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2018.03.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは第2中学から若山神社口を経て、島本駅を通り帰宅した。
孫のスパイクシューズを買うために京都のアルペンに行った。子供のスパイクシューズと侮るなかれ、黒光りする立派なシューズだった。孫は大喜びだ。

***

日経の連載コラムに「長生きと・○○」というのが5日間に亘って掲載されていた。(○○は各回のテーマ)
初回は、成長についてだ。人生100年時代が来たと喧伝されるが、2017年に90歳以上の年寄りが200万人を超えたと云う事で、100歳以上の人も、之までの最多の6万7千人も居るという。

現在私の年齢は73歳だから、17年、いや27年も残余期間があるとは、現実的には考えにくいが、かといって絵空事でも無い。問題は単に長生きするのではなく、健康に生きるかと云う事だ。私も5年前の人間ドックで、糖尿病の恐れを宣告されて以来、ウォーキングを続けているが、腰の痛みが始まって、目標歩数を、8000歩に縮小した。

万歩計を携帯しているが、最近では、スマートフォンで、管理をしてくれると言ったものまで出てきているようだ。中にはゴーグルを付けてVRで臨場感を以てエクササイズを行うことも出来るようだ。こう言ったツールを用いて、健康寿命を長くする試みも行われているようだが、長寿国日本は意外に健康への投資は少なく、アメリカの100分の1、欧州や中国の10分の1程度だという。国民皆保険にどっぷりと浸かるだけで無く、個人個人が健康への意識を持つことが肝要だ。

2回目は、医療についてだ。医療費がうなぎ登りで、2000年以降の15年で、8割増加し、近く10兆円に達するという。更に、難病から救うためには高額の薬が必要になる。薬の開発には莫大な費用が掛かる。この兼ね合いをどう処理するのかが大きな問題になりそうだ。

歳を取ると矢張り認知症が心配になる。7年後の2025年には認知症患者は700万人に達して、65歳以上の高齢者の5人に1人は該当することになると予想されている。現在の所、認知症を予防したり、罹患した後回復できるような薬は、無いようだ。しかし、認知症を治す薬の研究も途切れる事は無いだろう。製薬会社も開発にかかる費用の回収が期待できなければ、研究を続けるインセンティブには成らない。長生きするのもコストが掛かると云う事だ。



支える側の人が減り、貰う側の人が増え続けては、財政に破綻が生じるのは歴然だ。勢い支給年金額も減額される事態になる。そして最後は、就労期間(定年)を長くするという施策だ。そして、極めつけは年金の支給開始年齢を70歳まで引き上げようとの試みだ。

いずれにせよ全体的に見れば姑息な感じがしないわけでも無い。70歳まで働ける環境が先にあって、それを国民が選べるというものでは無く、年金の支給額が減じるので働く期間を延ばすという発想は本末転倒のような気がする。

4回目は、お金だ。生きていくためには、例え健康を維持できたとしてもお金が掛かる。75歳以上は霞を食ってでも生きられるというわけでは無いのだ。しかも只生きていると云うだけでは無意味で、「ゆとり」のある生活を送れなければならない。このためには毎月35万円程必要だとのことだ。

何と絵空事のような話で、俄に現実味が無くなる思いだ。一方で、老後の生活で不安を感じている世帯数は87%にも達するという。そこで、まさかの備えに、保険という道を採る人は多い、

トンチン保険というのがある。一言で言えば、死亡者の持分が生存者に移ることにより、生存者により多くの給付が与えられるといった保険様式で、原理は例えば10万人が10万円を投入した原資100億円を、10万人のうち最後に生き残った人が100億円を取るというものだ。これには、殺人が続出して、禁じられた経緯があるが、日本では又始められているという。

また、リバースモーゲージというやり方もある。自宅や宅地を担保に金を借りて、死後その土地を売却して返済に充てるというものだ。どれも何となくなじめないやり方のように思う。

長寿化故に起こる老々介護も避けては通れない。一旦介護で勤めを辞めたら、又職場に復帰することはなかなか大変と云うか、無理なケースが殆どだ。こう言ったやむを得ない離職者に対する支援制度を設けることも又必要になってくる。

長生きすることも又リスクを大きくする問題なのだ。

5回目は、学びだ。定年退職後を、無為に過ごすにはあまりに長期間が残されている。そこで、現在は、学び直しと云ったことも話題に上る。海外留学を志す人で、65歳以上の人は前年の1・8倍にもなったという。生き甲斐の無い生活は、寿命が長くなっても喜びが無い。

勢い、昼間から酒を飲むといった生活に陥る人も増えているという。(アルコール依存症)
最近では、少子化で廃校なった小学校などを、特別養護老人ホームに生まれ変わらせ、しかもそこの職員の3割近くに65歳以上の高齢者を充てるというところもある。人に感謝されることで生き甲斐を得るというものだ。こう言った方法だと、高齢者の収入にも繋がるので、社会との接点と収入という両面の意義が叶うというものだ。



【古今和歌集】

385.もろともになきてとゞめよ きりぎりす 秋のわかれはをしくやはあらぬ (藤原のかねもち)

我らといっしょに鳴いて留めてくれぬか、コオロギよ。秋との別れはお前にとっても惜しいことだろう

(もろともに ・・・ 一緒に、きりぎりす ・・・ コオロギ)





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Last updated  2018.03.19 11:48:52
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