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2012.11.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
NHK講座の2回目である。

今日は高校同期のゴルフコンペのある日だが、NHKの講座とバッティングしたため、ゴルフの方を不参加とした。ゴルフコンペは最初の日から今日に変更したので重なったというわけだ。

早めに出かけて、iPhone5の予約をした。発売以来1ヶ月も経っているのにもったいを付けて在庫は無く予約して1~2週間掛かるという。こう云ったところも日本らしいと思った。水無瀬のショップは商品に対する理解不足であり、梅田のヨドバシカメラは殺人的な混みようなので、京都で注文することにしたわけだ。新しい通信方式であるLTE(ロング・ターム・エボリューション)の早さはどうかとの好奇心もあった。さらに高速な第4世代の方式も2015年頃には発売されるとの予測もあり、進歩には目を見張る。

注文を終えたが思いの外早く済んだので、時間潰しにと書店に入った、この頃から何故か開始は13:30(実際は13:00)と思いこんでしまったために講座の教室に着いた時には20分経過していた。近頃こういったボーンヘッドが時々ある。

今回の講座は、壮そうの大阪国際大学の鷲田睦朗講師であった。受講していたのは男性が4人と女性が6人である。

「同盟市戦争、都市国家から都市ネットワーク国家への転換点」と副題された今日の講義は、都市国家ローマと近隣都市国家間の内戦とも言うべき同盟市戦争を中心にローマ帝国への道を語ったものである。

同盟市戦争とは、紀元前91年末に、都市国家ローマと同盟を結んでいたイタリア各地の都市国家や部族が、ローマ市民権を求めローマに対し蜂起した戦争のことである。残念なことに導入部の講義は終了していたので、その部分を理解するのは、資料のキーワードしか無い。
ローマ帝国の版図と言えば最大時を思い浮かべるが、発祥の時点では、現在のローマを含むラテン市(区域)のみに留まり、周辺のイタリア同盟市などとローマ連邦を形成していた。

このローマ連邦は緩やかな繋がりで、ローマの方針として「分けよ、そして支配せよ」と各同盟市毎の自治に委ねられていたようである。当初はローマ市民権の価値は低かったようで、各同盟都市の市民権と併存していたようである。このようにローマ市民になることは納税と従軍が科せられるために、たいしたメリットはなかったと言うことだ。



そのような経緯で、隣接都市国家フレゲッラエ市がローマ市民権を得るために反乱を起こし鎮圧される事態に発展した。こういった同盟市戦争以前にも、ヌミディア(現在のアルジェリア)とのユグルタ戦争、ユトランド半島に興ったゲルマン人である、キンブリ族やテウトニ族などによる、ローマ侵攻によって起きたキンブリ・テウトニ戦争等があった。これら戦争に於いて、国家による武具支給や志願兵に対する給与の支払いが行われ、そして戦争による戦利品の分配などで次第にローマはその存在価値を高め近隣同盟市を収合していった。

この同盟市戦争は、対外戦争という性質ではなく、12同盟都市、8部族間で行われた、独立国家イタリアの創設を主張した内戦のようなものであった。ローマは大概、緒戦では守勢に立ったが、最終的には勝利を収めている。勝利後のローマの施策は反乱を起こしていない同盟市に対してと同様、降伏した同盟市に対してもローマ市民権を与えたために、急速に反乱は収束に向かいローマと各同盟市との一体化が促進され、イタリアのローマ化が本格化したのである。

ただし、ローマは領域国家ではなく、各市を繋ぐような形のネットワーク国家へと変容していったのである。正にローマは1日にして成らずの感がある。

20分の遅延は理解を難しくしたかも知れない。しかし、初期にキンブリ・テウトニ戦争でゲルマン人(キンブリ族やテウトニ族ら)がローマに接触していたという点など初めて知る事も多く、大変勉強になったが、最後に質問で「何故に戦争(内戦)を引き起こしたのか」という質問には明確に回答が得られなかった。

今日も講座修了後、連れ合いと待ち合わせて、京都の町を散策し、夕食を食べて帰宅した。





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Last updated  2012.11.13 06:08:07
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