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2018.02.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは高浜堤から上牧堤までで、上牧駅を経由して帰宅した。
孫の野球の試合があり、弟の方は、2試合、兄の方は1試合と、先々週雨で延期した分が行われた。兄は、小学校最後の試合で、先頭バッターでランニングホームランを打つなど大活躍で有終の美を飾ったが、弟の方は冴えなかった。弟は帰って泣いたとのことだが、それも又凄いことだと思った。学年進級して、この4月からの働きが見物だ。

来阪中の姫夫婦は昼過ぎ湘南へ帰って行った。

***

希少金属コバルトの事が書かれていた。レアメタルで、リチウムイオン2次電池の正極材に不可欠とされ、携帯電話など小型デジタル機器に使われている。この所、電気自動車(EV)にも使われることから供給不足が懸念され、特に注目を集めている。

スマートフォンやタブレットなどに多く用いられている、アップル社は、長期的に安定して調達するべく、採掘会社と直接交渉をしている事が分かったという。之までは電池製造会社に任せていたが、自前の調達にむけて戦略転換したようだ。
というのが、自動車業界で急激に進むEV対応だ。EVもリチウムイオン電池を使っていて、量産に向けて、大量のコバルトが必要になるからだ。

既に自動車会社(BMWやVW)では安定調達に向けて採掘会社と協議しているし、米テスラも同様の動きが見られる。

世界のコバルト供給の半分以上がリチウムイオン電池をはじめとする2次電池向けで、リチウムイオン電池向けのコバルト需要量は2016年の4万5900トンから2021年には7万5000トンまで増加すると試算されている。



この急激な需要傾向に、コバルトの価格は2015年の3倍以上の高値(トン当たりに換算すると240万円が940万円にもなっている)で取引されている。ここで、アップルが争奪戦に加われば、価格はさらに跳ね上がる可能性がある。

世界のコバルトの半分から3分の2以上は、資源争奪戦による内戦で600万人もの命が奪われてきたコンゴ民主共和国が供給している。生産国は他にも中国やカナダといった国があるものの、他の生産国のシェアは1割未満と少ない。

コンゴ民主共和国は政治不安による人道危機問題があり、さらには、採掘のために児童までもが、鉱山で採掘作業に強制的に従事させられている事実だ。
子供が鉱山で働くこと自体問題だが、安全にも注意が払われていない(素手で取り扱う)上、たった1日1~2ドルという薄給で、1日12時間も働かされているのが現状なのだ。

また、コバルト爆弾という言葉でも知られるようにコバルトは放射性物質を放出する危険な物質で、SF映画では、地球を破滅させるとすら表現されている物質でもあるのだ。さらに、コバルトには毒性があり、呼吸器や心筋の障害を引き起こす物質も含まれるのだ。

2014年時点でもこう言った鉱山で働かされている子供は約4万人に上るとのことであった。需要が高まり続けると、こう言った不幸な子供達が確実に増加することは明らかなのだ。

アップルは2017年に約2億1600万台のiPhoneと、約4400万台のiPadを販売した。こう言った先端技術の影には、想像も出来ない現実があるのだ。加えて、EVが量産されるようになると、益々コバルトが必要になってくると云うわけだ。

このEVに注力しているのは、中国だ。この中国が参入するとなると、需要は格段に増加するだろう。安全への配慮はなおさら置いてきぼりになるだろう。

スマホやEV向け電池に加えて、コバルトは航空機のエンジンに使うスーパーアロイ(耐熱用超合金)向けにも引き合いがあるそうだ。このスーパーアロイ向けの需要も、2016年から2020年にかけて3割ほど伸びる見込みだとのことだ。

コンゴの鉱山事情もさることながら、2040年までに新車販売の約5割がEVに置き換わるといった見通しであれば、コバルトの需要が増え、そう云った思惑自体成り立たないことになる。

「コバルト不足」が解決できるかどうかも問題だ。イギリスの調査では、100年分の需要を賄えるだけのコバルトが地中に眠っているという。しかし、その多くは現在の市況と技術では採算が合わず採掘不能だが、市況が上昇し、採掘技術が進歩すれば、取り出せるコバルトの量は増える。



【古今和歌集】

367.かぎりなき雲ゐのよそにわかるとも 人を心におくらさむやは (よみ人知らず)

はてしない雲の、そのまた遠くに別れても、心の中ではあなたを遠い場所に置き去りにするものか

(雲ゐ ・・・ 雲の遠く)





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Last updated  2018.02.27 10:00:31
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