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2012.12.16
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その委員会の創設30周年記念式典が行われ、参席させてもらった。事前準備は、委員会のメンバーで綿密に行われてきたようだが、私はそれには携わっていなかったので、苦労多きを知らない。しかし、前回の住民委員会で配られた準備と当日の進行表にはその苦労がにじみ出るほど綿密に行われてきたことを物語っていた。

当日は手話での進行の紹介を予定していたようだが、折悪しく衆院選挙当日であったために手話者の都合が付かなかったようだ。しかし、大画面のモニターには、逐次発表される内容が、テロップとして流され、十分にその代替として機能していたようだ。
こういったITを駆使した面も、素晴らしいものだと感心した。住民委員の中には、IT関連に強い人も多数おられるようである。

あの準備があって初めてこの式典があるのだと、いたく感心した。
式典のサブタイトルは、「みんなで描く未来の島本、町力アップで次代に繋ごう」である。残念ながら、240名程度入る会場は空席があったが、それでも140名程度は入っていたようだ。(主催者発表では200名と言いたいところだろう)

委員長の挨拶に始まり、来賓の町長挨拶や初代住民委員会委員長の挨拶などが続き来賓(多くは町議員)の紹介も行われた。事務局長からは住民委員会の存在意義や過去30年間町長に対して幾多の提言が行われてきた経緯と現在の活動の報告・課題そして将来に亘っての展望などの紹介があった。

教育関係では、特に最近は、他所から近隣の高槻市を含めて有名進学校が次々と島本町周辺に進出する(黒船来襲に例えていた)との紹介も行われていた。島本町では、町との相互支援で、「ゆめ本部」を立ち上げ、教育に関するサポートを実施しているという点も紹介された。

私もその「ゆめ本部」に関わるボランティアの一員として中学校や、小学校で、教育ボランティアの末端に属させていただいている。



昔は、横町のおじさんやおばさんが、悪戯坊主に小言を言ったりして町の平衡を保っていたように聞くが、今日ではそう言った機会は皆無であり、期待できないわけであるから、学習ボランティアの人たちが昔の近所のおじさんおばさんに代わることが出来ないかと思うのである。

式典の催しとして、小学校から高校に至るまでの児童・生徒から提出された合計54名の文章の中からより選られた、島本町に関する作文の紹介とその表彰が行われた。冒頭に発表された、小学校の部の最優秀作品である小学6年生の作文は、小学校の児童とは思えないほどよくできたもので、この町が後鳥羽上皇の行幸や、大楠公の決別、さらには山崎の合戦などとの縁がありそう言った紹介も交えた、素晴らしい内容であった。

中学生や高校生もそれぞれの立場で、郷土、島本町への愛着を作文に綴っていて、それらの発表に対して、住民委員会から表彰状が贈られた。発表する児童生徒はなぜか女性ばかりであったのは少し残念だった。

私も百人一首に思い入れがあるので、この町は好きで良く理解できたが、改めて作文に披露されるこの地の事を聞くとその素晴らしさが十分に伝わってきた。この地を知らない人が聞いても水無瀬神宮やそこに湧き出る名水が町の誇りであることが良くにじみ出ていて十分に町の宣伝になる内容の濃いものだった。

そう言えば、東京から来た知人が、「島本町」というからどれほどの田舎(三島郡という市政外である故)かと思ったが、牧歌的な中に、近代性を持った利便性の良い町だと感心していたことを思い出す。

島本高校からは、ブラスバンド部が賛助演奏を行って日頃の研鑽を披露してくれた。
Joy To The Brass Rockや宮崎アニメの主題歌、ウエスト・サイド・ストーリーのメドレーといった多彩な内容を20分に短縮しての内容の豊かなものだった。

式典の最後は、島本高校の校長による講演であった。
そのテーマは「生徒の夢が実現できる学校を目指して」である。私は、住民委員会の教育部会で現在の教育上の問題点を如何に改善するかという問題意識を持っているがその点で、非常に興味があったので、この話の内容は特に有意義であった。

島本高校は赴任時に半数が茶髪、金髪の生徒だったようだが、地に着いた更生計画や率先垂範し、且つ地道な議論を重ねて、その撲滅作戦を展開して、今ではその姿が見えないまでになったと言った事や登校遅刻、授業中抜けなどの改善策など生徒指導の話や、出口(自らの将来を設定した)を明らかにした、目的意識を持った生徒育成へのカリキュラム、そして、授業に付いてこられない生徒に対する、同校の教員による徹底した補修・講習など、有効な施策を展開して、多くの生徒を四年生大学に輩出するまでにして、今や、国立大学へも生徒を送り込むことが出来たとの話である。

開かれた学校作りとのテーマで、地域との連携を密に保っておられるようで、そう言った意味でもこの島本町に於ける、地域住民委員会の存在意義もあるようで、学校現場との密な交流活動がますます円熟して行けばいいと感じた。







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Last updated  2012.12.18 05:20:44 コメントを書く


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