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2012.08.21
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このサマースペシャルは前半を8月6日~9日(之は既に書いた)、後半は8月20日と21日の2日で、都合6日間というものだ。この間に宿題をやってしまおうというもので、その学習補助をするという内容である。
私などは、中学時代の夏休みの宿題と言えば、夏休みの残り1週間ほどを近所の友人宅で缶詰でやったことを思い出す。友人のお母さんは優しく、いつも、お茶やお菓子などを出してくれたこともよく覚えている。

サマースペシャルは、友人宅が学校になったと言うことである。
昨日(20日)は、図書室での学習となったが、この図書室のエアコン(冷房)の劣悪さは何なのだろう。冷えるというのは名ばかりで、おそらく電気代は、節電とは裏腹に極めて高く付いているであろう(昔のだから)し、かつ冷えないと来ているから、一挙両損である。

昔使いもしない箱物を営々と築き、お金をどぶに捨てていたが、何故こういった、将来の金の卵を製造するところ(学校)に力を入れないのか、全く理解に苦しむ。私などは暑がりだからなお一層力が入らないが、生徒達も然りであろう。スポ根的に育てる名残がこう云ったところにも垣間見える。

2日目の21日はコミュニティールームとやらで、ここは満足いく冷房であった。
それはさておき、集まってくる生徒は、様々であるが、こういった学習会に顔を出そうと思う子は、それなりに救えるものを持っていると云っても良いかもしれない。前半に、勉強しないなら帰れといった生徒は、後半には顔を見せていなかったのが、少し気になった。

集まった生徒は、20日は男7名、女9名と言ったところだ。一人で黙々とやる子、友達と適当にしゃべりながらやる子と様々だが、一応やる気はあるようだ。之を応援するボランティアは、7人程度である。


特筆すべき事に、英語の絵日記があった。ほとんどの生徒はまだ、書いていないようだが、1人の女生徒は、ちゃんと書いていた。そして、その絵が何とも可愛いのだ。内容も、英語で書かれていて、なかなかのものだと感じた。「あ、この子は立派だな」と思った。内容にどこかの屋台でフランクフルトを囓っている絵が書いてあり、説明に「I ate Frankfurt」とあったので、少しおかしいとコメントした。

日本語ではフランクフルトを食べたと云えば、フランクフルトソーセージに決まっているが、このまま書くとフランクフルト市を飲み込んだように感じられるので、「Frankfurt sausage」といった方が良いねと教えた。もしくは「I ate frankfurter」が正しい。

もう1つに、短歌を3首、書くという宿題があったようだ。隣の子は、「3くび」だと云ったが本当だろうか。件の出来る子は既に作ったという。他の仲間の女生徒はまだだと云っていた。まだの子は、「ねぇ、先生、短歌いうて!何でも良いから。」とせがんだわけがやっとわかった。

「心に浮かんだことを、『5-7-5-7-7』で言葉にすれば良いんだよ。」と口では言うが、なかなかのようだ。
そして、出来ている女生徒の短歌を見せて貰うことになったが、何とそこには、俳句が書かれているではないか。「5-7-5」なのである。「残念、これは短歌ではなくて、俳句だよ」と言うと「え!」と仰天された。
良くできる子も、俳句と短歌の違いがわかっていないのは、こちらも少々ショックだったが、今の世の中、数学や英語と言った学科には脚光を浴びせるが、こう云ったところには注力しないらしい。

ともあれ、短歌についてのミニ講義をして、我が、島本は百人一首(=短歌)の故郷(本当かどうかは知らないが)と言われているんだよ、といいながら、JR島本駅前には和歌の碑が立っているでしょうと聞いても知らないという。その片方の1首、藤原定家の「こぬ人をまつほの浦の夕なぎに 焼くやもしほの身もこがれつつ」を口ずさんで、「之が短歌だよ」と言うも、反応が今ひとつだった。

その意味するところを説くにはまだまだ子供である。

そして今日が最終日。追い込みになったのか参加した生徒は24名で、各々手持ちの宿題に打ち込んでいる。分からないからといって、積極的に質問する子はあまりいないようだ。そこで、少し積極的に「さっきの問題分かったの?」と数学の連立方程式について尋ねると、分からないという。ではと、その問題を再度説き聞かせると、頷いていたので、分かったのかなと思った。

積極的にこちらから問いかけないと、分からない問題はついつい先送りになってしまうようだ。こう云ったところは、政治の世界も同じようだなと苦笑する。

最後にボランティアの皆さんが集まったところでの話では、1/10と言う概念が分かっていない生徒もいるとのことだ。羊羹に例えて話をすると納得したと云うが、1/10を10倍すると1になることが分からないとか、0.1×10=1になることが理解できないとは、全くどう云ったことを学んできたのだろうか。






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Last updated  2012.08.23 20:20:25 コメントを書く


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