでいると言うことを聞き、新空港視察は断念した。

宿泊も往復航空券付格安パックを利用したので、そんなに豪勢なホテルではない。羽田は、昔よく使った空港で、羽田へは、モノレールという固定観念があったが、京浜急行でももちろん行ける。ところが、この京浜急行で、宿舎の大井町に行くのに、品川で乗り換えというのを、車内放送が聞こえず、そのまま乗っていき、北品川まで乗り越してしまうというハプニングがあった。

如何に東京で生活していても、よく路線が変わるようなところは、特に注意しないといけない。大井町も昔に比べると相当に開けている。その大井町で、泊まり、翌朝早くホテルを出て、東京に向かった。先ずブリジストン美術館に向かったが、残念なことにちょうど休館日であった。その時、連れ合いの友人から電話が入り、早く着いたのなら三菱第一美術館で、「藤田嗣治」をやっているからと言われ、八重洲側から丸の内側へとわざわざ入場券を買って、駅構内を横切り、少し歩いて、美術館に着いた。

連れ合いにとって、藤田嗣治は好きな画家だと勢い込んで入ったが、どのブースも、それらしいものはない。以前「マネとモダンパリ展」を展示していた時は、なかなかのものだと思ったが、今回は、どうやら勘違いであったようだ。「岸田劉生」の童女像(麗子花持てる)を藤田と勘違いしていたようだ。

日本の洋画家にはあまり興味がないところへ、藤田の作品がないということで、他の西洋美術数点に良い作品があったが、鑑賞する気にもならず、そのまま出てしまった。ルノワールの「パリスの審判」、シャガールの「サーカスの光景」なども殆ど素通りしてしまった。



慌てて入ったのは、こちらの迂闊であったわけだが、何ともやりきれない気持ちであった。
早めに出て、東京駅からバスに乗り、晴海埠頭へと向かった。行き先の会場は、東京マリナーズホテルで、この辺りは、東京湾を埋め立てたところで、何とも寂しい感じがするのは昔も変わらない。

13時からの開始に我々は、12時前には着いていた。三々五々集まって、いくつかのテーブルを囲んでの同窓会となった。私の場合は、今回の出席が始めてである。集まったのは全部で24名、過去の出席者名簿を見せて貰ったが、今までで最高に参加人数が多いようだ。大阪からは我々を含め8名程度の出席である。

会員というか、該当するものは約60名であり、良く集まった方だと思う。幹事の友人が、たゆまない努力を結集してくれた故になしえたことだと感謝する。

幹事の司会で、指名された人が、近況を述べるやり方で会は進んだ。最初に指名されたのは、之まで、大阪といわず、全体の同窓会開催で、多大な奮闘をしてくれた友人だが、ある時、心因性であろうか、耳が急に聞こえなくなり、今現在も補聴器を使ってもなかなか聞こえないと言うことだそうだ。

急に聞こえなくなったので、手話を覚えるのも並大抵ではないらしい。車座になって話している時でも、耳を傾けてはいるが、殆どが聞き取り辛いらしく、隣の友人が筆談で教えていた。

歳を取ると、いろいろなところに不具合が生じてくるのはある程度仕方がないことかも知れない。そこに心因性のものが加わると、結果は随分とやっかいである。

2番目に私が紹介されたが、それは永年に亘って、出席を拒んできたせいかも知れない。この度は、連れ合いと再度出会うことになり、心も落ち着き、極めて幸せな気分である旨話をさせて貰った。

最初の友人が難聴というか、聴覚を失ったことを受けて、私も何度か訪れた「黒い犬」(チャーチルが自分の鬱病をこう呼んだという)のことに触れ、人知の及ばないことは、世の中に沢山あるわけで、老いるということは、それらと何らかの形で関係し、打ち勝ったり、負けたりするのが人の一生なのかも知れないと思った。

その後を継いで、3番目に連れ合いも指名を受けて我々2人のことを補足するようにスピーチをした。

その後に立って感想を述べた友人は、我々のことを励ましてくれて、感動的であるといってくれた。


一人は、ビタミンCの宣伝を、時々メールで送付してくれる。化学に進んだだけでなく、そんなことにはまっているというか、如何に長生きするかなどについて語る。

もう一人、化学専攻の友人は、ノーベル賞受賞の「クロスカップリング」について熱く語っていて、先のビタミンCの友人と専門的な話を交わしていた。

その君は、前立腺癌を患い、手術して、切除したと言うことだが、女性には子宮癌や、乳ガン、男性には前立腺癌が、注意を要するなどと話していた。PSAの値を常に注意しなければならないと、その時初めて聞くPSA値というものが何であるのか、今まで知らなかった。進行すると、 排尿困難等の症状を生じリンパ節や骨、実質臓器に転移するというからやっかいである。

帰って調べてみると、PSAとは前立腺特異抗原といい、前立腺からの分泌物に含まれている生体物質である、ということらしい。

人それぞれ、進化の途上に於いて、DANの中にそう言った抗原体を持っていたり、又違う悩みを持っているなど、百人百様である。それに抗っても仕方がないことであるが、早期にこれらを発見することで、あたら永らえる命を途中で中断する必要もないと感じた。



ともあれ、最初の顔見せに対して、皆快く受け入れてくれたので安心した。同窓会は、大学よりも高校の方が、何かとバラエティーに富んで、面白いという印象を受けた。





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Last updated  2010.10.27 03:10:58
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