新生のらくろ君Aの館

新生のらくろ君Aの館

PR

×

Profile

のらくろ君A

のらくろ君A

Comments

GX革命の旗手久保田玉鋼最高峰@ Re:第4の革命(カーボンゼロ):GXの衝撃(07/24) ルパン三世のマモーの正体。それはプロテ…
マイコ3703 @ 思わず初コメしちゃいました(*^^*) 私もブログを書いているんですが内容が偏…
のらくろ君A @ Re[1]:海の大動脈活況(シンガポール)(06/08) やーやさん そう、アクリル画でしたね。 …
やーや@ Re:海の大動脈活況(シンガポール)(06/08)  私もお名前書き間違って、女流画科さん…
やーや@ Re:海の大動脈活況(シンガポール)(06/08) 素敵な「ひつじ達とお散歩」は ポスター…

Favorite Blog

のらくろ君 のらくろ君さん
八十艮の広場 八十艮7633さん
ようこそ ばあこ … ばあこ5577さん
こんにちわ♪ kalunguyeyeさん
何の日=つぼんち16 つぼんち16さん
2012.07.24
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


オスプレイ問題の経緯の中に、日本の追従外交が凝縮されているようで、何となくじれったい。

オスプレイを解説で紹介していたのは、7月のことだった。それには、オスプレイとは、「空中で静止した状態から水中の魚を急降下して襲う猛きん類ミサゴの英名にちなんでいる」とあり、垂直離着陸が可能な機であるという。そしてそれが、米軍の最新型輸送機であり、かつ開発段階から墜落事故が相次ぎ、30人以上が死亡していると言ういわく付きの機種であると言うことだ。

その事を以て「未亡人製造機」と呼ばれているのだそうだ。日本で、最初にオスプレイの名前を知ったのは、今年4月11日の、「モロッコで墜落 普天間に12年配備予定」と言うのであった。その後、6月13日のフロリダ州で訓練中に墜落したという記事である。その後も、7月9日に機体のトラブルを起こし、米南部ノースカロライナ州のウィルミントン国際空港に緊急着陸していたというのだ。

その裏側にどれ程の問題を抱えているかと言うことは、計り知れないが、鋭意設計製造した、実戦機と言うだけに、労働災害に於ける「ハインリッヒの法則」を想起した。「1:29:300の法則」とも呼ばれるこの法則によれば、「1件の重大災害(死亡・重傷)が発生する背景に、29件の軽傷事故と300件のヒヤリ・ハットがある。」と言うものだ。

ここで2軒の重大事故(死傷事故)が起こっていると言うことから、不時着を含めた58件の軽傷事故と600件のヒヤリハットが存在していたことが覗える。民間企業であれば、徹底的に調査し、実用機種としては採用されないものであろうが、アメリカの国策機であり、その仕様は、旧型のCH46に比べ最高速度は約520km/hと約2倍、航続距離は約3900kmと約5.6倍、搭載量は約9100kgと約4倍、給油なしの行動半径は約600kmと約4倍(空中給油可能になり、更に1100kmと伸びる)等々とされ、それだけを見れば垂涎の機である。

従って、オスプレイを開発した側では、少々の機体の不具合など言っておられるかというところだろう。1度出したものは引っ込められないという妙な心理も働いているのだろう。従って、彼らはこのトラブルを全て、操縦者の訓練不足や、未熟さに起因しているとかわしている。(これをも含めてフェイルセーフとはなっていない)本当はどう思っているかは分からないが、アメリカの、パネッタ国防長官も日本側に安全性を保証している。(本気かな?)

アメリカとしては、事故、事故と言うけれど、アメリカ海兵隊に於ける全体の事故率2.45に比べて、オスプレイ10万時間当たりの事故率は、現在使用のCH46の事故率1.14をほんの少し上回る1.93であり、大丈夫という言い訳だ。変な理屈である。

ここで、それなら、熟練パイロットが操縦する、オスプレイに大統領が数日乗るとか、パネッタ長官が乗るとか言ったパフォーマンスを行えば良いではないかと思う。ちょうど安全だと言ってカイワレ大根を頬張った菅元首相のように。でもお忙しい彼らは、そんなことはせず、「俺(アメリカ)が言うから間違いないのだ。黄色人種は黙って受け入れろ」と、既にこの関係は、我が国が、ペルー来航時に日米和親条約を結んだ、内容と何ら変わっていないのである。



コメンテーター時代の森本は、歯切れは良かったが、防衛大臣になって何となく口ごもるのは、未だに、実質的に日米和親条約下にあると言うことからかも知れない。

アメリカ側としては、「装備変更は日米安全保障条約上の権利」と称しているが、これは、東電の「電気代値上げは、東電の権利」とした、西沢社長の言と相通じる。したがってオスプレイは安全としたアメリカボーイング社の社長の言を掲載するのは、設計製造した張本人の言であり、彼らの手前味噌でしか無く、意味がない。

消費税だけには不退転の野田総理も、「アメリカにどうこう云えるような話ではない」と諦観である。

ほんの少し技術的な考察として、本機の事故の殆どは、離着陸モード(普通のヘリコプター)から固定翼モード(普通の飛行機状態)のトランジッション段階である、転換モード時に起きている。この点に絞って、揚力の関係を追求しないで、何が安全なのかと言うことだろう。

金属制の物体が揚力を得て空中を浮遊するのはひとえに翼断面を通過するときの圧力差(揚力)である。このオスプレイは一般にVTOL(垂直昇降機)と航空機の両方を兼ね備えている。揚力と、推進力を切り替えるときの翼断面周りの流体力学的な空気の流れがどのようになっているかを、真面目に考えていれば、追い風時に離陸モードから固定翼モードに切り替えることの危険さを知るべきである。

何故大きな、飛行場に滑走路が直線と交差して斜めに設置されているかを考えたとき、風上に向けて離陸したり、着陸したりするという基本的な流体力学的観点から操縦が行われているという基本的な状態をキープしているということを肝に銘じなければいけない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.07.29 05:58:25 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: